ぷりん将軍だ
12時現在の東京は33℃。
十分暑いんだけど、昨日はMAXで39℃だったから、なんとなく過ごしやすく感じてしまう。
明らかに身体がバカになってるな
このあとあまり気温が高くならなければ、今日はジョギングするぞ。
さて、今日は最近気になった二つのニュースについて少しコメントしてみたい。
それは投資信託のニュースだ。
二つのニュース
まずは今月5日のニュースから。
銀行の投資信託、46%の個人が「損」 金融庁問題提起 (朝日新聞 7/5付)
投資信託を保有している人の約半数が損失を抱えているという。
しかし、グラフをよく見ると、損失を抱えている人の大半はマイナスが0%〜10%未満ほどだ。
この程度はけっして大きな損失とはいえないし、多くの人が利益を出していると見た方がいいだろう。
そして、もう一つのニュースがこちら。
家計保有額、30兆円以上も誤計上 日銀がミス (毎日新聞 7/23付)
このニュースには本当に驚かされた。
今日このブログ記事を書こうと思ったのも、実はこのニュースがきっかけ。
2005年以降の数値をさかのぼって改定した結果、17年12月末の家計の投信保有額は、改定前の109兆1000億円から約33兆円少ない 76兆4000億円まで激減 。個人金融資産に占める投信の割合も、改定前は12年の3.8%から17年の5.8%まで上昇していたが、改定後は14年の4.6%をピークに低下し、 17年は4.1%まで下落していた ことが分かった。
投資信託は資産運用の入り口となる金融商品だ。
それなのに、資産に占める割合が実際には減っていたという衝撃の事実。
つまり、金融行政の進める「貯蓄から投資へ」の掛け声とは裏腹の実態が明らかになったわけである。
現金信仰?
日本の貯蓄志向、そして現金嗜好は世界的に見ても際立っている。
金融庁作成の、アメリカ・イギリス・日本の家計金融資産の内訳のグラフがこれ。
一見して目立っているのは、イギリスでは保険が好まれ、日本では現金貯蓄が好まれているところ。
こうした国によるちがいが面白い
そして、経済産業省作成のキャッシュレス決済の各国比較のグラフがこれだ。
このグラフは3年前の統計なので、この3年間のフィンテックの成長と発展を考えると、おそらく現在のキャッシュレス比率は総じてさらに高くなっているはず。
そして、日本ではこんな本が売れたりもする。
投資なんか、おやめなさい (新潮新書) [ 荻原 博子 ]
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これらから見えてくるのは、日本の現金へのこだわりである。
投資のススメ
こうした日本の現金へのこだわりがどこから生まれてくるのかを探る気はまったくない。
ただ単純に、個人が投資に目を向けないのは損だと思うだけだ。
試しに計算してみよう。
25歳のあなたが、 10万円 を金利が年1%の定期預金(半年複利)で運用したとする。
65歳になる40年後にいくらになるのか
それは、 149,034円 で約1.5倍だ。
※計算に利用したのは カシオの計算サイト 。
一方、同じ 10万円 をアメリカ株に投資したとするといくらになるか。
それが次のグラフだ。
2000年前後のITバブル、2008年のリーマンショックなどで山あり谷ありではあるが、株価は 約28倍 になっている
つまり、10万円が 約280万円 になったというわけ。
もちろんこれは過去の実績であって、これからの将来を保証してくれるものではない。
今後も山あり谷ありであることはまちがいない。
しかし、どう考えても投資をした方がいいと思うんだよなぁ。
投資信託は庶民の味方
投資はお金持ちの儲け話ではない。
とくに投資信託は、庶民が将来を見据えて資産形成をするための大切な手段だと思う。
実際、各金融機関は投資信託の最低購入額を引き下げている。
メガバンクでも 毎月1,000円 から積み立てができるし、ネット証券ではなんと 毎月100円 から可能だ。
もし、メインバンクがみずほ銀行なら、今すぐにでも投資信託の積み立てを始めた方がいい。
掛け金が月に1,000円であっても、それだけでコンビニATMが月4回無料、振込手数料も月4回無料となる。
このことはすでに記事にしている。
【マネーハック】振込手数料も払う必要はない!?メガバンク編 (2月25日)
そして、みずほ銀行の投資信託でおススメなのは、ズバリ iシェアーズ 米国株式インデックス・ファンド だ。
この投資信託は先ほどのグラフの株価指数S&P500の値動きに連動したタイプ。
購入手数料も無料だし、信託手数料もまあまあ安い。
投資信託を銀行で購入せず、ネット証券の口座を開いてもいい。
たとえば、SBI証券では今使っている銀行口座から、手数料無料で投資信託の購入資金を振り替えるサービスもおこなっている。
そして、先ほどと同じタイプの投資信託、 三菱UFJ国際−eMAXIS Slim米国株式(S&P500) を勧めておきたい。
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まとめ
ぷりん将軍は個別株の取引をしているので、現在は投資信託をほとんど持っていない。
しかし、十数年前に投資を始めたとき、最初に買ったのは野村證券のマイストーリーという投資信託だった。
ちょうど30歳になった頃で、おそるおそる野村證券の支店に入っていき、いろいろ説明を受けたのを覚えている。
それからリーマンショックなどが起こって痛い目も見たし、その結果として投資のことをいろいろ勉強することにもなった。
今のように海外株中心の長期保有かつ配当金重視のスタイルになったのは、ここ5年ほどのことである。
その間、いろいろ紆余曲折がありました
話せば長くなるので、それは割愛。
っていうか、ブログの記事自体も長くなったので、今日はここまで。
おわり
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