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2014年3月22日付の最新全米アルバムチャート(Billboard 200)が発表されたわけですが、衝撃が走りました！！
なんと、日本のアイドルグループ、BABYMETALのアルバムが全米187位にランクインしています。
日本人がビルボードにランクイン！？
てか、そもそも、BABYMETALって誰？？
BABYMETALは3人組のメタルダンスユニット。
ミュージックステーションでイジメ、ダメ、ゼッタイ っていう印象に残る曲歌ってるのをたまたま観てたから、私はかろうじて知ってました。
で、何が衝撃って、アメリカの総合アルバムチャート(ビルボード200)に日本人歌手がランクインしたっていう事実が。
BABYMETALはitunesの売上だけで今回187位にランクインしたと思うんだけど、itunesでアメリカでもアルバムやEPをリリースした日本人歌手は近年他にもいます。
B'z、Perfume、きゃりーぱみゅぱみゅ、ももいろクローバなど、他にもたくさんの日本人歌手がアメリカitunesでも配信したりしてます。
でも、当たり前にみんな全米アルバムチャートで圏外です。
そんな中、BABYMETALが突如として187位にランクインしちゃってます。
ぶっちゃけ、BABYMETALは一般的に日本でも知名度ないと思うし、私もたまたまMステ見たから知ってるってだけで、それ以外は知らないから、日本のマスコミもたいして報道しないんだろうけど、日本人的には快挙です！
数年前、由紀さおりさんが全米で大ヒットしたっていう設定でいろいろなテレビに引っ張りだこでしたが、由紀さんは実は全米アルバムチャート(Billboard 200)で圏外だったんですよ。
こういったら怒られそうだけど、事実だから言っても問題ないと思うから言うけど、実は全く売れてないんですよ由紀さん。
つまり、由紀さおりさんとかと違って、BABYMETALは本当の快挙といえます。
快挙っていうのはビルボードにランクインしたっていう快挙です。
売上はBABYMETALもたいしたことありませんので、このことお忘れなく。
それにもちろん、187位にランクインしても、順位が順位だからアメリカでの知名度は限りなく0に等しい。
0に等しいというか0です。
でも、日本人的には快挙！
もちろん、坂本九さんはシングルで全米1位獲得してるし、宇多田ヒカルもアルバムで69位獲得してるし、上には上がいます。
以上。
<追加しました (3月15日)>
『反響0なわけないでしょ』
というコメントもらいました、
確かに0というのはいい過ぎでした。
0.1くらいはあると思います。
これを機に、追加情報をいろいろ書かせてもらうと、
「BABYMETALが全米187位」 ←っていう言い方は2014年3月22日付の最新全米アルバムチャート(Billboard 200)に関する日本の報道の仕方です。
2014年3月22日付の最新全米アルバムチャート(Billboard 200)に関して、世界はどう報じているかというと大きく4つのポイントで報道されています。
・今世界で最も勢いがあり世界中のチャートで1位を獲得している、ファレル・ウィリアムスの新アルバム「GIRL」がリリースされたけど、1位を逃し初登場2位となったこと。
・リック・ロスがファレルを余裕で上回り全米1位を獲得したこと。
・リア・ミシェルがついにソロデビューアルバムをリリースし、全米4位に初登場したこと。
・ディズニー映画『アナと雪の女王』のサントラが15週目にもかかわらずいまだ3位をキープしていて、来週以降また全米1位に返り咲くと予想されていること。
この4つの話題が中心であり、全米187位に触れているニュースは日本だけです。
全米187位だから世界でもBABYMETALが認知され始めるな、と思う人もいるかもしれないけど、それはありません。
当たり前の話だけど、187位に誰がランクインしているかなんてアメリカや世界で報道されるわけがないし、基本的に上位の作品にスポットが当てられ、それ以外にスポットが当たることはない。
日本のオリコンだって1位から最下位まで全てチェックしてる人なんてほとんどいないし、テレビでも上位だけ報道されます。
オリコン187位というものが存在するとしても、187位をメディアは報じません。
そう、全米アルバムチャート(Billboard 200)で187位といっても、アメリカ人の一般層はそんな順位を知らないし、チェックしているのは、チャートマニアだけ。
知名度0という表現が適切かどうかわからないけど、私の経験上、全米187位が最高位の歌手なんてアメリカ人の音楽好きも知らないと思います。
つまり、全米187位なんて存在していないも同然です。
それと、売上に関してだけど、BABYMETALのアルバムがアメリカでどの程度売れたのかはわかりません。
ただ、今週のトップ10の売上はわかります。
1位 17.9万 Mastermind - リック・ロス
2位 11.2万 GIRL - ファレル・ウィリアムス
3位 10万 Frozen - サウンドトラック
4位 6万 Louder - リア・ミシェル
5位 3.6万 10,000 Towns - イーライ・ヤング・バンド
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10位 2.8万 Braveheart - アシャンティ
10位のアシャンティですら約2万8000しかないので、
推測ですが187位のBABYMETALは驚愕の少なさだと思います。
それと、ドイツ・ミュージックや、ポルトガル・ミュージック、ベネズエラ・ミュージック、ハイチ・ミュージックとか、日本人は基本的に聴きませんよね？
同様にアメリカ人は、日本の音楽なんて聴きません。
しかも日本語の音楽なんて。
アメリカ人が聴くのは基本的に英語の曲、次に多いのがスペイン語の曲。
売上の少なさと、日本人による日本語楽曲という点から考えて、購買層は日本好きなアメリカ人だけで、アメリカの一般層から反響は限りなく0(ゼロ)に近いといえるのではないでしょうか！？
全米187位って報道されると一見すると凄そうな雰囲気がありますが、ちょっとおかしいですねこういう報道の仕方は。
全米1位が誰なのか一切報じず、187位だけに注目するというのはいかにも世界の音楽シーンから孤立している日本的な報道と思います。
たしかに、全米1位〜200位の中から199作品を排除し、187位だけに全神経を集中させるとBABYMETALは凄いって感覚になりますが、
1位のリックロス、2位のファレル、3位のサントラ、4位のリア、以下ロード、エリック・チャーチ、アシャンティ、ビヨンセ、エミネム、ベイビーフェイス、トニー・ブラクストン、マイリー、ケイティ、イマジンドラゴンズ、ブルーノ・マーズ、ルーク・ブライアン、ジョン、レジェンド、フロリダ・ジョージア・ラインなどなど、
1位から順に顔ぶれを見ていくと、とてもじゃないけどBABYMETALのことは頭の片隅にも残りません。
これが現実だと思います。
もちろん、これは187位にいる現時点での話で、来週以降BABYMETALは今後少しでも順位を上げることが出来るのなら注目され始める可能性はあるけど・・・。
タグ： BABYMETAL
ベビーメタル、ビルボードで検索したこの記事の二つ下がこのブログで吹きました
ビョークだって英語で歌ってアメリカで実績を上げました。
ただ英語で歌ったからと言って売れるとは限りません。
矢沢、宇多田、などほとんどすべての日本人歌手は全滅しましたからｗｗｗ
やはりＨＯＴ２００と言うメインチャートでのチャートインは難しいのでしょうね＾＾；
187位になったのは1週だけで、翌週からは200位圏外となっています。