〜ep.6-2の続きから〜
「彼氏・・・いません。そんなもの」
ジホとセヒは顔を見合わせたまま、ボンナムからの電話にジホは言った。その言葉を聞いてからセヒは立ち上がり・・・「行って参ります」とジホに一礼して家を出た。
「どうしてそんなこと聞くんですか?」と訊くジホに答えず、ボンナムは(犬の)ボンナムを見たから昨日の路地に11:30に来いとジホに強引に言う。そこに来ればボンナムがいると。もう自分とは関係ないことだし、バイト採用の連絡も来ないしとジホは思うが、また店から逃げ出して迷子になっている(犬の)ボンナムが心配になってしまう。
セヒは家を出てマンションの前でひとつため息。相変わらずの無表情だけど、さっきの電話がやはり気になってるっぽい。
会社に着くと、スタッフたちが何やら集まって騒いでいる。アプリの会員中、最高クラスの男性のプロフィールが出たのだ。それは・・・なんとボンナムだった!等級はダイヤモンドクラス。スコアは9.18。9点を超えた男性会員は初めてだ。マ代表も感嘆しながら、「最近はこういうのが女性にウケるんだ。モンモンミがあるじゃないか」ボミがすかさず無表情で訂正→「モンムンミ(???=犬っぽい可愛さがあること)です」クスクス笑うスタッフたち。マ代表が若ぶって(?)知ったかぶりで使ったら間違えてたんだね!おっさんにありがち(笑)
マ「(この会員は)何歳だ?」ボミ「24歳です」マ「俺より2歳下か・・・」←あなたは38歳でしょ!マ代表!!(笑)
結局ジホは路地に来てボンナムを探している。そこに人間のボンナムが後ろから不意に手をかけた。ものすごく驚くジホ。「ボンナムは?」「ついて来てください」素直に人間のボンナムについて行く。行った先は昨日のカフェ。ジホは面接に落ちたと思うから入れないと店の前でためらうと、ボンナムは大学も出たのにどうしてバイトに落ちるのか?オーナーも見る目がない、こんなに与しやすく簡単な人間はいないのに、とディスっているのか褒めているのか分からない。オーナーに理由を聞いてやるからと、これまた強引にジホを店の中に入れた。(ここでビシッと断れないジホの性格は確かに与しやすい相手でしょうね・・・)
店に入るとオーナーが「ボンナム、こいつ。死ぬほど忙しいのに、今来たのかよぉ〜」とお小言、というか泣きついてきた。ジホはボンナムの名前を聞いて、犬が店の中にいるかと思って目で探すがもちろんいない。新しいバイト(=ジホ)を連れてきたと言いながら店の制服のサロンを着けたボンナム。ジホはサロンの刺繍の「BOK NAM」を見てやっと目の前の男の子がボンナムだということに気付いた!(遅っ!)
「ふわふわの茶髪、ピンクの服・・・人間だったの?ボンナムが!?」口に手を当て絶句していると、ボンナムがオーナーに「この人を使わなきゃ、俺バイト辞めます」と宣言!そのおかげ?でジホはようやくなんとかYOLO カフェのバイトに採用となった。
「忙しくて連絡ができなかった」という見え透いたオーナーの言い訳を聞きながら、明日から出勤を約束したジホ。店の外ではボンナムがまたサボっている。ジホがボンナムに「なぜ私にこうしたんです?」と訊くと、ボンナムは悪びれた様子もなく、電話で呼び出したこと?自分がボンナムだと隠していたこと?バイトの口をきいたこと?と訊き返した。ジホが「全部」と言うと、オーナーがボンナムにすぐに配達に行ってくれと品物を渡した。ジホに理由を教えてやると言い、強引にヘルメットをかぶせてバイクの後ろに乗れと言うボンナム。丸め込むのが上手いのか、ジホが丸め込まれやすいのか・・・。「行ったら教えてあげる」「本当に?」「早く乗って、忙しいんだから」そして必殺イケメンスマイル(笑)
セヒの会社は皆でランチを食べてきたようだ。お喋りしながら皆でオフィスに帰る途中、カッコいい大型バイクがタンデムで走ってくる。「うわ〜(羨)」と男性スタッフが歓声。バイクはそのつい目と鼻の先に止まった。
ボミが「あ、セヒさんの奥さんだ」振り返ったセヒの視線の先に見えたのは、バイクを降りるボンナムとジホ。ヘルメットを取って乱れたジホの髪の毛をボンナムが触っている様子を見るセヒ。←の様子を見る社員一同。う〜ん、気まずい。
さらに髪を触ってこようとするボンナムをよけたジホ。「話してください」「どうしてかって・・・気に入ったから」目をまん丸くして驚くジホ「私を?」「そうですよ」となんでもないことのように言うボンナム。それじゃ明日、と言うボンナムに「あの・・・私がちょっと誤解させたようだけど、私、彼氏はいないけど旦那さんがいるの」とジホはきっぱり言った。その様子を道の向こうからじっと見ているセヒ(と社員たち)。会話は聞こえないから仲良くお話ししているように見えるわな。
「だから、何?」と意外な反撃を受けたジホ。 「旦那がいたら彼氏と付き合えないの?」
キラッと歯を光らせ、スマイル!
スジの家。「それで何て言ったの?」と若干面白そうな目で訊くスジ。「何って・・・気圧されて何も言えなかった」「最近の子は押しが強いわね〜アハハ、24だって?」
それでもジホは真面目な顔で「30で弟より若い子とバイトしながらからかわれて」とため息をつくと、スジは「毎日オヤジどもに篭絡されてる会社員に言う言葉じゃないよ」と言う。そうだよね、スジ〜〜頑張れ!!
その頃ホランは家で寝ていた。ホランは今、絶賛メンタル崩壊中。昨日、ウォンソクに言われた言葉が頭をぐるぐる駆け巡る。“愛すること結婚と、果たして同じことか?”
突然ガバッと起き上ったホラン。「しっかりしろ、ヤン・ホラン。こんなことしてる場合じゃない」
スジの家に突撃訪問し、二人に「人類の繁殖と結婚制度の必要性についてオススメの本を教えて」と断固とした表情で言った。本なんていうキャラじゃないホランに変わりようにビックリしたスジ。「衝撃で頭がどうかしたんじゃないでしょうね」と言うと、逆に頭の中が澄み渡ったと言うホラン。ホランはやるべきことがはっきりと見えたのだ。
ウォンソクを7年間の交際で石頭から完璧な彼氏にしたというホラン。今度は旦那に変えてみせるというのだ。言うことだけ言って部屋を去ろうとしたホランにスジが「ジホが94年生まれに番号聞かれたんだって〜」と報告。キラリと目が光るホラン。「焼酎持って来て」待ってましたという素振りを見せて手を叩くスジ。ジホを肴にして飲む気まんまん。
ジホがスジの家から帰るとセヒが床を拭いていた。猫がどうやら嘔吐してしまったらしい。セヒの横で鳴き続けている猫。「大丈夫ですか?どこか悪いのかな?」とジホが心配する。「吐くこともあるんですけど、もしものこともあるので明日病院に行こうと思ってます」と言うセヒに、「もし遅く帰るんでしたら、私が午後・・・」と言いかけて昨日の言葉を思い出したジホ。“ちょっと落ち着かないです。僕の猫ですから”
「はい?午後?」と訊き返したセヒに「私も午後に仕事に行くんです。アルバイトを探したんです。」とジホは答えを変えた。「ああ、会社の近くのYOLOカフェ。昼に見ました。近くにいらしたのを」
「オートバイの後ろで」
←今までのセヒが言わないことを付け足した!
「あ〜〜、そうなんですよ!会社の近くに行ったんです、見ましたか?」と無邪気に笑顔で答えるジホ。「そこで一緒にバイトする子が急に忙しいって、早く乗れって言われて。でもその子本当にふざけてて。会って初日から・・」「(遮って)会って初日からとても親しくなったんですね、そのバイトと」と目も見ずに言うセヒ。「いえ、ただ一緒に仕事する仲ですから・・」「(また遮る)ただ一緒に仕事する仲だけど、とても親しいみたいですね、そのバイトと」 ←セヒが嫉妬してるーー!!!
(無表情で)
「それではおやすみなさい」と言って猫と部屋に入ろうとするセヒに、さすがにいつもと違う感じを抱いたジホ。「あの、もしかして私に怒っていることありますか?」「いいえ、私がどうして?」
ジホはちょっと混乱しながらも猫が具合悪いせいかな、と自分を納得させてジホも自分の部屋に入った。
ベッドの中で昼間の会社の休憩時間での会話を思い出すセヒ。
ボミが、朝に話題にしていた最高クラスの男がさっきジホと一緒にいた男だと発見したのだ。スタッフたちが「あのYOLOカフェだ」「新しくできたところ」と言うと、さっきから心配そうにセヒを見ていたマ代表が「ああ、義妹がバイトを探したって言ってたから形式的な店員の仲みたいだなー」とわざと大声で言った。マ代表、やさしい〜
ボンナムはアプリのプロフ写真にさっきの大型バイクとの写真も載せている。こんな大きくて高そうなバイクに乗っていながらバイトをしていることに皆が不思議がっている。
ここまで思い出してセヒは自分の携帯でボンナムのプロフを見ると「You Only Live Once 人生は一発だ」という文字が。
→人生は一度きり、って意味ですかね。したいことをして後悔しない!っていう人生観だと思います。セヒは彼のことを結構気にしているけど、それは当然ジホのことがあるからですね!
ウォンソクは家でウェブビジネスセンターに会社の入居申請書を作成している。それを終え、ベッドで動画を見ているホランに「電気消す?」と訊くと、ホランは「ちょっと待って。これ見てから」と動画から目を離さない。その動画は・・・「マッチョたちのトレーニング風景」(笑)
不快に思うウォンソク。(だよねー)ホランは「ごめんね、理解して。排卵期なの」新しく買った眼鏡をかけてウォンソクに講義をするホラン。縮めて言うと、ホルモンのせいで性欲が強くなるから、こういう動画を見て解消していると。それなら俺とすればいいと言って飛びかかってきたウォンソクをひらりと躱したホラン。
「ごめん。今日はあなたとできない。」再び長い講義が始まる。結婚の話が今は無いんだから、自分の体にリスク(妊娠)をかけられないと。本で学んだ知識を一つずつウォンソクに教え込むホラン。「とにかく、理解してね」と再び動画を見ようとするホランに、「俺を愛してる?」と弱気に訊くウォンソク。「当たり前よ、あなたがいなきゃ生きられないこと知ってるじゃない」と溌剌と答えるホラン。「じゃ、こんなもの見ないで俺と寝ればいいじゃないか」と言われたホランは「私、あなたに言われて考えてみたんだけど、寝たら子供ができるかもしれないし、いくら注意してもリスクをいつも考えることじゃない。だけど未来が不確実なのにどうやってそんなことできるの?それで・・・最近こう考えるの。愛情と性欲は・・・同じものか?」←ウォンソクがホランのプロポーズ(もどき)に答えたことの完全に裏返しをしてるんですね!でも言ってることは合ってるし、これでウォンソクが何か考えてくれるのではないか・・・というホラン式教育法(笑)
翌朝、セヒが出勤しようとするとジホも身支度を整えて部屋から出て来た。「早く出勤なさるんですね」とセヒ。ジホは「私も今日から出勤ですから」と答える。なんとなく一緒に出勤する二人。バスでも隣同士。ジホはいきなりシリアルバーを食べ始め、「今朝は食べられなかったので」とセヒに説明する。朝は必ず食べるタイプのジホ。セヒにも1本あげる。「いただきます」と言って内ポケットにしまうセヒ。セヒは普段はコーヒーだけのスタイルだから。
ジホが降りようとバスのブザーを押そうとすると代わりに押してあげるセヒ。「ありがとうございます。次の停留場で降りるんですよね?」ジホのカフェとセヒの会社は停留所1つの距離だ。「カフェが近いですね、会社と」とセヒが言うと、ジホは明るく「そうなんです。一度お時間があれば来・・・」と、ここまで言ってこの前のセヒの言葉を思い出した。“他人の前で夫婦関係を演出しなくてはならない状況はできるだけ避けてくださればと思います”
じっとジホの顔を見るセヒに首を振って「いいえ」と取り消したジホ。「それでは家で」とジホが先に降りると、停留場で「ヌナ!(姉さん)」とボンナムが待っていた。ボンナムに向ける笑顔のジホをバスが出るまでじっと見ているセヒ。うーん、やっぱりジホのことが気になってるでしょ!相変わらず無表情でわかりづらいけど!
「可愛いけど年上は年上だから、これから姉さんって呼びますね」と言う、可愛い年下男のボンナム。「あ、だけどタメ口はしないで。僕は見た目より保守的だから、someの女性からはタメ口を聞きたくないから」と言ってバイクに乗って行ってしまった。
「うわ・・・あんな言葉、教えてくれる学校でもあるのかな?」と呟くジホ。「ふふ、すごいね」と言いながら歩いてカフェに行く。←ジホは最初からボンナムのことは子供だと思ってる感じ。
初日の仕事中、ジホが下を向いて野菜を洗っているとボンナムが後ろから髪の毛を可愛いゴムでそっと束ねてくれた。ここ、ボンナムがジホの相手役なら胸キュンでしょうね!ジホはただ焦ってるだけだけど(笑)ボンナムは「姉さんはこうやって結ぶと綺麗だったよ」と言うとジホは「結んできたことないのに、いつ見たの・・・?」と不思議がる。ボンナムは「あ、綺麗だと思って」と言い直した。「結んできてよ。綺麗な首筋をなんで隠すの」と歯の浮くようなセリフ。慣れないジホは表情が硬いまま。
ジホにスジとホランからメッセが来た。「出勤した?あの94年生まれはどう?」「既婚者だから驚いたでしょ?」ジホはボンナムは別に驚きもしないし、さっき髪を結わいてくれたことも送ると「セクハラでしょ!」「姉さんたちに懲らしめられられてこそしっかりするのよ」「ジホ、待ってな!」「うちらが行くから!」助っ人が来てくれるとなって心強いジホ。
それなのに・・・さっきの威勢のよさは何処へ(笑)注文を持ってきてくれたボンナムをデレデレで見つめるスジとホラン。横目で見ていたジホはボンナムが下がった後で席に来て、「ねえ、セクハラだって、懲らしめるって言ってたじゃない」と二人に言うと、「友よ、一回付き合ってみるのも人生のいい経験かも」とスジ。「私、結婚やめようかな?急に経験が少ないと思ってきた」とホラン。目がハートの二人に驚愕のジホ。
今日もセヒの会社は皆でランチ。マ代表のおごりだ。「このくらいは代表が払うさ。じゃ、デザートはナム首席のおごりということで!!」突然のご指名に目を丸くしてマ代表を振り返るセヒ。とその視線を避けるマ代表(笑)
ボミがジホのバイト先に行こうと言ってスタッフたちも盛り上がり、セヒの両腕を取ってYOLOカフェへGOGO。セヒは捕らわれた宇宙人状態。
店に入るマ代表一行。「義妹!」「こんにちは!」「こんにちは」と皆が挨拶する中ジホも挨拶を返す。一番後ろから入ってきたセヒは無言でお辞儀。ジホもお辞儀を返した。ボミがケーキのおススメをジホに訊く。「セヒさんがおごってくださるんです」ジホが売れてるものを案内するとワイワイ迷うスタッフたち。そこにスッとセヒが出てきてボンナムに言った。「コーヒー、7つ」みんなの動きが一斉に止まる。「ケーキはよろしいですか?」とボンナムが訊くと「要りません」と断固のセヒ。お金使うのイヤなんだもんね〜(笑)
一転、お通夜のような静まった席。「顔が熱くないのか(恥ずかしくないのか)?」と訊くマ代表。ケーキなんて大した値段でもないし、セヒの給料はこの会社の社員では一番高いのに恥ずかしくて死にそうだと。セヒはスマホを見ながら「残念ながら今月は支出も高いので。家のローンが終わった日に会社の飲み会をおごるよ、牛肉で」と涼しい顔。マ代表が死にそうな顔で「いつだ?」と訊くとセヒは「2048年」と言った・・・ガックリのスタッフたち。ジホも向こうで聞いていて若干引き気味。「その時、肉が噛めるかな?」と切なく言うマ代表(笑)
そこにボンナムがケーキを持ってやって来た!「31年後なんて。生きていればこそ飲み会も払えますけど」とボンナム。ボミがこのケーキは?と訊くと「サービスです、僕が買いました」と爽やかスマイルで答える。
マ代表はそのマインドがイイね!と称賛。個人的に気になるのだが、と前置きして、外のオートバイを見たけど家が裕福なのか?と訊いた。するとボンナムは「家は月払いのところです。あれを買って」と否定した。マ代表は「すると家とオートバイを交換したんだな、YOLOだ、人生カッコイイ!」と誉めそやした。ボンナムは、「人生は1度きりですし。僕、“ハウスプア”、そういう人たちは惨めだと思うんですよね」とにこやかに答えると一同は黙りこくってセヒに注目。セヒだけが涼しい顔をしている。
家みたいなものに人生を捧げて、自分の生活を大事にしていない、瞬間瞬間を楽しんでこそ人生だ、と言うボンナムに静かに、しかし怒涛の反撃をするセヒ。瞬間を楽しんでいると信じているんでしょう、YOLOだか何だか、虚無主義から始まった消費パターンで、稼いだり貯めたりしても築けないから一時の消費に逃避しているんでしょう、とボンナムの顔も見ずにスマホを見ながら答えるセヒ。「逃避だって・・・?」と呟くボンナム。
しかしすぐに営業トーンになって「やっぱり頭のいい方ですね。解析がずば抜けています」と明るく言うボンナムは、「皆さん、今日は甘いものに逃避して、おいしく召し上がってください」と席を離れた。隣のブロックでずっとハラハラしながら聞いていたジホとやっと顔を上げてジホの方を見たセヒ。一瞬、目が合った。
店を出るセヒと見送るジホ。「ごちそうさまでした。それでは家で会いましょう」「ええ。あ、遅くなりそうですか?」「いえ、何もなければ定時に退勤すると思います」「では後で家で・・・」 ←普通に夫婦の会話のような気もするけど!?
出て行く前に振り返り「あ、ジホさんは遅く退勤しますか?」と訊くセヒ。「私も特になければ定時に・・・どうしてですか?」「いえ、別に」とちょっと目が泳ぐセヒ。お互い帰る時間を気にしてるんだね!一緒に帰れるかと思って。
ボミが「ジホさん、お疲れ様です」と後ろから出てきて唐突にジホに訊いた。「YOLO君、彼女いますって?」←ボミの個人的質問ではない気もする。ボミはそこらへんが超越しているキャラなので。最近、ボミのキャラにハマりつつあります!
「さあ、いないようではありますけど」とジホが答えると「あぁ・・・」という反応。「行きますね」「お気をつけて」一行は会社に戻っていった。
歩いて戻る一行。セヒは歩きスマホでボミと並んでいる。ボミ「どうなさるんです?」「え?何がです?」とセヒ。
「あのYOLO、ジホさんに関心ありますよ」無言のセヒだがスマホから視線を外した。「一緒に仕事すること、考えたほうがいいんじゃありません?」「私がどうして?」とまた歩きスマホのセヒ。「旦那さんじゃないですか」「夫だからって妻の私有の生活を管理や関与はできません。ジホさんが選んだジホさんの職場のことは」「予想はしてましたけど、セヒさんらしい結婚生活ですね。だけど、 嫉妬してることを少しは素振りに出してもいいと思うんですけど
」←何気に爆弾投下したボミ!「女は嫉妬されるの意外に好きなんですよ」いきなり立ち止まったセヒ。「嫉妬?私に言ってる話ですか?」びっくりしてお目目まんまる。「ええ、嫉妬してたでしょ。さっきの間 ずーっと
」
「してないですけど」と鼻で笑うセヒ。ボミは呆れ顔で「だけどさっきから見てたもの、また見てるんですか?」セヒのスマホの画面を覗こうとすると隠そうとするセヒ。先にズンズン進むボミ。「天気予報、1時間読んでますね」
「天気予報は読むところが多いんです、とても」とちょっとムキになったセヒ。振り返り「あ、さようですか〜」と答えるボミに更にムキになり天気予報の説明をし始めるのでした〜。
セヒが自分で自分の嫉妬に気づいてないところがウケル!あと、変わり者同士のセヒとボミの会話も面白い〜。二人ともニコリともしないで喋ってるところが特に(笑)
つづきます〜
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posted by fanblog
2017年11月01日
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