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2015年02月08日

ふるさと納税の確定申告e-tax実行編

住基カード、ICカードリーダー、パソコンが揃ったら、いよいよスタート!
源泉徴収票、ふるさと納税で受け取った自治体からの領収証を全部準備します。

http://www.e-tax.nta.go.jp

私のこれまでの経験から、去年一度やったことがある方でも、「初めて確定申告をされる方」からスタートしたほうがいいです。
端末設定は毎年しています。端末設定を省略すると、最後の最後でエラーになり、それも理由がよくわからず、結局環境設定から再設定するはめになるのです。

不動産所得などがなく、シンプルにふるさと納税分を確定申告したい方は、「所得税及び復興特別所得税の確定申告書」を選びます。
まめに「入力を保存する」をするのが良いです。とにかく、特殊なデータ形式が多いe-tax。折角の入力、やり直しは嫌ですよね。

株や高額医療費控除をする方もいらっしゃいますが、ここではふるさと納税控除のポイントを。

webページを進めて、源泉徴収票と同じ項目を打ち込んだあと、「ふるさと納税」のボタンは準備されていません。「寄附金控除」のボタンが、ふるさと納税のエリアです!
こんな感じ。
image-2c3ab.jpg

受け取った自治体の領収証を見ながら記入します。
寄附年月日に、ふるさと納税の領収証の記載日、
寄附金の種類のプルダウンで、「都道府県、市区町村に対する寄附金(ふるさと納税など)」を
選択。

これを納税分だけ繰り返します。
領収証と同じ内容を打ち込むことで、領収証の添付が省略できます。

入力が完了すると、2000円を差し引いた金額が控除額となります。

ところで、だいたい初めての確定申告の人は、「2000円引いた金額が戻ってくるんじゃないの??」と
思ってるので(私もそうだった!)、還付額にガッカリします。
例えば、私のように50000円分ふるさと納税しても還付額は1万にもなりません。

還付額は、所得税の税率に依存します。
簡単に書くと、所得税額(年収ではないです。源泉徴収票に書かれています)の限界税率で計算できます。
だいたいの戻ってくる金額::(寄附金合計-2000円)×限界税率×復興特別所得税率102.1%

所得金額 0~195万以下:限界税率5%
所得金額 195万超330万以下:限界税率10%
所得金額 330万超695万以下:限界税率20%
所得金額 695万超900万以下:限界税率23%
所得金額 900万超1800万以下:限界税率33%
所得金額 1800万超:限界税率40%

つまり年収600万の人が、50000円の寄附をすると、多分所得金額は330万超695万以下です。
(50000円-2000円)×0.2×1.021= 9801円が戻ってくる感じでしょうか。
(実際は、年末調整した所得税額から、今回寄附控除を再計算した所得税額の差額が
還付額なので、途中100の単位切り捨てなどの理由でもう少し少ないかも)


残りは6月の住民税の帯を貰ったら、差し引かれているはずです。
確定申告している方は自動的に住民税の控除と連携されます。

※記述は、自己負担2000円の範囲でのふるさと納税還付率ですので、ご注意ください。
※2015年から大幅に制度が変更されます。2014年度の情報として読んでもらえばと
思います。

住民税から差し引かれるより、還付の方が嬉しく思うのは、私だけじゃないですよね。






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