数あるイスム十一面観音像のラインナップの中で、最初に手掛けたモデル「イスム 十一面観音」は、ブランド設立当初から2013年に販売を終了するまで多くの方に愛されました。
長引くウイルス禍にある2021年、高貴な威厳と厳粛な雰囲気に満ちたこの美仏を、100体限定で再生産いたします。
思慮深い面差しに天平仏の厳かな雰囲気をまとうこの像は、神仏習合がはじまった奈良時代、神宮寺(神社に併設された寺院)の本尊として造られたとみられます。 時が進み明治時代になると、神仏分離令による廃仏毀釈の嵐の中、現在の所有寺院へ丁重に移されました。その後、東洋美術史家で哲学者のアーネスト・フェノロサが秘仏の禁を解いてその姿を絶賛し、昭和の時代は特に文壇の著名人から愛され、多くの随筆や紀行文に美仏として登場します。
十一面観音 フィギュア は こちら
仏像フィギュアの【イSム(いすむ)】