あらゆる場でデータが求められる時代に必要なデータ解析力やデータの嘘を身につけられる入門書。
学問的には計量経済学というものらしいが、数式がわからない文系でもわかりやすく解説。
紹介されている事例も「電力価格の実証実験」「オバマ陣営のウェブサイト実証実験」「グーグルの事例」などなど読者をひきつけわかりやすい。
特に、グーグルのウェブサイトで行われている実証実験についての事例は面白い。
ウェブで表示される「青」は実に実に41種類あるらしく、グーグルはどの青が一番
クリックされやすいかを実証実験した結果が、いま使われている青ということらしい。
そして、実証実験は今もいろいろと行われていて、それはランダムで、無差別に行われ、
あなたが今開いているグーグルの表示がいつも違っていれば、
それはその実証実験かもしれないということ。
データ分析の因果関係をよく知ることで、マスコミや新聞が言っている矛盾も
よくわかるようになり、この本を読むことで、だまされにくくなると思う。
人生をうまくいきるためにも是非お勧めしたい一冊。
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