
数千人の人々を乗せて海を漂う“団地船”、永遠に朝が訪れない町、“生態保存”された最後のニュータウン・・・
もう一人の“私”が紡いでゆく、滑稽で哀しくて、少しだけ切ない九つの物語。
『失われた町』『刻まれない明日』に連なる“町”を、気鋭の写真家との奇跡的なコラボレーションで描く連作短篇集。
[BOOKデータベースより]
「遊園地の幽霊」「海に沈んだ町」「団地船」「四時八分」「彼の影」「ペア」「橋」「巣箱」「ニュータウン」が収録された短編集。
相変わらず独特な不思議な世界でした。
タイトルが震災を思い浮かべてしまうけど、震災前に発売されたようです・・・。
が、読んでて思い出してしまって辛くなりました。
白石ちえこさんの白黒写真が話によく合ってました。
若干ついていけない部分もありました。
「団地船」「四時八分」「彼の影」「ニュータウン」が印象に残っています。
「ペア」はモヤモヤした感じで終わっちゃいました。
価格: 540円
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感想(1件)
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