キエフといえば、モデスト=ムソルグスキーの組曲「展覧会の絵」のラスト「キエフの大門」を思い浮かべる方も多いかもしれません。特にラヴェルによってオーケストレーションされた「キエフの大門」は、様々な顔を見せて展開されてきた組曲のラストを飾るに相応しい荘厳さを持っています。
プーチンによるウクライナ侵攻はそんな荘厳さとは正反対の醜悪さを持っています。現代社会において、ここまで民意とかけ離れた戦争というのも珍しい。
これは、つまるところ、ロシア対ウクライナの戦争ではなく、共産主義と民主主義の戦争でもなく、一人の専制者と、それを支援する2人の専制者による戦争。つまり、プーチン、習近平、金正恩による戦争だ、ということです。そしてもう一つ、オリンピックが終わって、すぐに侵攻を開始したということは、パラリンピックはどうでもいい、ということであり、彼が障害者などどうでもいいと考えているということです。それも含めて、世界はプーチン、ひいては習近平、金正恩を認めてはならないのです。
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