軌跡

ウルトラマン

『ウルトラマン』

1966年7月から1967年4月の間に円谷プロダクションが制作しTBS系で

毎週日曜日19：00 - 19：30に全39話が放送された。

本放送時の平均視聴率は36.8%、最高視聴率は42.8%を記録した

後の作品と区別するために本作のウルトラマンを主に「初代ウルトラマン」

「初代」「マン」と呼ばれている、ウルトラマン第1話～第13話まで使用された

記念すべき第１号スーツは、口が開閉するギミックが採用されたがうまく機能せず

口元にシワがよるなどの弊害があったり目がツリ上がり少々怖い印象を受けるなどの

理由により３パターンのスーツがのちに作られている。

またアクリル板で作られた目とカラータイマーの内側にはFRPで凹凸加工がされており

透明度を下げることで電球が見え難くなるよう工夫されていた。

投稿者： kee ｜17:50 ｜特撮ヒーロー

2011年08月26日

スケバン刑事

『スケバン刑事』といえばナンノでしょう。

1976年1月～1982年12月まで白泉社『花とゆめ』に連載。

作者は編集者から「婦警さんの話を描いてみませんか?」と

言われたのが発端だったと巻末でコメントしている。

一旦、サキと麗巳との対決で幕を下ろすが、

作者が「その次の連載『ピグマリオ』が不人気だった時、

第2部という形で連載再開します」と編集部と約束、

実際にピグマリオが受けず、1979年から第2部連載再開の運びとなった。

6巻巻末に美内すずえとのコラボレーションで『ガラスの仮面編』が収録されている。

現在も根強い人気があり、単行本は花とゆめCOMICSで全22巻、

累計で2000万部を超えている。その後、愛蔵版、文庫版が発売され、

現在はメディアファクトリーのMFコミックスから全12巻の完全版が発刊されている

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投稿者： kee ｜01:08 ｜特撮ヒーロー

2011年08月25日

兄弟拳バイクロッサー

『兄弟拳バイクロッサー』は、1985年（昭和60年）

1月10日から同年9月26日まで日本テレビ系で

毎週木曜日17：30 - 18：00に全38回（34話 + 再放送4話）が放送された

東映製作の特撮テレビ番組。

同時期の他の特撮番組に比べて低予算で制作された

ちなみに本作品の主題歌を歌っていたのは、

「水戸黄門」の八兵衛で有名な高橋元太郎さんでした。

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投稿者： kee ｜11:07 ｜特撮ヒーロー

2011年08月23日

冒険ロックバット

『冒険ロックバット』は、

1975年3月31日から同年9月27日まで毎日5分の帯番組として

フジテレビ系で全156話が放送された、ピー・プロダクション製作の特撮番組。

フジテレビは1971年より、日曜日を除く毎日18時55分に

低年齢層の子供向けに1話わずか5分の帯番組アニメを放送していたが

この作品をもって終了した。またピープロも当作終了後、長期間新作が作られない

冬の時代に入る事になる。

当作は元銭湯だった映画館内にセットを組んで製作された。

廃業した施設だったので、取り壊し予定日まで借りられたのである。

また、屋外での撮影は、当時大船にあった遊園地『大船ドリームランド』を使って行われた

これも廃業した施設だったので、中で自由に撮影が行えたのである

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投稿者： kee ｜22:46 ｜特撮ヒーロー

2011年08月23日

白獅子仮面

『白獅子仮面』舞台は享保年間の江戸。

江戸の町では狼仮面が怪事件を起こしていた狼仮面に対抗すべく、

町奉行大岡越前は影与力・剣兵馬を長とする武装同心隊を結成。

狼仮面との戦いで窮地に陥った兵馬の前に獅子面の神が現れる。

兵馬は獅子面の神の力で正義の剣士白獅子仮面となり狼仮面を倒す。

その後、次々と現れ怪奇事件をおこす火焔大魔王の率いる妖怪達を

白獅子仮面が退治するという一話完結形式の特撮時代劇

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投稿者： kee ｜17:04 ｜特撮ヒーロー

2011年08月22日

悪魔くん

『悪魔くん』特撮ドラマは1966年（昭和41年）10月6日から1967年（昭和42年）3月30日まで

NET系の毎週木曜日19:00 - 19:30で全26話。当時のマガジン編集長である内田勝の著書

『「奇」の発想』によると内田と渡辺亮徳によるゲゲゲの鬼太郎の企画が

テレビ局に受け入れられていないことからまず制作費の安い実写により悪魔くんを作成し

そのヒットにより鬼太郎の企画を進めることを目的とした旨の記述がある。

各話プロットなどに水木自身が参加しているという。

後の『仮面ライダー』などの東映特撮作品の原点となった。東映製作。モノクロ。

1986年9月15日にフジテレビの月曜ドラマランド枠で単発のドラマとして放送された。

浦沢義雄が脚本を手がけている。東映製作。

日本テレビでも、実現しなかったが、大泉洋がメフィスト役、共演が蒼井優で、

2008年4月から連続テレビドラマ化する企画が検討されたことがあったと報道された

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投稿者： kee ｜20:46 ｜特撮ヒーロー

2011年08月21日

バトルホーク

『バトルホーク』日本有数の武道家である楯哲舟を祖父に持つ

楯彰吾、大二郎、ユリカの楯三兄妹はテロリスト集団「兇鬼の掟」の

東洋支部長・紅鬼大人に祖父・哲舟を謀殺され復讐を誓う。

祖父・哲舟がアメリカで修行中の頃

伝説に生きるインディアン・シャスタ族の酋長にもらった3つのゴッドトマホークを

託されていた楯三兄妹はゴッドトマホークを打ち合わせることによって

伝説が生んだ不滅の戦士バトルホーク、ビッグホーク、クインホークに化身。

世界を戦乱の渦に巻き込もうとするテロリスト集団「兇鬼の掟」の殺しのプロ

闇がかもし出した憎しみの妖精“テロル闘人”と死闘を繰り広げる。

「兇鬼の掟」は、当初、頭領の黄金大帝を頂点にその下に集う

格闘技のビッグファイブこと五色衆（紅鬼大人、暗黒鉄人、白虎道士、緑魔夫人、青龍騎士）の

存在を示唆していたが、裏番組が『一休さん』、『ほんものは誰だ?!』、

『刑事くん』、『クイズグランプリ』（後半は『スター千一夜』。）と

強豪揃いだったこともあり、視聴率の面の不振の影響もあったため

予定されていた青龍騎士編が路線変更され、紅鬼大人と白虎道士を倒し

兇鬼の掟・極東支部が壊滅したところで物語が完結するという違和感を残したままの終了となった

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投稿者： kee ｜19:11 ｜特撮ヒーロー

2011年08月21日

走れＫ100

『走れＫ100』蒸気機関車ケー100に乗った主人公が全国各地を回る道中記で

舞台となる土地でロケを行った。

当初は半年の予定だったが折からのSLブームもあって好評のため延長され

鹿児島～夕張～沖縄と日本一周することとなった。

テーマ曲をにしきのあきら（現：錦野旦）が歌う。

なお開始1週間前の4月6日には、当番組の前夜祭として

「発車オーライ! 走れ!ケー100」が放送された。

これは番組の宣伝を兼ねて、大野しげひさやハナ肇といった全出演者がゲーム合戦をやる内容だった

機関車トーマスよりも以前にこんな番組があったなんて驚きです。

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投稿者： kee ｜01:50 ｜特撮ヒーロー

2011年08月20日

魔人ハンターミツルギ

『魔人ハンターミツルギ』江戸時代初期を舞台とした時代劇特撮

当時流行していた合体変身ヒーロー物だが、主人公であるミツルギ三兄妹は

プラスチック製のヘルメットをかぶり胸には手榴弾、腰には金属製のベルトと

時代考証を無視したスタイルであった。

宇宙人であるはずのサソリ軍団も含め、他の登場人物は時代劇らしい服装をしているため

三兄妹のいでたちが余計に目立つこととなった。

巨大神ミツルギと宇宙怪獣の戦闘シーンには「アニクリエーション」と称し

人形アニメ技法が用いられ、俳優による実写部分とは別に制作された。

日本のTVヒーロー特撮としては極めて異例な手法ではあったが、

毎週放映の番組ゆえに制作スケジュールは逼迫し

そのため、特撮部分全てが完全なストップモーション・アニメーションではなく

人形を手で動かした物を普通に撮影したカットも多かった。（特に、番組後半では目立つ）

結果、当時の子供の目にも人形劇にしか見えず、評判は芳しくなかった。

また、裏番組に1週間前に開始した『バビル2世』や、前年から放送していた

『ワイルド7』などの人気番組があったことからも、人気・視聴率は苦戦を強いられた。

全12話と放映期間は短かく、マイナーな作品ではあるが、その世界観の独自性や

部分的とは言えストップモーション・アニメーションに挑戦したこと、

更に後年『スーパージョッキー』で紹介された事などからマニア人気はあり

また話数の少なさゆえに、全話のビデオ・LD・DVD化も成されるに至った

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投稿者： kee ｜11:46 ｜特撮ヒーロー

2011年08月20日

恐怖劇場アンバランス

『恐怖劇場アンバランス』円谷プロが『怪奇大作戦』に続いて製作した

大人向け1時間ドラマ。『ウルトラQ』の企画時のタイトルだった「アンバランス」を冠しており

円谷プロにとって原点回帰の意味も込められていた。

『怪奇大作戦』では科学技術の内包する暗黒とそれを利用する犯罪者の恐怖が描かれたが

本作では日常や常識のバランスが崩れた不可解で理不尽な恐怖が題材とされた。

制作初期はオリジナル脚本によるオカルト路線だったが、

後半は原作付きのサスペンス路線にシフトしていき結果的に幅広い意味での恐怖が描かれることになった。

円谷プロとしては珍しく日活の監督陣を多く起用している点

作り手として名高い面々（大和屋竺、蜷川幸雄、唐十郎、野坂昭如）が俳優として熱演している

（しかも野坂以外は主役かタイトルロール）点などが特徴である