マイセン(Meissen) 歴代レリーフ 1984年から1989年 白磁カップ&ベットガーセッ器ソーサー 6客セット
マイセン はドイツ・ザクセンの陶器ブランドで、ヨーロッパではじめて硬質磁器を生み出した名窯として知られています。
設立年は1710年。
当時のヨーロッパでは、中国の磁器や日本の伊万里焼がもてはやされ、各国で白磁の開発合戦が繰り広げられていましたが、その中でザクセンの選帝侯であったアウグスト2世が錬金術師のヨハン・フリードリヒ・ベトッガーに命じて白磁の製法を解明させて、ドレスデンに王立ザクセン磁器工場が設立。これが現在のマイセンの始まりになります。
今回のカップ&ソーサーのコレクションは、1984年から89年まで毎年1客ずつ発表されたコレクションの全6年セットになっています。
フォームはルードヴィヒ・ツェプナーによるもので、マイセンの歴代のレリーフをモチーフにしています。
ソーサーの素材はベットガーセッ器になっています。
ベットガーセッ器は、創業者のヨハン・フリードリヒ・ベットガーが磁器の焼成実験過程で赤茶色のせっ器を作り出し、これがレリーフなどの装飾を施すのに適していて、金銀細工を思わせる立体的な飾りが多く付けられていました。
18世紀に製法が途絶えましたが、1918年にヴィリアム・フランクが再現に成功しています。
輸入ブランド洋食器専門店 ル・ノーブル
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