2015年2月25日(水)11時33分配信 clicccar
お膝元、愛知県豊田市の元町工場で同日ラインオフ式が催され、式典には豊田章男社長を始め、愛知県の大村知事や関連部品メーカー、水素事業体、地元自治体などが出席。 「MIRAI」は昨年12月の発売後に国内で1,500台を越える受注が入るなど、出足は順調で、同社は今後の欧米等への輸出に向けて年間700台の生産能力を2016年に2,000台、2017年に3,000台に引き上げる方針を掲げています。
「MIRAI」は以前にレクサス「LFA」を500台生産したラインで組立てられています。
「トリム工程」、「シャシー工程」、「ファイナル工程」の3行程に分かれており、同社は今回のラインオフ式に合せて各製造工程を動画で紹介。
ライン概要や検査工程を含めて作業内容が紹介されており、中でも「シャシー工程」では最も重要なFCスタック(燃料電池)や高圧水素タンクなどのFC関連部品を搭載する様子を見ることができます。
比較的静かな環境の中、専用ラインで粛々と組まれていく様子が何とも印象的。
こうして組まれたMIRAIは最終品質チェックを受けて送り出されていきます。
今回のMIRAIのラインオフ式は同社が「トヨタ再出発の日」とする2010年の巨大リコール絡みで豊田章男社長が米国公聴会に出席した日に合せて行われました。
それは同社がFCV「MIRAI」にかける並々ならぬ「意気込み」と「覚悟」を持って新たな一歩を踏み出した瞬間を象徴しているようです。
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