YouTubeで武田邦彦さんが様々なテーマについて持論を語る動画を見ていて、
その中で感銘を受けた動画がありました。
人間の分布図の話から、
集団を良い方向へ向かわせる方法論です。
私は恥ずかしながら、
40歳にして初めて仕事で集団をまとめるという立場になりました。
職場の管理職とまではいきませんが、
ちょっとそんな感じです。
集団の管理をしながら仕事を進めていくような立場の人なら経験もあるのでしょうが、
とにかくいつも何かしら問題が尽きないと感じていました。
ある問題を解決したら今度は新たな問題が浮上する・・・
例えば職場に他の人とうまく人間関係を築けない困った人がいて、
その人のために周りが迷惑しているとします。
その人を周りとあまり絡ませない様にするか、
配置転換をして完全に関係を遮断するとします。
しばらくはやれやれと思っても、
次にその人の代わりに入ってきた人が集団の誰かとトラブルになって、
結局元の木阿弥みたいなことになったりします。
またある人が遅刻が多いから改善しないとと思い色々と話をして何とか減ったと思ったら、
今度は違う人の生活問題が顕在化されたり。
私はこういった現象の理由を、
『 人は他人の欠点を見ようとしがちだから 』
と思っていました。
人間は問題を解決すると新たな問題を見つけようとする生き物で、
人間( 日本人? )は他人の評価や他人の行動を気にする生き物であるから
集団の問題というのはいつまでも解決しない、
そう思っていました。
要するに私は心情的な見方でしか原因を考えておらず、
今回動画で見た統計的な見方は全く頭に無かったのです。
私の業務内容は会社で働く障がい者スタッフのサポートということもあって、
仕事柄人の悪い所に目が行きがちです。
特に私より後に入ってきた職員は、
当然ながら私や障がい者スタッフより仕事が出来ません。
そういった人が自分が職場にいる価値を見出すことで陥りやすいのが、
『 他人の粗探し 』です。
本来の業務は入ったばかりで出来ない、
じゃあ自分に何が出来るかと言えば
『 職場での仕事の態度 』や
『 生活態度 』
の指導になってしまいます。
人を傷つけるようなことを言ったり周りに迷惑な行動をしたりするのは
注意すべきことで確かにそれも大切なことなのですが、
それと同じくらい大切なことは仕事を回すことです。
私の職場は今そのバランスが崩れているというところもあります。
この武田邦彦さんの動画を少し参考にして、
職場の向上を考えてみてもいいのかなと考えさせられました。
まあ、本当は仕事を辞めたいんですけどね(*´Д`)
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