はしか(麻疹)ってなに
日本国内でもはしかの流行を知らせるニュースをよく耳にします。
はしかは麻疹とも呼ばれ麻疹ウイルスに感染することで発症する感染症です。
感染症法では5類感染症に分類されています。
はしかは空気感染するため感染力が非常に強く免疫を持っていなければ1人の感染者から10人以上の感染者が生まれてしまいます。
はしかにかかったらどうなるの?
はしかはウイルス感染後10日ほどで風邪のような症状(高熱・せき・鼻水)で始まります。
数日で一旦熱が下がりますが、その後39℃以上の高熱とともに全身に発疹が広がっていきます。
このとき気道や目の強い炎症も同時に起こります。
その後合併症がない限りは数日の発熱の後に解熱し回復に向かいます。
しかし初期症状から回復まで10日以上かかることを考えるとはしかはかなり重症な病気といえます。
またはしかの合併症には肺炎・心筋炎・脳炎などがあり場合によっては 命に関わることもあります。
はしかの免疫がある人とない人
はしかへの免疫を持っていればはしかにかかることはありません。
この免疫をもっている人は「はしかにかかったことがある人」と「はしか(麻疹)の予防接種を2回受けた人」です。
1977年以前に生まれた人ははしかの定期予防接種が無かったため、はしかに感染したか自主的に予防接種を受けていない限りはしかへの免疫は無いと考えられます。
1977年から1990年生まれの人は定期接種が一回だけの世代のため、はしかへの免疫が低く2回目の予防接種が必要です。
1991年以降に生まれた人は定期接種が2回の世代であるため例外はありますがはしかへの免疫が備わっています。
ちゃんと接種しているかどうかは母子手帳に記録が残っているので一度確認してみましょう。
また妊娠中の人がはしかにかかると流産や早産を起こす可能性があります。
妊娠中ははしかの予防接種ができないため、妊娠を考えている人やそのパートナーは事前にはしかへの免疫があるかどうかをチェックし、免疫がない場合は速やかに予防接種を受けるようにしましょう。
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