京都の祇園祭を、色濃く継いでいる大津祭が毎年10月に行われます。
天孫神社の例祭のお祭りで、からくり人形が乗っている曳山(ひきやま)や厄除けの「ちまき」撒きに魅了されて多くの観光客が訪れます。
祇園祭の曳山を見習い作られた、曳山は県の無形民俗文化財です。
全13基あり、全ての曳山に見事な「からくり」が仕込まれています。
厄除け(無病息災)を祈念して、曳山上から撒かれる「ちまき」や手ぬぐい撒かれるのもこの祭りの名物となっています。
ちなみにこの「ちまき」は食べるものではありません。
<所望場所>
曳山に仕込まれた、からくりを披露する事を「所望(しょもう)」といいます。
20ヶ所ほどの所望場所ですべての曳山がからくりを披露します。
巡行経路には路面電車(京阪電車)が通行しますので電車と曳山がすれ違います。
宵宮は、曳山を提灯で飾り、暗闇に浮かび上がる様子はとても幻想的な雰囲気で屋台を回りながらぶらぶらと散策するのも良いですね!
<大津祭曳山展示館>
<大津祭曳山展示館>
大津祭を、あらゆる角度から紹介する展示館です。館内では原寸大の曳山模型を中心に、町並みの様子を再現。お囃子の音響、照明、スライド投影により、お祭りムードが味わえるようになっています。また大津祭の特徴の一つであるからくりなども映像によって提供しています。入館は無料。月曜、お盆、年末年始は 休館となっています。
注:開館時間が 9:00〜18:00(最終入場17:30)となりました。
大津祭曳山展示館より出典
当日は、浜大津あたりで大津祭にあわせて「食の祭典」など様々なイベントが開催されていました。
滋賀県在中のお笑い芸人「ファミリーレストラン」も出演!!
びわ湖花噴水
<大津祭>
琵琶湖の西南に位置する大津市で、湖国三大祭のひとつ、滋賀県無形民俗文化財の『大津祭』が行われます。京都祇園祭の風情を色濃く継承した祭礼。現在13基ある曳山はいずれも江戸時代に制作されたもので、各曳山にはからくり人形が乗っているのが特徴です。祭礼1週間前に組み立て、本祭の翌日に解体されてしまいます。
大津祭曳山連盟WEBサイトより出典
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