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(=^・^=) 2020/7/3撮影☆7月に『福島県民割引』を利用して会津芦ノ牧温泉駅に行った時の写真です。順番が逆なのですが一泊して帰りに『猫駅長』がいる芦ノ牧温泉駅に立ち寄りました。 ☆小さくてかわいい駅です。現在は立て看板? 真ん中の『らぶちゃん』が二代目猫駅長。見習いの子猫『さくらちゃん』もいるらしいけど見かけませんでした。 ☆駅の待合室。売店は猫グッズだらけ。猫は好きだけど何だかなぁ感は否めないなあ~☆猫の写真撮影は禁止ということで撮らなかったのですが、猫駅長には会えました。駅に着いて車を駐車場に停めたら近くの草の中をトコトコ歩いていました。駅長さんの帽子をかぶってないから近所の子かなと思ったらズッコケた帽子がアゴのあたりにくっついていましたw ☆会津鉄道の電車。芦ノ牧温泉駅では見なかったのですが、前日『塔のへつり駅』の近くで撮ったもの。 ☆大きくしてみたけどボケボケだなw 駅があるのも気づいてなくて電車が見えたのであわてて写真を撮りました。電車も小さくてかわいかったです。塔のへつりの写真は次にアップしますね。☆猫駅長の写真がないので地元テレビの動画を貼っておきます。こんな感じでお散歩していました。らぶ駅長はかわいい顔で女の子みたいでした。マイペースなのかな。寄ってきたりはしないし、思ったより人懐っこくなくて猫好きの私たち夫婦はほぼ無視されましたwww ☆電車の時間が近かったけど人はほとんどいなくて静かでした。
2020.10.14
☆2020/07/02撮影 ☆猪苗代湖で子供たちに人気だった遊覧船。運航会社が破産申請。2020年6月15日付で廃業。★ずっと旅行にも行けないし外食もしない生活を送っておりますが、7月に一度だけ『福島県民割引』というのを利用して会津若松方面の温泉に行きました(1泊) その時に撮った写真を10月は少しずつアップしようかなと思っております。★次に海外に行けるのはいつかわからないので、カテゴリが飽和状態で放置していた2018年以降の南の島の写真の整理も始めました~(*'▽')
2020.09.30
☆庭の花。『ノウゼンカズラ』です。 ☆2か月くらい毎日オレンジ色の花を咲かせていましたが蕾が残り少なくなりました。今年は花が多くて、500くらいは咲いたかな。夏らしくて明るい花に毎日元気をもらいました。☆このところ体温を超える最高気温の日が続いて暑いのが好きな私も少しバテ気味だったけど昨日と今日は夕立があって夜はかなり過ごしやすいです。
2020.08.23
☆7月撮影分。庭のアジサイです。
2020.08.03
☆庭の八重咲ドクダミ『白雪姫』です。
2020.07.02
☆庭の花。今日はピンク系。 ☆下野(シモツケ) ☆虫取撫子(ムシトリナデシコ) ☆酔仙翁(スイセンノウ)
2020.07.01
☆庭のサツキです。 ☆2020/6/7撮影。今は毎日サツキとツツジの剪定作業に追われておりますw 6月中に終わらせたかったけど無理かなあ~残り40本くらいwww
2020.06.29
☆庭の花。『ギンパイソウ』です。 ☆ナス科の多年草。高さ5センチ、花は3センチくらい。
2020.06.10
☆玄関の花です。 ☆さっき気づいてtweetしたんだけど、twitterに登録して今日で10年らしい。とりあえず自分のお祝い代わりにいつもの玄関の花の写真を載せておこうw
2020.06.09
☆最近お気に入りの動画。キレイだよ(^^♪(毎日写真1枚アップのつもりが1日抜けてしまった~のでコレでw)
2020.06.08
☆庭の花『ニワゼキショウ』です。 ☆アヤメの仲間の1センチくらいの花です。葉っぱは写真だとクローバーの葉が被っているので紛らわしいけど、真ん中あたりにある少し黄緑色ぽい細長いのがニワゼキショウの葉です。
2020.06.07
☆庭の花です。
2020.06.06
今日は『ストロベリームーン』だそうですね。名前はきのう知りましたw さっき空を見たら大きなお月さまが見えたけど、雲が多くて写真は無理みたい。ストロベリームーンはこちらではあまりよく見えなくて残念だけど、昨日、お月さまよりもっと大きい笑顔が青空に浮かび上がりました。
2020.06.05
☆庭のツツジの花です。 ☆5月に撮影したもの。ツツジの写真はこれ一枚しか撮っていなくて、今はサツキが花盛りです。
2020.06.04
☆庭の花です。 ☆オオアマナ (大甘菜) 学名 オオニソガラム・ウンベラータム 2/27. 5/3の誕生花。花言葉『潔白・純粋・才能』☆5月頃になると庭のあちこちに咲くかわいい花です。注) 名前は大甘菜だけど食べられません。『毒』
2020.06.03
☆玄関の花。
2020.06.02
☆庭のツバキの花です。 ☆5月に撮影したもの。今は花は終わっています。とりあえず一日写真1枚でも6月はアップしてみようかなと思っています。ハイ ('◇')ゞ
2020.06.01
【アイアンマン&アマビエ&ブラック・ウィドウ】 『家にいれば君もアベンジャーズ!』#うちで過ごそう#家にいれば君もアベンジャーズ
2020.05.05
芳水の桜 (枝垂れ桜) 2020/4/10撮影 ☆外出は自粛しているんだけど、週に一度の買い物の帰りに車で通ったら誰もいなかったので撮影。今年の桜の写真はこれでおしまい。しばらくは庭の花の写真でも見てくださいませ。時々更新予定です。
2020.04.20
☆我が家の庭で一番背が高い木『ハナモモ』の花が咲き始めました。 ☆いつも赤い花ばかりなので違う色... ☆近所の白色の花。コッソリ撮影w#うちで過ごそう
2020.04.10
☆うちの方は『緊急事態宣言』の対象地域ではないんだけど、今日からしばらく家で過ごすことにしました。出かけないって決めたらいきなりいい天気でちょっとガッカリしたけど、 ☆きれいなお月さまを観ることができたからいいかな。写真はあまり上手じゃないけどw#うちで過ごそう
2020.04.07
☆昨日、統計開始以来、最も早い『サクラ開花』の発表。 ☆写真は3/26日に撮影した福島市街地の公園のソメイヨシノ。開花予想日だったけど、ほとんど咲いてなくて、木の幹に咲いた花を撮影。かなり開花が遅れそうかなと思ったけど、最高気温20℃くらいになるなど気温が高い日が続き春の花たちが一気に開花。☆我が家の庭も28日にはスイセンやレンギョウ、ツバキの花が咲いて賑やかに。で、今日3/29は、 ☆朝から雪。12:00の気温は1℃。この冬?一番かな、5センチほどの積雪。蕾がふくらんだボケの花も雪をかぶっていました。
2020.03.29
☆玄関の花。2月はオレンジだったので今月はピンク系にしました。 ☆我が家の庭の花は福寿草の花は見頃を過ぎて葉っぱが出てきたところ。ボケの蕾は出ているけど咲くのはまだ先かな。そうそう、数日前にツクシが出ているのを発見。現在2センチくらいの高さです。また毎日引っこ抜くのが忙しくなるなあ。☆ところで、なんだかわけわかんない今日のタイトルの話。コンビニで見つけました。 ☆コレ中身は「ナッツボン」猫の日に発売されたコンビニ限定品らしいです。パッケージは4種類。この猫ちゃん、ちょっとうちのくろに似てる。まあトラ猫はみんなこんな感じかもだけど。☆こういうお菓子ってカリカリ食べ始めると止まらなくなっちゃう。ナッツボンは子供の頃に食べたなあ。懐かしいねって主人に言ったら「えっ? 食べたことないけど」だって。子供の頃に食べたのって違うのかなと思って調べてみたら、やっぱりコレだった。2018年に発売50周年を迎えたそうです。すごいなあ。今たべても美味しいよね。
2020.03.10
☆ひな祭りだったけど、お雛様の写真とかないんで、とりあえず今日の話を。 ☆写真は数年前に撮ったものです。ゴメンナサイ。今日の午後、今年初めてウグイスの声を聞きました。あまり上手には鳴けてない感じで「ホーホホケッキョキョ」とか鳴いていました。違うかなと思ったけど夕方まで何度も鳴いていたし、ブログアップする前に「生物季節観測データベース」を見たら今日付けで仙台管区気象台が『ウグイスの初鳴日』の発表していたから間違いないと思う。☆いつもあまりウグイスの姿は見えなくて、写真はほとんど撮れていないので、今年は新しい写真を撮りたいなと思っています。で、ウグイスとか季節とか全然関係ない『在庫切れ』の話。 ☆マスクがどこにも売っていなくなるとか考えてなかった。2月はじめに旅行に行く前に多めに買ったつもりだったけど、残り数枚になりました。まあ風邪をひいているわけでもないので洗濯して何度も使おうと思ってコレにしました。お気に入りのシロ・クロ・ミケの三兄弟風呂敷で作ったマスクです。三毛猫ちゃんがいるお友だちにプレゼントした時に自分の分も数枚購入したもの。☆作ったとか言っても50センチ角の布をたたんで髪留めに使っているゴムを通しただけ。でもマスクの代用くらいにはなるよ。「しないよりはまし」程度かもだけど、綿100%で使い心地も悪くないです。中国製だけどw☆ついでにもひとつ困った話。トイレットペーパー。 ☆ちょっとプレゼント用に使っている高級トイレットペーパーです。自宅用にはたまにしか使わないんだけど、ついに使ってしまった~まさかトイレットペーパーがお店から消えるとか思ってなかったわ。デマに踊らされる気も買い占めをするつもりもないけど、運悪く家の在庫が切れてしまって、さあ大変w ☆さすがの3枚重ねのうさぎさん。コレ、使い心地はすごくいいですよ。でもすごくお値段も高い。たまに使う自宅用はバラ売りのものにしているんだけど、1個550円~でも話のタネにはいいね。あげた人の評判もいい。前にテレビで紹介されたことがあって、こんな時じゃなくてもいつも品薄。月に一度の売り出しみたいな感じになっていて、数日で売り切れています。記事を書く前に見たら近々再販のようなのでついでにリンクしときます。お友だちに頼まれている分を買わなきゃだし。
2020.03.03
☆2月のうちに「元気だよ」のごあいさつw ☆2月29日の誕生花は覚えやすいね。『ワスレナグサ』花言葉は『私を忘れないで』だそうで、ちょっと忘れない感じだね。このブログは更新を忘れた上に読者にも忘れ去られた感があるけどw とりあえずまだ存続はしております。はいwww *写真はだいぶ前に誕生花シリーズを作ったときに『草花写真館さん』からお借りしたものです。 ☆前回、2/4に更新した後、また南の島に行ってきました。いつも正月休みを遅れて取って2月に旅行するので、今年も予定通り旧正月休みを避けて休暇を取りました。コロナウイルスの関係で旧正月休みは延長されていたようだけど、中国の団体客が全然いないので静かでした。☆行き帰りはずっとマスクをしていて暑かったけど、楽しい旅をして無事帰国。その後も風邪をひくこともなく元気に過ごしております。旅行記はカテゴリが飽和状態になって以来2年分ほど溜まっていますが、そのうちまたw 話を聞いてくださいませ~★2月の話をもうひとつ。昨日、2月28日の午前3時頃ですが、ブログのアクセスカウンターが『1000万』になりました。運よく保存ができたので画像を載せておきます。
2020.02.29
☆2月4日は『立春』 ☆玄関の花。今月はオレンジ色にしてみた。あったかい感じがするから好き。 ☆今日も昼間はぽかぽか暖かでした。庭を眺めていたら『オオイヌノフグリ』がもう咲いていました。 ☆2月にこの花の写真を撮ったのは初めてだと思う。早っ。★三日坊主? 1月に続き今月も月初めの3日だけ連日更新w 次の更新は15日頃かなwww 今日の『あったか』の記事、別館にはAmebaの『おまけ』があります。では、また~ ('◇')ゞ
2020.02.04
☆2月3日は雑節の『節分』 ☆カテゴリ「二十四節気・雑節」の記事って7年ぶりwww ので、ちょっと説明入れとくと、節分は文字通り季節を分けるという意味なので立春、立夏、立秋、立冬の前日になります。平安時代頃から始まった風習のようで、江戸時代以降は立春の前日をさすようになったそうです。☆というわけで、明日はもう春だ~ (^^♪
2020.02.03
☆庭の福寿草が咲き始めました (*'▽')【福寿草】フクジュソウキンポウゲ科の多年草花言葉 「幸福」1月1日の誕生花 ☆今年の冬も雪が少ないです。うっすら積もったのが2回かな。生活するには雪がないほうがラクなんだけど、スキー場は大変みたい。家から見える某スキー場のナイターの照明は今期まだ一度も点灯してないです。人工降雪機があるから平気なんじゃないかと思っていたけど、積雪ゼロで地面の温度が高くて人工雪も積もらないらしいです。☆福寿草の開花もどんどん早くなって、そのうち誕生花の日付通り元日に咲いているようになるかも~【庭の福寿草の開花日】2010年 2月15日2011年 2月21日 (旅行中、推定)2012年 2月24日2013年 2月27日2014年 3月09日 (2月に記録的な大雪)2015年 2月12日2016年 2月06日2017年 2月01日2018年 2月04日2019年 2月03日2020年 2月02日
2020.02.02
★2013年の記事を編集しました。☆1月7日は「七草」 春の七草 ☆「春の七草」写真は「草花写真館」さんからお借りしました。感謝 春の七草「セリ」(草花写真館) セリの花(草花写真館) ナズナ(草花写真館) ナズナの花(草花写真館) ゴギョウ(母子草)(草花写真館) ハコベラ(コハコベ)(草花写真館) ホトケノザ(コオニタビラコ)(草花写真館) スズナ(カブ)(草花写真館) スズナ(カブ)の花(草花写真館) スズシロ(ダイコン)(草花写真館) スズシロ(ダイコン)の花(草花写真館)こだま食品 フリーズドライ春の七草 3g×1P
2020.01.06
【猫とふたりの鎌倉手帖 1~4】「別館」のおみくじを引いたら、運気アップのところに「ゆったりまったりしたいなら」と載ってた。5匹の猫と暮らす夫婦のお話。お話はまったりできるけど、リアル我が家の猫たち(室内飼い5ネコ)はケンカしたりイタズラしたりで私はのんびりしている時間はあまりないかもw*別館のおみくじはこちらではアップできないようなので本の画像のみの記事で本日は失礼いたします。
2020.01.03
お願いします
2020.01.02
2020年1月1日
2020.01.01
☆秋のうちに更新しようと思っていたんだけど12月。もう冬だねwww ☆ちょっとお出かけしたついでに(と言ったら失礼かなw)『花』と『無料』につられてのぞいてみた。 ☆花の写真のパーツを使ってコンピュータで作ったものらしい。想像していた写真展とは全然違ったけど、やたら元気そうな『蓮の花』や『露草』が面白いなと思った。 ☆もっと面白いのは『撮影OK』とあちこちに貼ってあること。せっかくなので、うちのブログにも使わせてもらいました。 #花の写真展
2019.12.01
進撃の巨人 Season 3 あらすじ・感想 ★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」 ★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」・各話タイトルクリックで、あらすじ・感想記事にリンクしています ☆第38話 「狼煙」 ☆第39話 「痛み」 ☆第40話 「昔話」 ☆第41話 「信頼」 ☆第42話 「回答」 ☆第43話 「罪」 ☆第44話 「願い」 ☆第45話 「オルブド区外壁」 ☆第46話 「壁の王」 ☆第47話 「友人」 ☆第48話 「傍観者」 ☆第49話 「奪還作戦の夜」 ☆第50話 「はじまりの街」 ☆第51話 「雷槍」 ☆第52話 「光臨」 ☆第53話 「パーフェクトゲーム (完全試合)」 ☆第54話 「勇者」 ☆第55話 「白夜」 ☆第56話 「地下室」 ☆第57話 「あの日」 ☆第58話 「進撃の巨人」 ☆第59話 (最終回) 「壁の向こう側」
2019.07.14
進撃の巨人 3 #59 (3期22話・最終話) 壁の向こう側 ☆前のお話は → 「第38話~第58話 あらすじまとめ」★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」 「...家庭を持て。妻でも子供でも街の人でもいい。壁の中で人を愛せ。それができなければ繰り返すだけだ。同じ歴史を、同じ過ちを何度も。ミカサやアルミン、みんなを救いたいなら使命を全うしろ...」 「敵は世界...」 「しかし、このことを公表すれば壁は大混乱に陥りますぞ」「そうだ。我々でさえ事の大きさを計りかねている状態にあるのだ」 「ならばまた民を騙すか? レイス王がやったように何も知らない民をこの壁の中で飼おうというのか? ならば、我々は何の大義があってレイス王から王冠を奪ったのだ?」 「公表しましょう。100年前レイス王が民から奪った記憶を100年後の民にお返しするだけです」 「人類を脅かす人食い巨人の正体は人間であり、我々と同じ祖先を持つ民族、ユミルの民だった」 「我々の王は100年前にこの壁を築き、巨人の力で民衆の記憶を改ざんし、壁の外の人類は滅亡したと思い込ませた。だが人類は滅んでなどおらず、我々ユミルの民をこう呼んでいる。悪魔の民族と...」 「近い将来、敵はこの土地の資源獲得を口実に侵略を開始する。それが5年前から始まった超大型巨人らの襲撃であると...」 ピュレ:「もう記事は出た後ですが...一連の話の信憑性は?」ハンジ:「少なくとも我々がずっと抱いていた疑問とはつじつまが合ってる。そりゃ信じたくないですよ...そんな話...それで、街の反応は?」 ロイ:「様々です。そのまま受け取る者、笑い飛ばす者、いまだに兵政権に異を唱え陰謀論を結び付け吹聴する者。あなた方が危惧した通りの混乱状態です」ハンジ:「ああ、でも仕方ないよ。調査報告が我々の飯代だ。情報は納税者に委ねられる。そこが前の王様よりイケてるところさ」 「あなた方を誇りに思います。同じ壁に生きる者として。または働く者として」 「あ...どうも」「ああ。今度は調査兵団を担いで記事を書くといい」「私たちは、これからどうなります? 私たちが巨人を恐れ憎み、どうかこの世から消えてなくなれと願ったのと同じように、世界中の人々が我々を人ではなく有害な化け物とみなした。その結果あの地獄が繰り返されるのだとしたら...我々が死滅するまで...地獄は...終わらない...」 「やあ。壁の英雄たちよ」 「マルロは...最期まで勇敢だったよ。そうだろフロック。話してやれ」「ああ...」 「マルロ・フロイデンベルクは俺と同じ急募入団の新兵で...その中でも俺たちをよくまとめてくれた...あいつはすごいやつだったよ」 「知ってる。だから...私の言うことなんて聞かないんだろうね」「でも最期は...あそこに行ったことを後悔しただろう」 「ありがとう...式でヘマしたら笑ってやるから」「オイ! なんでそんなことを...」「でも、誰かが本当のことを言うべきだろ」 「君がエルヴィン団長を生き返らせようと必死だったことは知ってる」「そうだ。お前じゃなく団長がふさわしいと思った。でもそれは俺だけじゃない...みんなだ。報告書を読んだ誰もがそう思った。なんでエルヴィンじゃないんだって」「お前がアルミンの何を知っているっていうんだ。言ってみろよ」「知らないな。俺は幼なじみじゃないし仲良しでもないから...でも何でアルミンが選ばれたかはわかる。おまえらふたりとリヴァイ兵長が私情に流され、注射薬を私物化し合理性に欠ける判断を下したからだ...要は大事なものを捨てることができなかったからだろ」 「なあ、お前もうそろそろ黙れよ...」「エレン...お前って腹の底じゃ何だって自分が一番正しいって思ってんだろ。だから最後まで諦めなかった。聞き分けのねえガキみたいに...」「エレン、もういいから離れて」「その点ミカサはまだ大人だった。最終的には諦めたんだから」 「オイ、急に何だってんだよ。フロック...これから死んだ仲間を弔おうって式の場なんだぜ」 「なんでもう終わった話を蒸し返すんだよ」「お前らは...上官に歯向かうわけでもなく、エレンとミカサを止めるわけでもなく、ただ見てただけだったな...何の勲章だ。誰を弔う。これから補充する調査兵団には本当のことを言えよ。俺みたいな腰抜けが間違って入ってこないように...エルヴィン団長なしでこれからどうするつもりなんだよ...そりゃ俺みたいな雑魚、使い捨てるくらいしか使い道もねえだろうが...そんな雑魚にだって...値踏みする権利くらいはあるだろう」 「...フロックが正しい。エルヴィン団長が生き延びるべきだった。この状況を変えることができるのは...僕じゃない」 「何でそんなことがわかるんだよ。俺にはわからないな。正しい選択なんて、未来は誰にもわからないはずだ。だいたい、お前は見たのかよ、壁の外を。壁の外には何があるんだ?」 「...海」「そうだ。海がある。でもまだ見てないだろ。俺たちはまだ何も知らないんだよ。炎の水も氷の大地も砂の雪原も。可能性はいくらでも広がっている。きっと壁の外には自由が...」 地下室にあったものは何だ。希望だったのか、それとも絶望か。 敵は果てしなく強大だった。このまま何も変わらなければ、またあの惨状が繰り返される。 何かを変えることができるなら、自分の命くらいいくらでも捧げてやるのに... 俺にはヒストリアを犠牲にする覚悟がない... どうすればいい。こんなこと、誰にも... グリシャ:「私は壁の外から来たエルディア人...あなた方と同じユミルの民です。壁の王よ。今すぐ壁に攻めて来た巨人を殺してください。妻や子供たちが、壁の民が食われてしまう前に...」 トロスト区の巨大な槌から巨人を潰す音が聞こえなくなったのは雪の降り積もる頃だった。 積もった雪が溶けだす頃、兵団はウォール・マリア内の巨人は掃討されたと発表した。 トロスト区から昇降機が解放され街道の舗装事業が開始される頃には、草花が芽吹き蝶が舞っていた。 避難住民が故郷へ帰ることを許されたのは、トロスト区襲撃から1年が経過する頃であった。 そして最初の超大型巨人襲来から6年。調査兵団はウォール・マリア外への壁外調査を開始した。 「お前の読み通りだハンジ。ウォール・マリア内に入っていた巨人がほとんどだった。俺たちはやつらを1年でほぼ淘汰しちまったらしい」「そんじゃ、予定通り目的の場所を目指すぞ」 「巨人だ」「やっと現れたか。気をつけろ」 「あそこに...」「動けないのか?」「あの体で少しずつ這って壁まで進もうとしたんでしょう...」 エレン:「楽園送りにされた...俺たちの同胞だ...行こう。近いぞ」フロック:「おい、こいつをこのまま置いていくのか。殺さなくていいのかよ?」 エレン:「間違いない。ここの場所でエルディア人は巨人にされた」 「そして、あの先に...」 「ほら、言っただろエレン。商人が一生かけても取りつくせないほどの巨大な塩の湖があるって...」 「僕が言ったこと、間違ってなかっただろ」 「ねえ、エレン。これ見てよ。壁の向こう側には...」 「海があって...海の向こうには自由がある。ずっとそう信じてた...」 「でも違った。海の向こうにいるのは...敵だ。何もかも親父の記憶で見たものと同じなんだ...」 「なあ、向こうにいる敵...全部殺せば俺たち自由になれるのか...」 (To be continued)
2019.07.14
進撃の巨人 Season 3 あらすじ・感想☆2019/4/28より放送分 (Season 3 第50話~) 追加 ★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」 ★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」・各話タイトルクリックで、あらすじ・感想記事にリンクしています ☆第38話 「狼煙」 ☆第39話 「痛み」 ☆第40話 「昔話」 ☆第41話 「信頼」 ☆第42話 「回答」 ☆第43話 「罪」 ☆第44話 「願い」 ☆第45話 「オルブド区外壁」 ☆第46話 「壁の王」 ☆第47話 「友人」 ☆第48話 「傍観者」 ☆第49話 「奪還作戦の夜」 ☆第50話 「はじまりの街」 ☆第51話 「雷槍」 ☆第52話 「光臨」 ☆第53話 「パーフェクトゲーム (完全試合)」 ☆第54話 「勇者」 ☆第55話 「白夜」 ☆第56話 「地下室」 ☆第57話 「あの日」 ☆第58話 「進撃の巨人」
2019.07.03
進撃の巨人 3 #58 (3期21話) 『 進撃の巨人』 ☆前のお話は → 「第38話~第57話 あらすじまとめ」★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」 当局の兵士はみな果実の搾りかすのようになり海に投げ入れられた。海とは何かを説明しなければならない。海は地表の7割を占める広大な塩水である。 「フクロウ...あんたは何者だ?」「俺は、エレン・クルーガー。今みせた通り九つの巨人のひとつを宿している。つまりはお前と同じユミルの民だ」「マーレ人になりすまし当局に潜入したのか。血液検査はどうした?」「医者に協力者がひとりいれば済む話だ。医者は諜報員に向いている」「実際お前はよくやってくれた。結果こそは、グライスが嘆いたとおりだったがな」「そのとおりだ。俺はダメな父親でダメな夫で、ダメな男だった...なのになぜ俺だけが人の姿のままここに...ダイナは...王家の血を引くユミルの民は特別だ...お前がもみ消したりしなければダイナは...」 「答えろ。なぜ俺だけ生かした」「よせ、指が痛むだろう」「お気遣いに感謝するよ...人の指をちょん切るのは気にならないらしいがな...なあ、あの巨人でもっと早く暴れていればみんなも巨人にされずに済んだんじゃないのか? 俺たちは何のためにここで巨人にされたんだ?...どうした、急に顔色が...」 「同胞だけじゃない...何千ものユミルの民の指を切り落とし...ここで巨人にしてきた。女も子供もだ。すべてはエルディアのためだったと信じてる...時間がない。グリシャ。お前に最後の任務を託す。他の誰かではなくお前にだ」「あの日...初めてお前と会った日、あんなことが起きなければお前はここまでマーレに強い憎しみを抱くことはなかっただろう」「それが俺を選んだ理由か?」「それもある。敵国、父親、自分。お前の目に映る憎悪はこの世を焼き尽くさんとするばかりだった」 「かつては俺もそうだった。大陸に留まった王家の残党は革命軍となり父はその一員だった。しかし何も成し遂げることなく生きたまま焼かれた。幼かった俺はその様子を戸棚の隙間から見ていることしかできなかった」 「それ以来、マーレへの復讐とエルディアの復権を誓った。だが俺が実際にやったことは、同胞の指を詰めここから蹴落として巨人に変えることだ...それに徹した結果、今日まで正体を暴かれることはなかった...俺はいまだあの時のまま戸棚の隙間から世界を見ているだけなのかもしれない」 「教えてくれ、フクロウ。俺に残された任務とは何だ」「これから壁内に潜入し始祖の巨人を奪還しろ。俺から巨人を継承してな」「何だって? じゃあ、あんたは...」「巨人化したお前に食われる。同じようにして始祖の巨人を持ち主から奪え」「なぜ、あんたがやらない」「九つの巨人の力を継承した者は13年で死ぬ。俺が継承したのも13年前になる」 エレン:「フクロウはそれほユミルの呪いと言っていた...13年は始祖ユミルが力に目覚めてから死ぬまでの年月に相当する時間だと...」 「僕はあと13年...エレンは...」 「残り8年...もないな」 「違う。これは...何かの間違い...間違ってる...」 「九つの巨人を宿すものが力を継承させることなく死んだ場合、巨人の力はそれ以降に誕生するユミルの民の赤子に突如として継承される。あたかもユミルの民とは皆一様に見えない何かでつながっていると考えざるをえない...ある継承者は道を見たと言った。巨人を継承する血や骨、ときには記憶や意思もその道を通り送られてくる」 「そして、その道はすべてひとつの座標で交わる。つまり、それが...」 エレン・クルーガー:「始祖の巨人だ。すべてのユミルの民はその座標へとつながっている」 グリシャ:「始祖ユミルの正体はいったい何なんだ」クルーガー:「マーレ政権下では悪魔の使い。エルディア帝国の時代では神がもたらした奇跡。有機生物の起源と接触した少女...そう唱える者もいる...この世に真実などない。それが現実だ。誰だって神でも悪魔にでもなれる。誰かがそれを真実だと言えばな」「ダイナは王家の血を引く者だと言ったのも、あんただ。それもあんたの真実か?」「残念なことにダイナが王家の血を引くのは真実だ」「ではなぜ見捨てた?」「王家の血を引く者だからだ。敵の手に渡すべきではなかった。ジークがマーレにすべてを話す前に...」「俺は務めを果たした。お前もそうしろ。ここから生きて壁までたどり着けるのは巨人の力を宿した者ただひとりだけ」「正直言って俺に務まるとは思えない」「お前がやるんだ」 「...俺は、何もわかっていなかった...これが自由の代償だとわかっていたなら払わなかった...」「立て。戦え。エルディアに自由と尊厳を取り戻すために立て」「俺は、もう...」 「見ろ。お前の家から持ってきた」「見られない...」「見られない。立てない。戦えない。タマもないか。マーレに去勢されたか?」「俺に憎しみを思い出させようとしても無駄だ。俺に残されたのは罪だけだ」「それで十分だ。お前を選んだ一番の理由は、お前があの日、壁の外に出たからだ」 「あの日お前が妹を連れて壁の外に出ていなければ、いずれ父親の診療所を継ぎ、大人になった妹は結婚し子供を産んでいたかもしれない。だが、お前は壁の外に出た」「俺はここで初めて同胞を蹴落とした日から、お前は妹を連れて壁の外に出た日から、その行いが報わる日まで進み続けるんだ。死んでも、死んだ後も」 「これは、お前が始めた物語だろ」 「九つの巨人にはそれぞれ名前がある。これからお前に継承される巨人にもだ。その巨人はいついかなる時代においても自由を求めて進み続けた。自由のために戦った。名前は...」 「進撃の巨人」 ハンジ:「何してるの? 『進撃の巨人』...ってやってたよね、今...ふたりとも今の見たでしょ」アルミン:「ええ。でもまあ、あれは...」 ハンジ:「ほら、今のはなんだったの? エレン。君の巨人の名前でしょ。何で誰もいないのにひとりでしゃべっていたの?」リヴァイ:「もういいだろ、ハンジ。こいつは15だぞ。そういう時期は誰にでもある」 ハンジ:「はあ? 何だよ、そういう時期って」アルミン:「ハンジさん、後で僕が説明しますから本人の前ではもう...」 ハンジ:「はあ? 何それ、どういうこと?」 エレン:「何しに来たんですか」 「出ろ」「懲罰ならまだ10日ほど残っていますが」「終わりだ。10日分の罰なら今ハンジが与えた」「ザックレー総統には掛け合っているから安心してよ。鎧と超大型を地に伏せた英雄を牢に入れていては、それこそ示しがつきませんってね。加えて君たちが逆らった上司は鎧と獣を取り逃がしたノロマときている」「そんなことは...」 「少し痩せたか? 飯は十分食えたのに...」「エレンは...元気そう」 親愛なるヒストリアへ 今、私の隣にはライナーがいる。私が恋文をしたためる様子をのぞき見している。 悪趣味な野郎だ。絶対にモテない。だが、お前にこの手紙を届けると約束してくれた。 あの時こいつらを救った借りを返したいのだと。 あの時はすまない。まさか私がお前よりこいつらを選んでしまうなんて。 私はこれから死ぬ。でも後悔はしていない。そう言いたいところだが正直、心残りがある。まだお前と結婚できてないことだ。ユミルより エレン:「その道はすべて、ひとつの座標で交わる。つまりそれが...始祖の巨人だ」 「何...今のは..」「どうかした?」「あ、いえ...これで全部ですか?」「うん...もちろん、私たちに有益な情報を書いたりは出来なかっただろうけど」「何かお前だけにわかるメッセージはなかったか? 暗号とか」「わからない...でも多分そんなことはしてないと思う」 「はあ。バカだなあユミルって...バカだったんだ。照れくさくなるとすぐごまかす。これじゃ、わかんないよ...」 「陛下」「陛下」「陛下」「や、やめてよ。まだ公の席じゃないんだから」 「みんなが思ったよりいつも通りでよかった...」「それは...まだ誰も実感できていないだけだな」 ザックレー:「グリシャ・イェーガー氏の半生。巨人と知りうる歴史のすべて。壁外世界の情報」 「この3冊の本の存在を知る者は、この部屋にいる者のみである」 「これは彼ら調査兵団9名と、ここにはいない199名の戦果だ」 「本日は女王の御前でいまいちど我々の状況を整理し、この会議の場で意思の共有を図りたい。調査兵団団長ハンジ・ゾエ」 「はっ。我々調査兵団はエルヴィン・スミスを含め多数の英雄を失うことと引き換えにウォール・マリアを奪還し超大型巨人の力を奪うことに成功しました。ですが我々壁内人類はいまだ極めて危険な状態にあります。敵が巨人という化け物だけであればどんなによかったことでしょうか。しかし我々が相手にしていた敵の正体は人であり文明であり、言うなれば『世界』です」 「手記によれば我々は巨人になれる特殊な人種ユミルの民であり、再び世界を支配する可能性がある。だから世界は我々ユミルの民をこの世から根絶するのだと」 「始祖の巨人がマーレの手に落ちればエルディア人は終わりだ」「そんなことを壁の王が許すわけがない...」 「壁の王は戦わない『エルディアが再び罪を犯すというのなら我々は滅びるべくして滅ぶ。我は始祖の巨人と不戦の契りを交わした』壁の王は大陸の王家にそう言い残し壁の門を閉ざした」 グリシャ:「壁の巨人が世界を平らにならすとも言い残したのではないのか?」クルーガー:「その言葉が抑止力になる間につかの間の平和を享受するらしい...壁の王は民から記憶を奪い壁外の人間は滅びたと思い込ませた。無垢の民に囲まれそこを楽園だとほざいている。もはや民を守らぬ王は王ではない。必ず見つけ出して臆した王から始祖の巨人を取り上げろ。それが俺たちの使命だ」 ハンジ:「イェーガー氏はその後使命を果たし始祖の巨人は息子エレンに託されました。始祖の巨人がその真価を発揮する条件は王家の血を引く者がその力を宿すこと。だがその者が始祖の巨人を宿しても壁の王の思想にとらわれ残される選択肢は自死の道のみとなる。おそらくそれが不戦の契り」 「しかしながら過去にエレンは無垢の巨人を操り窮地を逃れたことがあります。王家の血を引く者ではないエレンにも、その力を使える可能性があるのかもしれません」 エレン: (そうだ。あの時は一瞬だけすべてがつながった気がした。どうして...あの一瞬だけ...) 「私は、ダイナ・フリッツと申します。王家の血を引く者です」 「まさか!!」「びっくりした。どうしたの突然?」「続けたまえ。我らの巨人よ」「何でも...ありません。会議を妨げてすいません...」「ああ、なるほど。そっか...なんでも彼は今そういう時期にあるようでして、突然格好つけたり叫んだりしてしまうようです」「ああ、そうか。それは気の毒に...年頃だしな」 (あのことは二人にも話していない。母さんとハンネスさんを殺したあの巨人が父親が前に結婚していた相手だったなんて...) (何よりこんなことを話したら...王家の血を引く者を巨人にして俺が接触すれば始祖の巨人の力を扱えるかもしれない...だが、その可能性があると言えば兵団はヒストリアをどうする?) 「家庭を持て。壁の中に入ったら所帯を持つんだ」「何を言ってる。俺にはダイナがいる...それに、そんなこと言われても巨人になる直前の記憶はなくなるんだろう」「そうとも限らん。後で誰かが見てるかもしれん。壁の中で人を愛せ。それができなければ繰り返すだけだ。同じ歴史を、同じ過ちを何度も...ミカサやアルミン、みんなを救いたいなら使命を全うしろ」「ミカサ? アルミン? 誰のことだ?」「...さあ? わからない。誰の記憶だろう?」★戦えば自由があると信じていた 外の世界に夢を見ていた彼らは人類の真実を知りいったい何を思うのか... 次回「壁の向こう側」
2019.07.03
進撃の巨人 Season 3 あらすじ・感想☆2019/4/28より放送分 (Season 3 第50話~) 追加 ★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」 ★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」・各話タイトルクリックで、あらすじ・感想記事にリンクしています ☆第38話 「狼煙」 ☆第39話 「痛み」 ☆第40話 「昔話」 ☆第41話 「信頼」 ☆第42話 「回答」 ☆第43話 「罪」 ☆第44話 「願い」 ☆第45話 「オルブド区外壁」 ☆第46話 「壁の王」 ☆第47話 「友人」 ☆第48話 「傍観者」 ☆第49話 「奪還作戦の夜」 ☆第50話 「はじまりの街」 ☆第51話 「雷槍」 ☆第52話 「光臨」 ☆第53話 「パーフェクトゲーム (完全試合)」 ☆第54話 「勇者」 ☆第55話 「白夜」 ☆第56話 「地下室」 ☆第57話 「あの日」
2019.06.26
進撃の巨人 3 #57 (3期20話) 『 あの日』 ☆前のお話は → 「第38話~第56話 あらすじまとめ」★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」 『あの幼き日、私はこの世の真実と向かい合った』 フェイ:「おっきいな~」 「お前たちも飛行船を見に来たのか。レベリオ収容区の者だな。外出許可証を見せろ」「え、えっと、持ってません」「無許可で市内に入ったんだな。どうなるかわかっているな...労働か、制裁か?」「制裁を」 「ほお。親に迷惑はかけたくないか」「はい。僕が妹を無理やり連れ出しました。妹の分も僕に制裁をください」「わかった」 グロス:「まったく、容赦ねえなクルーガー。ほら、嬢ちゃんは先に帰ろうね」 「腕章を外さなかったことは賢い。たとえガキでも腕章を外したエルディア人は楽園送りだからな」「もう帰ります」「待て。飛行船を見に来たんだろ。せっかくだから見て行けよ」 妹は翌日、川で発見された。 グロス:「私があの子を送ったのはレベリオの手前までだ。仕事が忙しくてな。そもそもエルディア人の子供が許可もなく街をうろつくのが悪い...お前の息子は一族の立場をよく理解していないようだが、お前らの先祖が犯した過ちはしっかり教育しているんだろうな」私はこのマーレ治安局の男が嘘をついていることがわかった。彼らは仕事をサボって河原で寝てたのだ。忙しかったわけではない。 母は悲しみに暮れ、父は...「ご指導いただきありがとうございます。我が愚息には教育し直しておきますので...」 この男たちにへりくだった。私は父に、この男に、めまいのするような憎しみを覚え、それ以上に自分の愚かさを呪った。 父:「今から1820年前。我々の祖先ユミル・フリッツは大地の悪魔と契約し巨人の力を手に入れる」 「ユミルは死後も九つの巨人に魂を分けエルディア帝国を築いた」 「そして大国マーレを滅ぼしこの大陸の支配者となる。そこからは暗黒の時代だ」 「ユミルの民は他の民族を下等人種と決めつけ弾圧を始めた。土地や財産を奪い他民族に無理やり子を産ませユミルの民を増やした。その民族浄化が約1700年続いた。だが、かつての大国マーレは増長を極めたエルディアに内部工作を挑み、さらには九つの巨人のうち七つを手駒に従え80年前の巨人大戦に勝利したのだ」 「当時のエルディア王はこのパラディ島に三重の壁を築き国民とともにそこへ逃げ込んだ」 「我々の祖先は見捨てられ、この大陸に取り残されたが、寛大なマーレは我々を殺さずに...」 娘を失った直後の父親にしては饒舌だった。ご主人様の言いつけを守り嬉々として己の祖先を卑下する姿は犬さながらであった。 「あの男は嘘をついてた。何か都合の悪いことがあるから嘘をついた」「言うな。この建物は壁が薄い」「きっとあの男がフェイを...」「黙れ」 「言っただろ。我々の祖先は大罪人だ。優勢思想に走り民族浄化を...」「俺もフェイもそんなことしてない。街を歩いただけだ」 「お前はなんだ。そんなに父さんと母さんと楽園に行きたいのか。いいかグリシャ。我々が直接の加害者でなくても関係ないことだ。我々にできることはこの収容区でただ慎ましく生きることだ。頼むから父さんと母さんをフェイと同じ目にあわせないでくれ...」 「うん...わかった」『間違っているのはどちらだろうか。私か、この世界か...おそらくは両方だろう。私は無知で愚かで、世界は理不尽で狂っている』 私が己の道を見つけたのは18の時。何の感慨もなく父の診療所を継ごうとしていた頃だった。 「この切り傷はどうしました?」「これは同胞の証です」「同胞?」「あなたの妹はマーレ当局の男に殺された。我々にはマーレ政府の内通者がいます。詳しい話をお聞かせしましょう」 「嘘だ...そんなことが...」 妹の事件の真相を知ったとき心に誓った。本当の悪魔はどちらか教えてやる。 我々の祖先がやったことは正しかったのだ。ふたたび世界を正すためにはエルディアを復活させなくてはならない。 マーレ政府の内通者はフクロウと呼ばれ姿を見せることなく復権派を導いた。 グリシャ:「見ろ。これが真実だ」 「我々の始祖ユミルは巨人の力に目覚め、荒れ地を耕し道を造り峠には橋を架けた。人々を豊かにしこの大陸を発展させたんだ」「俺たちが教わった歴史は、すべてマーレに都合のいい妄想だったわけか。しかしグリシャ。よくこの古語が読めたな」「いいや。まだほとんど解読できていないんだ」「ん? ではなぜ真実がわかった?」「そんなこと、すぐにわかるだろ」 「なぜなら俺は始祖ユミルを信じている。俺たちは選ばれし神の子。ユミルの民だ!!」 「同士よ。フクロウが人を遣わしたぞ」「みなさん、はじめまして。私はダイナ・フリッツと申します。王家の血を引く者です」 私は運命に導かれるままにその身を委ねた。彼女は大陸に存在する王家の末裔の最後のひとりであり、王家だけが持つ巨人の情報を復権派にもたらした。それはまさしく勝利への活路だった。 「間違いない。王が壁の中に持ち去った始祖の巨人」 「これさえ手にすれば他の巨人すべてを支配しマーレを討ち滅ぼすことができる」 「しかし、そのような絶対的な力を持っておきながら、なぜ島まで退くことに...?」「それは戦うことを否定したからです」 ダイナ:「当時の王は巨人大戦時、大陸内の力の均衡を保つという役目を放棄し辺境の島に都を移したのです。私たちのこの惨めな日々は王が争いから目を背けたことから始まったのです」 「戦おう。我々エルディアの民のために大陸に踏みとどまった真の王家に始祖の巨人をお納めするのだ」 「同士諸君よ。マーレを打倒し、エルディアの誇りを取り戻すのだ!!」 翌年、私たちは結婚し男子を授かった。名はジーク。「王家の血を引く子だ。きっとこの子は私たちを勝利に導いてくれるぞ」 時代は移り変わる。世の中が急速に発展していく頃、エルディア復権派は転機を迎える。 マーレ政府が我々ユミルの民から七つの巨人を継承する器としてマーレの戦士を募ったのだ。 「フクロウからの情報によるとマーレ政府が動き出した理由は軍事技術の発展による資源争奪の時代にいち早く対応するためらしい。マーレを世界の指導者たらしめる七つの巨人の力が絶対でなくなる日は近い。莫大な化石燃料を埋蔵するパラディ島は決して無視できるものではなくなった」 「しかし壁の王が80年前に言い残した言葉がある『今後我々に干渉するなら壁に潜む数千万の巨人が地上のすべてを平らにならすだろう』この脅威が健在であるうちは正面から手出しはできない...つまりマーレ政府の目的は我々と同じ。壁内に侵入し始祖の巨人を奪還することである...」「どうする...このままじゃマーレに先を越されてしまう...」「そうなったら、もう永久にエルディアは日の目を見れない...」「いや、手段は残されている」 「我々の息子ジークをマーレの戦士にするのだ」 「いいかジーク。マーレの人間が言っていることはすべて間違っている。だがお前は誰よりもマーレの教えに従順に従わなければならない」「エルディアの屈辱はあなたが晴らすのよ」「うん...わかった」しかし私は知っていたはずだ。親が子を自らの思想に染め上げる罪深さを。王家の血を引く子でもエルディア復権派の希望でもなくジーク自身と向き合ったことが一度でもあっただろうか...何にせよジークは自らと祖父、祖母の安全を選んだ。愚かな両親をマーレ政府に差し出すことと引き換えに。 「着いたぞ」「ここが...楽園...」クルーガー:「そうだ。エルディア人反逆者の流刑地、パラディ島。お前たちはここで終身刑となる。無垢の巨人となってな」 「答えろ。フクロウは誰だ」「頼む。もうやめてくれ。すべて話した。もう何も...」「それは残念だ。もう1本いこう」 「あんたと会ったことがある。子供のころに」「覚えていたか」「あの日のことを...忘れるものか」 グライス:「グリシャか?どうなってる? なんでジークが俺たちを密告するんだ。お前の子供だろう...お前にすべてを託したのが間違いだったんだ。復権派もダイナも...なんでこんなやつに...エルディアは終わりだ...」 「イキのいいやつがいるな。お前は自由だ...北にまっすぐ走れ。運がよかったら壁までたどり着けるぞ」「...こうしておくと、これから生み出す巨人どもがあいつに引かれてさっさといなくなる。まあすぐに食われるがな」 (こいつ、間違いない。妹を殺した当局の男...) 「さあ、今回は数が多いぞ。どんどんやっていこう」 「みんな...」 「やめろ!! みんなやめろ。グライスだ。わからないのか!!」 グロス:「クルーガー。うるさくてかなわんぞ」クルーガー:「こいつにはまだ尋問したいことがある。先に進めてくれ」 グロス:「お、次は女か。もったいねえ。悪魔の血じゃなきゃなあ...」 グリシャ:「なぜここに? 俺は洗いざらい全部話したぞ...彼女は王家の...」クルーガー:「黙れ」 グリシャ: (まさか...こいつがもみ消したのか?) ダイナ:「グリシャ。私はどんな姿になっても、あなたを探し出すから...」 「うわぁぁぁぁぁ」 「ここは...私は...なぜ...」「エレン、落ち着いて。ここは懲罰室でエレンとミカサは兵規違反のお勤め中だよ」 「怖い夢でも見たの? エレン」 「今さ...『私は』って言った?」「え?」「言ってた。泣いてるの? エレン」「なんか、すっげー長い夢を見ていた気がするんだけど...」「いや、夢じゃねえ...記憶だ...今、親父の記憶とつながった...」 「あの巨人、お前だったんだな。ダイナ...」 「お前だろう。15年前、8歳の妹を犬に食わせたのは...」グロス:「チッ、俺にそいつをよこせ。お前らは先に船に戻ってろ...クルーガー。尋問はもう済んだろう。今回はそいつに踊ってもらうぞ...思い出したよ少年。お前は巨人にしないでやる。3~4mくらいの巨人に調整するからこいつと戦ってくれ」 「なんでこんなことをするんだ...人が巨人に食われるのを見たいとでも言うのか...」「なんでって、そりゃ面白いからだろ。どうかしてると思うか。でも人は残酷なのが見たいんだよ。平和ってのはたいへん結構なことだが何か物足りんのだろうな。生の実感ってやつか...俺はその日を受け入れる心構えがある。なぜなら、こうやって残酷な世界と向き合い理解を深めているからだ」 「心は痛まないのか」「...お前らエルディア人をこの世から一匹残らず駆逐する。これは全人類の願いなんだよ。心が痛むわけないだろ。人殺しはそっちだろ。お前ら復権派は俺たちマーレに何をしようとしてた...」「嘘だ...俺は真実を知っている。始祖ユミルは大陸の人々を豊かに...」「ああ、わかったよ。偉大な歴史があったんだろう。下にいる友だちと語り合うといい...」 クルーガー:「どうだ。これが面白いと思うか?」 「あんたは...」「俺がフクロウだ」「覚えておけよ、グリシャ。巨人の力はこうやって使う」 ★グリシャの過去から明かされた巨人の能力。自由のため進み続けた男たちの思いはエレンへと受け継がれる... 次回「進撃の巨人」
2019.06.26
進撃の巨人 Season 3 あらすじ・感想☆2019/4/28より放送分 (Season 3 第50話~) 追加 ★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」 ★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」・各話タイトルクリックで、あらすじ・感想記事にリンクしています ☆第38話 「狼煙」 ☆第39話 「痛み」 ☆第40話 「昔話」 ☆第41話 「信頼」 ☆第42話 「回答」 ☆第43話 「罪」 ☆第44話 「願い」 ☆第45話 「オルブド区外壁」 ☆第46話 「壁の王」 ☆第47話 「友人」 ☆第48話 「傍観者」 ☆第49話 「奪還作戦の夜」 ☆第50話 「はじまりの街」 ☆第51話 「雷槍」 ☆第52話 「光臨」 ☆第53話 「パーフェクトゲーム (完全試合)」 ☆第54話 「勇者」 ☆第55話 「白夜」 ☆第56話 「地下室」
2019.06.18
進撃の巨人 3 #56 (3期19話) 『 地下室』 ☆前のお話は → 「第38話~第55話 あらすじまとめ」★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」 「痛い...痛いよ...」 「サシャ...ひどいケガだ...なんでこんな...」 「アルミン」 「よく...戻ってきた...」 「起きたか」「兵長...これは...どうなってるんですか? 確かベルトルトが巨人に...他のみんなは? 大丈夫なんですか?」「覚えているのはそこまでということか。エレン。ありのままを話せ」 「どうだ。わかったか。アルミン」「まず...調査兵団は...ここにいる9人で全員...なんですか」「今のところはな。戦闘が終わってから4時間、ずっと生存者を探しているんだがまだ...」 「僕かエルヴィン団長、どちらに注射を使うか揉めた後...僕が...巨人になって...ベルトルトを...食った...」 「どうして...僕なんですか? 誰がどう考えたって、エルヴィン団長を生き返らせるべきじゃないですか。兵長、どうして僕に打ったんですか」「チッ。ありのまま話せと言っただろうが」 リヴァイ:「少なくともお前の仲良しふたりはそうは思わなかったようだぞ。俺に抵抗し刃傷沙汰に及ぶほどな」 エレン:「俺たちはどんな処分も受けます」 ハンジ:「当然、兵規違反の罰は受けてもらうが、罰さえ受ければ何をしてもいいのかい」 リヴァイ:「だがな...最終的にお前を選んだのは俺だ。俺の私情でエルヴィンの死に場所をここに決めちまったんだ」 「とにかく、エルヴィンが注射を託したのはリヴァイであり、そのリヴァイは君を選んだ。もう何も言うまい。君にはエルヴィンの命と巨人の力が託された。誰に何と言われようと君はもうそういう存在なんだ。アルミン」 「ぼ、僕が...エルヴィン団長の...代わりをですか?」「勘違いするな。お前じゃエルヴィンの代わりにはなれねえ。だが、お前はお前で人にはない力を持ってることも確かだ」 「俺は後悔するつもりはない。ただこいつらを後悔させるな。他の誰も、お前自身も後悔させるな。それがお前の使命だ」 サシャ:「う...うるさい...」 ハンジ:「ハハハハ、サシャにはかなわないな。まあ私もエルヴィンの後任の調査兵団団長としては君と似たような立場だ。こうなればお互い腹を括るしかない。さて、アルミンも問題ないなら、そろそろ行こうか。私とリヴァイ、エレンとミカサで調査に向かう。他の4人はシガンシナ区壁上で四方から見張ってくれ」 「エレン。鍵はなくしてないかい」「はい、ここに」 「エレン。帰ったら...ずっと秘密にしていた地下室を見せてやろう」 「こら、エレン。地下室に入っちゃダメって何度言ったらわかるの」 「君の意志が鍵だ。この絶望から人類を救い出す鍵なんだ」 「その地下室にたどり着きさえすれば、我々はこの百年にわたる巨人の支配から脱却できる手がかりをつかめるだろう」 「この家かい?」 「ねえ父さん、いつになったら地下室を見せてくれる?」「さあ...お前が、一番大事な物に気づいた時かな」 「よかった。水は溜まってないみたいだ」 「...これ...この鍵...この扉の鍵じゃない...」「そんな...イェーガー先生が持ってたのはその鍵のはず...」 「どけ。俺が開ける」 「何だか研究室みたいだね」「父は医者だったので、よくここに籠って薬の調合をしてました」「なるほどね...確かにこの薬品も明示されているとおりなら一般に流通しているものだし、どの本も医学に関するもの。一見して医者の仕事部屋だ」 「『何もあやしい物はありません』私にはそう主張しているように見える」「おい、突っ立ってんじゃねえぞ、ガキども。エルヴィンの勘はそう外れねえよ」 「エレン。ここに鍵穴がある」 「開いた...」 エレン:「空~っ」リヴァイ:「よく見ろ。二重底だ」 「この匂いはハッカ油に木炭...防湿防虫剤用に加工されているのか」 「俺たちの探し物はこれらしい」 ナイル:「その時、エルヴィンはこう質問しました『壁の外に人類がいないって、どうやって調べたんですか』と」 「彼いわく人類が壁の外をろくに出歩けない以上は人類が巨人に食いつくされたことを確認できないはずだと」 「それなのに歴史書は『食いつくされた』と断言している。本来、歴史書というのは客観的であるべきで『食いつくされたと思われる』と表記するのが正しいはずだ。例えば壁外に人類は存在しないと思い込ませたいとか...それはつまり歴史書を発行する王政側の意図だ」「考えすぎだよ。そういうのを屁理屈というんだ」 「あの時、茶化した自分が今となっては...」「本人に直接詫びるほかあるまい」「もう夜が明ける頃か。英雄の凱旋となるならもうじき...」 「ただいま調査兵団が帰還いたしました。ウォール・マリア奪還、成功です」 「これは...肖像画?」「ちょっと見せて。いや、人が描いたものとは思えないほどの精巧さだ」 「それ、おじさんの字」「これは絵ではない。これは被写体の光の反射を特殊な紙に焼き付けたもの。写真という」 「私は人類が優雅に暮らす壁の外から来た。人類は滅んでなどいない。この本を最初に手にする者が同胞であることを願う...」 「急げ、フェイ。早くしないと見えなくなるぞ」「待ってよ。兄さん」「待ちなさい。ふたりとも」 「外に出るときは腕章を忘れるなって言ってるだろう、グリシャ。壁の外には絶対に出るんじゃないよ」 「わかってるよ母さん」「行ってきま~す」 『私はまず何から語るべきか考えあの日を思い浮かべた』 「いいなあ。いつか私もお金持ちになったら、あの飛行船に乗れるかなあ」 「何言ってんだよ。俺たちが金持ちになれるわけないだろ」 「うん...でも、いいなあ。あそこから何が見えるんだろう」 「行くぞ、フェイ。飛行船の発着場は近くにあるって先生が言ってたんだ。見に行こう」「え、でも、お母さんが壁から出たらダメだって」 「いいんだよ。少しだけなら...すぐ戻ります」『あの幼き日、私はこの世の真実と向かい合った』★妹の手を引き空を見上げた時から彼の物語は始まっていた。彼の目に映った憎しみと希望はエレンに残酷な世界を見せる... 次回 「あの日」
2019.06.18
進撃の巨人 Season 3 あらすじ・感想☆2019/4/28より放送分 (Season 3 第50話~) 追加 ★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」 ★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」・各話タイトルクリックで、あらすじ・感想記事にリンクしています ☆第38話 「狼煙」 ☆第39話 「痛み」 ☆第40話 「昔話」 ☆第41話 「信頼」 ☆第42話 「回答」 ☆第43話 「罪」 ☆第44話 「願い」 ☆第45話 「オルブド区外壁」 ☆第46話 「壁の王」 ☆第47話 「友人」 ☆第48話 「傍観者」 ☆第49話 「奪還作戦の夜」 ☆第50話 「はじまりの街」 ☆第51話 「雷槍」 ☆第52話 「光臨」 ☆第53話 「パーフェクトゲーム (完全試合)」 ☆第54話 「勇者」 ☆第55話 「白夜」
2019.06.11
進撃の巨人 3 #55 (3期18話) 『 白夜』 ☆前のお話は → 「第38話~第54話 あらすじまとめ」★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」 「こうなること、わかってたはずなのに...でも、お前の力に頼るしかなくて...」 「アルミン...お前はどうして逃げないんだよ...」 「巨人?」 「クソ。それ以上近づいてみろ。こいつを奪われるくらいなら殺すからよ」 「お前がエレン・イェーガーか? 全然親父と似てないな...」「何...?」 「信じてほしい。俺はお前の理解者だ。俺たちはあの父親の被害者...お前は父親に洗脳されている」「父さん?」リヴァイがジークを追って来た。「おい、嘘だろ。ここまで追ってきやがった...わかったよリヴァイ。痛み分けで手を打とう...ベルトルト...悪いがお前はここまでらしい」 「エレン。いつかお前を救い出してやるからな」「は...?」 「今のでガスが完全に切れた。やつを追う。ガスと刃すべてよこせ」アルミン:「ゴホッ」 「ライナー。この左胸に入っていた鉄のケースは何だい? 君が手足を切り落とされる前、最後の力で取り出そうとしたものだぞ。自決用の薬? それとも爆弾か?」」 ライナー:「手紙...ユミルの手紙だ。クリスタに...必ず...渡してほしい」 「中身を改めてからね。さて、君に聞きたいことは山ほどあるんだけど...君の口も鎧のように堅そうに見える...君は、私たちが知りたいことを教えてくれるかな?」 ライナー:「いいや」 ハンジ:「ありがとう。覚悟ができてて助かるよ」 ジャン:「待ってください。いいんですか? その力...奪えるかもしれないのに」 ☆エルヴィン団長の話「今日説明するのは、この注射薬の最も有効な活用法についてだ。この薬を使えば超大型巨人や鎧の巨人、獣の巨人らの力を奪うことができる。その術とはこの注射を打たれたものが巨人となり、エレンのように巨人化できる人間を食うこと。そうすことで一旦は知性のない巨人となった者も人間に戻り巨人の力を操る人となるのだ」 「それが果たせれば巨人の力や情報を得られるばかりではなく、瀕死に至った人間をも蘇らせることができる」 「もし巨人の力を持つ敵を捕らえ四肢を切断した後、安全が確保されたなら、リヴァイ兵士長を呼び求めよ。注射器はこの1本限り。その使用権はリヴァイ兵士長に託してある」 ハンジ:「私は条件がそろったとは思わない。今はリヴァイやあちらの状況がわからない。それを確認する時間も余裕もないと思う...なぜなら、こいつらの底力は我々には計り知れないからだ。首を刎ねてもまだ安心できないよ」ジャン:「ハンジさんらしくないですね...わからないものはわからないと蓋をして、この先どうやったら俺たちは巨人に勝てるんですか。俺たちが巨人を計り知れるようになるのはいつですか?」ハンジ:「ミカサ。ガスはあとどれくらいある?」ミカサ:「もうほとんど残ってません...ですがエレンとアルミンの元への片道分はあります」ハンジ:「私よりはあるな...ミカサ、すぐにエレンたちの状況を見てきてくれ。そしてガスを補給しリヴァイから注射器をもらってこい。何らかの理由でそれが叶わない場合には信煙弾を撃て。それを合図にライナーを絶つ」ミカサ:「了解です」ジャン:「ハンジさん...俺は...」ハンジ:「私の判断だ。君のは判断材料」ジャン (俺は...何だ? まさか、この期に及んで...) エレンたちのところにミカサが到着。エレン:「やった...アルミンが息を吹き返した! がんばれ、もっと息吸え...兵長、注射を早く。アルミンを巨人にしてベルトルトを食わせるんですよ。早く注射をください!」 ジャン:「ハンジさん!」 コニー:「ライナーを奪われました。ハンジさん」 ハンジ:「コニー。追わなくていい。もうガスはわずかしかない...返り討ちにされるだけだ」ジャン:「クソぉ!! 俺のせいです...俺が...取り返しのつかないことを...」ハンジ:「私の判断だと言ったろ。エレンたちと合流しよう」 フロック:「リヴァイ兵長...やっと追いついた...」 「エルヴィン団長が重症です。腹がえぐれて内臓まで損傷しているため血が止まりません...例の注射が役に立てばと思ったんですが、どうでしょうか...」 「...まだ生きてる...この注射はエルヴィンに打つ」「さっき、アルミンに使うって...」「俺は人類を救える方を生かす」 ジーク:「ライナー...お前は運がよかったね」 「お前ら自分で何をやっているのかわかっているのか」(ここから49話のED部分の話) 「エルヴィンを、調査兵団団長を見殺しにしろと言ってるんだぞ。時間がない。邪魔をするな...エレン、私情を捨てろ」「私情を捨てろ? さっき、注射をすぐに渡さなかったのは何なんですか」「エルヴィンが生きている。その可能性が頭にあったからだ」 「フロックが瀕死の団長を運んでくるなんて、まったくの予想外だったはずです」「その通りだが、ここにエルヴィンが現れた以上エルヴィンに使う」リヴァイがエレンを突き飛ばす。 ミカサ:「だあぁぁぁ...(力が弱ってる。力づくで奪える)」リヴァイ:「お前らもわかってるはずだ。エルヴィンの力なしに人類は巨人に勝てないと」 エレン:「ア...アルミンがいなくたって...無理だ...トロスト区を岩で塞いで守ることができたのも...アニの正体を見抜いたのも...夜間に進行することを思いついたのもアルミン...潜んでいたライナーを暴き出したのも...ベルトルトを倒すことができたのも、全部アルミンの力だ...人類を救うのは俺でも団長でもない。アルミンだ。そうだろミカサ」 フロック:「人類を救うのはエルヴィン団長だ」 ミカサ:「黙ってて」フロック:「黙ってられるか...お前らばっかりが辛いと思うなよな...まだ知らないだろうけど、あの壁の向こう側に生きてる兵士はもう誰もいねえ...獣の巨人の投石でみんな殺されたんだ...誰も助からないと思った。でもエルヴィン団長だけは違った。あの状況で獣の喉笛に食らいつく算段を立てて実行した...みんな作戦通りバラバラに砕けたよ...最後に感じたことは...きっと...恐怖だけだ...」 「まだ息がある団長を見つけたときは...トドメを刺そうとした。でも、それじゃ生ぬるいと思った...この人にはまだ地獄が必要なんじゃないかって...そしてわかったんだ...巨人を滅ぼすことができるのは悪魔だ。悪魔を蘇らせる...それが俺の使命...それが、おめおめと生き残っちまった俺の意味なんだよ...だから邪魔するなよ!」 フロックに斬りかかろうとするミカサを合流したハンジが止めた。 「私たちにはエルヴィンがまだ必要なんだ。あの壁の中で希望の灯火を絶やしてはならないんだよ」「それは、アルミンにだって...できる」「確かにアルミンは逸材だ...だがまだエルヴィンの経験と統率力が...」 「私にも、生き返らせたい人がいる...何百人も...」 「調査兵団に入った時から別れの日々だ...」 モブリット:「ハンジさん!!」 「でも、わかっているだろ。誰にだっていつかは別れる日が来るって」 「とてもじゃないけど受け入れられないよ...正気を保つことさえままならない...つらい、つらいよ...わかってる...それでも前に進まなきゃいけない...」 「兵長...海って...知ってますか? いくら見渡しても地平線の果てまで続く巨大な湖だって...アルミンが...この壁の向こうにある海をいつか見に行こうって...でも、そんなガキの頃の夢は俺はとっくに忘れてて...母さんの仇とか巨人を殺すこととか...何かを憎むことしか頭になくて...でも、こいつは違うんです...アルミンは戦うだけじゃない...夢を見ている」 「全員ここから離れろ。ここで確実にベルトルトをエルヴィンに食わせる」 「アルミン...またな...」 「だから、まずは海を見に行こうよ。見てろよ。絶対あるんだから」 (まったく...どいつもこいつも...ガキみてえに喚き散らしやがって...) 「俺は...このまま地下室に行きたい...」 「みんな何かに酔っぱらってねえと、やってられなかったんだな...みんな、何かの奴隷だった...」 「エルヴィン?」 「先生...壁の外に人類がいないって...どうやって調べたんですか...?」 「夢を諦めて死んでくれ...獣の巨人は俺が仕留める」「リヴァイ、ありがとう」 「みんな!! 助けてぇー」 「うわぁぁぁ!! アニ! ライナー!」 フロック:「兵長...どうしてですか?」リヴァイ:「こいつを...許してやってくれないか」 「こいつは悪魔になるしかなかった。それを望んだのは俺たちだ...その上、一度は地獄から解放されたこいつを、再び地獄に呼び戻そうとした...だがもう、休ませてやらねえと...」 「エルヴィン...獣を仕留める約束だが...まだ先になりそうだ...」「...もう、死んだよ...」「...そうか」 ★次回 「地下室」
2019.06.11
観音寺川の桜 2019/4/28撮影
2019.06.01
進撃の巨人 Season 3 あらすじ・感想☆2019/4/28より放送分 (Season 3 第50話~) 追加 ★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」 ★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」・各話タイトルクリックで、あらすじ・感想記事にリンクしています ☆第38話 「狼煙」 ☆第39話 「痛み」 ☆第40話 「昔話」 ☆第41話 「信頼」 ☆第42話 「回答」 ☆第43話 「罪」 ☆第44話 「願い」 ☆第45話 「オルブド区外壁」 ☆第46話 「壁の王」 ☆第47話 「友人」 ☆第48話 「傍観者」 ☆第49話 「奪還作戦の夜」 ☆第50話 「はじまりの街」 ☆第51話 「雷槍」 ☆第52話 「光臨」 ☆第53話 「パーフェクトゲーム (完全試合)」 ☆第54話 「勇者」
2019.05.31
進撃の巨人 3 #54 (3期17話) 『 勇者』 ☆前のお話は → 「第38話~第53話 あらすじまとめ」★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」 「団長が...!!」「振り返るな。進め!!」 「哀れだ...」 「歴史の過ちを学んでいないとは...」 「レイス王によって世界の記憶を奪われたのは悲劇だ。だから何度も過ちを繰り返す」 「しまいには壁の中のやつら全員、年よりから子供まで特攻させるんだろうな...どうせ誇り高き死がどうとか言い出すぞ...ふざけやがって」 「あ、粉々にしちっゃたか...ハハ、何やってんだ俺。何マジになってんだよ。お前は父親とは違うだろ」 「何事も楽しまなくちゃ。みんなを誇り高き肉片にしてあげようぜ」 「二発目来るぞ。撃て!!」 (来る...これが死か...) (ヒッチは今ごろ何を...いや、あいつはまだ寝てるか...ああ、いいなあ...) (わからない...なんで俺は今ごろ...) 「しゃー。ゲームセット!!」 「ハハ、わかるか。投げ方を変えたんだよ。これならイチコロでしょ」 「だから、そんなもん撃って何になるってんだよ。そんなに叫んで何の意味があるってんだよ」 「あーあ、可哀そうに...ん? 何だ? 俺の巨人が倒れて...」 「え? ひとりの兵士に気をつけろって?」「はい。リヴァイ兵長は危険です」 (こいつがリヴァイか...うなじを...何だ何も見えない...目をやられたのか...足が...)「さっきはずいぶんと楽しそうだったな」 (クッ、硬質化...ダメだ、間に合わない...)「もっと楽しんでくれよ」 「巨人化直後、体を激しく損傷し回復に手いっぱいなうちは巨人化できない。そうだったよな」 (こいつはまだ殺せない...誰か、生きてるやはいねえのか...瀕死でもいい。まだ息さえあればこの注射を使って巨人にする。そいつにこいつを食わせて獣の巨人の力を奪う...誰か...ひとりだけ生き返らせる...) 「おい...どこに行く...止まれ...」 「お前ら、あいつを殺せ...痛え...やりやがったなリヴァイ...痛えよ...だが武器は使い果たした頃だろ...お前らはこれで全滅。かなり危なかったが我々の勝ちだ」 「待てよ。俺はあいつに誓ったんだ...必ずお前を殺すと...」 「誓った!!」 「何で...俺...生きてるのか?...誰か...おい、生き残ったやつはいないのか...」 ジャン:「あの野郎...本当に生き返りやがった...あいつ、どうやったら死ぬんだよ...俺たちにあれを、どうしろっていうんだよ...」 「痩せてる...超大型巨人が少し細くなってる」 「ハンジさんの言ったとおりだ。やっぱり超大型巨人は消耗戦に弱い。エレンの実験を思い出して! 続けて巨人化できるのは3回まで。15mの巨人でそれなら60mの巨人はもっと燃料効率が悪いはずだ。熱風を使った攻撃もあれはたぶん骨格以外のすべての肉を消費することで熱を生み出していたんだ」 アルミン:「作戦がある。みんなでライナーを引きつけてくれ。ベルトルトは僕とエレンで倒す」 ミカサ:「わかった。ライナーは私たちにまかせて」 ジャン:「遅えよ、バカ。本当にもうダメかと思ったぞ」 (この作戦が上手くいけば僕はもう...海を見には行けないな...)「僕はなぜか外の世界のことを考えると勇気が湧いてくるんだ...」 「エレン、起きろ! 海を見に行くよ!」 「エレン。作戦は以上だ」 「あとはすべてを実行に移し、ベルトルトを騙すことさえできれば、この勝負、僕たちの勝ちだ」 「いいか。ベルトルトはアルミンとエレンで何とかすると信じろ。俺たちはライナーをアルミンたちの方から遠ざければいい。微妙な距離を飛び回って注意を引け」 「無視かよ」「野郎、エレンに狙いを絞る気か...」 「殺すしかない」 ミカサが雷槍で足を攻撃。「ライナーの注意を引けないのなら今ここで息の根を止めるしかない。ここでエレンとアルミンを守る!」「ああ、わかった」「雷槍は残り3本だぞ。クソッ、でも...」「やるしかありません。だって戦わないと勝てませんから」 (何だ? 何を食らった? 一撃で鎧の膝が...) (あれから記憶が飛んでいる...ベルトルト...俺にいったい何があったんだ...状況がわからない...力もあまり残っていない...だがあそこにエレンがいる...) (エレンを奪い去ることが俺たちの勝利であることに変わりはないはずだ...そうだろ、ベルトルト。早くこいつらにカタをつけてそっちの加勢に行くからな!) (向こうに行った4人はライナーの相手。奇しくも爆風から生き残ったのはエレンについていた104期生のみんなだけか...正直言えば、みんなまとめて吹き飛んでほしかった...でもこんな試練ももう慣れたよアルミン。そんなボロボロになったエレンを起こして何ができるのか...僕に見せてくれ...君たちが最期に何を残すのか...) 「自分で考えた作戦だけど、成功は僕がどれだけ耐えられるかでほとんど決まるな...」 (アルミン。お前...まさか...) 「エレン。悪いけど僕は海を見るまでは死ねない。だから大事に至らないあたりで切り上げるけど...あとは任せたよ...ほ、ほら...僕ってそんな勇敢じゃないから...」 (いいや違うぞ...俺が知ってるお前は...) 「エレン...わかってるよね。一緒に海に行くって約束しただろ。僕がエレンに嘘ついたことあった? だから何があっても僕の作戦守ってくれよ!」 エレン落下。 「やっぱり...勝負はもうついてたんだ。おそらくは重度の脳震とう。まだまともに立ち上がることもできないようだね」 「もう十分だ。終わりにしよう」 「アルミン。君は最後までよく戦ったよ」 「3本の雷槍でライナーを仕留める方法があるとすりゃもうこれしかねえ。やつが動かねえうちに勝負をかける。勝負は一度きり。どうなろうとこれが最後だ。まずは俺が囮になる。コニーとサシャは雷槍を2本使って両側からライナーの顎を狙え」 「1本外した...」 (顎を吹っ飛ばされたらライナーの口が開くはずだ。ミカサは残りの1本でライナーの口の中からうなじを狙え) 「口は開いてない...それでもやるしかない!」 ベルトルト (なぜだ...アルミンを吹き飛ばせない...なぜアンカーが外れないんだ。近づくことはできないはずなのに...)*アルミンはアンカーを超大型巨人の歯に刺している アルミン (やっぱり! 骨は消費しないんだ。肉に刺さなければアンカーは抜けない。そして何より熱風を放っている間は筋肉を動かせない! ) 「けど、アルミン...それが君の最期か? 君がその知恵をしぼってようやくできる抵抗は...そうやって炙られ続けることなのか?」 「息が...これ以上はもう...いや、まだだ。この程度じゃ足りない。もっと時間を稼ぐんだ」「いったい何がしたい? 陽動か。エレンならまだあそこでくたびれたままだぞ。ミカサたちもあっちでライナーに手いっぱい...本当に何もないのか...これで本当におしまいなら...わかったよ。今楽にしてやる」 「耐えろ...まだ離すな。エレンに託すんだ...僕の夢...命...すべて...僕が捨てられるものなんて、これしかないんだ...きっと...エレンなら...海に...たどり着く...海を...見てくれる...」 「ミカサ、無茶だ!」「いや、よくやった」 「ハンジさん!」「今だ、ミカサ!」 「ライナー出て!」 「終わった...さあ次はエレンと馬を...ん? これは...硬質化...?」 「殺(と)った!!」 (陽動作戦!! 最初にエレンは動けないと思わせたのも、アルミンの抵抗も、硬質化した巨人のカカシを作るための時間稼ぎ...) (すべては僕のまわりに敵がいなくなったと思い込ませるため...僕の隙を...作るため...) 「僕がエレンに嘘ついたことあった?」 「クソ...わかってたはずなのに...」 「お前、なんでやり返さないんだよ」 「やり返さないからナメられる。負けっぱなしでいいのかよ」 「僕は...負けてないよ。僕は逃げてない」 「わかってた...お前が誰よりも...勇敢なことぐらい...」★次回 「白夜」
2019.05.31
塩ノ埼 (しおのさき) の大桜 2019/4/18撮影・エドヒガンザクラ ・推定樹齢600年 ・樹高 約20m 幹囲 約7.2m・福島県指定天然記念物
2019.05.26
進撃の巨人 Season 3 あらすじ・感想☆2019/4/28より放送分 (Season 3 第50話~) 追加 ★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」 ★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」・各話タイトルクリックで、あらすじ・感想記事にリンクしています ☆第38話 「狼煙」 ☆第39話 「痛み」 ☆第40話 「昔話」 ☆第41話 「信頼」 ☆第42話 「回答」 ☆第43話 「罪」 ☆第44話 「願い」 ☆第45話 「オルブド区外壁」 ☆第46話 「壁の王」 ☆第47話 「友人」 ☆第48話 「傍観者」 ☆第49話 「奪還作戦の夜」 ☆第50話 「はじまりの街」 ☆第51話 「雷槍」 ☆第52話 「光臨」 ☆第53話 「パーフェクトゲーム (完全試合)」
2019.05.26
進撃の巨人 3 #53 (3期16話) 『 完全試合 (パーフェクトゲーム) 』 ☆前のお話は → 「第38話~第52話 あらすじまとめ」★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」 コニー:「お、おい。家が...降ってくるぞ...もしかしたらあの中にエレンの...」 「家ーがー(イェーガー)!! アハハ!」 ジャン:「サシャ、コニーを少し殴れ」 ミカサ:「私たちの位置はわかってないみたい」アルミン:「ああ。火のついた瓦礫をバラまいてシガンシナ区を火の海にするつもりだ...」 エレン (あの野郎。今度は俺の街に火をつけやがった) アルミン:「ジャン、代わってくれないか...君のほうが向いてる」 ジャン:「...川だ。川に移動するぞ。全員エレンに乗れ。ガスを節約しろ」 「エレン。あるタイミングでベルトルトを引きつけなきゃならねえが、それまで見つからねえようにしろよ。アルミン。俺は状況は読めるがこの場を打開できるような策は何も浮かばねえ...最終的にはお前に頼るからな」 ディルク:「こっちは片付いたぞ。残りの小せえのは前方にいるやつらだけだ。しかし、どうやって獣の巨人を仕留めればいい? やつはあそこに鎮座したまま動きそうにないぞ」リヴァイ:「ああ。どうにも臆病なんだろうな。そもそも玉が付いてねえって話だ」 ディルク:「お前は休んでろ。とりあえず小せえのを全部片づける。行くぞ」リヴァイ:「了解」 (クソ、さっきの爆発...あいつらはどうなってる...ハンジたちはうまくかわしたのか...とにかく俺も早くそっちに...) 獣の巨人の投石がディルクらを直撃。リヴァイは回避。 獣:「う~ん。ボール一個分高かったか」 獣:「あ。そこ置いといて」 獣:「まあ、初球は様子見で。目指すはパーフェクトゲームだ」 「巨人から投石だ。全員馬を連れて壁側に後退しろ。急げ、射線の死角を移動しろ...おい立て。死にてえか...」 「状況は?」「最悪だ。やつの投石で前方の家はあらかた消し飛んだ。あの投石が続けばここもすぐ更地になり我々が身を隠す場所はなくなる」「壁の向こう側には逃げられそうにないのか」「ああ。超大型巨人がこちらに迫ってきている。炎をそこらじゅうにまき散らしながらな...仮に兵士が壁を越えて投石を逃れても馬は置いていくしかない。ここを退いてもその先に勝利はないだろう」「ハンジたちはどうなってる? エレンは無事か?」「わからない。だが大半はあの爆風に巻き込まれたようだ...我々は甚大な被害を受けている。獣は兵士が前方の一か所に集まるように小型の巨人を操作していたのだろう。そこで小型の巨人を相手にしていたディルク・マレーネ・クラース班は先ほどの投石で全滅したようだ...つまり内門側の残存兵力は新米調査兵士の君たちとリヴァイ兵士長。そして私だ」「エルヴィン。何か策はあるか」 ジャン:「叫べ、エレン。もうこれ以上ベルトルトを壁に近づけるな」 「...気づいた...んな、あの野郎、無視かよ...エレン。ノッポの足を止めるぞ」コニー:「けどよ、どうやってあいつを倒せばいいんだ?」サシャ:「蒸気の熱風で立体機動は無力化される...」ジャン:「わかってるっての。だから今は何でも試すしかねえ。やつの弱点をあぶり出してやれ」 ミカサ:「私がやる。みんなで注意を引いて。コニー雷槍を」ジャン:「アルミンは少し離れた所でやつを観察しろ。もうベソかくんじゃねえぞ。必ず手がかりがあると信じろ」 (見下ろしてんじゃねえよ。てめえは...ただデケエだけだろうが!!) 「おい、あれはエレンか? 壁の上まで吹っ飛ばされたってわけか、やつに」 「...あの巨体に無策で突っ込めばああなっちまう...何か一発逆転の策でもない限り、この奪還作戦も俺たちの命も人類の未来もすべておしまいだ。だからってこのまま大人しく皆殺しにされてたまるか。攻撃を仕掛けるぞ。やつはまだ雷槍を知らない。俺とコニーとサシャで気を引く。その隙にミカサが撃ち込め」 ジャン:「おい、ウスノロ。その目ん玉ぶっ潰してやる」コニー:「このバーカ」サシャ:「変態大魔王」 (やっぱりダメか。この熱風は発射した雷槍さえ跳ね返す) 「ミカサ、血が...」「大丈夫。雷槍の破片を少し受けただけ」 「それより、どう? 何か反撃の糸口は...」「何も...」 「エルヴィン。反撃の手数が何も残されてねえって言うんなら敗走の準備をするぞ。あそこで伸びているエレンを起こしてこい。そのエレンにお前と何人かを乗せて逃げろ。少しでも生存者を残す」 フロック:「...お前もわかってんだろ。いくら馬を守ったって...それに乗って帰るやつは誰もいねえって...理屈じゃわかってたさ。人類がただ壁の中にいるだけじゃいつか突然やって来る巨人に食い滅ぼされる...誰かが危険を冒してでも行動しなきゃいけない。誰かを犠牲者にさせないために自分を犠牲にできるやつが必要なんだって...そんな勇敢な兵士は誰だ? そう聞かれたとき、それは俺だって思っちまったんだ...でもまさか、そうやって死んでいくことが、こんなに何の意味もないことだなんて思いもしなかったんだ...考えてみりゃそういう人たちのほうが圧倒的に多いはずなのに...何で自分だけは違うって思っちまったんだろう...」 「正直言って、俺はもう生きて帰れないとすら思っている」「ああ。反撃の手立てが何もなければな」「あるのか?」「ああ」「なぜそれをすぐに言わない。なぜクソみたいなツラして黙ってる?」 「この作戦が上手くいけば...お前は獣を仕留めることができるかもしれない。ここにいる新兵と私の命を捧げればな...お前の言う通りだ。どのみち我々はほとんど死ぬだろう。いや、全滅する可能性のほうがずっと高い。それならば玉砕覚悟で勝機に懸ける作戦もやむなしなのだが...そのためにはあの若者たちに死んでくれと...一流詐欺師のように体のいい方便を並べなくてはならない。私が先頭を走らなければ誰も続く者はいないだろう...」 「そして私は真っ先に死ぬ。地下室に何があるのか...知ることもなくなくな...」「...は?」「はあ...俺は...このまま地下室に行きたい...俺が今までやってこれたのも...いつかこんな日が来ると思っていたからだ...いつか答え合わせができるはずだと。何度も死んだ方がましだと思った。それでも、父との夢が頭にちらつくんだ。そして今、手を伸ばせば届くところに答がある...すぐそこにあるんだ...だがリヴァイ、見えるか俺たちの仲間が...仲間は俺らを見ている。捧げた心臓がどうなったか知りたいんだ。まだ戦いは終わっていないからな...すべては俺の頭の中の子供じみた妄想にすぎないのか?」 「お前はよく戦った。おかけで俺たちはここまでたどり着くことができた」 「俺は選ぶぞ。夢をあきらめて死んでくれ。新兵たちを地獄に導け。獣の巨人は俺が仕留める」 「突撃ー!!」 「まあ、このまま終わるとは思ってなかったけど...特攻か。もうちょっと何かあると思ったんだけどな」 「これより最終作戦を告げる。総員整列。総員による騎馬突撃を目標獣の巨人に仕掛ける。当然、目標にとっては格好の的だ。我々は目標の投石のタイミングを見て一斉に信煙弾を放ち投石の命中率を少しでも下げる。我々が囮になる間にリヴァイ兵士長が獣の巨人を討ち取る。以上が作戦だ」 「何? 俺だけ立体機動で獣に接近しろと? 獣のまわりは更地だぞ。利用できるような木も家もねえ」「いいや、ちょうどいい高さの立体物が並んで突っ立ってるだろ。巨人を伝って忍び寄り、獣の巨人を奇襲しろ」 「...俺たちは今から死ぬんですか?」「そうだ」「どうせ死ぬなら最後に戦って死ねということですか」「そうだ」「いや、どうせ死ぬなら...どうやって死のうと...命令に背いて死のうと...意味なんかないですよね」「まったくその通りだ。全くもって無意味だ。どんな夢や希望を持っていても幸福な人生を送ることができたとしても、岩で体を砕かれても同じだ。人はいずれ死ぬ」 「ならば人生に意味はないのか。そもそも生まれてきたことに意味はなかったのか? 死んだ仲間もそうなのか? あの兵士たちも無意味だったのか? いや違う。あの兵士たちに意味を与えるのは我々だ。あの勇敢な死者を、哀れな死者を、思うことができるのは生者である我々だ。我々はここで死に次の生者に意味を託す。これこそ唯一、この残酷な世界に抗う術なのだ」 「兵士よ怒れ! 兵士を叫べ! 兵士よ戦えぇぇ!!」 ★次回 「勇者」
2019.05.26
合戦場 (かっせんば) のしだれ桜 2019/4/18撮影・別名『大林の夫婦桜』・ベニシダレザクラ 2本・樹齢約170年 樹高18m 市指定天然記念物・三春滝桜の孫桜
2019.05.20
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