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ヤマダ電機が赤字転落

ちょうど一年位前でしょうか。
自分がショールーミングについて書いたのは。

ショールーミング

ちなみにショールーミングとは
店舗で実物を確認し購入はネットを利用する行為 との事です。
店舗を ショールームとして利用する という
購入されない実店舗には全く利益の入らない買い方です。
タブレット端末やスマホ が氾濫しネット社会が一般に浸透しつつある
今の世の中ではある意味仕方ない行為でしょうね。


このところ特にニュースなどでもちょくちょく聞かれる様になってきました。


特に家電品は最もそのショールーミングの影響を受けやすい物なのでしょうね。
値段以外は基本的に何処で買っても同じですし。
家電量販店の最大手のヤマダ電機が4月〜9月期の前期が赤字に陥ったそうです。

主要因はネットとの価格対抗を打ち出した消耗戦にあるそうで。
その根底には実店舗の強みである見にくる人がいるなら
そこで買ってもらえばショールーミングをされずに済むというのがある様な気がします。

ある意味正しく、ある意味正しくない戦法ですね。



元々、価格ドットコムなどもそうですが
全商品、同じ店舗が安いわけではない ですよね。

例えばAという商品は〇〇電気が安い。
だけどBという商品は××電気が安い。
そしてCという商品は△△商店が安い。


それぞれ目玉として赤字覚悟で各商品を安くしていたとします。
でもヤマダ電機はこの ABC全て 対抗で安くしたらどこで儲けを取るの?
という話になります。
単純にネットに完全対抗するということはそういう事です。

まぁ消費者はネットで最安値を調べその値段を見ればそれが基準となります。
それが赤字商品などとは考えもしませんし買う方にしたら関係有りません。
逆にそれより高ければボッタくりだ!くらい思うかもしれません^^;
だからそれに対抗して値段を対抗するのは仕方ない策ではあります。

でもそれじゃ〜会社が潰れちゃうっしょ。

実店舗は実店舗にしかない強みを発揮しないと
ネットの多数の店舗に対しての価格の対抗など無理に決まっています。

そんな訳でヤマダ電機は今後 家電以外の分野 での巻き返しを図るようです。
う〜む電気屋が電気商品を売っても儲けられない時代が来ているのですね〜。
10万円の物を売っても儲けが無いってどんな商売だ、と消費者としては思ってしまいます^^;

まぁある意味自業自得というか町の電気屋さんをつぶしてきた報いとも言えるのですが
問題は実店舗が無くなってくると困るのは消費者なんですよねぇ。



家電は日本のお家芸ともいう得意分野。
きっと儲かってるに決まってる、という思い込みもたぶん日本国民にはあります。

でも業績を見ると大手家電メーカーはこぞって赤字。
そして販売店も赤字。
世界で一番商品やサービスに対して細かくわがままな日本の消費者が
今度はお金すらも払わなくなってきている為なのでしょうか。

とはいえ消費者としては価格が安いに越した事は有りませんけどね^^;

いっそショールーミングを進めて入場料を取って一般販売をしないのも手では無いかと。
そして修理や説明などのきめ細やかなサービスを望む人は
年会費を払い会員登録をして少々値段は高いですがそこで購入できる様にする、とか。

もう 自己責任の安価買い
面倒を見てもらえるサービスを含む高価買い
二極化でも進めてくれれば後はこっちで判断して買い物が出来るのですけどねぇ。


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