家で留守番が一番とはわかった上で、自慢しに連れて行きたいとなったとき
自分でストラップ仕様に加工したいがその方法を教えてほしいというご質問をいただきました。
(とても表現力のある、文章のお上手な方です!)
羊毛フェルト制作を楽しまれる方にも参考になるかと思いますので
この質問への回答、こちらでも紹介したいと思います。
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手法としては、まず手芸屋さんで(100均手芸コーナーでも見ました!)
丸カンという金具とストラップ金具を用意します。(セットになっている事もあります。)
*お手持ちのストラップなどで使わなくなったものの金具を取り外して使うのも手です。
なるべくしっかりした糸(私はボタン付け糸、ネックレス用糸などを使います)
で、本体頭のてっぺんに丸カンを縫いつけます。
長めの針を使い、なるべく深くいろんな場所に糸を通します。
糸もしっかり固定し、本体の強度も増すと思います。
*ひっぱりすぎて本体が変形しないようにほどほどに。
最初と最後の結び目は底部や足の間など目立たぬ場所にしてください。
丸カンに留め付けた糸にボンドを付けると更に強度が上がります。
丸カンにストラップ金具を付けて出来上がり。
この猫ちゃんの場合はヒゲがテグスなので、ちょっと気になるところ。
一応取れにくいようにはしてあるつもりですが、
あくまでも観賞用の場合のことで、引っ張ると抜けてしまうと思います。
通常ストラップ仕様では、刺繍糸でヒゲを3本刺繍しています。
抜けてしまったら刺繍をする手もありますね。
以上、お留守番ができなくなったらご参考にしてください。
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と、このようにご返答しましたが、本当は留守番がお勧めですけどね。^^
この子です。大人しくお家にいるでしょうか?^^
追記です。
★丸カンと言いましたが、本当は2重カン・または半2重カンがベストです。
輪っかが開いて本体が取れたり、紐から外れたりショックなこともあるからです。
丸カンしか手に入らなかった場合はボンドで補強しておくといいかもしれません。
羊毛作品自体は意外に頑丈で使っているうちに摩擦で更にフェルト化が進み
強度が上がるような気もします。
マトリョーシカのような丸っこい作品は誤って洗濯機で回してしまっても
無事なんじゃないかと思ったりもしますが試したことはありません。
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