第一話 追突される時の防御方法
高齢者社会を迎え都会では交通網が整備されていますが、
地方の都市や村では、1時間もしくは午前に1回しか
バスが走らないような、
交通網整備が遅れている処が日本中にあふれています。
そこでは高齢者に限らず移動手段は
マイカーに頼らざるを得ないのが実情で、
80歳90歳のおじいさまやおばあさまも
ハンドルを駆使して村や町を走り回っています。
免許返上したくても移動手段が無い中では
やむを得ないのかもしれません。
予測運転
交差点前で信号が黄色に変わる時ってありますよね、
停止の為に減速します。
前車の動きに注意するとともに
ルームミラーで後続車の動きもチェックしましょう。
後続の車には、注意を向けさせるために
ポンピング(ブレーキを数回に分けて踏む)してから
停止します。
私の経験談
ルームミラーで後続車を確認したところ
なんと!減速の気配もなく20m程後方から
進行して来るでは有りませんか。
時速40キロ程でノンブレーキで進行して来る車、
片側1車線の道路で脇によける事も出来ない、
先ずは自分の体を守らなければなりません。
如何したかと言うと
座席に沈み込んで右足はブレーキに
左足はフットレストにしっかり踏ん張り
頭はしっかり座席に押し付け
ほぼ水平の体勢で衝撃に備えました。
予測通りドンと言う衝撃で追突されてしまいました。
人間不意打ちには弱いけど
あらかじめ衝撃に備えて体勢を取っていれば
かなりの衝撃にも耐えられるものですね!
少し目が回ったような感じでしたが
頸部捻挫(むち打ち症)は避ける事が出来ました。
加害者は老夫婦で話に夢中で信号停止の私の車に
気づくのが遅れノーブレーキで追突してしまった、
との事でした。
頸部捻挫(むち打ち症)について
以前私のブログで取り上げた内容を
参考までに添付しておきます。
交通事故に遭って体を痛めた時の
参考にしてください。
むち打ち症(頸部捻挫)
追突事故などで負傷する場合が多い症状です。
衝突の衝撃で頭部が前後あるいは左右に揺さぶられる時に、
頸部の筋肉や神経系統がダメージがを受けて様々な症状が現れてきます。
頸部で支えている人間の頭部はかなり重い部位ですから、
緊張している時にはしっかり支えていますが、
気を抜いて ぼんやりしている時に追突されたりすると、
物理慣性の法則で頭だけはそのままの位置にとどまり、
首から下だけ車両と一緒に前に押しやられる時の、急激な伸び縮みで発症します。
その為、車両破損の大小からだけでは重症、軽傷の判断はつきにくい症状です。
見た目では傷害程度が判りにくいため、車の破損が小さい時など、
「痛い」と言っても信用されない事があるため、
被害者、加害者、保険会社、それぞれが疑念を抱き
「示談の話がこじれる」事がしばしば起こります。
何と言われても、痛い思いをしたのは被害者ですから、「短気は起こさず」、
被害者は粛々と事実に基づき示談の話し合いを前に進めた方が解決が早いと思います。
一般的には神経断裂など重篤な場合を除けば、後遺症認定までは至らず、
「むち打ち症」と言われるように、しなった神経が時間とともに復元します。
期間の長短は有りますがおおよそ事故から3カ月〜6カ月目くらいで、
医療調査などを含めた示談解決の方向で関係者の話し合いが進んでいきます。
基本的には、車両も人間の身体もそうですが 、
厳密な意味では寸分たがわず元の状態に戻ることは有り得ないので、
むち打ち症の場合も、「日常の生活に差しさわりの無い状態」になった時を、
「治癒」もしくは「症状固定」と言う事で治療を終了し、
人身事故損害賠償請求手続きが始まります。
損害賠償のあれこれについては、
後日の起稿にしたいと思います。
自動車保険と交通事故 よろず相談コーナー
交通事故に関するいろいろな情報は
こちらから⇒ https://toshipro-a.blog.ss-blog.jp/2015-12-22
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