広島カープ考察

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2023.02.07
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カテゴリ: 広島東洋カープ
『新球習得、初のシート打撃、白紙宣言』

 本日は広島のキャンプ情報を見ていきたいと思います。
まずは先日のものですが、益田投手が黒田氏直伝のツーシーム習得に乗り出したとのことです。
元々大学時代は投げていたものの社会人時代は封印していたとのことで(ドラフトレポート様のサイトでは持ち球にツーシームと記載されていたのに投げていなかったのはそれが原因だったようです)、直球の軌道について話し合い、ツーシーム習得することを決心したらしいです。
確かに以前から散々書いてはいますが益田の腕の位置はスリークォーターなので回転軸が縦にならないのでホップ成分はどうしても低くなりがちでシュート回転の割合が高くなります(ドラフト候補調査隊様の​ 動画 ​でもそのような球質であることが窺えます)。
しかしながら直球でそれだけ横変化が大きいのならばツーシームを習得すれば更に横変化が増大し、ホップ成分も更に低くなることが期待できるのではないでしょうか。
丁度LAAの大谷翔平が同じようなスリークォーターの腕の位置から投げており、昨季ツーシームを覚えてMLBの強打者を震え上がらせる程の絶大な威力を誇っており、似たような腕の位置から投げている益田にとっても強力な武器となるはずです。
個人的にも以前の​ 記事 ​にて「ツーシームを投げた方が良い」と書かせていただいただけに、投球フォームの改善といい、今回のツーシーム再習得といい、非常に良い方向に向かっていますね。
森下や栗林らのようなホップする直球とは逆の沈むタイプの球質を極めてゴロを打たせるタイプとしての台頭を期待したいところ、対になるカットボールとの相乗効果も期待できそうです。
また、この手の投げ方の投手にしてはフォークもしっかりと投げられているだけに、ツーシームを習得できれば本当にかつての黒田氏のような投球スタイルで先発として期待できるかもしれません。
後、できれば長谷部も同じスリークォータータイプですからツーシームの習得に乗り出しても良いのでは?と感じます。
個人的には益田のツーシーム習得は「できたら」ではなく、活躍するための必須課題とした方が良いと思われます。

 そしてケムナはチェンジアップの習得に乗り出しているとのこと、ケムナも松本同様に決め球となる変化球を欠いている投手なだけに、しっかりとモノにできれば面白い存在になりそうです。
他には黒原の投球フォームに対して右足を踏み込んだ際に左足の踵が浮かないようにすることを助言されたとのこと、黒原は体重移動のステップ幅が広すぎて左足が引っ張られてしまい(​ 動画 ​)、それが原因でかつての益田の課題だった踵体重になって足が垂直になるよりもかなり前の段階で右膝が突っ張ってしまい、上体を流れを止めてしまう上にボールも高めに浮き、しっかりと球に力を伝えきれない要因となっているのですが、黒田氏はすぐさまそれを見抜くのはさすがだなと思いました。
…欲を言えばもう少し早く黒田氏がアドバイザーに就任してキャンプに来てくれていれば今頃ソフトバンクの藤井晧哉は広島の頼れる大黒柱になっていたかもしれませんが…(彼も同じ課題を持っていました。あの投げ方で調子が良い時は140キロ後半を投げられていたのですからそりゃ155キロ出せるようになりますよね…)。

 続いて森と遠藤がシート打撃に登板(​ 動画 ​)、森はヒット3本打たれましたが、そのうちの2本は正直飛んだコースが良かっただけでゴロを打たせられていたので投球内容としては十二分なものを見せたように思います。
そして遠藤は素晴らしいボールを投げており、最後に右足が大きく引き上がりつつ、左足を軸にして右足が本塁の方へターンしてくるなど下半身の使い方に更に磨きがかかったように思います。
そしてその遠藤から末包が捉えてライト前ヒット、打球自体も速い打球で一二塁間を抜けていきました。
昨季までの末包はあまり逆方向に強い打球というのを見なかっただけに、逆方向へゴロとはいえ強い打球休を打てたのは収穫ではないでしょうか(ただギュウギュウのパンパンはまだまだでしょうか)。
ただ三塁のチャンスの場面でフルカウントから見逃し三振というのはいただけませんね(一塁へ歩きかけたのでボールと判断したのかもしれませんが)。
一つ気になったのは坂倉、秋季キャンプでもそうでしたがこの日も二塁送球がワンバウンド送球となってしまっており、三塁手としてプレーしていた悪影響が出てしまっているように思います。
まだ第2クールですが、現状ではまだ捕手時代の二塁送球が戻ってきていません。
そして残念なのが羽月、相変わらず打撃が弱々しく逆方向ばかりに押っ付ける打撃に終始、以前の記事でも小園同様に内野守備に成長が見られず、今のままではかなり苦しいのではないでしょうか。

 最後に小園が三塁守備に就き、今後は二塁守備にも就くことが分かりました。
新井監督は「今からどんどん競争が激しくなって欲しい」と遊撃のレギュラーは白紙であることを明言しました。
昨季は矢野が遊撃手として素晴らしい守備を見せていたにもかかわらず小園復帰後は遊撃手として起用させてもらえませんでしたが、捕手同様に聖域を排除して完全に競争させることとなりました。
昨季はどうも野手起用に偏りが見られましたが、それが取っ払われたという点はチームにとって非常に大きいと思います。





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最終更新日  2023.02.08 00:06:11
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