【シュガー&スパイス 風味絶佳】
【出演者】
山下志郎:柳楽優弥
渡辺乃里子:沢尻エリカ
ガソリンスタンド所長:大泉洋
マッキー(志郎の友人):木村了
尚樹(志郎の友人):濱田岳
ヨウコ(尚樹の彼女):岩佐真悠子
豊田(ガソリンスタンド店員):佐藤二朗
村松(ガソリンスタンド店員):板倉俊之
山下 情(志郎の父):光石研
山下 夏子(志郎の母):奥貫薫
グランマ(志郎の祖母):夏木マリ
矢野(乃里子の元彼):高岡蒼甫
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【感想】
悲しい初恋の話。
純愛っていいですね〜
この年になると余計に良く感じます。
すれ違いの恋愛・・・
あのときの恋愛・・・
あのときの行動・・・
多くの後悔・・・
全て思い出される映画ですね。
セリフの全てに意味が隠された映画。
そしてその言葉が全て複線。
こういう映画はあらすじ書くの大変・・・
セリフ入れたら長くなるし・・・
セリフ抜いたら超短くなる・・・
今回は重要なセリフ全て入れました。
とてもいい映画です。
夏木マリさんがいい役演じてます。
柳楽くんはやっぱり上手。
こんな恋愛を何回も続けて、
人間って大きくなっていくんでしょうね〜
【あらすじ】(ネタバレあり)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
覚えときなさい。
いつか本当の恋をしたときのために。
昔から言われていることだけど。
女の子はね〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
高校生の志郎とマッキーと尚樹。
仲の良い3人。
尚樹はヨウコと付き合い。
マッキーはヨウコを好きだ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
僕はまだ本当の恋を知らない。
それを本当の恋と呼ぶのかわからないけど。
よく分からないけど、
誰かにおさえようのない感情を、
ぶつけたことはまだない。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
雨の中自転車を漕いでいたとき、
女の子が飛び出してきた。
その女の子はそのまま道路に・・・
1台の車が来て男が降りてくる。
その男を叩くその女。
『そのとき僕はまだ17だった。』
働きながら大学に行って、
ヨウコと一緒に暮らすという尚樹。
一方マッキーは名古屋の大学へ行った。
志郎はとりあえず大学に行かず。
とりあえずガソリンスタンドで働くことにした。
両親は反対だった。
ただ大学に行く必要を感じなかった。
そして車に関わる仕事がしたかった。
両親の反対を押し切ってくれたのはグランマ。
そんな時、新しいアルバイトが入ってくる。
この子の名前は渡辺乃里子。
いつかの雨の日に見た子だった。
ガソリンスタンドの先輩の送別会。
会場はグランマの店。
乃里子は誘ったが来なかった。
先輩方は解散。
解散後店に戻った志郎。
そこには遅れてやってきた乃里子がいた。
グランマに送ってやれといわれて、
家まで送る志郎。
少し変わった祖母グランマの話をした。
そして小さい頃から教わったレディーファースト。
知らない間に乃里子の鞄を持っていた。
「それもグランマの教え?」
そう聞かれて戸惑う志郎だった。
小さい頃からこの行為は、
嫌われるか、無駄に行為をもたれるか、
どちらかに決まってなる。
ある日の仕事。
ある車から逃げてバックヤードに来る乃里子。
心配した志郎。
その帰り志郎を誘う乃里子。
「グランマ元気?」(乃里子)
「いいよおばあちゃんで。」(志郎)
「あなたのこと好きってことは、
グランマのこと好きってことじゃない。」(乃里子)
「今好きって行った?」(志郎)
「言った。」(乃里子)
そしてグランマの店に行く2人。
ある客が、店に飾られた写真を見ていた。
「ダイヤモンドヘッド」の写真。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
昔カクテルウエイトレスをしていた祖母は、
青い目をした客の1人と恋に落ち。
大恋愛の末、結ばれずに終わった。
人生で一番多感な時期に、
深い愛情を注いだ相手は、
海の向こうへ渡っていった。
そのことが・・・
祖母のアメリカかぶれを作ったのかもしれない。
ガスステーション。
流れものが立ち寄る素晴らしいところだ。
と言ったのは、祖母が海の向こうへ、
流れていきたかったからかもしれない。
それとも流れものが迎えに来るのを、
待っていたからかもしれない。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
次第に距離が縮まる2人。
一方尚樹は・・・
ヨウコがマッキーのもとへ行ってしまった。
2人で住むはずだった家で励ます志郎。
そんな時その家にダブルベットが届く。
ピンクの大きなベット・・・
尚樹はその家を志郎に譲った・・・
こうして志郎の1人暮らしは始まった。
グランマはその家を訪れた。
乃里子が1人で店に来た。
乃里子はグランマに言った。
シフトが違うときは寂しいと。
だからグランマは言った。
「一日に一度、寂しいって思うことは、
人を愛するコツだろ。」
と言う話を聞かされた。
2人の仲は更に深まっていく。
ある日の帰り。
キスをしようとする志郎を拒んだ乃里子。
乃里子は言う。
「家の鍵どうするの?」
って元彼から連絡があったと・・・
志郎は言った。
「大丈夫?」
「もう顔も見たくない相手なんだろ。」
「1人で大丈夫?」
そして2人で元彼の元へ・・・
何も言わず鍵を置いて帰ろうとする乃里子。
そのとき「乃里。」
そう言われて元彼のもとに行った乃里子。
志郎は静かにその場を去った・・・
志郎は勝手に妄想した・・・
「嫌よ嫌よも好きのうち」
しかし、元彼が呼び止めた理由。
それはキーホルダーを返そうとしただけ・・・
家に帰っていた志郎。
そこに乃里子から電話が来る。
そして再び会う二人。
「信じられない。どうして先帰っちゃうの?」
「どうして私を一人にするの?」
「どうして何も聞かないの?」
「言わないと分かんないじゃない。」
そう言う乃里子に志郎は、
「分からないのはそっちだよ。」
「俺は君が好きだよ。」
志郎の家。
「送ってく?」
しかし乃里子の返事はない。
「泊まってく?」
「いや。」
しばらく沈黙・・・
そして乃里子が言った。
「嫌って言うのは、いいってことだよ。」
「たった一人にだけ・・・」
「嫌と言うのは同じ意味になるんだよ。」
そしてキスをする2人・・・
ある日ドライブに行くことに。
グランマと乃里子と志郎・・・
朝まで走り続ける。
そして起きた志郎と乃里子。
そこは湖だった・・・
気がつくとグランマは湖のほうへ・・・
追いかける二人。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
祖母は探しにきたのだ。
あの写真と同じ風景を。
昔の彼氏が撮った写真の風景。
彼が見た景色と、同じ景色を見たかったのだ。
でも違っていた。
似てはいるが、ここではなかった。
写真の場所は、こことは違う場所だ。
僕たちは、そのことについては触れなかった。
前もって詳しく調べれば分かるのに。
調査をはしおったばかりに、
見当違いの場所に来てしまったこと。
それを笑うことは出来なかった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
それからの多くの時間。
僕らは2人で過ごした。
彼女は僕の全てになった・・・
乃里子は言った。
「19になったら一緒に暮らそう。」
しかし、クリスマスが近くなった日。
乃里子の前に元彼が現れる。
志郎がプレゼントを買いに行っている時に・・・
「おまえは俺じゃなきゃ無理だ。」
「二度と傷つけることはしない。」
「もう一度やり直そう。」
乃里子の中にはまだ彼がいた・・・
「遅いよ。」
「どうして今頃会いにきたのよ。」
そう言って抱きつく乃里子。
その日、志郎のところにマッキーが来ていた。
「巻き込んでごめん。」
そういうマッキーに志郎は言う。
「尚樹はお前を殺してでも、
彼女を取り戻すって言ってた。」
「俺はそんなの無茶だって言った。」
「けど、彼女をどれだけ強く思っていたか。」
「俺今なら分かる。分かるよ。」
そうしてマッキーと別れ、家に帰る志郎。
家の前から出る元彼の車を目撃する。
そして家の中に入る。
笑顔で出迎える乃里子。
しかし次の日のガソリンスタンド。
先輩が言う。
「乃里子さんしばらく休むって。」
「大学生だからしょうがないか・・・」
志郎は聞いていなかった・・・
それからしばらく会っていない2人。
1人でグランマの店を訪れる乃里子。
乃里子は言う。
「誤らなければいけないことがある。」
「あの写真。山中湖だと思う。」
「私同じ景色見たことがあるの。」
「年に2度しか見ることができない、
ダイヤモンドヘッド。」
「願い事が叶うって聞いて見に行ったの。」
「あのときに見たあの景色。」
「忘れようとしてたから、言えなかった。」
「本当は、まだ覚えている。」
元彼との思い出だった・・・
それを分かったグランマ。
「そうか。山中湖だったか。」
「辛かったね。」
続けて乃里子は言った。
「クリスマスまでには何とか・・・」
かぶせる様にグランマは言う。
「頑張ることないさ。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今にも壊れそうなモノがそこにあったとき。
それを優しく丁寧に扱うことしか、
僕には出来ない・・・
僕には信じることしか出来なかった。
信じることしか・・・
彼女を信じた。
彼女を・・・ 信じた・・・
信じていた・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
そしてクリスマス。
グランマの店でのクリスマスパーティー。
乃里子は現れなかった・・・
みんなが帰った店。
グランマは志郎に言った。
「試食して口に合わなかったらダメ。」
「試着してサイズが合わない場合も買わない。」
「それでも、つい買ってしまったら。」
「レシートを持っていって返すことも出来る。」
「あんたは返品されたんだ。」
「いつまでも心気臭く待ってるんじゃないよ。」
志郎は言う。
「あんな女顔も見たくない。」
それに対してグランマは、
「良かったじゃないか。」
「そういう人がようやく現れて。」
怒った志郎。
「いつまでも心気臭く待ってるのは誰だよ。」
「いつまでも写真飾って。」
「かっこ悪いよ。惨めだろ。」
そう言って写真を割ろうとする。
「分かってないね。」
そう言っていつかの客が、写真を奪う。
そして終わった。
クリスマスは終わってしまった・・・
そして乃里子はガソリンスタンドをやめた・・・
志郎のロッカーには手紙が・・・
自転車に乗って・・・・・
乃里子の乗る車を追いかけた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
メリークリスマス。
山下くんと過ごした時間は、
私にとってとても愛おしい時間でした。
大好きだったよ。
ありがとう。
たくさんの優しさを、ありがとう。
約束守れなくてごめんなさい。
ごめんね。
さようなら。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
追いつくことは出来なかった・・・
グランマの店にいる志郎。
グワンまは言う。
「覚えときなさい。」
「いつか本当の恋をしたときのために。」
「昔から言われていることだけど。」
「女の子はね〜」
「シュガー&スパイス」
「優しいだけじゃダメなんだよ。」
「タフと優しさの配分を忘れた男は、
捨てられるんだよ。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
そのとき僕は初めて気がついた
昔懐かしいキャラメルに・・・
その箱に書かれている古い自体。
滋養豊富。
風味絶佳。
まるでそれは・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
どこでタフになり、
どこで優しくなるべきか、
僕はまだわからない。
ただ今の居場所を気に入っている。
僕はまたいつか恋をする。
本当の恋をする。
バスに乗っている志郎。
ポケットからキャラメルを落とす。
拾ってくれる1人の女性。
『もうすぐ僕は19になる』
(終わり)
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