2012年03月14日
【ゲンダイ】「はやぶさ」映画3本ともヒットしなかった理由
10日から「はやぶさ」映画3部作のトリを飾る「おかえり、はやぶさ」(配給・松竹)が
公開になった。主演は藤原竜也、共演は杏、三浦友和と演技力のある役者が顔を
揃えたが、厳しい状況だという。
芸能ニュースランク
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小惑星イトカワまで宇宙を旅してきた探査機「はやぶさ」の偉業には日本中が
熱狂。すぐさま映画化が企画さ れて、昨年10月には竹内結子主演の
「はやぶさ HAYABUSA」(配給・20世紀フォックス)が、今年2月には渡辺
謙主演の「はやぶさ 遥かなる帰還」(東映)が公開された。
しかし、2作品とも大宣伝の割に映画はヒットしなかった。「1作目は5億円強。
本命視された渡辺謙主演の2作目も10億円に届かなかった。そして、『おかえり
』の週末2日間の客入りは1作目の『はやぶさ HAYABUSA』よりも悪い。
かなり苦戦が予想され、興収5億円を下回りそうです。結果的に3作品とも
惨敗です」(興行関係者)
ではなぜ、日本中を熱狂させた「はやぶさ」映画はコケたのか。映画批評家
の前田有一氏はこう総括する。
「日本中が皆、知っている話を映画化しているにもかかわらず、3作品とも
似たようなコンセプトの企画で、大胆な切り口にしなかった。結局、役者が
違うだけ。製作サイドは同じテーマの作品を3つも見せられる観客の気持ち
を考えたことがあるのか疑問です。話題性だけで安直に“はやぶさ”に飛びつ
いたはいいが、冒険はしない“安パイ”志向ということ。最近の日本映画の
悪い傾向が全部出たといってもいいでしょう。これに手を出さなかったのは
業界トップランナーの東宝。
映画としては難しいということを、きちんとマーケティングしたということだと
思います」
はやぶさの下に“ドジョウ”は一匹もいなかったようだ。
(日刊ゲンダイ2012年3月12日掲載)
どれも観てないけど観たやつに聞いたら一番最初のが一番おもしろいらしい。
最後に投票をお願いします!熱狂。すぐさま映画化が企画さ れて、昨年10月には竹内結子主演の
「はやぶさ HAYABUSA」(配給・20世紀フォックス)が、今年2月には渡辺
謙主演の「はやぶさ 遥かなる帰還」(東映)が公開された。
しかし、2作品とも大宣伝の割に映画はヒットしなかった。「1作目は5億円強。
本命視された渡辺謙主演の2作目も10億円に届かなかった。そして、『おかえり
』の週末2日間の客入りは1作目の『はやぶさ HAYABUSA』よりも悪い。
かなり苦戦が予想され、興収5億円を下回りそうです。結果的に3作品とも
惨敗です」(興行関係者)
ではなぜ、日本中を熱狂させた「はやぶさ」映画はコケたのか。映画批評家
の前田有一氏はこう総括する。
「日本中が皆、知っている話を映画化しているにもかかわらず、3作品とも
似たようなコンセプトの企画で、大胆な切り口にしなかった。結局、役者が
違うだけ。製作サイドは同じテーマの作品を3つも見せられる観客の気持ち
を考えたことがあるのか疑問です。話題性だけで安直に“はやぶさ”に飛びつ
いたはいいが、冒険はしない“安パイ”志向ということ。最近の日本映画の
悪い傾向が全部出たといってもいいでしょう。これに手を出さなかったのは
業界トップランナーの東宝。
映画としては難しいということを、きちんとマーケティングしたということだと
思います」
はやぶさの下に“ドジョウ”は一匹もいなかったようだ。
(日刊ゲンダイ2012年3月12日掲載)
どれも観てないけど観たやつに聞いたら一番最初のが一番おもしろいらしい。
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