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2019年01月23日
何故、日本人は暗号通貨を信用できないのか
皆さんこんにちは、こんばんは、PETAです。
暗号通貨への疑念や不安を拭えないのはお金の本質を理解していないからだと思います。
紀元前では欲しいものと持っているものを交換する物々交換をしていましたが
その後、戦国時代頃から金や銀の採掘が行われ、武田信玄や豊臣秀吉が金貨や銀貨を作り、江戸時代には徳川家康が日本で貨幣制度を統一し、全国で金貨や銀貨が使われるようになりました。
これまでが日本で金(ゴールド)が流通し始めた歴史の流れです。
次は世界へも目を向けてみます。
しかし、金(ゴールド)というのは重いし、かさばるため、
金(ゴールド)の精製者は金を預かる代わりに預り証(紙)を発行し、世の人々たちは預かり証(紙)で商人からものを受け取るという取引の仕方をし始めました。
そのうち金精製者は預かり証を発行しても金を取りにくる人が少ないため、悪知恵が働き、金の数よりも多い預かり証(紙)を発行し始めます。
この手口により東インド会社は資本主義における大成功を収めます。
しかし、この詐欺のような手口をイングランド大英帝国は見逃しませんでした。
国王「おーうまいことやってるなー」
と、まさかのその話に一枚噛み始めました。
国王により法で保護されるのです。
そしてこの世で最初の銀行となるイングランド銀行による銀行業がスタートします。
最初は金(ゴールド)1に対し紙(貨幣)100を発行して儲けていたのですが、世界の人口は増え、人々の欲望も増大し続けて行きます。
貨幣には金(ゴールド)の担保がある「金本位制」をとっていたのですが、人口や欲望の増加に伴い、金の担保まで外してしまいます。
もはやお金(貨幣)には何の価値の担保もなくなってしまったのです。
それでは何故、お金(貨幣)は今まで使われてきたのでしょう?
それは「信用」です。
お金の価値=信用
だけです。
金本位制では無くなり、貨幣の価値=金(ゴールド)で交換できなくなった今、
貨幣の信用が無くなればただの紙きれとなるのです。
現実に
1929年 世界恐慌
1990年 バブル崩壊
2008年 リーマンショック
と起きています。
その煽りを受けているにも関わらず、今はまだ日本は世界の財政破綻している国に比べて貨幣の信用があるのでその実感が湧きません。
しかし、日本が発行している国債が世界から返済能力がないと判断された瞬間に暴落し、財政破綻してしまうのです。
要するに何が言いたいのかというと、
もともと貨幣自体に何も価値は無く、みんなが信用しているから信用しているだけということです。
日本人は特に農耕民族で集団行動を主として来ました。
この潜在的な意識も暗号通貨に遅れをとってる原因かもしれません。
貨幣には金より支払い手段としての利便性はあったかもしれません。保管もし易かったかもしれません。
しかし、暗号通貨は世界共通価値でネットワーク上でどこにいても世界中の人と取引ができ、実態がないので保存も簡単。
そして世界中の人が台帳を管理しているため、世界中のコンピュータをハッキングしない限り、不正や破壊は不可能です。
火事で家のへそくりが燃えたり、銀行が破綻して引き出せなくなったりもないのです。
暗号通貨の価値の変動や貨幣通貨の価値の変動ばかり見比べていて、安全だとか危ないとか・・・目の前の出来事だけしかみようとしなのは一般的な考えだとは思います。
しかし価値は貨幣やコインそのものでは無く「信用」そしてその信用とは
どれだけ必要とするかです。
そのテクノロジーがいかに必要とされていくか。
どれだけ世の中がもっと便利に安全になっていくかが価値を決めます。
暗号通貨の、ブロックチェーンのテクノロジーをみてください。
歴史が変わる節目に立たされている僕たちはもっと先に目を向けないといけません。
きっと久坂玄瑞も同じ考えです。
大衆が奇人変人と言うでしょう。
もう黒船は来航して来たのです。
今は貨幣の幕末といっても過言ではないと思います。
新しい未来へ目を背けず、まずは理解しようとしましょう。
仮想通貨の確定申告ならGuardian
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