初心者だと色々な専門用語に触れてわけが分からくなりますよね?
今回は、ギターパーツの「ピックアップ」に絞って基礎的な解説をしていきます!
※文字数が多くなるので「P.U」表記で書きますが、「ピックアップ」と変換
して読んでください(笑)
今回の紹介でどのパーツがP.Uか分かって、大体の特性、役割が分かってもらえたらと思います!
- 1. P.Uってどんな見た目?
- 2. P.Uって何をするパーツなの?
- 3. P.Uってどんなのがあるの?
1. P.Uってどんな見た目?
単刀直入に説明すると画像の 赤枠部分 です。
ちなみに画像のようなP.U配列を「SSH」配列と言います。
(ストラトキャスターに作用される事が多い配列です。)
様々な形のP.Uがありますが、配置位置は大体同じ所に1〜3個配置してます。
2. P.Uって何をするパーツなの?
簡単に言うとマイクの役割があります。
仕組みは、P.Uに磁石が入っていて、電磁誘導の原理で誘導起電力を発生させます。
って言う難しい話はさて置き、弦振動を電気に変換するやつと思って下さい!
細かい原理は高校物理の範囲を勉強して下さい笑
P.Uで発生する電力の大きさや電気抵抗(インピーダンス)の違い等により音の特徴が変わります。
※P.Uで音が結構変わるので、改造パーツの定番箇所です。
3. P.Uってどんなのがあるの?
一般的に「シングルコイル」、「ハムバッカー(PAF)」の種類が多くマイナーなところで「P-90(ピーキュウジュウ)」があります。
また、電池駆動かどうかで、「アクティブ」「パッシブ」と呼び分けます。
・「シングルコイル」P.U
画像の様な横長のバーが「シングルコイル」P.Uです。
バーが1本の見た目の特徴があります。
音の特徴として比較的高音域を捉えるのが得意で、逆に低音域が苦手領域です。
また、ノイズが乗りやすく荒々しい音が出せる反面、ノイズ制御が難しいです。
高音域が出るので、クリーントーンが煌びやかになる代わりに低音域を生かした
落ち着いた太く丸い音が出にくです。
音楽ジャンルでまとめると...
ラウドロック、メタル系、リードソロ(メロディーメインの曲等)以外と相性がいいので
汎用性が高いです。
・「ハムバッカー」
画像のP.Uが「ハムバッカー」P.Uです。
シングルコイルP.Uのノイズ対策の為に開発されました。
仕組みとしては、ノイズに対して真逆のノイズをぶつけてノイズを消します。
なので、シングルコイルP.Uと逆巻のシングルコイルP.Uを用意して使用します...
簡単に言うと性格が真逆の見た目がそっくりな双子を一人とみなして性格の凸凹を無くす
感じが個人的にイメージしやすいかなと思います...逆に分かりづらいかな...??
副産物として、高音域が出ずらく、中低音域が協調される傾向があります。
更に単純に巻き数が倍になるので(シングルP.U+逆シングルP.U)結果出力が大きくなり
パワフルな音が出やすくなります。
細かいマニアックな説明が続いて申し訳ないです。
さて、相性の良い音楽的ジャンルでまとめると・・・
パワフルなロック(特にラウドロック系)やパンクロック、メロコア、メタル系
と相性がいいです。
ノイズが少なく音の輪郭がハッキリしやすいので、フュージョンやリードやソロギター
に向いています。
〇まとめ
いかがだったでしょうか??
P.Uについて基礎知識を説明してみました。
3で紹介した「シングルコイル」、「ハムバッカー」は派生品が多くあります。
派生品の多くの原型がこの2種類なので、簡単なイメージを持っていると今後
新しいP.Uと出会った際に参考になると思います!!
wpX(ダブリューピーエックス)
では、また!