さて、確定申告をしていく必要がある身としては、節税対策に頭を悩ませるところ。
ふるさと納税もその一つなんだけど、今回は「医療費控除」の話をしていきたい。
「医療費控除?・・・10万円を超えないと税金還付ってやつでしょ?そんなに使わないがな」
確かに、年に10万円の医療費を使わない人が多いだろう。
「しかし!今回のセルフメディケーション税制では 年に12,000円 で還付・減額されるんだ!!」
では、その税金還付の為の条件などをチェックしていこう。
セルフメディケーション税制ってどういうもので、誰が対象?
さて、税制・・・ってコトで、今回参考にしたいサイトは・・・ <厚生労働省>
まずは、概要・・・ようするにどういうものかってコトだけど、厚生労働省がpdfでまとめている。
<コチラからダウンロード>
画像引用:厚生労働省
「要するに、健康診断とか受けていて、対象の医薬品を買った人が対象になるんだ!」
※当然ながら、所得税・個人住民税納税も条件になるよ(だって節税だもの)
だから一般的なサラリーマンはほとんどが該当するんじゃないだろうか。
さらに 「自己又は自己と生計を一にする配偶者その他の親族に係る一定のスイッチOTC医薬品(※2)の購入の対価」 とも書かれているから・・・
「生計を一にする家族・親族も対象者ってコトなんだ!」
つまり、家庭を持つ人からすれば、 自分や家族の「指定のお薬88,000円までが対象」 となるワケ。
「だから、今後はお薬のレシートや領収書は取っておこう!」
で、どれだけおトクになるの?
「税制と対象者は分かったけど、具体的にどんだけおトクになるのか分からないとねぇ〜」
そう考えるのは当然・・・ってコトで、ふるさと納税の時のように、計算ができるシミュレーターがあったので、そちらを紹介したい。
「今回は日本一般用医薬品連合会を参考にします」
正直、このサイトもかなり詳細にまとまっている けど、何より注目すべきは・・・
画像引用:日本一般用医薬品連合会
「このシミュレーターだ!」
※画像を選択して、シミュレーターのサイトにGO!
画像は実際に試しに、適当にだけど数字を入れてみたもの。
「330万円を超え、695万円以下」の課税所得額で、対象のお薬20,000円を買った場合
・所得税が1,600円おトク
・個人住民税が800円おトク
・・・といったように、簡単に計算出来る。
ぜひ、試しに一度やってみるコトをオススメする。
<シミュレーターのサイトはコチラから>
対象のお薬って?
「でもOTC医薬品とかって言われてもよく分かんないよなぁ・・・」
そこで、今回も <厚生労働省> のサイトを参考にしたい。
具体的には、 このpdfファイル をチェックしよう。
50音順にまとまっているし・・・
「要するに、このマークが付いていれば確実ってコトだね!」
・・・あれ?
「あ!有効成分の関係なのか、通常のバファリンは対象外だけど、バファリンプレミアムは対象なんだ!」
つまり、バファリンだったら何でも良い・・・ってワケじゃなさそう。
その証拠に・・・
画像引用:Amazon
「Amazonでバファリンをチェックしてみると、対象商品って書いてあるね」
それにしても、既にセルフメディケーション税制に対応している・・・さすがAmazonとしか言いようがない。
「だから今度から買うお薬の判断基準の一つで、セルフメディケーション税制対象のお薬・・・ってのもアリだと思うよ!」
個人の感想になるけど、今回のバファリンのように対象・非対象のお薬があるってコトは・・・国が有効成分をしっかり確認してるってコト
「別に国が有効成分を確認しているから、自分に効くかは別の話だけど・・・」
だけど、国が有効成分を確認しているお薬の方が、効くような気はしないだろうか?
そういう意味でも、お薬を買う判断基準にするのも、一つの手だと思う。
ジャンル別の実例
50音順にもなっているし、自分の薬が対象なのかを調べるには分かりやすいんだけど、これから新しくお薬を買おうかって時には、ちょっと分かり辛い。
ここは常備薬として、一般的なジャンルを中心にセルフメディケーション税制対象になるお薬の実例を見ていきたい。
<総合かぜ薬>
<軟膏>
<痛み止め>
<水虫対策>
<目薬>
<点鼻薬>
<胃腸薬>
<シップ>
「モチロン、他にもセルフメディケーション税制対象のお薬はあるから、色々とチェックしてみよう!」