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国立大学工学部卒、元エンジニアの主婦、平成生まれの女性です。 ブログタイトルの「バリデーション」とは「検証」「実証」という意味です。 自分の家計を合理化し無駄な出費を削減するため、新商品や新サービスを試し、バリデーションを行っています。

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posted by fanblog

2018年07月01日

「物」は負債と気が付き、断捨離中です。

妊娠してから、ベビーベットなどの家具と、ベビー布団を購入しました。

物が増えたことによって、生活空間が圧迫されたり、ルンバが掃除できない個所が生まれることによって家事が増えたりしました。

そこで、気が付きました。
「物」が時間と労力を奪う、負債だということに。


今まで、荷物が多いという自覚はなかったのですが、家具が増えたことにより、物が多いことがストレスになってきました。


キッチン用品は、余分な食器や箸などを処分しました。
実家に眠っていて「絶対に必要だから」と言われて持たされたものの、結婚してから1度も使っていない、新品のホーロー鍋も3つ処分。
ホーロー鍋は、いくら新品でも、何十年も実家に眠っていたものだから、カドミウム中毒が心配で、受け取った時からとても安心して使えるものじゃなかったので、ネットで売却はせずに捨てました。

そのほか、粗品でいただいたまま新品で眠っているものは、片っぱしから処分中です。

物が減ると、キッチン棚がすっきりして、取り出しやすくなりました。
何一つ、買い足していないのに、かなり便利になったので、「物が多いと不幸だな」と思うようになりました。


「物」は、10年経ったら、全てゴミですね。
例外は、使い続け手入れされているものと、地金(純金、ゴールド)の製品くらいかと思います。



私の身内に、
「消耗品だからいくらあってもいいじゃない」と買いだめしたり、
「(まとめ買いしたので)たくさんあるから」とストックを押し付けてきたりする人がいます。
「使わない消耗品は減らない」が真実なので、そういうものも全て処分しました。


「自分で捨てる」のがもったいなくて罪悪感がある人が代わりにする行動、
それは「あげる」です。


自分の家のストックを「あげる」としつこく押し付けてくる人は、「使えるものを捨てる」という罪悪感から逃げるためですね。
何度断っても必死に「もらってよ」を繰り返す面倒な人、いますよね・・・。

自分が罪悪感から逃げることに必死で、相手の「いらない」という言葉も届かないし、相手の気持ちも考えられないんだろうな。

しぶしぶ、もらった相手は、相手のことを考えるから、ますます捨て辛くなるということに頭が回らないのかな?
いつか捨てる、その「押し付けられた不要な物」と一緒に、その人との人間関係も、バッサリ切られてしまうことになぜ気が付かないのか?

しかも、ストックはお店で売っているものと違って、自宅保存されているわけだから、ストックし始めたその日から「劣化」が始まっている「価値が落ちた物」でもあるわけで、お店に売っているものよりも質が下がっているわけですよね。
それを「あげる」と。

自己中だと思うし、一番「物」を大切にしていないということにも気が付きました。

こういう人にはなってはいけないと思い、思い切って捨てました。
今まで、「物をあげる」としつこく言われるのがストレスだから、仕方なく受け取ってあげているだけで、迷惑しているから自分で捨ててほしいと散々話してきましたが、本人は「良いことをしている」と思いこんでいた様子でした。

これを機に、その人にも「苦労して捨ててあげたのだから、2度と持ってこないで」とはっきり伝え、距離を置きました。

これほど物があふれた時代に、「不用品をあげる」人の結末って、
不用品を捨てるときに、一緒に関係まで捨てられてしまう時代。

それほど迷惑行為だということに気が付かないのがとても不思議ですね。


「物が多いと幸せ」は幻想で、「必要なものが、必要最低限だけ」あることが本当の幸せですね。


妊娠は人間関係の断捨離といも言いますが、その通りになりました。




今後使う予定のない不用品の中で、ネットオークションやフリマアプリを使うと、高値で売れるものってありますよね。

私も、私物をいろいろと売りました。
段ボール3箱分は軽く減ったと思います。

特に、愛着があるけど、結婚してから使っていないものは、売るのに躊躇しました。
が、結果的に思い切って売りました。

たとえば、独身時代に電気工事士の資格取得のために購入した工具や材料です。
1万5千円ほどの値段で売れていきました。(購入時は新品で2万円ほど)
合格してしまった資格教材は、今の私にとっては、愛着はあるけれど不要品です。
これから受験する人にとっては、中古品だとしても1万5千円を支払ってまで、欲しいものだったということでしょうか。

物を処分する決断が早いと、「捨てる」という選択肢以外にも、「売る」という選択肢が生まれます。
新品で処分したホーロー鍋だって、もらってすぐであれば、リサイクルショップで買い取ってもらえたかもしれません。

愛着のある工具だったからこそ、しまいこんで眠らせて錆びていくよりは、今、必要としている人に使ってもらった方がいい。
愛着があるけれど、今後使わないものは、「『物』は使われてこそ輝く」、「『物』のために売る」と思うと、気分良く売却できました。


出産予定日も近づいてきましたが、手放しにくい愛着がある不用品も、どんどん減らしていこうと思います。
posted by シンリー at 16:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記
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