2010年10月11日
この日本一国と引き替えてでも、あの男だけは殺してはならぬ
ひさびさに読み返しました
今日のタイトルは
下巻の中ほどで新撰組三番隊隊長斉藤一が吉村貫一郎の後姿に向かって
心の中で叫ぶ言葉です
「 壬生義士伝 」は、いたるところに涙腺を刺激するせりふや場面が散りばめられているので、
なかなか人前では読むことができないので、7,8年ぶりに手に取ったのですが、
やはり、 号泣ーーーっ !
今、NHKで龍馬伝をやっていますが、
同時代でも真反対の
新撰組という 滅び行くものの生き様 を描いた点では、
司馬遼太郎氏の「 燃えよ剣 」と並ぶ傑作です