先日、群馬・吾妻渓谷から、
草津温泉を経由し、
軽井沢・雲場池へ、
紅葉狩りに行ってきました。
茜、紅、深緋(こきあけ)色など
鮮やかに彩られた紅葉に心奪われ、
風とともに舞う木の葉に、
もの悲しささえ感じる、秋。
今日は、
そんな「秋」を感じる風景や瞬間を
あらわす言葉をご紹介します。
錦秋 きんしゅう
さまざまな色糸を使って、
模様を織り出した美しい織物を「錦」といいます。
華麗な織物をまとうように、
紅葉に彩られた秋のことを「錦秋」と表現。
山一面の紅葉を、「山は錦秋の装い」と、
形容することもできます。
照紅葉 てりもみじ
美しく照り輝く紅葉のこと。
「照る」は、もともと太陽や月などが光を放つこと。
光の中で、きらきらと輝く紅葉は、
照らされているというより、
自らの力で輝いているように見えますね。
風葉 ふうよう
風に吹かれる草木の葉や、
風に吹かれて散る木の葉のこと。
個人的には、風葉の舞う姿に魅せられ、
感傷的になります。
落葉舟 おちばぶね
舞い落ちた葉っぱが、
水面に落ちて、小さな舟のように浮かぶ様子。
「木の葉(このは)舟」
と言ったりもします。
こうした言葉を知ると、
美しい瞬間が、
一層美しいものとして切り取られるように
感じられるのは、私だけでしょうか?
☆愛に満ちたことばと笑顔あふれる世界に☆
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