もちろん今日の話題は髪の植毛の話ではなく、羊毛フェルトの植毛のお話。
ニードルフェルト作品には、表面のなめらかなタイプ、
植毛してほわほわにした作品、ざっと大まかには二手に分かれると思います。
私はなめらかなタイプの作品をよく作ります。
表面をハサミで整えるくらいが好みです。
いえ、好みというか、植毛はどちらかというと避けてます。
とっても手間がかかるからです。
中身もしっかり形成した上で、ちょっとづつ植毛して
全身毛だらけで何が何だかわからなくなったところで、
なんだかもったいない程ハサミで惜しげもなく切って整えていきます。
そしてその時出るちりやほこりと言ったらもう大変です。
作家さんによっていろいろ作り方は違うのでしょうが、
リアルな作品の上級者はまるで剥製のように作っていらっしゃって、
これは一体どのくらい制作時間を費やしているのだろうと
感心しきりです。すばらしいです!
と、このように、『私は植毛は苦手なのよ!』と言っているようですが
珍しく植毛にチャレンジしてみました。
私の作品はリアルを目指してはいなくて、リアルっぽいけどお人形っぽい
ってところを目指している、とちょっといいわけしておきましょう(笑)
とら猫赤ちゃん・かごの中。
ヤフオク出品しています。
【このカテゴリーの最新記事】