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2015年04月02日

【空へ−救いの翼 RESCUE WINGS−】出演者・感想・完全ネタバレ

本日の映画紹介。
【空へ−救いの翼 RESCUE WINGS−】

空へ−救いの翼 RESCUE WINGS−.jpg
【出演者】
川島遥風(三等空尉):高山侑子
瀬南孝太郎(二等空曹):渡辺大
織田龍平(一等空尉):井坂俊哉
鷹栖美那(三等空佐):木村佳乃
菊田靖男(二等空佐):三浦友和
勝沼碧(空士長):鈴木聖奈
横須賀剛(一等空尉):金子賢
遥風の母:浅田美代子
海上自衛隊の船長:中村雅俊

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【感想】
海猿みたいなの想像してました。
どうしても比べてしまう世界観。

しかし主人公が救助隊ではなく、
救助隊の操縦士。
海猿とは世界観が違いました・・・

主演の高山侑子さん。
実際の父が、自衛隊員で訓練中に殉職したそうです。
そんな由縁を考えると、
この作品に挑む気持ちって凄かったのでしょう!

もう少し、感動的に作って欲しかった・・・
感情移入がしにくい作品でした。
あと少しなんですがね〜


【あらすじ】(ネタバレあり)
1994年伊豆諸島神津島。

少女と父親が救助ヘリを待っていた。
母が倒れたのだ。
外は大荒れ、とてもヘリが飛べる状況ではない。
しかし、航空救難隊は現れた・・・


2008年石川県上空

航空救難の模擬練習。
ヘリを運転するのは、14年前少女だった女性。
新人パイロットの川島遥風。
指導するのは、菊田靖男隊長。
途中の運転ミス。
遥風に厳しく指導する菊田。

それから数日後の嵐の日。
航空救難隊に救助要請が来る。
遥風は初の実践となる。
救助するのは、嵐で座船した船員。
外は嵐で、海難救助隊は出動できない。

遥風の運転するヘリは現場に到着する。
そして、船員を救助していく隊員。
しかしヘリの燃料が少なくなってきた。
残す1名の船員が見つからない。
「もう限界だ、引き返す。」
そう指示出されたとき遥風は、
モニター越しに船員を見つける。
しかし、ヘリの燃料がなく引き返すことに・・・

基地に戻った遥風に菊田は言う。
「引き返す決断をするのも任務のうちだ。」
遥風は
「しかし私は、
 人を助けられなかったことが悔しいです。」
と言うのだった。
これが遥風の始めての実践であった。

次の実践は、くも膜下出血の少女の搬送。
同じ時間、登山中に落下した男性の救助。
そちらのヘリの運転は織田龍平。

遥風は無事救助するが、織田の運転するヘリは、
機体の故障からか操縦が一時操縦が効かなくなる。
遭難者を助けることは出来たが、
救難隊員の瀬南孝太郎を負傷させてしまうのだった。

ヘリの整備をした勝沼碧は落ち込む。
同時に織田も落ち込みを隠せないでいた。
航空救難隊を辞めようとする勝沼。
励ます遥風。
織田の同期で勝沼の先輩である横須賀も、
勝沼をツーリングに誘い励ます。
こうしてやる気を取り戻した勝沼。
それを見た織田も、
「1人で飛んでるんじゃないんだな・・・」
と気持ちを切り替えるのであった。

数日後・・・
遥風が搬送した少女が、命を引き取った。
救難をやっているからこそ、
向き合わなければいけない命とのかかわり。
必ず乗り越えなければならない事実。

隊長は遥風に休養を与えた。
実家に帰った遥風。
母親か当時のレスキューの話を聞き、
自分のしていることに自身を取り戻す。

そうして隊に戻った遥風。
その日は怪我をした瀬南の復帰祝い。
と同時に、勝沼と横須賀の婚約パーティー。
こうして隊の結束は強くなっていく。

ある日の救助。
メインパイロットは織田。
副操縦士として遥風が隣に座る。
海上で火事を起こした船の船員の救助。
無事船員を救助するが、船が爆発。
その爆風で目を怪我する織田。
操縦不可能の織田に代わり操縦する遥風。

と、その時基地から連絡が入る。
航空練習中の横須賀が事故を起こしたと・・・
事故現場は遥風の救助の近く。
救助に向かう遥風。

選考して横須賀の発見に向かった鷹栖。
海に浮いている横須賀をようやく発見する。
そして救助隊の遥風に連絡をする。
しかし・・・
燃料がもたない・・・
海水の冷たさから、
横須賀の意識が保たれる時間は残りわずか・・・

鷹栖は基地の菊田に連絡する。
近くに海上自衛隊の船がある。
救助した後、海上自衛隊の船に着艦させると。
しかし、菊田は渋る。
遥風はまだ着艦をさせたことがなかったのだ。
鷹栖は遥風の腕だと大丈夫と後押しする。

判断は遥風に任せられた・・・

もちろん救助を選んだ遥風。
横須賀を無事救助するが、問題は着艦。
失敗すると大事故が起こる。

「訓練は実践の如く」
「実践は訓練の如く」

波に揺られる船。
困難する着艦。

無事着艦を成功させる遥風であった。

(終わり)

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