投資には色々な種類があり、それぞれの特徴があります。
まずは、どういったものがあるのか、簡単におさらいしておきましょう。
1. 定期預金
特徴: 一定期間お金を引き出せない代わりに、高い金利が適用される預金口座です。
?メリット
高い金利でお金を増やせる → 現在は超低金利のため、お勧めできません
確実にお金を貯められる → 確実ではありますが、今はやる意味はないでしょう
デメリット
途中解約できない → できるところもありますが、金利が付きません
固定金利で金利変動がない → これは逆にメリットになる場合もあります
2. 外貨預金
特徴: 日本円ではなく、外国通貨で預金を行う方法です。
外国為替証拠金取引(FX)もほぼ同様です。
?メリット
外貨の高い金利で利子を得られる → 年利数%で運用できますので、日本とは桁が違います
為替差益を狙える → 逆にデメリットにもなります
資産を通貨に分散できる → 日本円の価値が下がった場合に、価値の高い通貨に投資できます
デメリット
元本保証がない → 為替差損が生じることがあります
為替手数料が発生する → 日本円で外貨を買う時に手数料が発生します
3. 株式投資
特徴: 企業の株を購入する投資方法です。
?メリット
配当金が得られる → 一般的に、日本株なら年2回、米国株なら年4回配当があります
売却益を狙える → 株価が上がれば、利益になります
株主優待が受けられる → 日本株によっては、優待が受けられます
デメリット
価格変動のリスクがある → 株価が下がれば、損失となります
流動性のリスクがある → 必ず売買できるとは限りません
倒産リスクがある → 企業が倒産すれば、株価は0になります
4. 投資信託
特徴: 資金を複数の銘柄に分散して運用する方法です。
プロのファンドマネージャーが選んだ銘柄に投資します。
?メリット
リスク分散ができる → ひとつの投資信託で、複数の銘柄に投資できます
少額から始められる → 株式の投資信託でも、100円から始められるものがあります
プロの運用が期待できる → 投資経験がなくても、プロに任せられます
デメリット
手数料がかかる → 投資信託によって手数料が異なりますので、注意が必要です
ファンドの価格変動リスクがある → 株式や為替の変動により価格が変動します
5. 不動産投資
特徴: 不動産を購入して収益を得る方法です。
賃貸物件や不動産クラウドファンディングがあります。
?メリット
安定した収益が期待できる → 家賃収入等、不労所得になります
物件の価値が上昇する可能性がある → 逆にデメリットにもなります
デメリット
初期投資が大きい → 不動産を購入する場合は、かなりまとまった資金が必要になります
管理やメンテナンスが必要 → 不動産会社に任せると、それなりの手数料がかかります
6. 債券投資
特徴: 国や企業が発行する債券(借り入れ証券)を購入する方法です。
利息(クーポン)が支払われます。
?メリット
安定した利息収入が期待できる → 予め決められた利息が、定期的に支払われます
リスクが比較的低い → 企業が倒産せず、債券価格が変動しない限り、元本は返ってきます
デメリット
利回りが低いことがある → 対象企業によります
金利上昇による価格変動リスクがある → 債券が償還されるまでに、価格が変動することがあります
7. 仮想通貨投資
特徴: ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨を購入する方法です。
?メリット
高い利益を狙える → 長期保有により、100倍、1000倍に上昇することもあります
分散投資の一環として利用できる → 小資金で、考え方としてはありです
デメリット
高い価格変動リスクがある → 暴落の可能性があります
規制やセキュリティリスクがある → 取引所のセキュリティやハッキングの可能性があります
8. 先物取引
特徴: 商品や金融商品の価格変動を予測して、将来の価格差益を狙う取引方法です。
?メリット
レバレッジを活用して、少ない資金で大きな利益を狙える → 証拠金を上回る取引ができます
物理的な資産を保有しなくても取引できる → 証拠金で取引できます
デメリット
高いリスクが伴う ? 予想が外れると、損失が発生します
値動きが激しいため、損失を被る可能性がある → 証拠金以上の損失が発生する場合があります
以上、簡単におさらいしましたが、投資はハイリターンなものはハイリスクになりやすく、
ローリターンのものはローリスクになりやすい特徴があります。
個人的には、小資金のうちは、外貨預金や投資信託をお勧めします。
ある程度資金が増えてきたら、配当や優待を狙った株式投資や債券投資をするのがいいと思います。
かなりまとまった資金がある方は、不動産投資も視野に入ります。
仮想通貨や先物取引は、かなりハイリスクになりますので、
なくなってもいいお金がある方は、検討してみるのも良いかと思います。
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