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・各話、タイトルクリックで、あらすじ・感想 記事にリンクしています【アインクラッド編】仮想大規模オンラインロールプレイングゲーム「ソードアート・オンライン(SAO)」プレイヤーのひとりであるキリトは仮想世界を満喫していたが、他の1万人のプレーヤーとともに、開発者の恐るべき宣言を聞く。このゲームはクリアするまで脱出不能、そしてゲームオーバーは現実での死を意味する、と。キリトは終わりの見えない死闘に身を投じていく.....☆第1話 剣の世界☆第2話 ビーター☆第3話 赤鼻のトナカイ☆第4話 黒の剣士☆第5話 圏内事件☆第6話 幻の復讐者☆第7話 心の温度☆第8話 黒と白の剣舞☆第9話 青眼の悪魔☆第10話 紅の殺意☆第11話 朝露の少女☆第12話 ユイの心☆第13話 奈落の淵☆第14話 世界の終焉 【フェアリィ・ダンス編】ソードアート・オンライン(SAO)の中に閉じ込められていたキリト(桐ヶ谷和人)は、ヒースクリフ(茅場晶彦)との死闘のすえ現実世界に帰還。同時にデスゲームを生き残った者たちも生還したが、アスナら300人のプレイヤーたちは意識を取り戻さず、眠り続けている。キリトはアスナを救うため、新たな戦いに挑む。そこは妖精たちが舞う世界.....☆第15話 帰還☆第16話 妖精たちの国☆第17話 囚われの女王☆第18話 世界樹へ☆第19話 ルグルー回廊☆第20話 猛炎の将☆第21話 アルヴヘイムの真実☆第22話 グランド・クエスト☆第23話 絆
2012.12.10
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ソードアート・オンライン II あらすじ・感想★I期はこちら→ 「ソードアート・オンライン 第1話~第25話あらすじまとめ」【ファントム・バレット編】 仮想世界で銃で撃たれたプレイヤーが現実世界でも死亡。SAO事件から1年。死銃(デス・ガン)事件の捜査を依頼されたキリトはガンゲイル・オンライン(GGO)にログイン。そこで出会ったのは、スナイパーの少女、シノンだった。☆第1話「銃の世界」☆第2話「氷の狙撃手」☆第3話「鮮血の記憶」☆第4話「GGO」☆第5話「銃と剣」☆第6話 「曠野の決闘」☆第7話 「紅の記憶」☆第8話 「バレット・オブ・バレッツ」☆第9話 「デス・ガン」☆第10話 「死の追撃者」☆第11話 「強さの意味」☆第12話 「幻の銃弾」☆第13話 「ファントム・バレット」☆第14話 「小さな一歩」★第14.5話「Debriefing」 (総集編)【キャリバー編】 ALOで新たなクエストが始まった。それは伝説の聖剣「エクスキャリバー」を獲得するもの。新たにシノンがメンバーに加わり、キリトたちは7人でクエストに挑む☆第15話 「湖の女王」☆第16話 「巨人の王」☆第17話 「エクスキャリバー」【マザーズ・ロザリオ編】 新生アインクラッド、24層の小島に現れる「絶剣」オリジナル・ソードスキルを賭けたデュエルで対戦相手全員を打ち負かした。キリトも敗北。デュエル以外に何か目的があるのではと気になったアスナは戦いを挑む。☆第18話 「森の家」☆第19話 「絶剣」☆第20話 「スリーピング・ナイツ」☆第21話 「剣士の碑」☆第22話 「旅路の果て」☆第23話 「夢の始まり」☆第24話 「マザーズ・ロザリオ」 ページビューランキング
2014.12.22
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2022年、仮想空間へのフルダイブが実現。仮想大規模オンラインロールプレイングゲーム「ソードアート・オンライン(SAO)」プレイヤーのひとりであるキリトは仮想世界を満喫していたが、他の1万人のプレーヤーとともに、開発者の恐るべき言葉を聞く。このゲームはクリアするまで脱出不能、そしてゲームオーバーは現実での死を意味する、と。キリトは終わりの見えない死闘に身を投じていく.....第1話 剣の世界2022年、次世代ゲーム“ナーヴギア”が開発され、仮想空間へのフルダイブが実現。 「戻って来た、この世界に」正式サービス開始日、プレイヤーの1人キリトはSAOの世界へとログインする。声をかけられたクラインに戦い方のコツを教えながら、ゲームに参加できてラッキーだと話す。初回出荷は1万本、βテストは1000人という難しさ。「仮想空間なのに、現実世界より生きてるって感じがする」 お腹が空いたので一度ログアウトするというクライン、がログアウトボタンがない。確認するとキリトもログアウトボタンがない。メニューにログアウトの項目がないのだ。ログアウトするには他に手段は無く、ナーヴギアを外そうにも、装着中は身体を動かすことは出来ない。こんな重大なバグなのに何のアナウンスもない。突然、鐘の音が鳴り響く。そして強制的にプレーヤーは広場へと集められる。そこに開発者の茅場明彦のアバターが現れ、プレイヤーたちに宣言する。「ログアウトできないのは、不具合ではなく本来の仕様である」このゲームはログアウト不能で、外部の人間がナーヴギアを止めたり、取り外そうとすると、脳に高出力マイクロウェーブが照射され、脳を破壊する。すでに213人が死亡している。ゲームで死んだ場合、現実世界でも死ぬことになる。プレーヤーが解放されるには、ゲームをクリアすること。各階層のボスを倒し、第100層の最終ボスを倒すこと。最後にプレゼントと言われ見ると手鏡というアイテムが。そしてゲームのアバターが現実の自分の姿になった。 「これは現実だ。この世界で死ねば、俺は本当に死ぬ」友だちを残して行けないと言うクラインと別れて次の村へと向かうキリト。「俺は生き伸びてみせる。この世界で」☆感想遅ればせながら、話題のアニメ第1話を見てみました。マトリックス? アバター? いきなりゲームの世界から出られないという、ショッキングなスタート。ゲームをクリアし、最終ボスを倒す以外に方法はないと。しかもゲーム内での死は実際の死を意味する。命をかけた戦いの場に身を投じてしまったキリト。みんなが困惑する中、現実と受け止め、次の行動をとるキリトですが、開発者の言葉は全部本当なのでしょうか。1万人のプレーヤー、仲間を作って戦うか、それともひとりで戦い続ける? ところで、ゲーム内での時間と現実社会の時間の長さは同じなのかな。と、わからないことだらけですが、続きがとても気になります。新アニメということで見てみました。面白そうだと思います。次も見る予定ですが、例によって記事は未定です。遅れてアップするかも。
2012.07.15
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【新世界より】第16話 「愛する早季へ」 ←あらすじ・感想はこちらです☆新世界よりは「映像化は不可能」といわれた超大作です。アニメではカットされてわかりにくい部分も多いです。第16話の最後の部分。今後の展開のネタバレにはなりませんが、登場人物の気持ちを知る上で、背景として知っておくといいかなと思ったので補足しておきます。☆子供は読まないほうがいいかなwww この場面です。 ☆かまくらを作って泊ることにして食事。真理亜や守のことも忘れてしまうのかなという早季の問いに覚が、死んでも忘れないと答え、もし記憶を消されるようなことになったら、自分たちも町を出ようと話す。町を出ることになったら、真理亜たちを捜して合流しよう、という言葉に早季が号泣。そして、 ☆最後の場面。頭の中では、顔のない少年が夢の中で言った言葉がグルグルまわっていた。このあと、「真理亜は死ななければならない」というショッキングなラストの言葉となります。この間の部分の補足です。 ★覚は泣きじゃくる早季をずっと抱きしめていた。 ★その晩、かまくらの中で、早季と覚は結ばれた(行為省略www)★覚は途中、泣きそうなくらい愛おしげな目で早季を見おろした。早季はほとんど直感で悟った。『彼のこの表情は、わたしに向けられたものではない』と。★覚が早季の中に見ていたのは、彼が愛してやまなかった、ひとりの男の子の面影だった。同時にそれは、早季が、心の底から恋い焦がれていた少年のものだった。★早季は目の前にいるのが、もはや、覚ではなく、別の少年のイメージに変わっていた。『わたしたちは、お互いを媒介にし、すでにこの世にはいない男の子と愛を交わしていた。それは、とんでもなく異常な行為だったかもしれないし、お互いに対する裏切りと言えるかもしれない。でも、わたしたちは、ふたりとも、そのことを承知し、そして望んでいたと思う』 ☆そして、最後の、覚の顔を見ながらも、頭の中では、顔のない少年、今はなき、ふたりが愛した瞬が言った言葉がグルグルとまわっているという場面となります。ちょっと深いでしょw
2013.01.20
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2022年、仮想空間へのフルダイブが実現。仮想大規模オンラインロールプレイングゲーム「ソードアート・オンライン(SAO)」プレイヤーのひとりであるキリトは仮想世界を満喫していたが、他の1万人のプレーヤーとともに、開発者の恐るべき宣言を聞く。このゲームはクリアするまで脱出不能、そしてゲームオーバーは現実での死を意味する、と。キリトは終わりの見えない死闘に身を投じていく.....第4話 「黒の剣士」 第35層の北部に広がる迷いの森。パーティメンバーのロザリアと喧嘩しパーティーを離れたビーストテイマーの少女・シリカは、森で道に迷ったあげくモンスターに遭遇する。ビーストテイマーとは、モンスターを手なずけ、仲間にする者たちのこと。 偶然、通りがかったキリトに一命を救われたシリカだが、使い魔のピナを失ってしまった。大切な仲間を失い、涙ぐむシリカに、キリトは使い魔を蘇生させる方法を教える。使い魔の“心”が残っていれば、第47層にある、思い出の丘というダンジョンのてっぺんに咲く花を使えば、使い魔が蘇生できると。キリトは、さらに無償で協力を申し出る。 なぜそこまでして自分を助けてくれるのかと戸惑い気味に尋ねるシリカ。対するキリトの答えは、「妹に似ているから」町で偶然、ロザリアと出くわしたキリトとシリカ。シリカはロザリアに、ピナは絶対に生き返らせると宣言する。キリトは妹に負い目があった。本当は従妹だが、妹は知らない。習っていた剣道をやめた時、厳しい父親にひどく叱られたが、妹は、自分が二人分がんばるから、許してやってくれと父に懇願した。そして言葉通り全国大会に出場するまでに。しかし、キリトは、本当は他にやりたい事があったんじゃないかと思っていた。シリカは、好きでもないのに頑張れないから、本当に剣道が好きだったんだと思う。だから妹はキリトのことを恨んでいないと思うと言う。 モンスターと戦い、ついに蘇生の花をシリカは手に入れた。だが、待ち伏せしていたロザリアが蘇生の花を渡せと言う。キリトは、シリカにロザリアの正体を告げる。プレイヤーに対して盗賊行為を行うオレンジギルド、タイタンズハンドのリーダーで、自分は、10日前にロザリアたちが襲ったギルド、シルバーフラグスのたった一人の生き残りから、仲間の仇討を依頼され、殺すのではなく、牢獄に入れるために探していたと。ロザリアたちに一人で向かって行くキリト。シリカがキリトと呼ぶのを聞き、目の前にいるのがソロで前線に挑んでいる攻略組でビーターの「黒の剣士」ではないかとタイタンズハンドのメンバーたちは恐れる。ロザリアは、こんなところに攻略組がいるはずがないとメンバーに言うが、タイタンズハンドの攻撃はキリトに全く効かなかった。レベルの差は歴然だった。全員、牢屋へ送られる。シリカに囮に使ったようになったことをわびるキリト。そして別れを告げる。「この世界での強さは単なる幻想に過ぎない。そんなものより、もっと大事なものがある。次は現実世界で会おう。そしたらまた、同じように友だちになれるよ」☆感想「黒の剣士」ってキリトのことだったのですね。いつのまに付いた? ビーターよりずっといいですね。すごく強くなっているんですね。今回、かわいい妹? シリカの登場で穏やかな回でした。この子もまた? とちょっと心配したのですが、無事でよかったです。↓足あと、ことづてが残せます(要登録)
2012.08.04
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神ども、殺し合え。マイナーな神様、夜トは交通事故に遭いそうになったところを壱岐ひよりに助けられるが、それがきっかけで、ひよりは魂が抜けやすい体質になってしまい、夜トに治してくれと頼み行動を共にするようになる。夜トに拾われて神器となった雪音と共に妖(あやかし)との戦いを繰り広げ絆を深めた3人であったが、最強武神の毘沙門は夜トの命を狙い続けていた。あだちとか原作、夜トと毘沙門の過去が明らかになり、恵比寿、父様(ととさま)も登場の第2期。★第1期はこちら→ ノラガミ1~12話(全話)あらすじ ノラガミARAGOtO あらすじ・感想・各話タイトルクリックで、あらすじ・感想記事にリンクしています☆第1話 「諱(いみな)握りて」 ☆第2話 「彼女の思い出」 ☆第3話 「イツワリノ絆」☆第4話 「願(ねがい)」☆第5話 「神祝き(かむほさき) 呪きき(ほさきき)」☆第6話 「為すべきこと」☆第7話 「神様の祀り方」☆第8話 「禍津神(まがつかみ)」☆第9話 「糸の切れる音」☆第10話 「斯(か)くありし望み」☆第11話 「黄泉返り」☆第12話 「君の呼ぶ声」☆第13話 (最終話) 「福の神の言伝 (ことづて)」 ページビューランキング
2015.12.27
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進撃の巨人 #61 闇夜の列車☆前のお話は → 「第60話 海の向こう側」★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」★3期 → 「進撃の巨人 第38話~第59話」☆「半島の自治権をめぐる戦争に4年も費やしたあげく敵艦隊とこちらの主力の巨人2体があわや刺し違える失態を演じた。人類の英知はついにマーレの鎧を粉々に砕くに至った」☆「どの国もそう報じ中東連合国をたたえている...マーレの勝利だと言えるのか? マガト。これはどういうことだ」☆「元帥殿。いよいよその時が来たのです。人類が巨人の力を超えるその時が。我々が巨人の力を過信し植民地政策を進める中、諸外国はそれに抗うべく兵器の開発に力を入れた。その純然たる結果を突きつけられているのです」☆「それでも我が巨人兵器は当分の間、陸上戦においては無敵を誇るでしょう。しかしこのまま航空機が発展していけば爆弾が雨のように降り注ぐ」☆「その時には大地の悪魔たる巨人は、ただ空を見上げ続けるほかなくなるでしょう」(ん? 屋根ないのかそこ...w)「羽の生えた巨人はいなかったか」「元帥殿。つまり我々はもう巨人の力に...」「わかっておる。近い将来、我々は戦争の主導権を失う。いやすでに遅れをとっている。かつては悪魔エルディアを討ち取りし英雄の国マーレが今や何たることだ...」☆「恐れながら元帥殿。進言のご許可賜りたく存じます」「驚異の子ジークよ。言ってみろ」「今こそパラディ島作戦を再開し始祖の巨人奪還を急ぐべきです。マガト隊長のおっしゃる通りマーレは今後、通常兵器の開発に力を注ぐべきです。しかしそれまで諸外国が黙っているでしょうか。今我々に必要なのは軍備再編までの時間。それには一刻も早くマーレがパラディ島を占拠し、すべての巨人の力を収めたという新聞の見出しが必要なのです」☆「うーん。お前の任期はあと一年足らずだったな」「ええ。コルトが私の獣の能力をすべて引き継げるのかとても不安でして...」「そうだな。残り一年の命をもって4年前の雪辱を果たしたいというわけか」「そのとおりでございます。あの忌まわしき驚異グリシャ・イェーガーの行いに終止符を打つのは、かつての息子である私でなくてはなりません」☆「悪かったなコルト。お前をダシにしちまって」「いえ。素晴らしかったです。エルディア人がマーレ軍元帥に意見を通すなんて。ジークさんの獣の能力は歴代とは全く違う。まるで話に聞く始祖の巨人だ。どうして特別なんでしょう。王家の血をひいているわけでもないのに」「さあな。結局俺が死ぬまでわからず仕舞いだろう。あ、記憶を継承するお前には知られちまうかもな。俺の秘密...」☆「一年でパラディ島をおとせるらしいな」「私には一年しか残されていないという話ですよ」「この3年間パラディ島に向かった調査船は1隻も帰ってきていない。ジーク。お前はこれをどう見る?」「軍の船が32隻も沈められたのならそれは巨人1体の仕業とは考えにくい」☆「少なくともエレン・イェーガーを含む巨人が2体以上、調査船に立ちふさがったのではないでしょうか」「同じ意見だ。島を攻めるには戦艦の支援が必要になるだろう」「ええ。そして何より敵の脅威は巨人だけじゃない」☆「待っ...」☆「楽しい夢でも見てるみたいだったから起こさないでおいてやったよ」「あの時の礼をまだ言ってなかったな。ガリアード...助かったよ」「礼には及ばん。そもそも9年前に俺が鎧を継承していればこんなことにはならなかった。兄貴がお前をかばってその辺の巨人に食われることもなかった」「マルセルの記憶を見たのか」「いいや。だが前身のユミルって女のことは少しわかった」☆「大層な名前をつけられた哀れな女だ。兄貴の顎を返してくれたのも、あの女の意志だろう?」「ああ。そうだ」「じゃあ、お前はあの島で何をしたんだ? 誰かに助けられてばかりじゃねえかよ...女の記憶を見たが...ありゃ何だ? ずいぶんと頼れる男を気取っていたようだったが...まるで兄貴の真似事じゃねえか」☆「ポッコ。艦砲射撃をくらった人をいじめちゃダメだよ」「その名で呼ぶな。ピーク」「大丈夫か」「人間に戻るのは2か月ぶりだからね。そのたびに二足歩行を忘れてしまうよ」「それよりライナー。ガビたちに顔を見せてあげなよ。すごく心配してたよ」「そうしよう」☆「久しぶりに会った気がするな」「えー。戦場じゃいつも一緒だったろ」「まあ...しばらくは休めるだろう」「だといいね」☆「なあ、巨人が戦争で役に立たなくなったら俺たち戦士隊は...エルディア人はどうなるんだろうな...」☆「あーライナー! もう歩いていいの? 」「ああ。みんなも大丈夫だったか」☆「ねえ、私たちレベリオの本部に帰れるんだって。それまでにこの街をまわろう...」☆「待てガビ。そっちは子供が行っちゃダメだってマガト隊長が...」「でも私、隊長が行ってるの見たよ」☆(ベルトルト、マルセル、アニ...)☆「待って...」☆「え?」「そっちの店はまだお前らには早い」「え~」 (ん? この後姿...)☆コルト 「お前らは見たか。エルディアの女神・ガビの雄姿を。ガビは800の同士に代わり果敢にも走行列車に挑んだ...このバカタレが誰のために命を張ったか? 俺にはわかるぞ。それは君たちエルディア人部隊のために他ならない...うおおおおお」☆「やつらを黙らせてきます」マガト隊長 「今宵だけだ。目をつぶろう」☆「ガービ! ガービ! ガービ!」☆「また見事に担がれたな」「兄に酒を飲ませるのが悪いんです。ガビもすぐ調子に乗るから...」「しかし実際に鎧の継承権を獲得するのはガビになりそうだ」「ええ。あなたを慕う少女がこのまま鎧を継承すればガビの寿命は27歳...あなたはそれでいいんですか?」「今おまえ何て言った? 九つの巨人を継承する名誉を冒涜したのか? もしこれを報告したらお前はコルトや親族と共に巨人兵器に加えられる」「ま、待ってください。発言を訂正させてください。戦士候補生ファルコ・グライスは己の一族を悪しきユミルの血から解放すべく、この血を生涯マーレに捧げます」☆「では九つの巨人を継承する名誉を何と心得る」「名誉マーレ人として栄誉と誇りを授かり祖国マーレへの忠誠を存分に示す権利が得られることと存じます」「鎧の巨人を継承したいのか」「鎧の巨人を継承するのは俺です」「そうだ。お前がガビを救い出すんだ。この真っ暗な俺たちの未来から」☆「誰が兄に酒なんか飲ませたんですか」ピーク 「コルトが欲しそうな顔してたから」ジーク 「まったく。ピークちゃんの思いやりを車両中に吐き散らすなんて」マガト 「昨夜は黙らせるべきだった...」☆「昨夜はまんまと担がれたんだってな...」「いいじゃない。担がれるうちが花だよ。実際、大活躍、だったんだもん」「ピークさん...」☆ブラウン副長...もし副長が俺と同じ考えでエルディア人を戦争から解放したいんだとしたら...信じていいのか...☆家族と再会☆ピークちゃんの父 (病気みたい)☆ジークの祖父母。☆「コルト! ファルコ!」☆「父さん。母さん」☆「ライナー。疲れたでしょう。帰ってゆっくりなさい」「母さん。そうさせてもらうよ」☆心的外傷を負ってしまったエルディア人負傷兵にファルコは声をかける。「大丈夫ですよ。きっと良くなりますよ。もうあなたは戦わなくていいんですから...」☆「どっか~ん! 狙ったとおり! 装甲列車は脱線してひっくり返った。作戦大成功」☆「でも敵は逃げ去る私に機関銃を撃ってきた。鉛玉をくらう寸前のところでガリアードさんが顎の巨人で私を守ってくれたの」「すごいわ。ガビ」「お前の勇気が多くの同胞の命を救ったんだ。お前はエルディアの救世主だ」☆「ライナー。ガビは戦士になれそうなのかい?」「ああ。ガビが鎧の巨人の継承権を得るのは決定的だと思う」「それはよかった。一族からふたりも戦士を授かるなんて...誇りに思うよ。あとはあの島に住む悪魔どもさえ消えてくれれば...エルディア人はみんな幸せになれるのにね」「でもライナー。お前でさえ島の悪魔から逃げるのがやっとだったんだろ」「ダメだよ父さん。凶悪で残虐な悪魔たちの住む島に5年も潜入してたんだよ。どんなにつらい目にあったか...機密情報じゃなくたって言えないよ」☆「いいや、話せることもある。俺はあの島で軍隊に潜入したんだ。連中はまさしく悪魔で残虐非道なやつらだったよ」「入隊式の最中突然芋を食い出したやつがいた。教官が咎めると悪びれる様子もなく答えた。うまそうだから盗んだと。そんな悪党だがさすがに悪いと思ったのか芋を半分譲ると言った。しかし差し出した芋は半分には到底満たないものだった。やつらに譲り合う精神などないからな。本当にどうしようもないやつらだった」 (サシャ(*´艸`*))「便所に入るなりどっちを出しにきたのか忘れるバカだったり、自分のことしか考えてねえ不真面目なやつに、人のことばっかり考えるクソ真面目なやつ。突っ走るしか頭にねえやつに何があってもついていくやつらだったり...それにいろんなやつらがいて...そこに俺たちもいた。そこにいた日々はまさに地獄だった」(コニー、ジャン、マルコ、エレン、アルミン、ミカサwww)「少し話し過ぎた...忘れてくれ」☆「いろんなやつらって何? 悪いやつらでしょ」「そうだよ、ガビ...島にいるのは世界を地獄にした悪魔だ。いつまた強大な巨人で世界を踏みつぶし進撃してくるかわからない。それを阻止するのは私たち善良なエルディア人でなくてはならない」☆「私たちを置き去りにして島に逃げたやつらに制裁を与えなくてはならない。私たちを見捨てたやつらに...」(ん? 何?)☆「おばさん、すごく心配してたよ。島からひとりだけ帰ってきて別人みたいになったって...」「...12歳だった息子がオッサンになって帰ってくれば、さぞかし心配させるだろう」「何か...嘘ついてる」「嘘? 何のことだ」「私にはわからないけどカリナおばさんにはわかるみたいだったよ」☆「珍しいですね。戦士長の部屋に集合なんて。マーレ軍の人は?」「この部屋にはいない。お茶ぐらいたまにはいいだろ」「さて、先の戦いで通常兵器が巨人兵器を上回る未来がより明確に知れ渡った。マーレが弱ればエルディア人はより生存権を脅かされる立場になる。これは民族滅亡の危機だ。唯一の解決策は早急に始祖の巨人とパラディ島の資源をマーレに納めること。まずは改めてあの島の脅威を強く世界に知らしめなければならない」☆「物語には語り手が必要だ。それをタイバー家が引き受けてくれるそうだ」「戦鎚の巨人を管理するタイバー家?」「確かにタイバー家は一度も巨人の力を敵国に向けたことがない。なにより巨人大戦でフリッツ王を退けた一族として諸外国に顔が利く。世界は耳を傾けざるをえないでしょう」「しかし広い土地で優雅に暮らしてきたタイバー家がいまさら出てきて英雄を気取るなんて...虫が良すぎませんか」「気持ちはわかるがタイバー家も祖国マーレを憂いているんだ」「これで祖国マーレが救われるならありがたいことです。俺たち戦士もタイバー家と協力して英雄国マーレ復活の礎となりましょう」「そうだ。近くこのレベリオで祭事が行われる。諸外国の要人や記者を招いてタイバー家は宣言を行う」☆「一年以内にパラディ島を制圧すると。エルディア人とマーレ人の運命はこの作戦にかかっている。もう失敗は許されない。祖国マーレの未来のために今一度、皆の心をひとつにしよう」☆「ガリアードは多少不満があるようだが、まあ任務となれば徹底するやつだ」「密室でこの内容なら問題ないだろう」「ジークの一言がなければな」☆この部屋にはいない...か。俺はまた行くのか...あの島へ...★次回 『希望の扉』
2020.12.21
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☆庭の春の花は次々咲いてあっという間に終わった感じです。とりあえず写真は撮ったけどアップしていなかったもの。今日は4月分。 ☆藤の花 ☆オオアマナ ☆スイセン ☆ユキヤナギ ☆スミレ ☆ボケ ☆ハナモモ ☆カタバミ 普段は抜いてしまう花なんだけど草刈りをサボっていたら咲き誇ってた~ ちょっとかわいいのでそのままにしてみた。
2024.05.29
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『蟲(むし)』見慣れた動植物とは違う、時にヒトに妖しき影響を及ぼすもの。蟲師(むしし)は、それらを調査し在るべき様を示す。ヒトと蟲の世を繋ぐ者、蟲師ギンコの旅の物語。★蟲師・第10巻より、蟲師の全作品で1話だけアニメ化されていなかった最終話の鈴の雫のあらすじの後編です。前編はこちら→ 「鈴の雫 前編」★鈴の雫は2015年5月16日より劇場公開されます。(映画、ネタバレ注意) 同時上映の棘(おどろ)のみちのあらすじはこちらで→ 「棘のみち・前編」「棘のみち・後編」蟲師 特別編 鈴の雫 後編 カヤは山に戻っていた。あれが呼びに来たとカヤはギンコに言った。いつも山の声を伝えに来る光の輪。ヌシはそれに従うだけ、山を元に戻さなければとカヤ。耐えられるかとギンコが聞くと、ずっとしてきたようにするだけとカヤは答えた。あんたには何の慰めにもならないかもしれないが、俺はあんたに会えて嬉しかったよとギンコはカヤに言った。ずっと昔から草木も蟲もけものもヒトも命の理の許に生きている。きっとこれからもそうだろう。ヌシはその約束の現れ。それがヒトの形をしている事が俺には無性に嬉しかった。葦朗にカヤは山に戻ると言ったと伝えるギンコ。里心が強くなれば苦しむだけだからもう会わないのが互いのためだと言うと、それしか俺にしてやれることはないのか、どうしてカヤがそんなものに選ばれた、俺にはあいつを忘れる事なんてできないと葦朗は言った。忘れる事はないとギンコ。いつも思ってやれ、ヌシは山と共にあって常にお前達を守っている。草木の中にも虫やけものの中にもカヤの目や耳があることを忘れずにいてやれと言った。葦朗は今日も山へ柴刈りに。好物の餅を供えると元気かカヤと山に向かって話しかけた。ギンコが再びたずねると山は様子がおかしくなり始めていた。けものは騒ぐし草木は枯れている。弟もこのところ具合が悪いと葦朗。カヤに何かあったのか。カヤ大丈夫かと山に呼びかける葦朗。ギンコは葦朗の弟の薬を渡すとカヤの様子を見に行く。一体何があったと聞くギンコに山の声がわからない、山とひとつになれない、どうすれば山を元に戻せるのかわからないとカヤは言った。だからもうじき次のヌシが決められるとカヤ。そうしたらお前はどうなるんだと聞くと古いヌシは山に喰われると言った。次のヌシに力を渡すために。それが山の理か、ずいぶんと荒っぽいことでとギンコ。お前は家族を恋しく思っただけ、ヒトとしてあたりまえの事でそれが許されないのならヌシに選ぶべきじゃなかったんだ。山に新しくヌシが決められた事を知らせる蔓草が伸びていた。それは新しいヌシが命を宿した時に実をつけ美しい音を鳴らすという。蔓草はまだ実をつけていないから、それまでにヌシの力を山に返せば命まで一緒に奪われずに済むんじゃないか。うまくいくかはわからないが理に話をつけさせてもらおうかとギンコ。そうしたらお前はただヒトとして生きればいいとカヤに言った。ギンコは強い蟲下しを作った。カヤが飲むとヌシと山をつないでいる草が這い出てきた。ギンコは草を手にすると理に話しかけた。ヌシの力は返すから受け取ってくれ、どうかヒトのヌシを許してくれ。草と共にギンコの姿が消えた。ギンコは光の輪の中にいた。これは蟲の宴か。なぜヌシでないモノが力を返しにきた、もともとヒトをヌシにすべきではなかったのだと声がする。そうだ、ヌシの力は返すから命までは取らないでくれとギンコ。あの子をヒトをヌシに選んだあんたらの誤りだと言った。ヒトには知恵も心もある。それらは山の礎として潰されてもわずかな光で蘇る。だから脆い。山のヌシになどなりきれないものなんだとギンコが言うと、それでもかつてヒトもヌシをしたから今一度させてみたのかもしれんが失敗だったからもはやヒトがヌシに生まれることはないと声。ヒトは山から外れて山の声が届かぬモノとなる。そんなモノがあっていいのかと言った。外れはしない、決して。ヒトも山の一部にすぎないのだからとギンコが言うといずれ理が決めることだからまあ良いと声。しかしこの者のした事は理を歪めたからあるべき形に戻してもらわねばと言われた。覚悟はしてきたよとギンコ。ならば共に来てもらおう。ギンコは光の輪の中を進む。お待ちくださいとカヤが現れた。これは私と山の話、誰にも身代わりはさせない。何で来たんだ、お前が悪いんじゃない、行くことはないとギンコが言うとカヤは言った。私はずっとこの山と一緒だった。私は草木で虫でけもので、数えきれない生死を味わった。最期にヒトとしても生きられた。だからって死ぬことはないとギンコが言うと、死ぬわけじゃない、私でなくなるだけとカヤは言った。山と命と理の間を流れる約束の中に還るだけ。カヤは消えた。鈴の音が聞こえた。あの時と同じだと葦朗は思った。子供の頃、胸を躍らせた鈴の音がひどく物哀しく聞こえた。身を切られるような美しく哀しい音だった。帰らなきゃ、でもここは一体どこだと考えてギンコは気づいた。ああそうか、ここは知ってる。ふたつめの瞼の裏だ。今日もカヤに餅を供える葦朗。ねえちゃんどこに行ったのと弟に聞かれ手の届かない所だよと答えた。でも遠くじゃない、いつも側にいるんだよ。久しぶりにギンコがたずねてきた。このところ山で異変は起きてないよ、新しいヌシが守ってくれているんだなと言った。きっともう大丈夫だろう。......山と命と理の間に流れる"約束"の中に......さて行くかね。ギンコは歩き出した。蟲師 10 愛蔵版/漆原友紀【後払いOK】【1000円以上送料無料】価格:1,234円(税込、送料込)ページビューランキング
2015.05.06
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☆2012年10月28日(日)に行われた「第146回天皇賞(秋)(GI)」に天皇皇后両陛下の行幸啓を賜ったことを記念し、記念碑が設置されました。 ☆右の碑には、レース後のエイシンフラッシュ号と両陛下に一礼するM.デムーロ騎手の写真。☆動画はこちら↓【天皇賞秋】M・デムーロが天皇皇后両陛下に最敬礼【名シーン】 ☆騎士道精神というのでしょうか。素敵なデムーロ騎手に心からおめでとうを言いたいです。馬から下りた時はビックリしました。故障以外で決められた場所じゃないところで下馬したら失格かもと思ったから。「陛下の前で不正があるはずもない、よって 不問にいたしました」というJRAの決定にも拍手をおくりたいです。実況アナウンサーの「ハートマーク」はちょっと笑いました。「日の丸」ですよね。☆設置場所はフジビュースタンド2階ターフィーショップ向い(西門出入口付近)前回行幸啓(2005年10月30日)の記念碑はローズガーデンにあります。お出かけの時はぜひ。
2013.01.13
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進撃の巨人 #82 夕焼け☆前のお話は → 「The Final Season 第76話~第81話 あらすじまとめ」☆ Part 1 → 「The Final Season 第60話~第75話 あらすじまとめ」★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」★3期 → 「進撃の巨人 第38話~第59話」*『トロスト区』でかっw 何で?「生存者がいたぞ! こっちだ! 早く手を貸せ」「慎重に行け...」「安心して。もう大丈夫だから」*ヒッチだ ('ω')ノ「壁の巨人は列を作って島の外に向かってる」「私たちを攻撃するつもりは無かったんだろうけど...」「一体...何が...? あの恐ろしい妙な夢...」「私の家が...エレン・イェーガーのせいで...家が...」*『イェーガー』『家~が~』w「多少の犠牲が何だって言うんだ!!」「あんた!! よくも!!」「こいつは息子が死んだんだぞ!? 何人も壁の崩壊で死んじまった!!」「いや...エレンに殺された!!」「その通りだ。エレン・イェーガーは自国の民を殺した。だが壁の巨人を呼び起こさなければ島のエルディア人は外のやつらに皆殺しにされていた!!」「そうだ!!」「我々エルディア帝国は尊い犠牲のもと生き残った!!」「我々は勝利した!! 犠牲なくして勝利はない!! 死んだかいがあったなみんな!! 心臓を捧げよ!!...」「ヒッチ...」「まずいね...この興奮状態じゃ住民同士で衝突が起きかねない」「装備を整える必要があるな...」「暴徒対策の装備を積めるだけ運んで!」「了解!!」「まったく...シガンシナ区のやつらは何をして...!?」「地下室...から?」「叫んだら...」「喉を切り裂く」「まずその上着を脱いで...」*見事な一本背負いw「力弱すぎておばあちゃんかと思ったわ。あんたがまさか私に投げ飛ばされるとはね...アニ」「よりによって...あんたか...ヒッチ」(とにかく地下室だ。拘束しないと街がまた...)「誰か!!」「無駄だよ」「切り傷を入れてある。いつでも巨人化できる。私に従うしかないの。あんたは」「どうかな? そんなに弱ってるのに巨人化する体力なんて無いんでしょ」「そうかもね...一か八かで試してみないと」「ドリスさんどうかしましたか!? ドリスさん? ...」*ここでOP「思ったより賢いじゃないヒッチ」「うるさい。あんたが街を出るならそれを拒む理由はない。何より地下室であんたの顔を眺める仕事から解放されるしね」「それはよかった...これでようやく終わるのね。あんたのくだらない男の愚痴を聞かされるのも」「はっ...!? 何でそのことを...まさか...あんた...ずっと意識があったの?」「4年間...ぼんやりと夢を見てるようだった...あんたの話し声とアルミンの声だけが遠くから聞こえて...そうじゃない時は...ずっと同じ。闇の中...だからあんたたちの話で外の状況は大体わかっていた」「そして...突然私は外に放り出され...エレンの声を聞いた...世界を滅ぼすって...アレ本気で言ってんの?」「本当に壁の巨人が...」「その足元も見なよ」「私が兵士になってやった意味ある仕事は死体と瓦礫の後始末。あんたとエレンが暴れた後のね」「今なら答えてくれる? あんたたちの大層な目的のために踏み潰された人々の死体を見てどう思うの?」「あぁ...何度も聞かれるから考えたよ。考えもしなかったことを...」「人を殺すことは褒められることだった...国境を越えれば戦闘員も民間人も区別なく殺していいと教わった。私たちエルディア人の贖罪と世界を救う使命のためすべての行いは正当化された」「あんたたちの事情はアルミンから聞いてる。要は...アレを止めたかったんでしょ。つまり瓦礫の死体は多少の犠牲だったって言いたいわけ?」「いいや...世界を救うとかどうでもよかった...すべてが...どうでもよかった」「私は...生まれて間もない時に親に捨てられた」「母親の浮気相手がエルディア人だったとかでね」「そんな私を収容所で引き取ったのは外国から来たエルディア人の血を持つ男。私と似たような理由で収容所に入れられたらしい」「男の目的は私をマーレの戦士に鍛え上げて自分の生活を豊かにすることだった」「私は物心つく前から男の生まれた国の格闘術を叩き込まれた」「男にとって私は戦士になれるかどうかの価値しかなかった」「時が経って...私は男が望んだように強くなり...」「そうなるまでに痛めつけられた分を男に返した」「二度とまともに歩けない体にしてやった...けど男は喜んだ『これなら武器がなくても敵を殺せる』って...」「えっ? 何なに? 何の話が始まったの?」「4年間あんたの話を一方的に聞いたんだから少しくらい私の話をしたっていいでしょ」「だから私は...どうなってもよかった...どこの国の何人が死のうが生きようが。自分を含めて命というものに価値があるとは思えなかった...あの時までは...」「島へ向かう朝...男は膝をついて私に謝った。教えたことはすべて間違っていたと...そして泣きながら懇願した。帰って来てくれと...戦士隊の地位も名誉マーレ人の称号もすべて捨てていいから帰って来てくれと...」「男は私の父親だった...私を...自分の娘だと思っていた」「私には...帰りを待つ父親がいる。そして...私と同じように他の人にも大事な人がいる...」「もうすべてがどうでもいいとは思わない。私はこれまでに取り返しのつかない罪を犯したと思ってる」「でも...父の元へ帰るためならまた同じことをやる」「...そっか...それが聞けてよかった」「でも...あんたが父親の元に帰っても瓦礫と死体しかないと思う」「...そうね」*そしてこちらはアニの父親たちがいるマーレ。「信じてくれ!! 本当なんだ!!」「姉さんも白昼夢を?」*左・ライナーの母「ついにこの日が...島の悪魔が乗り込んでくる日が来たんだね...」「そんな...ガビは...」*ガビの両親「ファルコ...」*ファルコの母。左の咳き込んでいるのはピークちゃんの父*アニの父・レオンハートさん「地鳴らしが発動されたんだ。エレン・イェーガーがすべての命を奪いに来るぞ!! あんたの家もカミさんの実家も踏み潰されるんだよ!!」「それを信じるに値する根拠がないと言っている。みんなで同じ夢を見ただと!? 寝言を信じてここから出せと!? どうせ集団で口裏を合わせてここから逃げるつもりなんだろ!!」「世界中のエルディア人が収容所で同じ事を訴えているはずだ!! それも口裏合わせだと言うつもりか!?」「不可能ではない!! 貴様らはもうこの時点で共謀罪が確定だ!! 全員拘束する!!」「両膝をつけ!! 手は頭の後ろだ!! さっさとやれ!!」『だから...約束してくれ。帰って来るって...』『わかった...約束する』「うあぁああ!!」*砦のキース教官ら「銃声か?」「教官!! イェーガー派が集結してこの砦を仕切ってます!! 早く逃げましょう!!」「見つかったらまたどんな目に遭うか...」「いいや...もう私の居場所はどこにもない。兵政の中枢は先程うなじを削ぐなりして弔ったばかりだ...イェーガー派は民衆に支持されこの島の実権を握るだろう。私のような旧体制は払しょくされるほかない。人里離れた山で野グソして余生を過ごす体力もないしな」「俺たちは教官の助けがなければ死んでました」「何があっても俺たちが教官を守ります」「バカ者どもが...私が何のためにションベン小僧どもの足蹴をおとなしく受けたと思っておるのだ...貴様らはイェーガー派に従い決して背くな。せいぜいお前たちが守れるものは自分の身くらいだ。このまま体制の中にいろ...」「...ただし...いつか立ち上がるべき日が来る...それまで...決して自分を見失うな」「アルミン待って...今からラガコ村を目指したってコニーには追いつけない...それに追いついたとしてどうするの? お母さんを人間に戻すことを諦めろって言うの?」「言うよ。ダメだったとしても...できる限りのことを行動で示さなきゃいけない。じゃないとガビの信用を得られない。あの子が頼りだ。まだどこかに潜んでるライナーや車力の巨人をおとなしくさせられるかどうかがかかっている」「九つの巨人の継承をかけた問題が消えるわけじゃないから...最悪なのはこの巨人の力をめぐって争い続けた二千年の歴史を繰り返すことだ...この小さい島の中で...正直今すぐベッドに入って2日間程度眠りこけたいくらいには疲れてるけど...とにかく今できるだけのことをしなくちゃ...こじんまりした今後の人類史に大きく影響するだろうから」「コニーに言うよ!! お母さんはひっくり返った巨人のままでもいいんじゃないかって!!...行ってくる」「アルミン...私はどうしたらいいの?」「ジャンの手助けをしなよ...少しは自分で考えて...」「エレンのこと...どうするの?」「わからないよ!! それにどうしようもないだろ!? ハンジさんと兵長は殺されたかもしれないし!! フロックたちが僕らにも銃口を向けるかもしれない!! それに...アニが復活したかもしれない!!」「もう兵団の指揮系統は機能してない!! 無秩序だ!!...そうだ...ヒストリアも危険になるかもしれない...義勇兵やアズマビト、ニコロの立場も危ういことになる...だから!! もうどうしようもないエレンのことなんか考える余裕はないよ!! それくらいわかるだろ!?」「ごめん...」「...エルヴィン団長がこの場にいたら...こんな無様に当たり散らしたりしなかったのにね。今答が出た。生き返るべきだったのは僕じゃなかった」*アルミン出かける。ミカサは「マフラーが...ない...」「母親のためとはいえ少年の命を引き換えにすることをコニーは深く考えためらうはずだ。きっと間に合う」「ありがとう。ブラウスさん」「俺はしばらくブラウスさんのところで世話になるよ」「うん。君たちも早くここから離れたほうがいい」「ミア...元気でね」「私の本当の名前...ガビっていうの」「えー? ガビって変。ミアのほうがいいよ」「はあ?」「じゃあね...カヤ」「さよなら...ガビ...」*銃声。フロックが義勇兵の手を撃つ。「フロックやめろ!! 撃つな!!」「落ち着けよジャン。わからせただけだ...彼はまだ状況を理解してなかった。だがこれで伝わっただろう。口のききかたを間違えたらどうなるのかが。みんなに」「なあ...一体誰がお前にお山の大将を気取ってほしいと頼んだ?」「よく聞いてくれたな。ジャン!!」「みんな聞いてくれ!! 俺は10か月前エレンから今回の計画を聞いた! ジークを利用し始祖の力をエレンが掌握する計画だ...俺は仲間を集めエレンの手助けをし計画は今日達成された!」「お前たち義勇兵は指導者を失った! 味方をしてくれる兵団の後ろ盾もな! そしてお前たちは故郷をも失う! 地鳴らしによってすべては巨大な足跡の下だ...お前たち義勇兵がこの島に来た動機である故郷の復興の夢も失う!」「それでもこの島でエルディア帝国のために力を貸してくれる者がいるなら声を上げよ!! 我々は歓迎しエルディア人として迎える!!」「ふざけるなクソ野郎!! 誰がお前らなんかに...」「彼に敬意を!!」*フロックが義勇兵を射殺「鉛玉に屈することなく義勇兵の誇りを貫いた...でも...誇りに死ぬことはない...」「いいじゃないか...屈したって...こんな死に方するより生きてた方が...」「考える時間を与えよう。みんなを牢へ」「これは...ジャン...何があったの?」「...」「さっきの質問だが俺はエレンの代弁者だ。エレンが島の外の問題を完全解決するなら俺も島の中の遺恨を完全に消し去る...とにかく俺たちは4年前...あの地獄を生き残ってようやくこれを手にしたんだ...これが何かわかるか?」「自由だよ!! もうお前らは戦わなくていい!! 好きに生きていい!!」「なあジャン。お前は憲兵になって内地で快適に暮らしたかったんだろ? そうしろよ。お前は英雄のひとりなんだから」「終わった...のか?」「終わった。だからもう昔のジャンに戻れよ。いいかげんでムカつく生意気な野郎に」「何だとお前...」「フロック...リヴァイ兵士長とハンジ団長はどうしたの?」「あぁ...残念ながらジークに殺された」*こちらコニーとファルコ (善逸と炭治郎w) そして『悪魔の子インストゥルメンタル』「コニーさん。助けてもらってありがたいんですが...ずっと北に進んでますよね? ...ほら...夕日があっちに」「いいんだよ。危険な南から離れたほうが」「記憶喪失のお前を安全な病院まで送る。お前は本当にひとりで倒れてた。本当だ。俺は兵士だからそれくらいのことをやって当然だ」(そうだ。俺は兵士になった...)『コニー。みんなを守る立派な兵士になっておくれ』(父ちゃんもサニーもマーティンも...もう戻ってこないけど...母ちゃんだけは取り戻せる。もう少しだけ待ってくれ母ちゃん。俺は兵士になって...そして...)「ありがとうございます。コニーさん。俺ひとりのためにここまでしてくれるなんて...」「...いいんだ」(コニーさんがいい人でよかった...でも何とかして南に戻らなきゃ。兄貴とガビに合流したところまでは覚えてる...でも...その後は一体何があったんだ?...それに...コニーさん。俺はどこかで見たことがある気がするんだけど...コニーさんが俺を知らないなら気のせいか...)「あの進路と速度から考えると撤退船はあのままマーレに戻るようですね。地鳴らしの発動を見て我々マーレ軍の生存を絶望視したのでしょうか...」「いいや...賢明だ。これでいち早く本国に事態を知らせることができる。アレに踏み潰されるまで待つよりずっといい」「しかし...もうこれでは...なす術がありません...アレを止める策は...何かおありでしょうか?」「...ない」「ただ...最後までみっともなくもがくまでだ」「あの~」「ちょっと待って!!」「とりあえず食べないで...こちらには何の武器もありません」「え? あっちに誰かいる? はは...ご安心ください」「あれは...人畜無害の死に損ないです」★次回 『矜持(きょうじ)』
2022.02.24
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☆映画館で観てきました (5/16に字幕版で) KINGDOM of the PLANET of the APES 【公開日】2024年5月10日【上映時間】145分【監督】ウェス・ボール【出演】オーウェン・ティーグ/フレイヤ・アーラン☆ストーリーは動画で見てもらうとして、とりあえず感想。映像はよかったです。って偉そうかなw 私は猿の惑星というと映画館では観ていないけど1作目のラストシーンのインパクトが凄くて新作が出るたびに過大な期待をしてしまう傾向があるみたい。それに比べるとラストはまあ何てことない感じかな。とまた失礼なことを言ってしまうw いやでもコレ、続くのだったらやはり観ておかないとと思う。☆上映時間は思ったほど長くは感じなかったけど前半ちょっと飽きたかな。最初のシーンはシーザーのお葬式でした。次のシーンは主人公のノアたちが鷲の卵を取に行くシーンで長いなあと思ったけど、予備知識なしで今作から観た人にはいいかもです。☆思えば素晴らしいと言った1作目の猿たちは『着ぐるみ』『お面』で、映像の進歩は凄いなとも思います。300年後とか言ってそんな古い機械とか動くのか? とか突っ込むのはとりあえずやめときますw 疑問に思ったことはいろいろあったんだけど...☆ひとつだけネタバレというか気になったことを書いておきます。一番気になっているのはラスト。スタッフロールの後に映像はなかったけど(猿みたいな)声が入っていたような。これ、川に流されて意外とあっさり退場しちゃったラカかな。死んじゃった描写はないからラカには生きていてほしいなと思うけどプロキシマスが生きているてのもアリか...☆なんかわけわかんないことを言いつつ次作を楽しみにしたいと思います。砂の惑星の時も同じこと言ったけど映画館の大画面で映像を楽しむならおすすめです。私は子供のころにテレビで映画評論家の男の人が「月に一度は映画館で新しい映画を観ましょう」とか言っていたのをずっと忠実にw 守っているけど、最近は何を観に行っても家のほうの映画館はすいてます。ちなみに今回は1週目に行きましたがお客さんは私たち夫婦を入れて4人でした。大丈夫なのか?
2024.05.22
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新宿の路地裏で、午前0時から朝7時頃まで営業しているめしや「深夜食堂」 店をひとりで切り盛りするマスター(小林薫)と客の交流を描くドラマ。シリーズ2の第6回。(第16話) 第6話『クリームシチュー』 深夜食堂2-6 posted by (C)たがめ48今日はマスター(小林薫)はクリームシチューを作った。訪れた客たちは、次々とクリームシチューを注文。小説家の鈴木(吹越満)と編集者(町田水城)がやって来る。残りちょうど2人前、鈴木はいらないという。鈴木は家を捨てていた。帰らなくなって10年、娘のすみれは大学生。妻が送って来る写真を見ている。鈴木たちが帰った直後に、キャバクラで働く女子大生の花(朝倉あき)が店の客の鉾田(徳井優)とやって来る。クリームシチューの最期の一皿は花に。子供の頃、家族で食べた、母(宮田早苗)が作ったクリームシチューを思い出したと話す。手のひらのほくろを見せる花、つかめるところにあると幸せになれるのだそう。小さい頃はつかめたのに、父が出て行ったころからつかめなくなったと。就職が内定したと喜ぶ花だが、副業がバレて内定取り消しに。花は鈴木の娘、すみれだった。その後偶然が重なる。出張で行った先の客は、なんと父、面接に行った会社の担当官は客の鉾田。逃げかえろうとする、すみれに鉾田が、手のひらのほくろの話をする。「もうひとつの手を重ねてごらん、つかめるから」「でも、それじゃ、ズル...」「幸せにも、抜け道はあるんだよ」父、母、娘、深夜食堂で揃ってクリームシチューを食べる鈴木の家族の姿があった。母娘は読んだことがなかった父の小説を読んでみるとか。あったかいクリームシチューが引き寄せた家族のお話。今夜は、たがめ食堂じゃなくて、食べたチョコレートシリーズ(いつのまにかできてる) DSCF3804 posted by (C)たがめ48LOOKチョコレートはどれも好きだけど、冬のカフェ、これも美味しいです。冬限定、こういうのに弱いかも。では、あったかくしておやすみください。また明日前の記事は深夜食堂 第二部 イントロダクション放送日時はこちらで深夜食堂2 第1話 再び赤いウインナー (第11話)深夜食堂2 第2話 唐揚げとハイボール (第12話)深夜食堂2 第3話 あさりの酒蒸し (第13話)深夜食堂2 第4話 煮こごり (第14話)深夜食堂2 第5話 缶詰 (第15話)にほんブログ村
2011.11.23
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巨人が支配する世界。人類は餌。高い壁の内側は、人類のかりそめの平和な世界。外の世界に憧れた少年は......・各話タイトルクリックで、あらすじ・感想記事にリンクしています ☆第1話 二千年後の君へ ☆第2話 その日 ☆第3話 絶望の中で鈍く光る ☆第4話 解散式の夜 ☆第5話 初陣 ☆第6話 少女が見た世界 ☆第7話 小さな刃 ☆第8話 心臓の鼓動が聞こえる ☆第9話 左腕の行方 ☆第10話 応える ☆第11話 偶像 ☆第12話 傷 ☆第13話 原初的欲求★第13.5話 あの日から 【総集編】 ☆第14話 まだ目を見れない ☆第15話 特別作戦班 ☆第16話 今、何をすべきか ☆第17話 女型の巨人 ☆第18話 巨大樹の森 ☆第19話 噛みつく ☆第20話 エルヴィン・スミス ☆第21話 鉄槌 ☆第22話 敗者達 ☆第23話 微笑み ☆第24話 慈悲 ☆第25話 (最終回) 壁 ★特典 「イルゼの手帳 ある調査兵団員の手記」
2013.09.29
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ヤマノススメ セカンドシーズン新五合目 「ゆるして、あげない!」★前のお話は→ 「第1話~第4話 あらすじまとめ」★ファーストシーズンはこちら→ 「ヤマノススメ」 学校の帰りに「象の像」(観音寺)の前でクレープを食べる、あおい、ひなた、ここな。クレープなんて久しぶりとここな。顔にクリームをつけているひなた。昔からそそっかしいと、あおいは、ここなに話す。どぶに落ちたり自転車で川に突っ込んだり、しょっちゅう巻き添えになって、すごく恥ずかしかった。いいじゃん別に減るもんじゃなしとひなた。 観音寺を出て、例のあれがもうすぐできると、あおいはここなに話す。ひなたには関係ない話と言った。ここなと別れて歩き出すと、ひなたが躓いてコケた拍子にあおいのスカートを掴み下げてしまう。水玉だ~と通りかがりの園児たち。 減るもんじゃないと、ひなた。そういう問題じゃないと怒ったあおいは走って帰ってしまう。ひなたはあおいの家に謝りに行く。お返しにわたしのスカート下ろしていいよと言うひなたに、もうわかったわよと、あおいは笑う。怒ってなくてよかったと思うひなただが、あおいがジュースを取りに行っている間に机の上の編みかけのニット帽をいじってメチャクチャにしてしまう。それを見たあおいは激怒。「帰れ、この、トンチキ~」wwトンチキって何? まあ明日になれば機嫌もなおるだろうとひなたは思っていたが、翌日も怒っているようで一日無視された。ひなたは、ここなに相談する。 あおいなら簡単にまた編めるじゃんねと言うひなたに、内緒にしていたが、ひなたがほどいてしまったニット帽はひなたにプレゼントするつもりで編んでいたものだとここな。富士山を見せてくれたお礼にサプライズするんだと言って、ここなも一緒に毛糸を買いに行ったのだった。山に登るときにかぶってくれるといいなとあおいは言っていた。 それからも、しばらく二人は口をきかないままだった。あおいはもう怒ってはいなかったが、ひなたは休み時間も寝ていたり帰りもひとりで急いで帰ったりで、話しかけるきっかけがなかった。ひなたがあおいの家に来た。ニット帽のことをここなに聞いたひなたは、酷いことをしたと思い編み方をここなに聞いて編んでいたと差し出した。 なかなかうまくいかなくて、冬になっても終わりそうにないので、そのまま持って来た、コースターにはなるかなとひなた。学校で寝ていたり帰りも急いでいたのはこのためだったのかと気づくあおい。見ると途中まできれいに編めているのに、あとはガタガタ。きれいなところは、ここなが手伝ってくれたところと言うひなた。ここなが編んだ部分のほうが多いw 不器用なんだからと言いながら、ありがとうと言うあおい。ごめんねと謝ったひなたに、わたしのほうこそ怒りすぎちゃった。大切に使うからねと言った。『たまにケンカするのは仕方ないけど、早く仲直りしないとね。変な意地を張ったりしないで、少しだけ素直になればいいんだよね』 象の像の前でソフトクリームを食べる3人。ニット帽はいつ編んでくれるのと聞くひなたに、もう編まないよとあおい。知ってたらサプライズにならないでしょ。ひなたが、ここなに何か言ってやってよと言うと、ここなは、ソフトクリーム美味しいですねと言った(ソフトクリームも久しぶりだと) ここなと別れて歩き出すと、今度はあおいが躓いて転んだ。ひなたのスカートを下げてしまい、クマだね、チビッ子たちに見られるwww あおいは、ごめんね、でもいいじゃん減るもんじゃなし。それに前、スカート下ろしていいって言ったよね。おあいこと笑った。★あら、山は全然出てこなかった~w まあ、いいお話だし、かわいいからいいかw 次は山の話がいいなwwwでは、また来週、ヤッホー(^^)/ ページビューランキング
2014.08.09
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神ども、殺し合え。マイナーな神様、夜トは交通事故に遭いそうになったところを壱岐ひよりに助けられるが、それがきっかけで、ひよりは魂が抜けやすい体質になってしまい、夜トに治してくれと頼み行動を共にするようになる。夜トに拾われて神器となった雪音と共に妖(あやかし)との戦いを繰り広げ絆を深めた3人であったが、最強武神の毘沙門は夜トの命を狙い続けていた。あだちとか原作、夜トと毘沙門の過去が明らかになる第2期。☆前のお話は→ 第1話~第5話あらすじまとめ★第1期はこちら→ ノラガミ1~12話(全話)あらすじノラガミ ARAGOTO第6話 「為すべきこと」 神器でありながら主を謀るとは、いいかげんコソコソするのはやめたらどうだと夜トが言うと陸巴が姿を現した。みんな虫の息じゃないか早くラクにしてやれよと陸巴は夜トに言い状況はおわかりかなと毘沙門に近づく。これはあなたが招いた、神器たちにいたずらに名を与えた結果。それでも続ける覚悟がおありですかと陸巴は言った。毘沙門天とは本来気高く勇猛な最強武神であったはず。優れた神器を従え魔を祓う神の手本となるべき存在。だがあなたは役に立たないガラクタに名を付けて満足し神器の苦痛を知りながらヘラヘラ笑って薬に逃げる。果ては私怨にかられ神器を巻き込み神堕ちするなど恥も誇りもない。高天原ではあなた自身が忌むべき存在、悪だ。祝の器ですら己が手で壊してしまうあなたに誰が名を賭けてついていくのか。 その涙は誰のためのものですかと陸巴。ご自身のためというなら軽蔑するがもし我々のために泣いてくださるなら、どうすべきかもうおわかりですねと言った。お嬢みずから命を絶てというのか裏切り者めと囷巴。再び主が生まれたら俺が正しく導いてやるよと陸巴が毘沙門に伸ばした手を夜トが斬り落とした。 主の寵愛が欲しいなら有能になれ、否定したければ道標を罰しろ。善悪は人が決める、神そのものにそれらはない。なぜかわかるかと夜ト。神の行いはすべてが善だからだ。一人のための代替わりなどダダをこねたガキの親殺し、お前は人間以下だ覚悟はできているんだろうな。夜トの言葉に陸巴は面を出した。 面の妖が現れた。お前ら全員、存在ごと否定してやると陸巴。自分が否定されたら逆切れか。夜トはひよりに下がっているようにと言った。人に入れあげ本分を見失ったお前に用はない、神ごときがと言う陸巴に何様だと夜ト。面の妖を斬った。毘沙門が陸巴の前に立ち夜トに手出しはさせんぞと言った。何のつもりだと言う夜トに毘沙門は陸巴は私の大事な神器だと言った。陸巴にお前を名付けた日のことをよく覚えていると毘沙門。薬の知識を皆に教え兆巴の相談相手になり薬のおかげで私は苦痛を忘れられたと言った。 しかし忘れるべきではなかった。私の苦痛は神器の叫び、すまなかったと言う毘沙門にやめろ謝って欲しかったんじゃない、俺は差してない、悪くないと陸巴。秋巴が屋敷で面の妖が皆を殺していると告げる。面の妖を引き込んだのは陸巴だぞと夜ト。毘沙門は今は為すべきことを為すと言うと陸巴の名を取り放った。陸巴は消えた。 後は好きにしろと夜トに言うと毘沙門は屋敷へ。追う夜トをひよりが帰ろうと止めた。面がいるなら俺にも関係があると夜トは言うがひよりは夜トがやっちゃダメと言った。兆麻がしゃべったか。夜トは雪音を戻すと毘沙門に言った。俺ならこれっぽっちもへこまない。いいか誰が何と言おうとこれからお前のやることは善だ。 清めの泉に避難した神器たちを面の妖が襲う。毘沙門が駆けつけ瑠器を呼ぶ。すまんなと言う毘沙門に瑠巴はこんな錆びついた仕込み刀でもお力になれるならと言った。喰われた者たちは戻れない、こんな辛いことを若い衆にはさせられません。毘沙門は呑まれた神器たちを斬った。私の痛みはお前たちの叫び、余すことなく聞きとどける。面の妖を倒した。 兆麻が目覚めると側に毘沙門がいた。藍巴は禊に耐えた。仲間は随分減ったが共に一からやり直そうとしてくれている、ありがたいと毘沙門。兆麻は二度も主を貶めた神器があってはならないから私を放ってください、私ではあなたを傷つけると言った。 お前たちは優しいから傷つけたことに傷ついてしまう。だから私も痛みを隠してきたがこのままではいけない、道を示してくれと毘沙門。私では道を失いますと兆麻が言うとお前は人間だから間違ってもよいと毘沙門は言った。兆麻が目覚めたと聞いて神器たちがやってくる。最近これを始めたんですよと兆麻さんも書いてくださいと紹巴が渡したのは交換日記だった。 笑うなよ、これでも考えたんだと毘沙門。藍巴の恋バナにバナナ?と返してあれはないと言われる毘沙門。兆麻も笑った。ほら私だと迷走するだろうと毘沙門。追放の命を解く、再び私の道標となれと兆麻に言った。兆麻は、はいと答えて涙を隠した。☆次回 「神様の祀り方」【感想】夜ト、カッコよかったね。インチキ商法に引っかかるやつとは思えないw 毘沙門にはムカついていたけどw 兆麻も助かってよかった。仕込み刀のばあさんも良かったな。次は新展開のようで楽しみです。 ページビューランキング
2015.11.09
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ALOで新たなクエストが始まった。それは伝説の聖剣「エクスキャリバー」を獲得するもの。新たにシノンがメンバーに加わり、キリトたちは7人でクエストに挑む★前のお話は→ 第1話~第15話 あらすじまとめ ★I期はこちら→ 「ソードアート・オンライン 第1話~第25話あらすじまとめ」ソードアート・オンライン II #16 巨人の王 スリュムヘイムの入り口に立つ。ユイが、このアルブヘイム・オンラインは、他のザ・シード規格のバーチャルMMOとは大きく異なる点がひとつあると言う。それはゲームを動かしているカーディナル・システムが機能縮小版ではなく、旧ソードアート・オンラインに使われていたフルスペック版の複製だということ。本来のカーディナル・システムにはクエスト自動生成機能がある。このクエストはそれによるものの可能性が高い。だとすればストーリーの展開次第で行きつくところまで行ってしまうことがあり得る。クエストとALOそのものの原型となっている北欧神話にはいわゆる「最終戦争」が含まれる。霜の巨人族が侵攻して来るだけでなく、さらにその下層にいるムスペルヘイムという灼熱の世界から炎の巨人族までもが現れ世界樹をすべて焼きつくすということも考えられる。オリジナルのカーディナル・システムにはワールドマップをすべて破壊する権限がある。なぜなら旧カーディナルの最後の任務は浮遊城アインクラッドを崩壊させることだったのだから。そうなった時、バックアップを使っても巻き戻せるのはプレイヤーデータだけでフィールドは含まれない。 ユイの話に驚くキリトたち。ウルズの石の光が消えかけている。時間がない、最下層へと急ぐ。第2層でソードスキルの高いモンスターに苦戦しながら協力しての集中攻撃で倒す。残り時間は1時間くらい、ダンジョンは4層構造になっている。3層はサクサクっと片づけて30分でボス部屋に行く予定。後はラスボスだけになって移動していると氷の檻に閉じ込められた女性がいた。助けて、ここから出してと言う女性。ウルズと同じ言語エンジンモジュールに接続しているNPCだがHPゲージを持っていた。ということは戦闘になるかもしれない? 罠だとみんな。罠じゃないとしても寄り道している時間はない。 先を急ごうと走り出すが、クラインは罠だとわかってても、ここであの人を置いていけないと戻り女性を助ける。ありがとう、妖精の剣士さま。女性は巨人の王、スリュムに盗まれた一族の宝物を取り戻さなければならないと言った。一緒にスリュムの部屋に連れて行ってくれないかと女性。なんかきな臭い展開だねとアスナはキリトに言った。 罠と決まったわけじゃないし、仕方ないので連れて行くことに。ありがとうございますと抱きつかれ、剣士さまクラインはメロメロwww NPCのパーティー参加を承認。フレイヤという名だった、かなりMPが高いようだ。この先の階段を下りたらラスボスの部屋だろう。後はもう小細工なしでぶつかっていくしかないとキリト。「ラストバトル、全開でぶっ飛ばそうぜ」 ラスボス、スリュムの部屋の扉が開く。フレイヤの魔法呪文で全員のマックスHPが増えた。奥に進むと黄金の宝の山。小虫が飛んでいる、悪さをする前に潰してくれようかと巨人の王が現れた。でかっ。ウルズの居場所を教えればこの部屋の黄金を持てるだけくれてやるぞとスリュム。フレイヤの姿を見つけると、檻から出てきたということは、花嫁になる決心がついたのかなと言った。 嫁として迎えたが宴の前の晩に宝物庫をかぎまわろうとしたので氷の牢獄につないでおいたのだとスリュムは言った。スリュムとフレイヤ、盗まれた宝...リーファはキリトに本で読んだ気がすると言った。スリュムは小虫どもを捻り潰したあと念入りに愛でてやるとフレイヤに言って笑った。スリュムがキリトたちに向かってくる。キリトはユイの指示をよく聞いて序盤はひたすら回避するようにと指示する。巨人の王との戦いが始まる。☆次回 「エクスキャリバー」★剣でのバトルシーン、よかったですね。フレイヤ、あれじゃクラインは罠でも助けますよねwww 巨人の王はすごく大きいし強そうだけど大丈夫かな。次も迫力のバトルシーンを期待します。ページビューランキング
2014.11.12
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仮想世界で銃で撃たれたプレイヤーが現実世界でも死亡。SAO事件から1年。死銃(デス・ガン)事件の捜査を依頼されたキリトはガンゲイル・オンライン(GGO)にログイン。そこで出会ったのは、スナイパーの少女、シノンだった。★前のお話は→ 第1話~第11話 あらすじまとめ★I期はこちら→ 「ソードアート・オンライン 第1話~第25話あらすじまとめ」ソードアート・オンライン II #12「幻の銃弾」 生存者は4人。だが衛星スキャンでキリトが残りの人数を確認すると6人だった。ペイルライダーを入れてもひとり足りない。デス・ガンがあれからさらにもうひとりを消したのかと考えるが、共犯者はまだシノンの家にいるはず...何か大きな見落としをしているのかもしれない。シノンのいる洞窟に戻ったキリトが残り人数を報告する。残りはキリト、シノン、デス・ガン、闇風、それともうひとり。自分たちと同じように洞窟に隠れているかもしれない。現在1時間45分経過。前回とほぼ同じペース。誰もここにグレネードを投げ込んでこなかったのは不思議だが、デス・ガンが片っ端から倒してしまったのかも。だとしたらマックス・キル賞は間違いなくあいつねとシノン。 問題は闇風だとシノン。闇風の端末に表示されているのはキリトだけだから狙ってくるはず。強いのかとキリトが聞くと前回の準優勝者だとシノン。ラン・ガンの鬼と呼ばれている。ラン・アンド・ガン、走って撃ってまた走るスタイル。武装は超軽量短機関銃キャリコM900A。前回はゼクシードのレア銃と防具に競り負けて2位だったがプレイヤースキルは闇風のほうが上という声も。キリトの推測通りなら共犯者はシノンの家に張り付いていなければいけないから、デス・ガンが殺せるのはシノンだけ。つまり闇風がデス・ガンに本当に殺される心配はないから、闇風に囮になってもらう手もとシノン。デス・ガンが闇風を撃てば位置がわかる。そこをシノンが撃つ。強いなシノンはとキリト。シノンの作戦に基本的には賛成だがひとつ気になることがあると言う。生存者がひとり足りない。デス・ガンがペイルライダーを撃ってから次にシノンを撃とうとするまで30分しか経っていない。現実世界のふたりの家が30分圏内というのは都合が良すぎる。共犯者は複数いるのかもしれない。 闇風もデス・ガンのターゲットになっている可能性も否定できない。元ラフィン・コフィンの生還者は10人以上いる。意識のない人間を毒薬で殺すなどという卑劣な犯罪を犯すやつらには負けられないとシノン。これ以上やつらに好き勝手させておくわけにはいかない。この戦場でデス・ガンを倒し現実世界の共犯者ともども罪を償わせるとキリトは言った。それが俺が果たすべき最初の責務。そこからもう一度はじめねばならない。シノンを守り闇風を倒してデス・ガンを倒す。何が何でもやり遂げなければとキリトは思った。作戦はまずキリトが飛び出しシノンがあとから狙撃できる位置につく。集中するキリト。あの時ラフコフに気づいたのは殺気を感じたからだった。そういえば最初に襲い掛かってきたやつの名前は何だったろうと考えてキリトはその男の言葉を思い出した。「キリト、おまえは後でちゃんと殺す」 キリトを弾丸が襲う。間一髪で避け、そこを狙う闇風をシノンが仕留めた。キリトはデス・ガンの弾丸を斬りながら進む。シノンの援護でデス・ガンの銃を破壊。あとは俺がとキリト。が、デス・ガンの剣がキリトを刺す。 キリトがいる病室に着いたアスナ。安岐が、お話は伺っていますと言った。和人(キリト)は急に心拍が上がって苦しそうにしていたが、身体的に危険ということではないと安岐。ユイが回線をMMOストリームのライブ映像につなぎ、病室の画面に映す。キリトとデス・ガンが映る。デス・ガンが持つエストックを見てアスナはラフィン・コフィンの幹部にエストックの達人がいたことを思い出す。名前は...Sterbenの文字を見てスティーブンのスペルミスかと言うアスナに違いますとユイの声。あれはドイツ語だと安岐。同時に医療関係の用語でもあり読み方は「ステルベン」意味は「死」病院では患者さんが亡くなった時に使う言葉だと言った。エストックで刺したデス・ガンにGGOに金属剣があるなんて聞いてないとキリト。銃剣作成スキルで作れるのだとデス・ガンは言った。キリトの光剣をそんなおもちゃはさぞかし不本意だろうとデス・ガン。キリトは一度こういうの使ってみたいと思っていたし剣は剣、おまえを斬りHPゲージを吹っ飛ばせれば十分さと言った。 現実世界の腐った空気を吸い過ぎたお前にできるのかとデス・ガン。それはお前も同じだろう、それともお前だけはまだラフィン・コフィンのメンバーでいるつもりなのかとキリト。そこまで思い出せたら俺とお前の違いを理解しているだろう。俺は本物のレッド・プレイヤーだがお前は恐怖に駆られてただ生き残るために殺しただけ。そしてその意味を考えもせず何もかも忘れようとした卑怯者だとデス・ガンは言った。お前はその光迷彩マントを使い総督府の端末で出場者の住所を調べた。部屋に予め共犯者を侵入させ銃撃にタイミングを合わせて薬品を注射し心不全による変死を演出した。これが事実だとキリト。総務省には全SAOプレイヤーのデータがある。お前の昔の名前がわかれば何もかも明らかになる。もう終わりにしろ、ログアウトして自首するんだとキリトは言った。面白い想像だが惜しいなとデス・ガン。お前は俺を止められない。なぜならお前は俺の昔の名前を絶対に思い出せないから。なぜそんなことが言えると言うキリトにデス・ガンは笑ってお前は自分がそれを忘れた理由さえ忘れていると言った。 あの戦いが終わった後、デス・ガンはキリトに名乗ろうとした。キリトは連行されて行くデス・ガンに名前なんか知りたくもないし知る意味もない。あんたと会うことはもう二度とないんだからと言った。お前は俺の名前を知らない。だから思い出せない。ここで俺に殺され無様に転がって、あの女が殺されるのをただ見ていること以外には何もできないのだ。このゲームで手に入る最高の素材でできているという剣でデス・ガンがキリトを襲う。☆次回 「ファントム・バレット」(次回ファントム・バレットって幻の銃弾という意味では。タイトル同じ? デス・ガンは剣の達人だったんですね。けっこう強い。闇風はあっけなかったね。それにしても会話が長すぎ。こんなの警察に通報すればとか野暮は言わないから早く戦ってくれw と控えめ感想のつもりwww)ページビューランキング
2014.09.23
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新生アインクラッド、24層の小島に現れる「絶剣」はオリジナル・ソードスキルを賭けたデュエルで対戦相手全員を打ち負かした。キリトも敗北。デュエル以外に何か目的があるのではと気になったアスナは戦いを挑む。★前のお話は→ 第1話~第20話 あらすじまとめ ★I期はこちら→ 「ソードアート・オンライン 第1話~第25話あらすじまとめ」ソードアート・オンライン II #21 剣士の碑 悪いな、ここは通行止めだ、と現れたキリト。いくらあんたでも、この人数を相手にするのは無理じゃないかと言われると、どうかな、試したことないから、わかんないと答えた。キリトは魔法で飛んで来る剣を次々切ると、ライフルの弾丸よりは遅いと言った。 キリトは、3分間、時間を稼ぐから、その間にアスナたちはボス部屋へ行けと言った。相手はひとりだ、ひるむんじゃないと陣形を整えるギルド。後ろから俺もいるぜと声がした。道に迷って遅くなったがwクラインも応援にかけつけていた。 ありがとう、クラインさん、ユイちゃん、大好きだよ、キリトくん。アスナはユウキにあっちは任せておいて大丈夫だから、私たちの仕事は後ろの20人を突破してボス部屋に入ることと告げた。 スリーピング・ナイツ、それぞれの活躍で20人を突破と思えたが相手は回復魔法を使う。そこでバーサクヒーラー・アスナの登場。相手のヒーラーを排除した。ここからが本番だよとアスナ。行こう、ボスを倒しに。炎に包まれたキリトがアスナにVサインを出した。ボス部屋へ入る。ポーションでHP、MPを全回復させボスに挑む。 序盤の攻撃は単調だから落ち着いて避けるようにと話していると、ユウキが、さっきの人たち僕らを行かせるために、と言った。アスナは、ふたりの気持ちにはボス攻略成功の報告でこたえようと言った。でも僕たち、アスナやアスナの友だちに助けられてばっかりでとユウキ。アスナは、私もユウキに大切なことを教えてもらったのよと言った。ぶつからなければ伝わらないこともあるって。うなずくみんな。 これがラストチャンス。さっきのギルドは私たちが戦っている間に体制を整えてくる。扉が開いたとき、Vサインをプレゼントしてやろう。アスナはユウキに、この戦いが終わったら、あなたの話を聞かせてねと言った。今までどんな旅をして、どんな冒険を繰り広げてきたのかを。 ボスが現れた。全員が果敢に挑むがなかなか倒せない。アスナが思いついたことがあると言って、シウネにヒールを任せて前に出る。ボスのウイークポイントは首元の宝石だと気づいた。ユウキにボスの弱点を伝える。高い場所にあってジャンプしても届かないと思えたが、ユウキはアスナに、まかせて、姉ちゃんと言うと、テッチを踏み台にしてボスの弱点を攻撃した。 ユウキの剣がボスの首元の宝石を貫く。ボスを倒した。ユウキがやったねとアスナに抱きついてきた。みんな、やったと言いながらヘトヘトで座り込んだ。扉が開いて入って来たギルドたちにVサインをプレゼントした。 戦いが終わって、打ち上げをしようということになり、アスナはプレイヤーホームにみんなを誘った。一瞬ユウキが暗い表情になり、シウネが断ろうとしたが、結局みんなアスナの家に来ることになった。買い出しをして家に着くと、すでにご馳走が並んでいた。攻略おめでとうとカードが添えられていた。食事をしながらいろいろな話をする。ユウキが最悪だったMMOの話をした。みんなでいろんな世界を旅してきたんだね、いいなあとアスナ。アスナは?とユウキに聞かれ、私はここだけなんだと答えた。この家を買うお金を貯めるのに時間がかかってしまってと言った。 このお家、すごく居心地いいよとユウキ。何だか昔を思い出すって感じと言った。シウネが急に、すみません忘れてましたと言った。アスナにボスからドロップした物を何か渡す約束をしていたが、すっかり忘れて食べ物にかわってしまっていた。いいよとアスナ。その代わり、お願いがあると言った。契約はこれで終わりなんだけど、ユウキともっと話したい。聞きたいことがいっぱいある。私をスリーピング・ナイツに入れてくれないかなとアスナは言った。春までに解散しちゃうんだと言ったが、それまででいい、ユウキと、みんなと友だちになりたいとアスナ。それくらいの時間はあるよねと言うと、ユウキは、ごめんねアスナと言った。 私の方こそ無理なお願いをしてごめんねとアスナ。肝心なことを忘れてる、剣士の碑を見に行こうと言った。みんなで剣士の碑に刻まれた名前を確認した。あった、僕たちの名前だ、とユウキは涙を流した。 笑って記念撮影。アスナが、やったねユウキと言うと、うん、僕ついにやったよ姉ちゃんと言った。 ユウキ、また私のこと姉ちゃんって言ってるとアスナが言うと、ユウキは突然ログアウトしてしまった。☆次回 「旅路の果て」★感想 ユウキ、ボス攻略できてよかったですね。アスナを選んだのは姉に似ていたからかな。それにしても、かなりの訳ありのようですが。ページビューランキング
2014.12.08
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2022年、仮想空間へのフルダイブが実現。仮想大規模オンラインロールプレイングゲーム「ソードアート・オンライン(SAO)」プレイヤーのひとりであるキリトは仮想世界を満喫していたが、他の1万人のプレーヤーとともに、開発者の恐るべき宣言を聞く。このゲームはクリアするまで脱出不能、そしてゲームオーバーは現実での死を意味する、と。キリトは終わりの見えない死闘に身を投じていく.....第3話 「赤鼻のトナカイ」 1層突破から4か月後。11層。ギルド月夜の黒猫団を救ったキリト。現実世界でも同じ高校のパソコン研究会の友人同士だという彼らの和気あいあいとした雰囲気にひかれ、自分のレベルをごまかしたまま団の一員にる。キリトの助けを受け、黒猫団は急成長、最前線で戦う第28層を突破した攻略組に追いつこうとする。キリトは月夜の黒猫団が攻略組に入れば、閉鎖的な攻略組の考え方も変わるかもしれないと考えていた。 黒猫団の紅一点・サチは死に怯えていた。突然、姿を消したサチを見つけたキリトは、いつか、このゲームがクリアされ現実に戻れると励ます。「大丈夫、君は絶対生きのびる」お金が貯まったので家を買うことになり、ケイタが始まりの町へ家を買いに。その間、残ったメンバーで狩りをすることに。いつもの狩り場でいいのではないかとキリトは言ったが、メンバーたちは短時間で稼げるちょっと上の迷宮に行こうと言い、迷宮へ向かう。 迷宮には、キリトも知らない隠し扉があった。その中には宝箱があり、キリトはやめろと言ったが、聞かずに宝箱を開けてしまった。トラップが作動し大量の敵が現れる。黒猫団のメンバーは次々倒れていく。サチも何か聞きとれない言葉を残して消えた。そして町から戻ったケイタもみんなのあとを追う。 半年後、2023年12月24日。キリトは、クリスマスイブにだけ現れるイベントボス、蘇生アイテムを落とすというウワサの、背教者ニコラスを狙っていた。自分がレベルを隠していたせいで彼らを死なせてしまった。自分の思い上がりが彼らを殺したと考えていた。「俺がニコラスを倒すことが出来れば、サチの魂は戻り、彼女の最期の言葉を聞くことが出来る。どんな言葉で罵られようと、俺はそれを受け入れなければならない」ひとりでニコラスを倒しに行こうとするキリトを追ってきて止めるクライン。がそれを追って来たレアアイテムを狙う、青龍連合に囲まれる。クラインは自分たちが食い止めると言い、キリトをニコラスのもとへ行かせる。 キリトはニコラスを倒し、蘇生アイテムを手に入れた。しかし、それは、対象者倒れて10秒以内に使わなければ効力を発揮しないものだった。キリトは蘇生アイテムをクラインにわたす。「キリトよ、オメエは最後まで生きろよ」 宿に戻ったキリトのもとに、何とサチからギフトボックスが届く。録音された声が。「メリークリスマス、キリト。君がこれを聴いている時、私はもう死んでいると思います.....もし私が死んでも、キリトは頑張って生きてね」「生きてこの世界の最後を見届けて、この世界が生まれた意味、私みたいな弱虫がここに来ちゃった意味、そして、君と私が出会った意味を見つけてください。それが私の願いです。君と会えて、一緒にいられて本当に良かった」サチの最期の言葉は、「ありがとう。さよなら」時間があまったからとサチは歌をうたった。「赤鼻のトナカイ」☆感想ん? 急に話のスピードが速くなった?現実世界でも友だちの黒猫団、いい雰囲気でしたが、全滅してしまいました。かわいそうでしたけど、キリトの責任ではないような。初めから「死なない」連発のサチは、やはりあっけなく逝ってしまいました。最期の言葉はやっぱり感謝の言葉でした。素敵なクリスマスプレゼントでしたね。タイトル「赤鼻のトナカイ」って、そういうことだったんですね。ちょっと今度は話が速くて、私はバタバタになりそうですが、次も楽しみです。↓足あと、ことづてが残せます(要登録)
2012.08.04
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新宿の路地裏で、午前0時から朝7時頃まで営業しているめしや「深夜食堂」 店をひとりで切り盛りするマスター(小林薫)と客の交流を描くドラマ。シリーズ2の第9回。(第19話) 『肉じゃが』「肉じゃがが上手な女の人っていいなあ」なんてよく聞くけど... 深夜食堂19-1 posted by (C)たがめ48マスター(小林薫)が自分で食べたくて作ることもある「肉じゃが」深夜食堂の肉じゃがは美味しい。常連客の金本(金子清文)は、冴えないバツイチとか呼ばれている。酒で人生狂って、家庭までなくした男。そんな金本に不つり合いな彼女ができる。千秋(東風万智子)肉じゃがを美味しいと食べた千秋は、入っている牛肉を見て、子供の頃は家では牛肉が買えず、肉じゃがもすきやきも豚肉だったと話す。そんな千秋に金本はますます夢中に。ノリ子(前田亜季)も同じような話をしていた。ケーキのデリバリーのバイトをしていて、配達間違いで来たのがきっかけで、深夜食堂を訪れるようになっていた。6人兄弟の末っ子。肉じゃがの肉は豚肉だった。一番上の姉と連絡が取れなくなった。最後の連絡が「今、新宿で働いている」だったので、新宿でバイトを始めたと話す。そんなノリ子を気に入った常連客のゴロー、自分の誕生日にバースデーケーキを注文。深夜食堂に配達してもらう。ゴローは肉じゃがが嫌いだと話す。以前、福岡で知り合った女性と同棲した。自分のために肉じゃがを覚えたと言い毎日作っていた。肉じゃがしか作れないカワイイ女、アキコ。が、2か月ほどでゴローの貯金を全部おろしていなくなった。ノリ子らとゴローが誕生日のお祝いをしているところに、金本と千秋がやってきた。金本はプロポーズしたもよう。千秋を見たゴローが「アキコ...」ノリ子が駆け寄り、顔面にケーキを。「お姉ちゃん、家は北海道、名前はサチコでしょうが...」姉妹だった。「すみませんでした。責任もって警察に連れて行きます」ノリ子はみんなに言って二人は店を出た。そして歩きだした。警察とは反対の方角へ。それっきり二人の姿は消えた。ある日新聞で見つけた。「肉じゃが詐欺姉妹逮捕」 深夜食堂2も次回いよいよ最終回。深夜食堂とdancyuのコラボした本が出たので紹介します。ドラマに出てきたレシピやうんちくなど、楽しく読める本です。 深夜食堂×dancyu1 posted by (C)たがめ48 深夜食堂×dancyu2 posted by (C)たがめ48 深夜食堂×dancyu3 posted by (C)たがめ48 深夜食堂×dancyu4 posted by (C)たがめ48dancyu(ダンチュウ)は「食」にこだわった男のための月刊誌。雑誌名は「男子厨房に入らず」から。【送料無料】深夜食堂×dancyu価格:950円(税込、送料別)ED 嘘のつきかた では、また~前の記事は深夜食堂 第二部 イントロダクション放送日時はこちらで深夜食堂2 第1話 再び赤いウインナー (第11話)深夜食堂2 第2話 唐揚げとハイボール (第12話)深夜食堂2 第3話 あさりの酒蒸し (第13話)深夜食堂2 第4話 煮こごり (第14話)深夜食堂2 第5話 缶詰 (第15話)深夜食堂2 第6話 クリームシチュー (第16話)深夜食堂2 第7話 白菜漬け (第17話)深夜食堂2 第8話 冷やし中華 (第18話)にほんブログ村
2011.12.14
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巨人が支配する世界。人類は餌。高い壁の内側は、人類のかりそめの平和な世界。外の世界に憧れた少年は......☆前のお話は→ 第1話~第3話 あらすじまとめ第4話 解散式の夜850年。入団から2年後。訓練中のキース教官による評価。 ・ライナー・ブラウン(左) 屈強な体格と精神力を併せ持ち仲間からの信頼も厚い。・アルミン・アルレルト(右) 体力面で劣るものの座学で非凡な発想を見せる。 ・アニ・レオンハート(右) 斬撃に非の打ちどころはないが連帯性に難があり孤立気味。・ベルトルト・フーバー(中央) 潜在能力は極めて高いが積極性に欠ける。・ジャン・キルシュタイン(左) 立体機動はトップクラス。だが抜き身すぎる性格が軋轢を生みやすい。 ・サシャ・ブラウス 型破りな勘の良さがあるが、それゆえに組織行動にはむかない。 ・コニー・スプリンガー 小回りのきく機動が得意。しかし頭の回転がやや鈍い。 ・ミカサ・アッカーマン あらゆる科目を完全にこなす。歴代でも類のない逸材との評価は妥当。 ・エレン・イェーガー 目立った特技はないが他ならぬ努力で成績を伸ばした。そして人一倍強い目的意識を持つ。 訓練をさぼっているアニに説教をと思ったエレンとライナーはアニの格闘術(父が教えた)に簡単に倒される。憲兵団に入って内地に行く権利をもらうのは成績上位10人。この世界では巨人に対抗する力を高めたものが巨人から離れられる。アニの言葉にエレンは気づく。「強くなることに夢中で気づけなかった。こんな簡単な矛盾。やつらは巨人から離れるために巨人殺しの技術を高めてやがる」 訓練生218名が卒業にこぎつけた。選択肢は3つ。・駐屯兵団 壁の強化に努め各町を守る。・調査兵団 犠牲を覚悟して壁外の巨人領域に挑む。・憲兵団 王の下で民を統制、秩序を守る。憲兵団を希望できるのは成績上位10名だけ。 『やっとここまでたどり着いた。今度はおれたちが巨人を食いつくしてやる』 解散式を終えた夜。上位10名に入ったが憲兵団へは行かず調査兵団に入るというエレン。最初から決めていたこと。訓練していたのは内地で暮らすためじゃないと言う。人類は巨人に勝てないとの言葉に、「確かにここまで人類は敗北してきた。負けはしたが戦いで得た情報は確実に次の希望につながる。おれたちは何十万の犠牲で得た戦術の発達を放棄しておとなしく巨人のエサになるのか。冗談だろ。おれは巨人を一匹残らず駆逐して狭い壁の中から出る。それがおれの夢だ。人類はまだ本当に敗北したわけじゃない」 アルミンも調査兵団に行くと言う。死んでも足手まといにはならないと。 ミカサも、エレンは私と一緒にいないと早死にする。もうこれ以上家族を失いたくないからと調査兵団行きを決める。 翌日、調査兵団の帰還を見る3人のもとにハンネスがやって来る。エレンの母を助けられなかったことを詫びるが、「ハンネスさんのせいじゃない、おれたちはもう無知じゃない。もうあんな悲しいことは起こさせない。必ず巨人に勝つ」そう言って駆け出すエレン。『成長したと喜んでいいのかどうか......死ぬなよ』 コニー、トーマス、そして肉を盗んできたサシャも調査兵団へ。『あれから5年経った。人類はようやく尊厳を取り戻しつつある。勝てる。人類の反撃はこれからだ』 突然、超大型巨人が現れる。 壁が壊された。また巨人が入ってくる...... 『駆逐してやる。一匹残らず』超大型巨人に立ちむかうエレン。「よお、5年ぶりだな」【感想】・わあ、いきなり巨人が現れましたね。エレン、大丈夫なんでしょうか。まあ主人公が退場はしないでしょうがw 壁の外にたとえば巨人が暮らす町があるとは思えないのですが、とすると......あ、やめときますw・立体機動、カッコイイですね。巨人にどのように立ちむかっていくのか楽しみです。もちろん巨人の謎も。
2013.04.30
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仮想世界で銃で撃たれたプレイヤーが現実世界でも死亡。SAO事件から1年。死銃(デス・ガン)事件の捜査を依頼されたキリトはガンゲイル・オンライン(GGO)にログイン。そこで出会ったのは、スナイパーの少女、シノンだった。★前のお話は→ 第1話~第5話 あらすじまとめ★I期はこちら→ 「ソードアート・オンライン 第1話~第25話あらすじまとめ」ソードアート・オンライン II #06「曠野の決闘」 キリトに本物かとたずねた男は答えないキリトに質問の意味がわからないのかと言った。わからない、本物ってどういう意味だとキリト。男は、ならいい。でも名前を語った偽者か、もしくは本物なら、いつか殺すと言うと立ち去った。怯えるキリト。『ラフィン・コフィン』あのエンブレムはSAOに存在した殺人ギルド。多くのプレイヤーが殺されたが殺人を犯したのはやつらだけじゃない。【ラフィン・コフィン討伐】 攻略組を中心に結成された討伐隊がアジトへ向かう。戦闘になったらためらうなと指示。迷ったらやられる。とはいえ人数もレベルもこちらが上だから降伏するかもと話していたが、作戦の情報が漏れていたのか急襲するつもりが待ち伏せされ戦闘になる。最終的に戦いに勝つまでに討伐組は10人以上の犠牲者を出してしまった。ラフィン・コフィンのほうは投降せず消滅したのが20人以上。そのうち2人を消滅させたのは、キリトの剣だった。 マントの男とデス・ガンの声は同じだった。あいつがデス・ガンなのか。シノンがやってきてキリトの様子を見て、しっかりしなさいよと言う。1回戦でそれでは決勝など夢のまた夢だと。キリトは思わずシノンの手を握る。何かあったのかとシノンは聞こうとするがキリトは2回戦のフィールドへ転送される。 荒っぽい戦い方で勝ち進むキリト。シノンとシュピーゲルも見ていた。キリトのことが気になりながらもシノンも勝ち進み、予選決勝でふたりは対決することになる(早っw) フィールドは大陸間高速道。シノンはキリトは物陰を移動しながら接近してくるはずと考えていた。チャンスはこちらの位置を特定できた最初の一発目。当てる、必ず。 なぜ私はこんなにあいつに勝ちたいと思うんだろう。あいつが私に似ているから? シノンは思った。キリトは物陰に隠れるどころか道路の真ん中を歩いてこちらに向かって来る。攻撃をかわす気がない? シノンはキリトに向かって撃つが外した。私との勝負なんかどうでもいいというのか。ふざけないでよとシノンはキリトに駆け寄った。 目的は明日の本戦に出ることだから、これ以上戦う理由がないとキリト。怒ったシノンは、わざと撃たれれば私が満足するとでも思ったのか。たががバーチャルゲームのワンマッチ、あんたがそう思うのは勝手だが、その価値観に私まで巻き込まないでよと涙を見せた。キリトは決勝で当たったら全力で戦いましょうと話したことを思い出し俺が間違っていたと詫びる。たかがゲームのたかが一勝負、だからこそ全力を尽くさなきゃならない。そうでなければ、この世界に生きる意味も資格もない。それを知っていたはずなのに。償う機会をくれないか。今から俺と勝負してくれとキリトは言った。今からっていってもとシノンが言うと決闘スタイルでいこうと言う。10m離れたらシノンはライフル、キリトは剣を構える。キリトが弾を投げて地面に落ちたら勝負スタート。10mからなら予測線のアシストも役に立たないしこちらの弾が絶対に当たるとシノンは言うがキリトはやってみなきゃわからないさと言った。何か考えがあるのか。もしそうならそれが何か見たいとシノンは思った。それで決着をつけてあげるとキリトに言った。 じゃあ、いくぜ。キリトの合図で勝負開始。キリトが投げた弾丸が地面に落ちた瞬間シノンが撃った弾はキリトの剣で真っ二つにされた。ありえない。驚くシノン。左足を狙ったのにどうしてわかったのかと聞くと、スコープ越しでも君の目が見えたとキリトは言った。視線で弾道を読んでいた。 この強さはバーチャルゲームの枠を超えているとシノンは思った。それほどの強さがあって、あなたは何におびえるの? シノンが聞くとキリトは、こんなのは強さじゃない、ただの技術だと言った。うそよとシノン。テクニックだけで弾を切れるはずがない。どうすればその強さを身につけられるの? 私はそれを知るために...もしこの弾丸が現実世界のプレイヤーも殺すとしたら、そして殺さなければ自分、あるいは大切な人が殺されるとしたら、それでも君は引き金をひけるかとキリトは言った。俺にはもうできない。だから強くなんかない。 決闘は俺の勝ちってことでいいかな。キリトは女の子を斬るのは好きじゃないから降参してくれないかなとシノンに言った。次は絶対負けない。明日の本大会、私と遭遇するまで生き残りなさいとシノンは言うと降参した。キリトのブロック優勝が決定した。☆次回 「紅の記憶」★やあ、予選の2回戦から決勝まで、早かったですねw キリトはシノンの弾丸を止めるのかなと思ったら真っ二つに斬っちゃうとは。これでシノンも攻略されちゃったかなwww 次は本大会ですね。デス・ガンの動きも気になるところです。 ページビューランキング
2014.08.14
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新生アインクラッド、24層の小島に現れる「絶剣」はオリジナル・ソードスキルを賭けたデュエルで対戦相手全員を打ち負かした。キリトも敗北。デュエル以外に何か目的があるのではと気になったアスナは戦いを挑む。★前のお話は→ 第1話~第19話 あらすじまとめ ★I期はこちら→ 「ソードアート・オンライン 第1話~第25話あらすじまとめ」ソードアート・オンライン II #20 スリーピング・ナイツ ユウキがリーダーを務めるギルド「スリーピング・ナイツ」の仲間たちをアスナに紹介する。ジュン、タルケン、ノリ、シウネ、テッチ。ユウキはアスナにこの層のボスモンスターをここにいるメンバーだけで倒したいと言った。ボス戦は本来7人パーティー×7の49人で挑むもの。いくら腕があっても7人というのは、ちょっと無理だと思うとアスナ。ユウキは全然無理だったと言った。実は6人で25層と26層のボスにも挑戦した。けっこう頑張ったつもりだったけど、あれこれ工夫しているうちに大きいギルドに先を越された。何でそんな無茶をと言うアスナにシウネが話す。メンバーは、とあるゲームのネットコミュニティで出会い、すぐ意気投合して友だちになった。だが一緒に旅ができるのは残念だがこの春まで。みんなそれぞれに忙しくなるのでチームを解散することにした。解散する前にひとつ、絶対に忘れることない思い出を作ろうと決めた。それがボス攻略だった。ボスモンスターを攻略すれば、第1層のはじまりの町の剣士の碑に名前が残る。攻略したのが1パーティーなら全員の名前が記録させるが複数だとリーダーの名前のみ記される。スリーピング・ナイツだけでボスを攻略しなければならない。パーティーの上限は7名。そこで最強のユウキと同等かそれ以上の人を探していた。 十分なお礼はできないかもしれないが引き受けてもらえないかとシウネ。アスナはボス討伐にはけっこうお金がかかるから手持ちのお金はそちらに回したほうがいい報酬はボスから出たものを何かもらえればそれでいいと言ってメンバー入りを快諾した。嬉しそうにしているみんなを見てアスナは思った。ここはもう昔のアインクラッドじゃないのに私は勝算とか安全マージンに縛られている。安全な攻略、決められた勝利、それだけがゲームの楽しさじゃない。きっとユウキたちはそのことを知っているんだ。私よりもずっと。ユウキはデュエルで強い人を探していたのに、なぜ自分なのかとアスナ。強い人はいっぱいいたと思うけど。特に黒ずくめで片手直剣使いのスプリガンの子とか(キリトのこと)と言うと、ユウキは確かにあの人も強かったけどやっぱりダメ、僕の秘密に気づいちゃったからと言った。 明日の13:00に集合と決めて解散。アスナが気分よく町を歩いていると、いきなり電源を抜かれた。母だった。夕食の時間が過ぎていた。こんど遅れたら電源を切ると先月いわれていたのだった。わけのわからないゲームの中のことを本物の約束事より優先させるつもりなのかと母。ごめんなさい、次は気をつけますと謝ると次はないわよ、今度決まり事を疎かにしたら機械は取り上げると言った。翌日、作戦会議。アスナは後衛に入ることにした。ボス攻略に向かう。迷宮区を簡単に突破した。私は本当に必要だったのかなとアスナ。みんな本当に強いんだねと言った。ボス部屋が見えた。飛び込んで行こうとするユウキをアスナが止める。入り口近くに何人か隠れていた。 何が目的でハイドしていたのかとたずねると、待ち合わせだと言った。アスナが私たちはボスに挑戦しに来た。そっちの準備がまだなら先にやらせてもらっていいわねと言うと、もちろんと答えた。とりあえず中の様子を見ようとアスナ。無理に高いアイテムで回復はせずにボスの攻撃パターンを観察、全滅したら一緒にセーブポイントに戻ることにした。ボス部屋に入る。炎の中からボスモンスターが現れた。1回目、負けてみんなで外に出た。するとアスナが早く集まって、のんびりしている時間はないわよと言った。ボス部屋の前にいた3人はボス攻略専門ギルドの斥候隊だとアスナ。同盟ギルド以外のプレイヤーがボスに挑戦するのを監視していると言った。たぶん前の層でもその前も、みんながボス部屋に入るのを見られていたはず。スリーピング・ナイツのような小規模ギルドを利用してボスの攻撃パターンや弱点を割り出す情報収集をしているのだろう。さっきの戦闘中に足元にトカゲがチョロチョロしているのに気づいた。あれは闇魔法のピーピング。他のプレイヤーに使い魔をつけて視界を盗む。 25層、26層とも自分たちが敗退したあと簡単に攻略されてしまった。今回も噛ませ犬役を演じてしまったとガッカリするユウキたちにアスナはそうと決まったわけじゃないと言った。今、現実時間で14:30。こんな時間に何十人も集めるのは大変なはず。1時間はかかるだろう。その間隙を突けばいいと言った。5分でミーティングを終えて30分でボス部屋に戻る。再びボス部屋にやって来たスリーピング・ナイツ。ボス部屋の前には人が集まっていた。まだ20人くらいだから大丈夫とアスナ。1回は先に挑戦できそうだと前に進み出た。ボスに挑戦したいから通してくれると言うと、ここは通行止めだと言われた。これからうちのギルドがボスに挑戦するので準備中、しばらくそこて待っていてくれと言われた。1時間ほど待て、文句があるならギルド本部にと言う男にユウキが近づいた。どうお願いしてもそこをどいてくれる気はないってことだねとユウキ。じゃあ仕方がないね、戦おうかと笑って言った。それはと言うアスナにユウキは、ぶつからなきゃ伝わらないことだってあるよと言った。例えば自分がどれくらい真剣なのかとか。 ユウキが剣を抜いた。そうだね、ぶつからなきゃ伝わらない。アスナも前に出た。が後ろからたくさんのギルドメンバーがやって来た。ごめんねアスナ、でも後悔はしてないよとユウキ。さっきのアスナ、出会ってから一番いい顔で笑ったもんと言った。私こそ役に立たなくてごめんとアスナ。この層は無理かもしれないけど、次のボスは絶対にみんなで倒そう。すると後ろからアスナたちに近づく大軍の前にひとりが飛び出してきた。キリトだった。 「悪いな、ここは通行止めだ」☆次回 「剣士の碑」★感想 お、キリトくん、いいタイミングでカッコよく登場しましたね。お見事w ところでキリトが気づいちゃったユウキの秘密は何でしょう。みんな忙しくなるから解散するとかいう戦い方ではないようですが。ページビューランキング
2014.12.07
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進撃の巨人 #62 希望の扉☆前のお話は → 「第60話 海の向こう側」「第61話 闇夜の列車」★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」★3期 → 「進撃の巨人 第38話~第59話」「私たちは見捨てられたんだ。だから壁に囲まれた収容所に住んでいるんだよ」「私たちには悪魔の血が流れているからね。お前にお父さんがいないのもそのせいだ。お父さんはマーレ人だから、エルディア人と一緒にはいられないんだよ。マーレ人に生まれていれば...」(そうだ。あの頃、俺はマーレ人になるために戦士を目指してたんだ...)「誰が歩けと言った。走れ。薄汚い豚の末裔ども...」「お前ら知ってるか。あと数年でパラディ島に攻撃を仕掛けるってさ」 (お、ジーク若いw)「俺たちが巨人を継承する時が来たんだよ。俺たち7人の中から一挙に6人だ」ライナー 「やった。これでマーレ人になれる」ポルコ 「はあ? 何が『やった』だ。ひとり余るんならドベのお前だろ」「お前の長所は何だよ。体力か? 頭脳か? ...お前が評価されたのは試験で綴ったマーレへの忠誠心だろ『島の悪魔どもは僕が必ず皆殺しにしてみせます』ってな」「俺たちの任務をバカにするのか。それともお前はエルディア復権派の残党か? ...俺が隊長に報告してやる」「てめえ... ざけんな、この野郎!」 (ライナー、ポルコに殴られ倒れる)「島の恨み節くらい誰だって言えるんだよ。てめえはひとりで13年待つんだな」「俺はマーレ人になって母さんと父さんと3人で暮らすんだ。13年も待ってられない...でも、あいつの言う通り俺ドベだから...」「継承権を決めるのはポルコじゃない。それに忠誠心は大事だと思うけど...ねえ、アニ」「え? 何? 聞いてなかった」「でも、いいの? そんな目標があるのに...13年しかないんだよ」「13年で英雄になるんだろ。パラディ島の悪魔を成敗すれば世界が救えるんだ。そしたら俺は世界一の自慢の息子になれるんだ...」「はあ~なんか起きねえかなあ~」「エレン。ここにいたんだ...」「女型の巨人。こいつは何でもできる汎用性が強み。高い機動力と持続力に加え硬質化を交えた攻撃技は凄まじい破壊力だ」「範囲は狭いが無垢の巨人を呼び寄せることもできる。レオンハートが最適だ」 (アニ・レオンハート)「鎧の巨人は硬質化に特化した巨人。あの全身で体当たりすれば鉄の扉も破壊できるだろう」「マーレの盾となり攻撃を引き受ける巨人には...(まあ...) 我慢強いブラウンが合っている。 (ライナー・ブラウン)「顎の巨人は強襲型だ。小ぶりな分、最も素早く強力な爪と顎で大抵の物は砕ける」「機転の利くマルセルに託した」 (マルセル・ガリアード)「獣の巨人は相変わらずだ。他より多少デカいってだけの巨人がまさか投球技術でここまで恐ろしい兵器になっちまうとはな」「何よりやつの血には秘めた力がある...」 (ジーク・イェーガー)「車力の巨人は並外れた持続力で長期間の任務に対応できる。用途に合わせた兵装も可能で作戦の幅が広がる」「判断力のあるピークで間違いないだろう」 (ピーク・フィンガー)「そして超大型巨人。破壊の神だ」「フーバーなら使いこなせるだろう」 (ベルトルト・フーバー)「島の悪魔どもには同情しちまうよ。ある日突然アレが殺しにやって来るんだからな」「確かに新設の戦士隊は先代より能力が上。だが軍の決定には疑問がある。子供に始祖奪還計画を託すなど俺には正気とは思えん」「そうか? たった今その子供たちが国をひとつ潰して見せたじゃないか」「おかしいだろ。なんでドベのお前が選ばれるんだ。どんな手を使いやがった」「へっ、ドベはお前だった。それだけだろ。ポッコ」「てめえー」「ポルコ。お前軍の決定に逆らうのか...ライナー。すまない」殴り掛かるポルコをマルセルが止めるそしてライナーに謝る。「父さん。そうなんでしょ。母さんは僕が生まれる前この兵舎で働いていた。そこで母さんと、カリナ・ブラウンと会った...ほら見てよ。僕と母さんは名誉マーレ人になったんだ。ここで一緒に暮らす...」「ふざけるな。あの女に言われて来たんだろう。俺に復讐するために...よりによってガキを戦士に。お前の出自が調べられたら俺の一家はおしまいだ...俺は逃げきってやるからな。お前らエルディアの悪魔の親子から」『...父なんかいなくても俺は鎧の巨人を託された選ばれた戦士。島の悪魔から皆を救い世界の英雄になるんだ』「やっぱり夜道はあまり進めなかったな...」「本当に壁を破壊しても壁の王は始祖の巨人を行使しないのかな...」「いまさら何言ってんだ。マーレの研究を信じろよ」「そうだ。後戻りはできない。俺たちは明日、壁を...」「...まさか島の悪魔を殺すことをためらっているのか? やつらが何をやったか忘れたのか。俺たちは世界を代表して悪魔を裁くべく選ばれた戦士なんだ」「すまない。ライナー、すまない。お前は本当は戦士に選ばれるはずじゃなかったのに...俺がお前を持ち上げたり弟を貶めたりして...軍に印象操作したんだ...」「は?」「俺は...弟を守りたかった。すまない...ライナー、すまない...」「なんで...謝るんだよ...」(さまよっていた無垢巨人のユミルと遭遇。ライナーを庇ってマルセルはユミルに食われる。ライナーは逃げ出す)「長距離走であんたに負けたの初めてだよ...すぐにあの巨人を押さえておけば顎を失わずに済んだのに...もうマルセルは帰らない...もういい、帰ろう...顎を探して帰る。どこかで人の姿に戻っているはずだ...どのみちマルセルの指揮なしじゃ任務を果たせっこない」「待て。ダメだ...帰れない。このまま任務を続行するんだ」「確かに、あんたはこのまま帰れば鎧をはく奪されて次の戦士に食われる。私の知ったことじゃないけど...」「俺だけだと言い切れるか。3人とも逃げた責任を俺だけが問われるのか? 自分たちだけは粛清されないと確信をもって言えるか?...顎の回収も得策じゃない。そいつが顎の巨人を使って逃げたら俺らの巨人じゃ捕まえられっこない...とにかく、このままじゃ俺たちはおしまいなんだよ。始祖を獲得しなきゃもう故郷には帰れないんだ」「何で...その冷静さの100分の1でも発揮してくれれば、顎もマルセルも失わずに済んだのに...自分の身を守るためなら私たちを脅すってわけ?...」「...マルセルが必要なら俺がマルセルになるから...これが俺たちが故郷に帰る唯一の手段だ...帰ろう。みんなで...故郷に...」そして...その日、人類は思い出した。やつらに支配されていた恐怖を。鳥かごの中に囚われていた屈辱を... (と第1話のナレーションを思い出した)超大型巨人の中のベルトルトは、エレンの母カルラを食べた巨人(ダイナ)と遭遇していた。『俺は戦士になりたかった。母の願いを叶え父と3人で幸せに暮らせると思ったから。でもそんなことを望む父はどこにもいなかった。母は叶わないとわかっている夢を見続けていた...俺は選ばれるはずのない戦士で今日死ぬはずだった...なんで謝った...なんで俺なんかを助けた...』『嫌だ。まだ終わりたくない...』『まだ何もわかってないんだ』ウォール・ローゼへ。「アニ...ベルトルト...ごめんな...マルセル。俺、本当の戦士になるから...」(いた。エレン、ミカサ、アルミン)「問おう。貴様は何しにここに来た」「人類を救うためです」「俺の村はウォール・マリアの南東の山奥にあった。あれは明け方だった。やけに家畜が騒がしく耳慣れない地響きが...急いで窓を開けたら...(窓の外から巨人が覗いていた) その後は覚えてないが馬に乗って逃げたんだ...ちょうどお前らぐらいの子供を3人残してな...」 (ベルトルトがエレンに話していた故郷の話はこれだね)「よう嬢ちゃん。こんなジジイをつけ回すとは、なかなか男を見る目があるようだな」 (ケニーだ)「...母から父親の話を聞かされて育ったから一目でわかって...」「そりゃ感動的だな。パパにハグしてほしけりゃ、まず両手を上げろ」「絶対にないと言い切れるの?」「妹に誓ってねえな。そいつは俺が一番笑えない冗談だ」「ひどいよ...パパ」 (アニ逃げる)「あんたたちが友だちと遊び疲れてぐっすり眠る頃、私は王都のドブの中を這いまわった。あいつがいたんじゃ、もう限界...集めた情報を持ってマーレに帰ろう。どんな情報でも歓迎してくれるよ」「本当にそう思っているのか。この5年の成果を持ち帰ればマーレは失望するだろう」「じゃあ何? どうしろっての?」「ウォール・ローゼを破壊する。始祖の巨人をあぶり出す手段はもう他にない」「あんたらの友だちは大勢死ぬね」「何度も言ってるだろう。やつらは友だちじゃない。悪魔だ。だが信頼を得るのは損じゃない...」「吐きそう。これ以上顔を近づけないでくれる?」ベルトルト「ずっと同じ夢を見るんだ。開拓地で首を吊ったおじさんの夢だ。何で首をくくる前に俺たちにあんな話したんだろうって...」「エレン。少し休め。死んじまうぞ」「くそ...ライナー...どうやったらなれる? お前やミカサみたいになるにはどうやったら...このままじゃ俺は何も果たせず終わっちまう...」「ただやるべきことをやる。ただ進み続ける」「それしかねえだろ」「ああ、そうだよな」「巨人を一匹残らず駆逐するんだろ。お前ならやれる」(おおー出た神画)(引き金を引こうとした時、ファルコが壁ドン「くそ、このままじゃダメだ」)「そうだ。俺にはまだあいつらが...」「病院...」「おーい」「経過は順調みたいですね。会話できるくらい回復して...」「まあな。ここに心的外傷の治療に来ているが俺のは嘘だ。記憶障害で家まで帰れないってことにしてるが本当は帰りたくないだけだ。今は家族に顔を合わせづらくてな」「病院の人に言うか? 」「そんなことは、しませんよ」「ケガしてるな。戦士になるための訓練か?」「ええ。でも俺はなれません。同じ候補生に優秀なのがいて...俺の出番はなさそうです」「それはよかった。君はいいやつだ。長生きしてくれるなら嬉しいよ」「でも俺はそいつを戦士にさせたくなくて...」「どうして? その候補生は女の子か?」「ここじゃ有名なやつですよ。この前の戦争でも活躍したくらいで...誰だって次の鎧はあいつがいいって言うはず...でも俺は力がないから何もできないまま終わるんだ」「俺はここに来て毎日思う。何でこんなことになったんだろうって...心も体も蝕まれ徹底的に自由は奪われ自分自身も失う...こんなことになるなんて知っていれば誰も戦場なんかに行かないだろう。でも皆何かに背中を押されて地獄に足を突っ込むんだ。大抵その何かは自分の意志じゃない。他人や環境に強制されて仕方なくだ。ただし自分で自分の背中を押したやつの見る地獄は別だ。その地獄の先にある何かを見ている。それは希望かもしれないし、さらなる地獄かもしれない。「それは...歩み続けた者にしかわからない」★次回 『手から手へ』
2020.12.26
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☆2024/04/10撮影
2024.04.18
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☆5月2日は『婚活の日』だそうですが、これから婚活することもないのでw 私の結婚式の話でも。☆まずは先日亡くなられた桂由美さんの功績に敬意を表し心からご冥福をお祈りします。ニュースを見ていて、そういえば私のウエディングドレスって桂由美さんのデザインじゃなかったっけと思い写真を探してみました。 ☆後ろ姿で失礼します。披露宴のお色直しのドレスです。確か桂由美さんのだと思うんだけど写真サイトに預けっぱなしの写真の説明には『披露宴のお色直しのドレス。武蔵小山でレンタルドレスの店をやっている友人を値切って15000円で借りたもの。誰だっけな。有名デザイナー(女性)のデザインだったと思うが忘れてしまいました~』とありました。レンタル料金は覚えているのにデザイナーを忘れてるって...すみません。☆テレビで観た桂由美さんの服と共布のターバン風ので思い出したんだけどこのドレス、大人っぽいデザインで背中も開いているけどドレスと共布のリボンが髪に付けるのと肩口と背中に長いのもあって可愛かったです。☆そういえば生前『アニバーサリー・ウエディング』のお話をされていました。お友だちを招待して結婚記念日のパーティーでもしようかな。と思いました。同じドレスが着れるかは微妙だけどw
2024.05.02
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☆母の日は主人の実家には花を届けるくらいだったけど、今年は久しぶりに義母と食事に行きました。☆ちょっと贅沢してw『松花堂弁当』写ってないけどカニちらしとみそ汁と茶碗蒸しもあってお腹いっぱいになりました。美味しかったです。
2024.05.12
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仮想世界で銃で撃たれたプレイヤーが現実世界でも死亡。SAO事件から1年。死銃(デス・ガン)事件の捜査を依頼されたキリトはガンゲイル・オンライン(GGO)にログイン。そこで出会ったのは、スナイパーの少女、シノンだった。 ★I期はこちら→ 「ソードアート・オンライン 第1話~第25話あらすじまとめ」ソードアート・オンライン II #14.5 Debriefing★総集編でした。シノンのナレーションで振り返り。新たな内容はなかったので、とりあえず第1話~第14話の記事のリンクを載せておきます。☆第1話 「銃の世界」☆第2話 「氷の狙撃手」☆第3話 「鮮血の記憶」☆第4話 「GGO」☆第5話 「銃と剣」☆第6話 「曠野の決闘」☆第7話 「紅の記憶」☆第8話 「バレット・オブ・バレッツ」☆第9話 「デス・ガン」☆第10話 「死の追撃者」☆第11話 「強さの意味」☆第12話 「幻の銃弾」☆第13話 「ファントム・バレット」☆第14話 「小さな一歩」★番組の最後の部分です。「ガンゲイル・オンラインという世界で強くなれば、現実世界の自分の弱さも消えると思っていた。でも、それは間違いだった。シノンも詩乃も、同じひとりの自分だったんだ」「わたしが、あの記憶と正面から向き合えるようになるには、長い時間がかかるだろう。それでも、少しずつ歩いて行けばいい」「大丈夫、この世界は、本当はこんなにも優しくて、あたたかいのだから」☆次回 「湖の女王」★次週10/18から【キャリバー編】だそうです。11/8からは「マザーズ・ロザリオ編」と短めのお話で次々の感じでしょうか。キャリバー編にはいつものALOのメンバーに新たにシノンが加わるとか。私は原作を知らないので、なにやらさっぱりわからないですが、詳しくは公式ページでと字幕が出ておりました。下にバナー貼っておきます。 ページビューランキング
2014.10.12
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仮想世界で銃で撃たれたプレイヤーが現実世界でも死亡。SAO事件から1年。死銃(デス・ガン)事件の捜査を依頼されたキリトはガンゲイル・オンライン(GGO)にログイン。そこで出会ったのは、スナイパーの少女、シノンだった。★前のお話は→ 第1話~第12話 あらすじまとめ★I期はこちら→ 「ソードアート・オンライン 第1話~第25話あらすじまとめ」ソードアート・オンライン II #13「ファントム・バレット」 ☆画像はこちらで→ 第13話「ファントム・バレット」画像ありキリトとデス・ガンの戦い。笑いながら斬りつけてくるデス・ガン。強い。一瞬でいいからこのラッシュをブレイクすることができればと思うキリト。シノンはスコープが壊れたので撃てないでいた。戦いを見ながらシノンは思った。キリトは自分の言葉を行動にかえようとしている。デス・ガンという名の犯罪者を自分の手で止めることで。それができるのはキリトが強いからじゃないとシノンは思った。自分の弱さを受け入れ、悩み苦しみ、それでも前を向こうとしているから。何か私にできることを......キリトを見守るアスナ。汗で脱水症状が心配されるがここでログアウトさせることもできないので様子を見ることに。ユイがパパの手を握ってくださいとアスナに言う。私の手はそちらの世界に触れられないがママの手のあたたかさはパパに届くからと。アスナはユイちゃんの手もきっと届くから一緒に応援しようと言ってキリトの手を握った。デス・ガンと戦いながらキリトは、俺はこいつの名前を聞くことを拒否して二度と関わりたくないと思ったが、そんなことできるはずがなかったのだと思う。忘れたふりをして自分自身を騙していただけだ。斬りつけてくるデス・ガン。赤い目を見てキリトは思い出した。確か討伐作戦前のミーティングの時に聞いたはず。黒...赤...ザザ...「赤眼のザザ、それがお前の名前だ」デス・ガンの動きが止まった。キリトとシノンの声。そして予測線が。シノンがデス・ガンを狙う。この予測線による攻撃は、シノンが経験とひらめき、闘志のあらん限りをつぎ込んで放った幻影の一弾。このラスト・アタック、「ファントム・バレット」を無駄にできない。デス・ガンに斬りつけるキリト。姿を消そうとするデス・ガン。キリトは銃を連射した。姿を見せたデス・ガンを光剣が切り裂いた。爆発が起きからだが真っ二つになったデス・ガンは、まだ終わらない、終わらせない、あの人がお前をと言って力尽きた。終わりだザザとキリトは言った。共犯者はすぐに割り出される。ラフィン・コフィンの犯罪は完全に終わったんだ。シノンがキリトの元に。終わったな。ふたりで手を合わせた。そろそろ大会のほうも終わらせないとなとキリト。共犯者は姿を消しているはずだからログアウトしても危険はないと思うが、念のためすぐに警察を呼んだほうがいいとキリトはシノンに言った。110番して何て説明すればとシノン。依頼主に動いてもらえばいいが、ここで君の住所や名前を聞くわけにもと言うキリトにシノンは、いいわ教えると言った。シノンがキリトの耳元でささやいた。「私の名前は朝田詩乃。住所は...」そこはキリトがダイブしている病院の近くだった。いっそログアウトしたら俺がそっちに行こうかとキリト。来てくれるのと言いかけてシノンは、大丈夫と言った。近くに信用できる友だちが住んでいるしと。キリトはログアウトしたらすぐに依頼主に連絡して警察を向かわせるよと言った。そして、桐ヶ谷和人と名乗った。お互いに安易なネーミングだと笑った。ログアウトするにはBoBを決着させないといけない。決闘で勝負をつけるかと全身ボロボロのキリト。そんな人に勝っても自慢にならないから次の本大会まで勝負は預けておいてあげるとシノン。そろそろ終わらせようかと言うシノンに、どうやってとキリトは聞いた。第1回は二人の同時優勝だったんだってとシノン。理由は優勝するはずだった人が油断して、お土産グレネードに引っかかったから。シノンはキリトの手を取るとグレネードを乗せた。そして慌てるキリトに笑いながら抱きついた。爆発、と同時に第3回バレット・オブ・バレッツ、キリトとシノンの同時優勝が決定した。確認するとデス・ガンの被害者は二人だった。共犯者は二人以上いるとキリトは思った。ログアウトした詩乃(シノン)は家の中に誰もいないことを確認して一安心。チャイムが鳴ってドキリとするが来たのは新川君(新川恭二)だった。どうしても優勝のお祝いが言いたくてケーキを買ってきていた。優勝おめでとう。GGO最強のガンマンになっちゃったね。新川は朝田さんならいつかそうなるとわかっていたよと言った。そして、待っててって言ったよねと言いだす。待っていればいつか僕のものになってくれるって。どうしたのよと言う詩乃に新川は僕が一生きみを守ってあげるからと言うと抱きついてきた。好きだよ愛してるという新川を振り払うと、僕を裏切っちゃダメだよと言って注射器を取り出し詩乃の体に当てた。この中身が体に入ると筋肉が動かなくなってすぐに肺と心臓がとまっちゃうから動いてはダメだよと新川。新川の家は病院、もうひとりのデス・ガンなの? 新川は、そうだよ、僕がデス・ガンの片手だよと言った。自分がステルベンを動かしていたが今日だけは現実側の役をやらせてもらったんだと新川。いくら兄弟でも朝田さんを他の男に触らせるわけにはいかないから。デス・ガンは兄の昌一だった。安心して、朝田さんをひとりにはしないからと言う新川にまだ間に合うよ、やり直せるよと詩乃は言った。予備校に行っているんでしょ、お医者様になるんでしょ。そんなものどうでもいいと新川。GGOで最強になれればそれで満足だった。僕のすべてだった。現実をみんな犠牲にしたのに...だからゼクシードを殺した。最強の伝説を作るための生贄にあいつほどふさわしいやつはいないだろう。もうくだらない現実に用はないと新川。ずっと好きだった。あの事件の話を聞いたときから。本物のハンドガンで悪人を射殺したことがある女の子なんて日本中さがしても朝田さんしかいない。だからデス・ガンの武器に54式を選んだ。新川の顔があのときの犯人の顔に見える。もう何も見たくない、感じたくないと思う詩乃はキリトのことを思い出す。ログアウトしたらそっちに行こうかとも言ってくれた。もし来たらキリトが危ない。だからってもうどうにもならないと思う詩乃。そんなことないよとシノンが言う。私たちは今まで自分しか見てこなかった。自分のためにしか戦わなかった。でも、もう遅すぎるかもしれないけど、せめて最後に一度だけ誰かのために戦おうよ。体に手を伸ばした新川を殴る詩乃。外に逃げようとドアを開けようとするが新川に捕まった。もはやこれまでと思ったとき、ドアが開いた。新川を撥ね飛ばす。「逃げろ、シノン」キリトだった。☆次回 「小さな一歩」★デス・ガンは新川兄弟でしたか。とんでもないやつだわ。恭二の表情、強盗犯より怖いかも。おお、キリトくん、助けに来ましたね。やはりキリトは現実世界でもカッコよく...ハイハイwwwページビューランキング
2014.09.29
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東京の人々を恐怖に陥れる喰種(グール) 普段は人と変わらぬ姿で人に紛れ、人を襲い、そして人を喰らう。人を食べることでしか生きられない者たち。平凡な大学生カネキは趣味が合うきれいな女性と出会い急接近。しかしそれは悲劇の始まりだった。 東京喰種 あらすじ・感想・各話タイトルクリックで、あらすじ・感想記事にリンクしています☆第1話 「悲劇」☆第2話 「孵化」☆第3話 「白鳩」☆第4話 「晩餐」☆第5話 「残痕」☆第6話 「驟雨」☆第7話 「幽囚」☆第8話 「円環」☆第9話 「鳥籠」☆第10話 「青桐」☆第11話 「衝天」☆第12話 (最終回) 「喰種」 ページビューランキング
2014.09.22
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2022年、仮想空間へのフルダイブが実現。仮想大規模オンラインロールプレイングゲーム「ソードアート・オンライン(SAO)」プレイヤーのひとりであるキリトは仮想世界を満喫していたが、他の1万人のプレーヤーとともに、開発者の恐るべき宣言を聞く。このゲームはクリアするまで脱出不能、そしてゲームオーバーは現実での死を意味する、と。キリトは終わりの見えない死闘に身を投じていく.....第2話 ビーター SAO 2.1 posted by (C)たがめ48ゲームが始まって一か月が過ぎ、すでに二千人ものプレイヤーが命を落としていた。百層に及ぶアインクラッドの第一層すら突破できないでいた。そんな中、第一層のボス部屋を発見したという男・ディアベルの呼びかけてボス攻略会議が開催される。6人のパーティーを組むことになるが、あぶれていたキリトは、同じくひとりでいた、アスナとパーティーを組む。「私が私でいるためにここに来た。最初の町の宿屋に閉じこもって、ゆっくり腐っていくくらいなら、最後の瞬間まで自分のままでいたい。たとえ怪物に負けて死んでも、このゲーム、この世界には負けたくない。どうしても」とアスナは語る。 SAO 2-3 posted by (C)たがめ48翌日、キリトたちは、ボスが棲む塔へ向かう。βテストとは違う武器を使うボスにひとりで立ち向かったディアベルは命を落とす。「頼む、ボスを倒してくれ。みんなのために」『このデスゲームが始まった時、俺は自分が生き残ることしか考えていなかった。だが、ディアベル。あんたはβテスターなのに、他のプレイヤーたちを見捨てなかった。みんなを率いて見事に戦った。俺が出来なかったことを、あんたはやろうとしたんだ』 SAO 2-4 posted by (C)たがめ48みんなの協力でボスを倒した。キリトの活躍にキリトがβテスターで、ボスの技が情報とは違うことを知っていたのに言わず、ディアベルを見殺しにしたのではないか。キリト以外にもβテスターがいるのではないかと言いだす者が。 SAO 2-5 posted by (C)たがめ48「俺はあんなヤツらとは違う。俺はβテスト中に他の誰も到達出来なかった層まで登った.....そうだ、俺はビーターだ。これからは、元テスターごときと一緒にしないでくれ」キリトはアスナとのパーティーを解除し、ひとり立ち去る。「君は強くなれる。だから、もしいつか信頼できる人に、ギルドに誘われたら断るなよ。ソロプレーには絶対的な限界があるから」☆たがめのつぶやき ゲームオーバーが現実の死という恐ろしい世界。第一層のボスでもこんなに強い? 私なら、とっくに終わっちゃってるな。ひとりでボスに立ち向かって命を落としたディアベル。βテスターへの不信感が高まる中、キリトは悪役をかって出た感じでしょうか。ビーター?wwwかわいい少女、アスナの登場で今後の展開も楽しみです。
2012.07.21
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2022年、仮想空間へのフルダイブが実現。仮想大規模オンラインロールプレイングゲーム「ソードアート・オンライン(SAO)」プレイヤーのひとりであるキリトは仮想世界を満喫していたが、他の1万人のプレーヤーとともに、開発者の恐るべき宣言を聞く。このゲームはクリアするまで脱出不能、そしてゲームオーバーは現実での死を意味する、と。キリトは終わりの見えない死闘に身を投じていく.....第5話 圏内事件2024年4月。アスナはトップギルド「血盟騎士団」の副団長として最前線に立ち、攻略は第59層まで進んでいた。 キリトは、フィールドボスを村の中に誘い込み、村人を囮にするアスナの案に反対していた。村人であるNPCを人として見るキリト。システムの一部と見るアスナとは意見が食い違っていた。 アスナは、のんびり昼寝をするキリトを見かけて非難する。ゲームの中で無駄に過ごしている分、現実での時間が失われていくと。キリトは、ここが今生きている世界、こんな天気のいい日に暗い迷宮で戦っているなんてもったいないと言う。アスナも試しに草の上に横になってみたら寝てしまって、寝ている間、ガードしてくれたキリトが言う。「町の中は安全な圏内なので、誰かに攻撃されてPKされることはないが、睡眠中にプレイヤー同士の対決行為である『デュエル』を勝手に申し込まれてPKされる可能性があると。そんな折、モンスターが侵入できない町の中『圏内』でカインズという名の男性プレイヤーが死亡した。悲鳴を聞いて駆けつけたキリトとアスナが現場を調べると、デュエルによるPK(プレイヤーキル)は不可能な状況。未知のPK技があるのではと考えたアスナは、キリトとともに事件の調査に乗り出す。 ・第一発見者のヨルコの話「殺されたカインズと死ぬ直前まで一緒にいた。広場ではぐれてしまい探していて、槍に貫かれて吊るされているカインズを見つけた。一瞬だったが、カインズの後ろに誰かが立っていたような気配を感じた」・カインズを貫いていた槍は鑑定スキルを持つエギルによると、これはプレイヤーによって作られた物で、製作者の名はグリムロック。槍の名前はギルティソーン(罪の茨)といい、特に変わったところは無い。・ヨルコにグリムロックという名に覚えはあるかと尋ねるとグリムロックとは、前にヨルコとカインズが所属していたギルドのメンバーで、ギルドのリーダーだったグリセルダのゲーム世界での夫だったプレイヤーだった。そのギルドの名前は『黄金リンゴ』といい、半年前に倒したモンスターが落とした、敏捷力を20も上げる指輪をめぐり、ギルドで使おうという者と、売って儲けを分けようという者で意見が対立。多数決で売ることに決まり、リーダーのグリセルダが前線の大きな町で競売にかけに行ったが、それっきり帰って来なかった。その後、グリセルダが死んだことを知ったが、どうして死んだのかはわからない。計画的な犯行だとすると指輪の存在を知っていた誰か。怪しいと思われるのは、売却に反対したメンバーたちか。そのメンバーは、昨日殺されたカインズとヨルコ、聖竜連合に所属するシュミットの3人。事件の話をするとシュミットは今さらなぜと、ひどく動揺。グリセルダを殺したのはメンバー全員でもある。もしかしたら、グリセルダ自身の復讐なのかもと言うヨルコは.....☆感想アスナ登場、と、推理もの? 怪しいかなと思っていたヨルコはあっさり死んでしまいましたね。事件の真相はどうなんでしょう。次も楽しみなんですが、2回連続、女の子回? ステージは進んでいるんだから、ボス攻略戦とか見たいと思うのは私だけでしょうか。ちょっと話がそれた感が。おとなしく次回を待ちますかね(笑)↓足あと、ことづてが残せます(要登録)
2012.08.05
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本日の朝ごはんです。 昨日、アガニャのペイレススーパーマーケットで買い物をした時、食パンがあんまり柔らかかったので1本買ってしまいました。小さいけど、量は多いので、帰国する明日の朝食まで同じパン食ですね。まあいいか、今日の昼はおいしいもの食べる予定だし。トースターはないけど、何てったって強い見方、電子レンジがあるから、食パンは冷蔵庫に入れておいて、チンしてサンドイッチにすればいいし。そんなわけで、カゴに入れていた硬めのシナモンロールを返して、エリートペーカリーの食パンに。食パンもいろいろ種類がありますけど、最近はどこのパン屋さんのものも柔らかくなりましたね。昔は硬いパンが多くて、特に食パンは買う気がしなかったけど。日本のパンのほうが絶対にいいと思っていました。「パンが主食なのに米食べている日本のほうがおいしいなんてね」とよく話したものです。今でも日本の普通のパンのほうがおいしいですけどね。アメリカのセレブはヤマザキのパンなどをお取り寄せするらしいですよ。エリートペーカリーのパンはおいしいですよ。グアムにしては生地がきめ細かい。ちょっと甘めですどね。グアムのスーパーで見つけたら、食べてみてください。おすすめです。食パンを買ったので、サンドイッチを作ろうということになったのですが、ツナサンドがいいか、ハムかチーズか、それとも卵サンドか、いろいろ迷ってハムとチーズとマーガリンを購入しました。それというのも、何でも量が多いので、マヨネーズもマーガリンもかなりの量なのです。間違いなく残ってしまうとしてもあまりいろいろ買うのはと。マーガリンは結局、特売の$1のものにしました。量多かったけど。小さいのもあったけど、2日で食べきれそうもなかったし、そちらのほうが高かったので。パンは良く見てさわって、柔らかいものを選んでくださいね。前にも話しましたけど、硬いプラスチックケースに入っているものは逆に要注意です。柔らかくて形が崩れるから、硬いケースに入っているとは限りません。だいたい形は崩れているものも多いです。賞味期限も見てくださいね。食パンは、印刷じゃなくて、ビニールの袋をとめる小さいプラスチックのやつが日にちごとに色分けされていることもあります。 ハムです。ってハムの写真なんかね。そうなんですけど、ハム、チーズは時々失敗するのですよ。日本と比べて、種類も量も値段もたくさんあって、極力安いものを買うようにしているのですが、味もいろいろ。かなり塩っ辛かったり、クセがあったり、筋っぽかったりするものもあります。何度も行っているのに「前回食べたハムはおいしかったよね。でも、どれだっけ?」てな感じ。今回は正解。なので写真を撮っておきました。ハムはターキーなどもあるけど、結構塩辛かったりします。あまり冒険はおすすめできません。このハムは2番目に安いくらいのものでした。食パンは小さいので、ちょうどチーズと同じ大きさですね。このサイズのハムは、対角線に切って、三角4つのうちの2枚並べてちょうどです。サンドイッチに便利な大きさですね。 そんなわけでチーズです。これも当りでした。チーズもいろいろありますね。中には子供が食べたら、一発でチーズ嫌いになりそうなものも。ハム同様、塩辛かったりクセがあったりするものも多いです。まあ、好みによるとは思いますが、あまりクセのある、チーズチーズしたものを買うと飽きてしまうし、今回はホワイトチーズにしてみました。安いやつ。これはあっさりしていておいしいです。クリームチーズとかカマンベールの内側みたいな感じかな。機会があったら食べてみてください。オレンジ色の濃いものは、結構売っているけど、クセありますよ。酒のつまみにちょっと食べるにはいいけど。すみません、どうでもいいようなことで1日使ってしまったみたいです。でも、海外旅行に行って、レストランでおいしいものを食べるのもいいけれど、スーパーマーケットで買い物して、サンドイッチなんかを作って、お出かけするのも楽しいですよ。ローカルな雰囲気も味わえるし。今日の最後にひとつだけご注意。ホテルの部屋、アリには注意してくださいね。多いです。どこでも出るわけではないけど、食べ物は冷蔵庫に。テーブルにパンを出しておくと、アリだらけになっていたり、こぼしたパンくずにアリが群がって、床が真っ黒になっていたりすることがあります。忘れがちなのは空き缶。飲み終えてそのままテーブルにおいて寝たら、翌朝そこら辺じゅうアリだらけになったことがあります。外から缶の飲み口まで、アリの行列ができていました。今回は大丈夫でしたけど、注意するのに越したことはありません。せっかく買っておいたパンが、先にアリに食べられたら悲惨です。さてさて、のんびりサンドイッチ食べてる場合ではありません。今日は早く部屋を出なければいけないのでした。明日はパイレーツコーブを紹介します。
2010.02.03
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仮想世界で銃で撃たれたプレイヤーが現実世界でも死亡。SAO事件から1年。死銃(デス・ガン)事件の捜査を依頼されたキリトはガンゲイル・オンライン(GGO)にログイン。そこで出会ったのは、スナイパーの少女、シノンだった。★前のお話は→ 第1話~第13話 あらすじまとめ★I期はこちら→ 「ソードアート・オンライン 第1話~第25話あらすじまとめ」ソードアート・オンライン II #14「小さな一歩」 ★画像はこちらで→ 「第14話 小さな一歩」画像あり「逃げろ、シノン」飛び込んできたのはキリトだった。新川を止めようとするが、「僕の朝田さんに...」とキレた新川に劣勢。殴られ押さえつけられた。新川が注射器を取り出しキリトの胸に刺した。怒ったシノンがラジカセで新川を殴りノックアウト。やられたと言うキリトに「死なないで、こんなふうに死なないでよ」とキリトが注射を打たれたところを見ると心電モニター装置の電極が貼ったまま。注射はちょうどその上に打たれていた。体内に薬品は入っていない。まったく、脅かしてくれるなと言うキリトに、それはこっちのセリフよとシノンは言った。新川はのびているが命に別状はなさそう。シノンはキリトに、来てくれてありがとうと言った。キリトは、結局なにもできなかったし、遅くなって悪かった。けがはない?と言った。学校でまた不良少女たちに呼び出される詩乃。友だちなんだから困っていたら助けてくれるよな、とりあえず2万貸してと言われる。詩乃が、あなたにお金を貸す気はないと断ると、今日は兄貴から借りてきたんだとエアガンを取り出し詩乃に向ける。そして土下座して謝れと言った。引き金を引こうとするが動かない。詩乃はガンを取り上げると、1911ガバメントか、お兄さんはいい趣味ね。私の好みじゃないけどと言った。そして大抵の銃はセーフティーを解除しないと撃てないのと言うと遠くの空き缶を撃ってみせた。そして、確かに人には向けないほうがいいわと言った。ガンを返すと不良少女は座り込んだ。じゃあねと立ち去る詩乃。本当は強盗の顔が浮かび苦しかった。でも大丈夫だった。「これが最初の一歩なんだから」詩乃は歩き出した。校門のそばで、どういう知り合い? もしかして彼氏? と言われる。キリトが校門の前でバイクを停めていた。待ち合わせって言ったけど、なんでこんなに目立つところにいるのよと詩乃。キリトは「やあ、こんにちは、シノン」と微笑んだ。ふたりで菊岡と会い事件の話を聞いた。あの事件の直後、新川恭二と兄の昌一は逮捕され、昌一の供述から共犯者の存在が明らかになった。3人目のデス・ガン、金本敦は現在逃走中だが、菊岡が言うには捕まるのは時間の問題らしい。デス・ガンのきっかけは昌一が透明化できるマントを手に入れたことだった。昌一はマントと双眼鏡でプレイヤーのリアル情報を盗むのに熱中した。弟の恭二はキャラクター育成に行き詰っていた。アジリティ型のシュピーゲルはアジリティ万能論を流行らせながら自分はストロングス・バイタリティ型に移行したゼクシードを深く恨んでいた。話を聞いた昌一はゼクシードの本名と住所を恭二に教え、どのように粛清するか話し合った。最初は本気ではなかったが、連日の議論で計画は現実味を帯び、父親が経営する病院から、緊急時に電子機器を解除するマスターコードと劇薬を盗み出した。念入りに下調べをして標的をセキュリティーが低い場所で一人暮らしの人物に絞った。最初の犠牲者のゼクシードは昌一が自宅にマスターコードを使って侵入、示し合わせていた時間に殺害。恭二は兄のキャラクターのステルベンでログインしてデス・ガンと名乗ってゼクシードを銃撃した。二人目もほぼ同じ手口。だがGGOのプレイヤーたちは怯えるどころかデマ扱いしたのでBoB本戦で一気に3人を銃撃する計画を立てた。標的はペイルライダー、ギャレット、シノン。だがそれには障害があった。デス・ガンの動きに合わせて現実世界の実行犯もターゲットの家に移動しなければならない。そこで金本が加わった。金本はジョニー・ブラックというラフィン・コフィンでザザとコンビを組んでいた毒ナイフ使いだった。金本は自宅が近いペイルライダーとギャレットを担当、恭二がシノンを引き受けた。それまで実行役は昌一だったが今回は恭二が実行役に固執した。恭二は黙秘を続けていると菊岡。新川昌一は幼い頃から病気がちで父親は恭二を病院の跡継ぎに決めた。兄弟仲は悪くなかったが昌一はMMORPGにのめり込み2022年にソードアート・オンラインの虜囚となった。生還した昌一に話を聞いた恭二は兄が英雄に見えたそうだ。昌一はデス・ガン計画はゲームだったと供述している。新川兄弟は医療少年院に収容となる可能性が高いと思うと菊岡は言った。ふたりとも現実というものを持っていないわけだしと菊岡が言うと詩乃は、そうじゃなくて恭二はGGOの中だけが真の現実と決めていたのだと思うと言った。恭二に会って、自分が今まで何を考えてきたか、今何を考えているのか話したいと詩乃。菊岡は、あなたは強い人だ。ぜひそうしてください。面会ができるようになったらメールでご連絡しますよと言った。赤眼のザザからキリトへの伝言だと菊岡。「これが終わりじゃない。終わらせる力はお前にはない。すぐにお前もそれに気づかされる。イッツ・ショウタイム」菊岡と別れてキリトはシノンを紹介したい人がいるとエギルの店に連れて行く。アスナとリズベットが待っていた。キリトはガンゲイル・オンラインの3代目チャンピオン、シノンこと朝田詩乃さん、と紹介。シノンにアスナとリズベットを紹介する。ステルベンの話になって、病院用語で死なんてどういうつもりでつけたんだろうとシノンが言うと、アスナはキャラクターネームに名前以上の意味を探そうとしないほうがいいと言った。気づくことより見失うもののほうが多いから。アスナはシノンに友だちになってくださいねと言った。キリトが詩乃の過去の事件のことを協力が必要だったからアスナとリズに話したと言い謝った。アスナたちは以前、詩乃が住んでいた町に行ってきたと言う。驚く詩乃。帰ろうとするとキリトが、それは君が会うべき人に会っていない、聞くべき言葉を聞いていないと思ったからだと言った。母娘が入ってきた。この子が生まれる前は郵便局で働いていましたと女性は言った。もっと早くあなたにお会いするべきだった。謝罪もお礼すら言わずにと涙を流した。あの事件のときにお腹にこの子がいた。あなたはこの子の命も救ってくれた。ほんとうにありがとうと母娘は頭を下げた。キリトは言った。君はずっと自分を責め続けてきた。でも君には同時に自分が救った人のことを考える権利がある。自分自身を許す権利があるんだ。「しのおねえさん、ママとみずえを助けてくれてありがとう」少女が絵を差し出した。そして詩乃の手を握った。☆次回 「Debriefing」★キリトくん、死ななくてよかったですね。それにしても、ちょうど胸の何やら貼ったところに打つなんてwww そしてキリトくん、弱っwww 色男、金と力は...って感じかな。シノンが助けた人が出てきて、いい感じの終わり方かな。うんうん、いいお話でした。あ、終わりではないのですね。次回、Debriefing? 報告ならもう十分なんだけどwwwページビューランキング
2014.10.06
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☆キャリバー編スタート★前回は→ 第14.5話「Debriefing」 (総集編)★I期はこちら→ 「ソードアート・オンライン 第1話~第25話あらすじまとめ」ALOで新たなクエストが始まった。それは伝説の聖剣「エクスキャリバー」を獲得するもの。新たにシノンがメンバーに加わり、キリトたちは7人でクエストに挑むソードアート・オンライン II #15 湖の女王 今年もあと3日。朝食のとき直葉(リーファ)が和人(キリト)に「ALOで聖剣エクスキャリバー発見」のニュースを知らせる。とうとう誰かにとられてしまったかと驚く和人だが見つかっただけで入手には至っていなかった。数か月前、キリトとリーファとユイは地下世界のヨツンヘイムでゾウクラゲ邪神を助け、リーファがトンキーと名付けた。トンキーは8枚の羽を生やした姿に羽化しキリトたちを地上につながる通路まで運んでくれた。その途中でエクスキャリバーを見たのだった。誰かが剣を手に入れるのも時間の問題かもしれない。キリトは(さっきまでキモイと言っていたトンキーを友だちだとか例によってそれらしい理由をつけてw)エクスキャリバーを手に入れるべくヨツンヘイムへ向かうことにする。トンキーに乗れる上限は7人。キリト、リーファ、アスナ、クライン、リズ、シリカ、それとシノンを誘うことにする。 朝風呂中のアスナ、キリトの誘いに喜ぶwww (そして新OPは、戸松遥さん。ハイハイよろしいのではw) 会社が正月休みに入ったクライン、2週間前にキャラを作ったシノンも来てメンバーが揃う。ユイの情報によるとまだあの空中ダンジョンに到達できたプレイヤー、パーティーは存在しないとのこと。ならなぜエクスキャリバーのある場所がわかったのかとキリトがたずねると、自分たちがトンキーを助けたのとは別種のクエストが見つかったようで、その報酬としてNPCが提示したのがエクスキャリバーだと言った。 あまり平和なクエストじゃなさそうだとアスナ。おつかい系や護衛系ではなくモンスターを何匹以上倒せというスローター系。おかげでヨツンヘイムは殺伐としている。クラインが恐ろしい邪神がたくさんいる空中ダンジョンの一番奥に封印されている聖剣エクスキャリバーをクエの報酬にするのは変じゃないかと言う。言われてみればそうだ。シノンは行ってみればわかるわよと言った。 準備もできて出発。近道の長~い階段をおりる。2時間のルートを5分に短縮。到着したのは真っ白な世界。ヨツンヘイムは寒~い。アスナが凍結耐性の支援魔法をかけた。リーファが指笛を吹く。トンキーが飛んできた。背中に乗りダンジョンの入り口へ向かう。 ヨツンヘイムに到着するとプレイヤーたちが人型邪神と協力してゾウクラゲ邪神のほうを倒していた。これがクエストなのか。疑問を抱くキリトたち。そこに、めっちゃでかい女の人が現れる。湖の女王「ウルズ」と名乗った。ウルズとふたりの妹からひとつの請願があるという。この国を霜の巨人族の攻撃から救ってほしいと言った。 かつてヨツンヘイムは、アルブヘイムと同じように世界樹ユグドラシルの恩寵を受け美しい水と緑に覆われていて、女王ら丘の巨人族と眷属の獣たちが穏やかに暮らしていた。ヨツンヘイムの下層には氷の国「ニブルヘイム」があり支配する霜の巨人族の王のスリュムがヨツンヘイムに忍び込みエクスキャリバーを世界の中心たるウルズの泉に投げ入れた。剣は世界樹の最も太い根を断ち切り、ヨツンヘイムからユグドラシルの恩寵が失われた。霜の巨人族はヨツンヘイムに大挙して攻め込み多くの砦や城を築いて丘の巨人族を捕え幽閉した。そしてウルズの泉だったところに居城「スリュムヘイム」を築きこの地を支配した。女王とふたりの妹も凍りついた泉の底に逃げ延びたがかつての力はなくなった。 霜の巨人たちはそれに飽きたらず今も生き延びる眷属の獣たちを皆殺しにしようとしている。そうすれば女王の力は完全に消滅しスリュムヘイムを上層のアルブヘイムまで浮き上がらせることができる。スリュムの目的はアルブヘイムも氷に閉ざし世界樹の梢にまで攻め上ることなのだとウルズは言った。そこに実るという黄金のリンゴを手に入れるために。なかなか獣たちを滅ぼせないのでついに妖精(キリトたちプレイヤー)の力を利用しはじめた。エクスキャリバーを報酬に与えると誘いかけ眷属を狩りつくさせようとしている。報酬に与えることはありえない。スリュムヘイムからエクスキャリバーが失われるとき、再びユグドラシルの恩寵がこの地に戻り城は融け落ちてしまうのだから。おそらく見た目はエクスキャリバーのそっくりな偽剣カリバーンを与えるつもりだろう。そのずるさこそがスリュムの最も強力な武器だが、ひとつの過ちを犯した。妖精たちに強力させるためにほとんどの配下の巨人を地上に下ろしたので、今あの城の守りはかつてないほど薄くなっている。 ウルズが石を出して渡した。これがすべて暗黒に染まれば、女王の力が消え失せた証。スリュムヘイムに侵入しエクスキャリバーを台座から引き抜いてください。クエスト「氷宮の聖剣」のスタートボタンが現れた。「たのみましたよ、妖精たち」ウルズは言った。 なんだかすごいことになってきた。普通のクエストにしては話が大掛かりすぎる。地上まで霜巨人に占領されると言っていたが運営側がアップデートやイベントの告知もなくそこまでするだろうか。疑問を感じるキリトたちだったが、トンキーのためにもやるしかないとクエストを受けることにする。 「待っててね、トンキー。あなたの国を取り戻してあげるからね」「行くぞ」キリトたちはスリュムヘイムへ向かう。☆次回 「巨人の王」★新シリーズのスタート。シノンも2週間ですっかり溶け込んでいるようでw 何やら大げさな話になっていますが、とりあえず続きを楽しみにします。ページビューランキング
2014.10.22
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第24話 (最終回) マザーズ・ロザリオ★前のお話は→ 第1話~第23話 あらすじまとめ ★I期はこちら→ 「ソードアート・オンライン 第1話~第25話あらすじまとめ」 ☆ダイジェストでその後のユウキの楽しい日々をw・アスナ、キリトの仲間たちとスリーピング・ナイツが初顔合わせ。アスナの家の庭でバーベキュー。それにしてもすごいメンバーだとシリカが言うと、何ならこのまま次の階層のボスも倒しにいこうとジュン。クラインもいいねと言った。・で、みんなで29層に出かけて見事に(あっさり)ボスを攻略。・現実世界では、和人(キリト)たちが開発した視聴覚双方向通信プローブ(アスナが肩に乗っけているやつ)を利用してアスナと共に学校へ通う。・統一デュエル・トーナメント。決勝戦はユウキVSキリト。ユウキの11連撃が炸裂。キリトは反撃しようとするも時間切れ。ユウキが優勝する(キリト二刀流じゃないし本気出してないだろw)・現実世界で旅行も楽しむユウキ。アスナ、リーファ、リズベット、シリカと京都へ。桜の蕾がふくらみはじめた2026年3月29日、ユウキの主治医の倉橋からアスナに緊急メールが入り容体が急変したとのこと(緊急時にメールなのか?)アスナは病院へ急ぐ。病室に着くと無菌室のドアは開いていてユウキの機械は外されていた。間に合ってよかったと倉橋。40分前に一度心臓が停止したと言った。除細動と投薬で脈拍は戻ったがおそらく次はもうと倉橋。本当は1月にアスナがここを訪れた頃からいつこの日が来てもおかしくなかったと言った。しかしこの3ヶ月、ユウキは驚くほどの頑張りを見せた。絶望的な戦いを日々勝ち続けて、ユウキにとっては15年の人生そのものが長い長い戦いだったと。HIVだけでなく冷酷な現実そのものにずっと抗い続けてきた。メディキュボイドの臨床試験も計り知れない苦痛を与えたはずだがユウキは頑張り抜いた。だからもうゆっくり休ませてあげましょうと倉橋。アスナが手を握るとユウキは何か言おうとしているようだった。今、メディキュボイドは使えますかとアスナは聞いた。倉橋はユウキも最期は機械の外でと言ったが、アスナはユウキはもう一度あの世界に行きたがっているからお願いしますと言った(おいおい何を言い出すw) 倉橋が機械を機動させアスナは隣室のアミュスフィアでログインする。 ふたりが出会った木の下に現れたユウキは、ありがとうアスナ、僕、大事なことをひとつ忘れていた。渡すものがあったんだと言った。今、作るから待ってと言うとユウキは11連撃のスキルを出した。そして倒れた。駆け寄るアスナ。痛くも苦しくもないのに力が入らないよとユウキ。疲れただけだよ、休めばよくなるよとアスナは言った。オリジナル・ソードスキルをアスナに受け取って欲しいんだとユウキ。11連撃を渡した。技の名前は「マザーズ・ロザリオ」きっとアスナを守ってくれる。ありがとうユウキ、約束するよ。もし私がいつかこの世界から立ち去る時が来ても、その前に必ずこの技は誰かに伝える。あなたの剣は永遠に絶えることはない。スリーピング・ナイツのメンバーがやって来た。最期の見送りはしない約束なのにとユウキ。あんまりウロウロしないで待っていろよ、俺たちもすぐに行くからとジュン。すぐ来たら怒るからねと言うユウキにノリが泣き出してみんな泣きながらユウキの手を握った。しょうがないなあ、ちゃんと待ってるから、なるべくゆっくり来るんだよとユウキは言った。キリト、ユイ、リーファ、リズたちがやってくる。そしてたくさんのプレイヤーがユウキのもとへ。すごい、妖精たちがあんなにたくさん、何でとユウキ。アスナはあなたはこの世界に降り立った最強の剣士。あなたほどの剣士はもう二度と現れない。そんな人を寂しく見送るなんてできないと言った。みんな祈っている。ユウキの新しい旅がここと同じくらい素敵なものになりますようにって。嬉しいよとユウキ。ずっと考えていた。死ぬために生まれた僕がこの世界に存在する意味は何だろうって。今この瞬間にいなくなったほうがいいと何度も思った。なんで僕は生きているんだろうって。でもようやく答えが見つかった気がする。意味なんてなくても生きていていいんだって。だって最期の瞬間がこんなにも満たされているんだから。こんなにたくさんの人に囲まれて大好きな人の腕の中で旅を終えられるんだから。絶対にまためぐり会うから、その時にはユウキが見つけたものを教えてねとアスナは言った。姉の姿が浮かぶ。僕、ここで頑張って生きたよ。ユウキは静かに目を閉じた。桜の花が咲く中、紺野木綿季の告別式。たくさんのプレイヤーも参列した(オフ会?多すぎだろ)アスナに初めましてと言った女性はシウネ(本名アン・シウン)だった。4月から外出ができるようになったとシウネ。急性リンパ性白血病を3年前に発症。薬の副作用がきつくて何度も諦めかけたがユウキに励まされた。2月頃から薬の量が減ってその時が来たのかと覚悟していたが、1週間前、ユウキとお別れした次の日に完全寛解したと言われた。退院したが治った実感はない。私だけここに残っていいのかなというシウネにアスナは、命は心を運び伝えるものだと最近思うと言った。長い間おびえていたがユウキが教えてくれた。自分からふれ合おうとしなければ何も生まれないと。ユウキからもらった強さをいろんな人に伝えたい。ユウキの心を歩み続けられる限り遠くまで運びたい。そしていつかユウキと出会ったとき、たくさんの心をお返しできればいいなと思う。ジュンも最近使い始めた薬がよく効いているらしい。まるでユウキがまだこっちに来るのは早いと言っているみたいだとシウネは言った。スリーピング・ナイツがもう一度そろうのはかなり先になってしまいそう。キリトが倉橋医師とやって来た。知り合いだったのかと聞くと、通信プローブの件でメールのやりとりをしているとキリト。医療用フルダイブ機に生かせないか相談に乗ってもらっていると倉橋は言った。メディキュボイドをテストした最初の人間としてユウキの名前はずっと残ると思うと倉橋。初期設計の外部提供者とならんで賞を贈られてもいいくらいだと言った。設計したのは医療機器メーカーではないのかと聞くと、基礎設計は外部からの無償提供で名前は、神代凛子(こうじろりんこ)教授と言ったかなと倉橋は言った。キリトの顔色が変わった。俺はその人を知っていると言った。ダイブ中のヒースクリフの体の世話をしていた人で彼と同じ研究室で一緒にフルダイブ技術の研究をしていた。つまりメディキュボイドの基礎設計の本当の提供者は茅場晶彦...遅くなったがみんなで花見。ユイも一緒に来れたのはユウキが開発に協力してくれたおかげとキリト。仮想世界と現実は近づけば理想的な未来が来るものだと思っていたが、その境界が曖昧になると人を惑わせたりすることもある。でもそれで救われるひともたくさんいる。あの男がどう思っているかわからないが、自分の目で確かめたいという思いが強くなったとキリトは言った。この先、未来がどうなるかはわからないけど、君はいつまでも一緒にいてほしい、俺はずっと一緒にいたいとキリト。地球の裏側でもついて行くからとアスナは言った。私もとユイ。みんなが記念撮影しようと呼んでいる。キリトはアスナの手を取った。 (完)★感想 最終回は突っ込まないつもりだったのですがね。いきなりOPダイジェストで詰め込みましたねw 思えばあまり好きじゃないと言いながら24回。1期からだと50回。長かった~またいつか続きがあるのでしょうかね。マザーズ・ロザリオは悲しいけどいい話だったとは思います。泣くほどじゃなかったけどね。長くおつき合いいただきありがとうございました。とりあえずSAOはこれにて終了かな。ページビューランキング
2014.12.21
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夏目友人帳 伍 第3話 「祓い屋からの手紙」☆前のお話は→ 第1話「変わらぬ姿」 第2話「悪戯な雨」 秋の日の学校の帰り道。ニャンコ先生は少し気になることがあるので様子を見に行くからガキは家でじっとしていろと言って出かけた。 気になることって七辻屋の新作水菓子を見に行くとかじゃないだろうな。西村が夏目に声をかけた。おっさんみたいな声がした気がするけど誰と話していたんだと西村に聞かれて独り言だと夏目はごまかした。塾に行くという西村とたわいもない話をして別れた。この穏やかな日々を守るためにも妖怪が見えることは秘密だ。 家に着いて塔子さんに言われて郵便受けを見ると夏目宛の手紙が一通。でも住所も切手もない。差出人の名前を見て夏目は驚いた。祓い屋一門の的場からだった。 夏目はニャンコ先生を探して来ますと言うと家を出た。いったい何の手紙なんだ。手紙を持って走っていると神社の方から悲鳴が聞こえた。隠れて様子を見ると人が妖怪に襲われているようだった。 危ない、と思ったらその人は妖怪を壷に封じた。上手く封印できたぞと笑う若い祓い屋らしき人。あんがい簡単なものだな妖祓いなんてと言った。妖怪を封印したときに起きた風で手紙が飛ばされたようで見あたらなくなっていた。夏目はあたりを探すが見つからない。誰かいるのかと祓い屋の声。猫の声がして、何だ猫か、まあいい次と祓い屋は去った。 手紙が見つからない。ニャンコ先生がいきなり現れて、さっきから何をしていると聞いた。的場からの手紙をなくしたことを話すと、ちょうどよかったではないかとニャンコ先生。やつの手紙など読む必要はない。この私が破り捨ててやってもよかったくらいだ、ほっとけと言った。 そういえば先生はなんでここにと夏目。ここ数日、不穏な気配を感じてパトロールしたら未熟な祓い屋が妖者を壷に封じているところに出くわしたとニャンコ先生。さっきの猫は先生か。助かったよと夏目は言った。ハンパな祓い人は封じが完全でないものを置いたまま去っていた。厄介だぞ。お前なら封じられたことで怒り暴れている妖者の気配がわかるだろうとニャンコ先生。この封印では2~3日以内に怒り狂った妖者が飛び出して来るぞと言った。 どうすればいいと夏目が聞くと、封じ直しでもしないと危険かもしれないなとニャンコ先生。ここは家や西村の通学路も近い場所だ。夏目は壷を拾うと、ちょっと遠出するから付き合ってくれないかとニャンコ先生に言った。 あの程度の妖怪ならこんなものですよと若い祓い屋。髭(和服)の祓い屋は、お見事です。あなたのような若く優秀な方には今後ともお願いしたい。近々会合があるのでぜひご出席をと言った。 前にもらったメモを頼りに名取をたずねる夏目。マンションに到着。いかにもカッコつけのやつらしい住まいだなとニャンコ先生。インターホンを押すが応答なし。電話しても通じないし留守みたいだ。 このへんで待っていたらそのうち帰ってくるだろうと夏目が言うと、お前はどうしてそう行き当たりばったりなのだとニャンコ先生。しょうがないだろう、他に思いつかなかったと夏目が言っていると、おいと呼ぶ声。名取の式の柊が後ろに立っていた。 様子を見に下りてきてみればお前か。ここで何をしていると柊に聞かれ、実は妖怪を封じた壷について名取さんに相談したくてと夏目は壷を出した。 突然押しかけてすまないと言う夏目に、よく来てくれたと柊。名取は部屋にいるが電話とやらを切って爆睡しているから部屋番号を押し続ければそのうちに出ると言った。 名取が出て夏目と聞いて驚いたが上ってくれと扉が開く。部屋に行くとキラキラ名取が笑顔で出迎えた。何もないところだけど、どうぞ。よく来たねという名取の部屋は、本当にあまり物がなかった。ここは仕事用に借りている部屋でほとんど寝に帰るくらい。実家は少し遠いがときどき仕事道具を取りに行くくらいだしと名取は話した。 こっちの部屋は何だとニャンコ先生が部屋を開けると何やら仕事道具があった。夏目は名取に壷を見せた。なるほど簡易な封印だねと言い名取は話す。最近は知識を得て参入してくる連中や有能な後継者さがしというのが妙に盛んになってきて、こういう半端な腕試しをやって名を売ろうというやつも少なからず出て来てしまった。祓い屋同士でもそれでちょっとゴタゴタしてきている。こちらの都合のいい時ばかり頼ってすみませんと言う夏目に名取は、私は嬉しいよ、封じ直すから手伝ってくれるかいと言った。仕事道具を揃えるために名取と柊は別の部屋へ。面白そうだとニャンコ先生も入って行った。 半端な腕試し。そういう祓い屋もいるんだ。的場さんの手紙は何が書いてあったんだろう。名取さんにそれも相談してみていいだろうかと考えながら夏目がひとりで待っていると壷の中の気配が強くなっているのを感じた。 電話が鳴って留守録に呪文のようにブツブツと呟く声が。それに壷が反応した。部屋から出て来た名取に壷が割れますと夏目。準備はできたから離したらすぐこちらの陣へと名取が言った。 夏目が陣に逃げ込むと柊とニャンコ先生が出口を閉めて名取が妖怪を封印した。 ありがとうございました。すっかり部屋を散らかしちゃってすみませんと夏目。大丈夫だよと名取は笑った。あの電話は何だったんでしょうと聞く夏目に、言っただろうと名取。今はいろいろ面倒でときどき同業者が嫌がらせに呪詛を吹き込んだりしてくる。だからつい寝るときは電話線を抜いてしまう。今回はちょうどその壷が呪詛に反応してしまったようだ。 祓い屋って人なのに何でそんな酷いことをと聞く夏目に名取が話をする。名取家は古い祓い屋の家系だっが見える人間が生まれなくなった。廃れた一族は廃業したが名取がまた動きだしたので、他の祓い屋の中には面白くないと感じる輩もいる。逃げ出した一族だと散々バカにしてきたのに、こんなに腕のいいのが復業したのだから、さぞ妬ましいだろうさと名取は笑った。名取家と何代も前からの確執があるのかもしれないし、そういう恨みが今も残っているのは怖いことだけど、この家業を継ぐと決めたときから覚悟はしているよと言った名取だが、ただ最近は祓い屋同士でもいろいろあって中には禁術に手を出す者まで出てきたと言った。禁術? と聞く夏目に名取は、こういう仕事だけどそれなりに祓い屋同士の取り決めみたいなものもあってねと禁術のことを話す。 たとえば、ふだん見えない人に妖怪を見せるような術。一見便利なようだけど、いろいろ弊害があるんだろう。もっとも誰も成功させたことがない幻の術だと聞くよと名取。タキ(多軌)のおじいさんの陣が禁術だったと夏目は知る。あの陣がそんなものだったなんて。他にも祓い方や契約方法で禁術とされているものもあると名取。その手のは無縁の者も祟られかねない危険なものなんだと名取が例を話す。祓い屋が妖と主従関係を結ぶときは仮の名をつけてやり決して本名で縛ってはならない。本当の名を縛ると、ただの言葉にさえ逆らえない。握りつぶせば命を奪える非道な術もある。まあこれも相当な力がいる幻の術だ。 どうしたと聞かれて夏目は思わず友人帳を入れているバッグに手をやった。今となっては祓い屋なんかに君を巻き込んで悪かった。あの頃は君に私の味方になってほしかったんだと思う。力になってほしかったんだと名取は言った。 でも今は、君の力になれるのがうれしいよ。夏目は礼を言うと名取の家を後にした。 祓い屋にもいろいろいる。でも名取さんと話せてよかった。結局、的場さんのことは話せなかったけど、自分で乗り越えなければならないことなのかもしれないと夏目は思った。 夏目が帰った後、名取は割れた壷の中から出てきた的場からの手紙を見つけた。 夏目が家に戻ると、門の前で、依頼書は読みましたか迎えに来ましたと的場が待っていた。 風に飛ばされてなくしたから読んでませんと夏目。小さい子供のようないいわけをするんですねと的場。ウソみたいだけど本当なんですと夏目が言うと、困りましたね、近くに車を待たせてありますと的場は言った。 行ってやればいい夏目、人数は多いほうが私の腹も膨れるからなとニャンコ先生が言うと、こちらに敵意はないのですが困りますね。少し歩きましょうか、近くに良さそうな場所を見つけたんですと的場は歩き出した。森を歩く。ノコノコついていって大丈夫なのかとニャンコ先生。ノコノコついていかないで藤原家前で妙な暴れ方をされたらどうするんだと夏目。的場は、大丈夫、ちゃんと帰してあげますよ。本番は明日ですしと言った。会合ですと的場。最近、有力な術師が何者かに襲われる事件が多発していて、的場としても捨て置けなくなって調べてみると、主犯は祓い屋の中にいるようだ。しかも少し厄介なことにその祓い屋はおそらく妖怪に操られている。祓い屋仲間から犯人を捜す。しかも妖怪に憑かれている人間を見破るのは難しく苦戦している。面倒になってきたのでいっそ有力な祓い屋を一か所に集めればボロでも出すんじゃないかと会合を開くことにした。いつ誰が襲われるかわからないのに危険じゃないですかと夏目。もちろん勝算のないことはばかばかしくてやれないので、祓い屋ではないが有力な君に手を借りたいと依頼書を送ったわけですと言った。 手を貸してくれますねと言われ、なぜ俺があなたの勝手な頼みをと夏目が言うと、では、一晩考えてください。明日また迎えに来ますと的場は言った。家に来られるのは困りますと夏目が言うと、ご夫婦に自分の能力について話していないなら私が話しましょうかと的場は言った。君がいかに恐ろしいものを見、過酷な体験を重ねてきたのか、それは今も変わらぬことで安穏と暮らすあなた達に彼を守る力はないのだと。やめろと怒り拳を握りしめる夏目。とにかく家には近づかないでください、俺は帰りますと言うと走り出した。明日正午にここでお待ちしております。姿がなければ伺いますと的場は言った。 部屋に戻って、今日はいろいろありすぎて疲れたと横になる夏目。おいしそうに菓子を食べていたニャンコ先生が、どうするんだと聞いた。的場さんには関わりたくない。あの人に友人帳の存在を知られるわけにはいかない。塔子さんのご飯よと呼ぶ声がした。 この炊き込みご飯おいしいねと滋さん。坂本さんに舞茸をいただいてたくさんあるのよと塔子さん。お礼をしないといけないから、私の仕事がひと段落したら、みんなでぶどう狩りでも行かないかと滋さん。はい、行きたいですと夏目が言うと、滋さんの仕事がひと段落するのを待ってたら来年になっちゃうわと塔子さんが言って笑った。この穏やかな日々を守るために...... 翌日、待ち合わせの場所へと行く。ちゃんと来たんですね、機嫌はとても悪そうですがと的場。あたりまえでしょうと夏目は言った。では、参りましょうと的場。☆次回 「連鎖の陰」【感想】ニャンコ先生、パトロールしたとか言って七辻屋の風呂敷背負ってるし~wwwと、これはお話とはあまり関係なかったですね。祓い屋のトラブルは妖がらみだし穏やかでない感じですね。夏目が面倒なことにならないといいんだけど。茜さす/everlasting snow (初回限定盤A CD+DVD) [ Aimer ]夏目友人帳 21 [ 緑川ゆき ]
2016.10.21
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進撃の巨人 #85 裏切り者☆前のお話は → 「The Final Season 第76話~第84話 あらすじまとめ」☆ Part 1 → 「The Final Season 第60話~第75話 あらすじまとめ」★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」★3期 → 「進撃の巨人 第38話~第59話」「まさかフロックの動きがここまで早いとは...」「我々はイェーガー派に飛行艇を壊されたらおしまいなのだが...なぜやつらはそうしない?」「さあねぇ...おそらくはエレンを止めようとする私たちの存在に確信が持てないんだろう」「船を壊すのは簡単だけど世界が滅べば失われた技術の再現に何十年とかかる。無人の大陸がほしいのなら飛行艇はなおさらほしいはず。港を占拠した一番の目的も船や技術者をもつアズマビトを押さえることだったのかもしれない。だけど...そんな彼らも私たちがここにいるとわかれば...即座に飛行艇を粉々にするだろう」「その阻止は九つの巨人であっても...困難だ」「だがここでつまづくようでは到底始祖には敵うまい。作戦を...」「やつらを一瞬で皆殺しにする。飛行艇を確保するにはそれしかない」「そのために巨人の力もあんたたちの武器もすべて使う。いいね?」「...ちょっと待てよ...」「どうして?」「港を見境なく攻撃すればアズマビトまで巻き添えになる」「...そうだ! 」「あんたの遠い親戚も私たちにとっちゃ故郷を攻撃した敵なんだけど」「いいや...アズマビトに死なれたら困るの。アニちゃん」「そうなんでしょ」「そのとおりだ。飛行艇の操縦だけなら俺だけでも何とかなるだろう。だがアズマビトの整備士がいなければ飛行艇は羽のないボートのままだ」「現在、飛行艇は海で曳航しやすいように羽が折りたたまれている。無論その羽を伸ばせば飛べるというものでもない。本来の計画なら格納庫に入れて整備、点検、飛行訓練の後にようやく運用に至る手はずだった」「それは...どのくらい時間がかかる?」「わからない...アズマビト次第だ」「そう...つまり...アズマビトを守りつつ飛行艇を整備する時間も稼がなくちゃならない。その上、邪魔をしてくるイェーガー派からは死傷者を出したくない...とでも言うつもり?」「出したくねぇよ...訓練兵からの同期もいるんだぞ」「じゃあどうするの? 教えてくれる? どうやって襲いかかる敵から死者を出さずに飛行艇とアズマビトを無傷で守りつつ整備にかかる時間を稼ぐのか...」「教えてよアルミン。私を追いつめた時みたいに作戦を教えて」「...」「そんな作戦はない。一瞬で片がつくか...しくじって飛行艇を失うか」「...待てよ...俺たちは人を助けるためにここにいるんだぞ!? なのに...まずやることが島の連中の皆殺しかよ!! どうしてこうなんだよ!?」「そうね...そもそもあんたたちには、こんなことに付き合う義理なんかない。こんな選択を突き付けられることも」「あんたたちならあの日、壁を壊すことを選ばなかっただろうね。私たちと違って」「! 」『やっぱり俺は...お前と同じだ』(あれは...そういうことか!...)「お前たち4人は戦わなくていい...ガビとファルコと一緒に安全な所で見ていてくれ。イェーガー派に見つかれば否が応でも選択を迫られるだろう。ただし...何も手出しするな」「ただ殺し合いを見てろってことかよ...」「かと言って巨人が暴れてどうにかなる問題か...?」「私は観客になる気はないよ。イェーガー派ならもう4人殺したことだしね」「何より...人類にはもう時間が残されていない」「沖で大量の蒸気を上げながら進む巨人が見えた。その速度から推測するに...すでにマーレ大陸には上陸している。ここから近いマーレ北東の都市は壊滅しているだろう。こんなに早く海を渡れるとは思わなかった...既にどれだけの人々が殺されたことか...」「エレン・イェーガーの行先を言え!! 」「言うまで腕の関節を増やし続ける!! 」「マガト!! 」「怖がらなくていい。殺しはしない! 」「それはよかった...気が変わった...この成り行きを見届けるまで...死にたくない。私を連れて行けば...エレンの行き先を言うかも...しれない」「飛行艇の確保が先だ」「今、拷問をしている時間はないだろ! 」「コニー、アルミン、ミカサ、ジャン」「昨夜の私の態度を詫びたい。我々は...間違っていた」「軽々しくも正義を語ったことをだ。この期に及んでまだ自らを正当化しようと醜くも足掻いた...卑劣なマーレそのものである自分自身を直視することを恐れたからだ」「君たちに責任はない。同じ民族という理由で過去の罪を着せられることは間違っている」「ピーク、アニ、ライナー。お前たちも世界の憎しみを一身に背負ういわれはない...だが...この血に濡れた愚かな歴史を忘れることなく後世に伝える責任はある。エレン・イェーガーはすべてを消し去るつもりだ...それは許せない。愚かな行いから目を逸らし続ける限り地獄は終わらない」「だから...頼む...我々の愚かな行いに...今だけ目をつむってくれ」「...断ります。手も汚さず正しくあろうとするなんて...」「見てくださいよ。あの蒸気を。今日ほど歴史が変わる劇的な日はないでしょう。ヒィズル国ももちろん例外じゃありません。文明の痕跡は跡形もなく消え去り真っ新な土地に生まれ変わる。煩わしいことはもう何もありません」「あなた方はただこの島に貢献してくれればいいのです」「幸いにしてヒィズルの優秀な技術者がここにいるわけですし...」「ね? これ以上部下を減らしたくなかったら、ちゃんと言うことを聞かせてください」「大変ご機嫌のところ申し上げにくいのですが...」「え? 」「一体何が変わったとお喜びなのでしょうか? これでパラディ島は安泰だとお考えのようでしたら...お気の毒に...ただ世間が狭くなるだけのことです。何も変わらず同様の殺し合いを繰り返すことでしょう」「ご忠告、痛み入ります。確かにそのような気がしてきました。大事なのは身の程を弁えることでしょう」「ヒィズルの技術など必要ない。飛行艇も航海術も我々の身の丈には合わない代物だと欲を断てば不安の種は摘める...いいですか? 大事なのは身の程を弁えることです。わかりましたか? 」「フロック!! どこにいる!! アズマビトはどこだ!? 」「アルミン!? ...今までどこにいた? 何を騒いでいる? 」「車力の巨人を追ってたんだよ!! やつら鎧と一緒だ!! 海を泳いで逃げた!! 早くしないと逃げられる!! 今すぐ飛行艇が必要だ!! 急いでアズマビトに飛べるようにさせろ!! 」「...何を言っている? 」「君こそ何をやってるんだ!? 車力を追ってなかったのか!? 南に逃げるに決まってるだろ!! やつらは...ジャンとオニャンコポンを殺したんだぞ!? 」「アルミン!! 飛行艇はあそこだ!! 」「フロック!! 急いでアズマビトの整備士を連れてくるんだ!! 」「止まれ!! 」「止まるんだ!! 」「ダズ!? サムエル!? 何をやってるんだ!? 」「...ありゃ爆弾か!? 」「今すぐアレを取るんだ!! 」「海に逃げたマーレの残党を! その飛行艇で追うんだよ! 」「待て! 」「落ち着けよ! ふたりとも! 」「実は...お前たちがマーレとグルになって...この飛行艇を使って地鳴らしを止めようとしているんじゃないかって...疑いが...」「...そ...そんなことやるわけねぇだろう!! 」「そうだよ!! エレンを止めたらこの島はどうなるんだよ!! 」「...だ...だよな...」「俺たちせっかく助かるのに...お前らがこの島をまた危険にするわけないよな...」「...あたりまえだろ!? 」「よかった...お前らが裏切ってたらどうしていいかわかんねぇし...」「いいから早く...!! 爆弾を取ってくれよ!! 」「でもな...お前らなら敵国だろうと...エレンの虐殺を止めるんじゃねぇかって...そんな気もしたんだ」「...どうした? 起爆装置を外したぞ? 」(あとは...フロックがアズマビトの整備士を素直に渡してくれれば...完成した飛行艇にどうにかしてみんなを乗せてここを去る)(すべて成功すれば無用な血は流れない...)「何か...おかしいと思いませんか? 南へ逃げるとわかっている敵を追うなら機関車を使ったほうが早い。馬を休ませながら移動するよりずっと...やつらがコソコソ動く理由は...いや...確証は持てない...」「でも...やっぱり不安の種は摘んでおくべきか」*銃声3発(失敗した...)「おい!? 」「フロック!? 」「クソっ!! 殺せ!! 」「ただで死んでなるものか!! 」「キヨミさん!! 」「敵襲!! ミカサ!! アルミン!! コニー!! エルディアを裏切った!! 殺せえええぇぇ!! 」「窓から雷槍を撃ち込まれる!! 地下まで走って!! 」(始まってしまった...こうなったらもう...イェーガー派を殲滅するまでやるしか...!!)「ミカサ様!! 」「こっちだアズマビト!! 地下で攻撃をしのぐ!! 生きたければ付いてこい!! 」「...おい」「ダズ!! やめるんだ!! 」「アルミン!! 」「動くな!! 」「サムエル...」「ダズ...早く飛行艇を爆破しろ...早くやれ!! 」「サムエル...なあ...」「裏切ったんだろ? コニー...」「一緒に土地を増やして...肉を食おうって...言ったのによぉ...ああっ...ちくしょう...何で...こんな...」「このままでは袋のネズミです!! 時間をかけて殺されます!!」「これでいい!! 我々が安全ならやつらは存分に暴れることができる!! 」「地下に逃げたぞ!! もっと爆弾を持ってこい!! 」(逃げ場のない地下に籠るつもりか!? )(いや...まさか...!!)「やっぱりダメか...なぜこうなるんだ...」「人から暴力を奪うことはできないよ。ねぇ? 兵長」「ダズ!! 爆破しろ!! 」「やめろよぉ...!!」「アルミン!! 」「裏切り者!! 」「何でだよ!? 俺たちは仲間じゃないのかよ!? 」「お...お前たちは仲間だよ!! でも...俺は...!! 」『誰かがやらなくちゃいけないんだよ...』(ベルトルト)「うわぁぁぁ!! 」「や...やめ...」*アルミンにもベルトルトの声が...『誰かが...自分の手を血で染めないと...』「うっ...うっ...うわぁぁぁー!! 」★次回 『懐古』
2022.03.16
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進撃の巨人 #86 懐古☆前のお話は → 「The Final Season 第76話~第85話 あらすじまとめ」☆ Part 1 → 「The Final Season 第60話~第75話 あらすじまとめ」★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」★3期 → 「進撃の巨人 第38話~第59話」*前回のおさらいから。ライナーとアニが巨人化...「やっぱりダメか...なぜこうなるんだ...」(オニャンコポン)「人から暴力を奪うことはできないよ。ねぇ? 兵長」(イェレナ)*そして辛いダズとサムエルの最期の場面。「裏切者!! 何でだよ!? 俺たちは仲間じゃないのかよ!? 」「お前たちは仲間だよ!! でも...俺は...!! 」「い...今...何て言った? 」「ですから...通常は飛行艇を飛ばすための整備工程に一日を要します...十分な設備さえあれば...半日で飛ばせてみせますが...」半日だと...!? そこまでここを敵から守り続けろというのか...敵はいくらでも増援を送ってくるぞ...数時間しかもたない巨人の力でこの港を制圧し続けることなど...」「間に合わなかった...地鳴らしの進行速度は馬の駆け足よりも速いくらいだった。それも障害物を無視して進むから...」「半日もあれば巨人が上陸した海岸から600kmは被害に...すべての大陸を踏み潰すまでには4日...掛かるだろう...最善の手でエレンを止められたとしても...」「レベリオは既に...間に合わない」*ジャンの回想のおじさん...誰? (放送されていない『島の悪魔』回に登場かと...)「くっ...そんな...」「飛行艇が飛んだところで...エレンの位置がわからない。時間はさらに掛かる...そもそもここで半日持ちこたえることも不可能だ...これは...」「考えがございます」「ここより南、マーレ海岸都市のオディハにアズマビトが所有する格納庫があります。そこでも飛行艇の整備は可能です」「すぐさま船で飛行艇を曳航したまま出港しオディハにて飛行整備を完了する手があります」「海岸都市? 距離によっては...これから地鳴らしで壊滅する都市じゃ...」「オディハは地鳴らしより先回りできる距離にありますが、さらに半日もつかは...賭けになります」「...賭け」「...何にせよここで飛行艇を飛ばすことはできない...船に石炭はあるか!? 」「は...はい!! 」「しかし出港までに30分は...」「15分でやれ!! お前らが死ねばヒィズルもろとも世界は滅亡する!! 心して掛かれ!! 」「はい!! 」「俺は兵長たちを呼んできます!! 」「私はミカサに知らせる!! 」*ここで OP「作戦変更!! 船で離脱し大陸で飛行艇を整備する! 乗船の援護を!! 」「アズマビトの整備士だ!! 殺せ!! 」*ハンジ、ミカサが援護。「この...売国奴がぁ!! 」(なぜアズマビトが出て来た!? 危険をおかしてまでどこに...? はっ!! まさか!?)「ライナー!! 」*アズマビトを守るライナー*アニを守るライナー(まずいぞ...これは本当に大陸で飛行艇を完成させるつもりなのか!?)「ありったけの雷槍を持ってこい!! やつらは船でエレンを殺しに向かう気だ!! 何としてでも船を破壊しろ!! エレンが殺されればパラディ島は血の海に沈む!! 全世界から報復されお前たちの親や兄弟も子供も皆殺しだ!! 」「心臓を捧げよ!! 」「やつら船を狙い出したか...あれじゃ二人とも出港準備までもたないぞ...」「俺も戦わなくちゃ...顎の巨人の力を使って...」「それはダメ。初めての巨人化は上手くいかない」「でもこのままじゃ...」「私に任せて。私はあなたたちを船に運んだあと戦闘に加わる」「俺じゃなくてガリアードさんだったら...こんなところでウダウダ悩むこともなかったのに!!」「...ファルコ!! 待って!! 」「ダメ。先に船に連れていく」「乗れ!! 急いで炉を沸かせ!! 」*コニーがアルミンを連れてくる「コニー!! 」「胸と腹を撃たれてる」「顎もな。すぐに回復する。お前は...」「船を守る!! 」「マガト隊長。ファルコが...」「まずい!! 増援だ!! 私たちでアレを食い止めないと出港どころかここで全滅だ!! 」「援軍の車両が...やられた!! 」*手を傷つけて巨人化しようとするが出来ないファルコ。「何やってんだファルコ!! 早く船に乗れ!! 」「...はい」*鎧と女型はボロボロ...(...体が...動け...)(何も...見えない...)「今だ!! トドメを刺せ!! 」*そこにコニー*コニーを援護するミカサ(躊躇えば...)(地鳴らしは...止められない...!! )「フロック...」「わかってる!! 対人装備で裏切り者を討つ!! 」「雷槍は車力に撃ち込め!! 一斉攻撃だ!! 」「あぁ!! もう!! 」「死守せよ!! この島を!! 俺たちの国を!! 」*ファルコの顎!! キターーー!! (この一発に懸ける! 船底に穴を開ければ...! )「エルディアを救うのは!! 俺だあぁぁぁ!! 」*ガビお見事。フロック海に落ちる。「出港できるぞ!! 早く乗れ!! 」*ファルコ暴走。ピークに押さえさせマガトがうなじからファルコを助け出す。「もう大丈夫だ。ファルコ。お前はよくやった」「頼む。すぐに船を出せ」「え? あんたは? 」「殿を務める」「隊長がファルコを戻してくれた...」「うん...危ないところだった...」「それで? マガト隊長は? 」「...元帥だってば」「イェーガー派の増援を食い止めたのはあんたか? 」「そうだ...なぜあんたは船に乗らなかった? 」「あれはマーレ軍から鹵獲した巡洋艦だろ。アレの速力なら仲間を乗せた輸送船などすぐさま追いつかれ撃沈される。ここに残してはおけない」「ならば手を貸そう」「突入してきた」「構わん。俺は弾薬庫に火をつけるまでだ...海に飛び込むなら今だぞ」「いや...いい。死に時を探していたところだ」「なぜ我々の味方をした? 滅ぶのはこの島かもしれんぞ」「シガンシナの砦から南へ向かう教え子たちを見た。アニ・レオンハートを連れてな。そこで目的を察し胸が震えた。教え子たちの成長に...」「あんたが増援を食い止めなければ我々はここまでだった。あんたは後に世界を救った英雄のひとりとなるだろう」「じゃあ...あんたと一緒だな」「自分を誇ることなどできない...自分の良心に気づいておきながら子供たちを国の都合のいいように指導し壁を破壊するよう命じた...」「ようやく気づいた...あの子たちがただ普通に生きることができたら...俺は...どんなに嬉しかったか」「あんたにできなくても俺はあんたを誇りに思うよ」「開けろ!! オイ!! ...」「きっとその子たちも同じだ」「ありがとう。ところで...名前は?」「キース・シャーデス。あんたは? 」「テオ・マガト」*ここで ED。そしてCパート。「オディハへの航路はマガトと私たちで決めた。というより他に選択肢がなかった。君たちの故郷レベリオを救う道はどこにも...」「だったら...もう...私が戦う理由はなくなった...私は...降りる...」「たとえ地鳴らしが今すぐ止まったとしてもレベリオもマーレも壊滅状態は避けられない。それはマガトもわかっていたよ」「だが彼は命を賭して私たちを先へ進めた。それはレベリオやマーレのためじゃない...」「名も知らぬ人々をひとりでも多く救えと私たちに託すためだ」「だとしたら...最初の疑問に戻るけど...あんたはエレンを殺せるの?」「...」「私が...エレンを殺そうとするのを...あんたは...黙って...見てられる? ...もう...戦いたくない。あんたと...殺し合いたくない...」「あんたたちとも...エレンとも...」★次回 『人類の夜明け』*来週はお休みで次回放送は4/3
2022.03.23
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(追記あり)☆ハムレットは、中世デンマークでのお話。国王が急死し、妃と再婚した王の弟クローディアスが王位を継ぐ。王子ハムレットは突然の父の死と早すぎる母の再婚を嘆く。そこに父王の亡霊が現われ、自分の死因はクローディアスの謀殺によるものだと告げる。父の死因は毒殺。犯人である叔父は、王位につき、殺人を共謀した母は、その妻に。ハムレットは、固く復讐を誓い、それを果たすことだけを心に秘めて過ごす。愛するオフィーリアにさえ心を閉ざし、隠された真実を追い求める。誰にも感づかれないように狂気を装い、復讐の時をうかがうが、そこから悲劇がはじまる。☆絶園のテンペストのあらすじはこちら→ 絶園のテンペスト☆シェイクスピアのテンペストはこちら→ シェイクスピア・テンペスト【第1話・魔法使いは樽の中】 ☆世の中の関節は外れてしまった。ああなんという呪われた因果か。それをなおすために生まれついたとはThe time is out of joint: O cursed spite.That ever I was born to set it right.一幕五場【第2話・彼女はとてもきれいだった、と少年は言った】 ☆たとえ幾千幾万の兄があり、その愛情すべてを寄せ集めたとしても、おれ一人のこの愛には到底、およぶまいlov'd Ophelia: forty thousand brothers,Could not, with all their quantity of love, Make up my sum.五幕『2013/2/18追記』第17話でも引用されていたこの部分、あらたに記事を書きました。こちらです→ ハムレット名言 「たとえ幾千幾万の兄があり、 その愛情すべてを寄せ集めたとしても、 おれ一人のこの愛には到底、およぶまい」 【第7話 ファースト・キス】 ☆愛が運命を導くか、それとも運命が愛を導くか。それは、われらの人生がめいめい試さねばならぬ問題☆決心は記憶の奴隷にすぎぬ。記憶しだいでどうとでもなる☆見たまえ。夜明けの空が茜色の衣をまとって あの東の丘の露を踏みつつ越えて来る【第9話 彼氏】 ☆天と地の間には、お前の哲学では思いもよらない出来事があるぞThere are more things in heaven and earth, HoratioThan are dreamt of in your philosophy.(ホレイショー、天と地の間にはお前の哲学では思いも寄らない出来事が随分あるぞ) 一幕五場★絶園のテンペストに出てくるハムレットの名言、メモ的にとっておいたものをアップしました。編集中です。追記またはリンク、随時追加しています。
2012.12.06
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夕暮れ。昔なつかしいのどかな田園風景。いやここは1000年後の世界。♪遠き山に日は落ちて....『家路』(交響曲第9番ホ短調・新世界より)が聴こえてくる。「すぐに家に帰らないと。ネコダマシが出る.....」☆前の話は→ 第1話~第23話 あらすじまとめ第24話 「闇に燃えし篝火は」 「大丈夫ですか?」瞬の姿が光の中に消え、声をかけてきたのは奇狼丸だった。怪我をしている覚は近くの洞窟に待たせ、早季たちを探しに行くところだった(瞬が連れて来てくれたようだ) 覚は悪鬼に襲われた時に砕けた岩の破片で腕を負傷していた。早季は乾さんが自分を守ろうとして亡くなったことを話した。そして見つけたサイコ・バスターを手渡した。使う時は足元に叩きつければいいらしいと話す。「早季、乾さんの犠牲は無駄にはしないよ」覚はサイコ・バスターを首にかけた。交替で持とうと言う。これからどうするのかと聞く早季。奇狼丸は、今は千載一遇の好機かもしれないと言う。戦略目標である悪鬼が少々の護衛しか付けずにすぐそばにいる。しかも、こちらがサイコ・バスターを入手したことを知らない。狩りに夢中になっている者ほど自分が獲物になることに寸前まで気づかない。奇狼丸は自分の臭跡を消すため泥とコウモリの糞を混ぜたものを全身に塗った。 地上で雨が降り始めた。洞窟内に水が流れむと臭いが消されて誘導が困難になる。短期決戦にするしかなさそうだと奇狼丸。昔人工的に掘られたものか、1キロほど続いて地上に出る一本道のトンネルに着く。外に向かって風が吹き出している。追って来る悪鬼は風下。サイコ・バスターを使うのに都合がいい。ふたりを置いて奇狼丸は誘導に走る。早季は、やっぱり、あの子が悪鬼だとは思えないと言う。覚は、どちらにしても止めるしかないと言うが、あの子は自分が何者かわかってないだけじゃないか、チャンスがほしいと言う。その時、金属と岩を打ち鳴らす音が聞えてきた。「狩りがはじまった」そして奇狼丸の遠吠えのような声が。★囮になることを、とてもできないと言った早季に奇狼丸は、ここに来るまでにどれほどの犠牲が積み重ねられたと思っているのかと言った。みんなそのために自らの命を投げうって二人に希望を託したのではないのか。強制することはできない。決めるのはあくまでもあなたがたご自身だと。 穴の前に奇狼丸が飛び出してきて、すぐさま別の穴に姿を消した。「来るぞ」4匹のバケネズミが現れた。そこに松明を持って近づく一体。フードから赤い髪の毛が見えた。悪鬼だ。2匹を呪力で倒し洞窟を逃げる。しばらく走ると引き離したようで追って来る灯りが見えなくなった。金属と岩を鳴らす音が聞こえる。そして瞬の声が、『おかしいぞ。おかしい、変だと思わないか?...聞えるだろう...危ない、これは罠だ。気づかないのか? さっきから悪鬼は追って来ていない』 早季が覚に罠だと言ったとたん、進もうとしていた前方の洞窟が崩壊した。来た方向に戻ろうと早季。悪鬼がいるだろうと覚は言うが、野狐丸はわたしたちが逃げる方向に崩落を仕掛けた。これは罠。悪鬼はいないと早季。切り取った赤い髪の毛が落ちていた。入口で悪鬼だと思ったのはバケネズミの変装。「最初から騙されていたんだ」 逃げようとすると早季の背後に悪鬼が現れた。確かにあの子だ。松明を持って近づいてくる。早季はミノシロモドキを投げた。放り出されたミノシロモドキは自己防衛のための光を放ちその間、数秒にげた。しかしすぐ追いついてくる。「早季の提案、やってみる」覚が鏡を作る。 『よく見て、あなたは人間なの。真理亜と守のかけがえのない...』バケネズミ語で何かつぶやき鏡をしばらく見た悪鬼は、怒り狂ったような叫び声を上げた。壁に亀裂が入り鏡を消し去る。美しく整った顔立ちのあの子が残忍な目でゆっくり近づいてくる。「早季、逃げろ。これで終わりにする」覚がサイコ・バスターを投げつけた。「受け取れ!」 『これですべてが終わる。わたしたちの使命はようやく完了した。わたしたちがどうなるにせよ、悪鬼は滅びるだろう。そして神栖66町は救われ、再び平和と秩序が訪れる......違う、この距離では悪鬼だけでなく、覚までサイコ・バスターに感染してしまう。わたしはこれまで、愛する人を次々と失ってきた......こんなことが本当に神の望んだ結末だというのか。嫌だ!』ゆっくりと拡大しつつあった炭疽菌の胞子は光を放って発火した。千年の時を生き延びてきたサイコ・バスターは、清浄な業火に焼き尽くされた。炎で火傷を負ったのだろう、悪鬼が泣き叫んだ。そしてふたりを睨んだ。これで終わりかと思われた時、悪鬼に向かって石礫が飛んだ。石礫は呪力で悪鬼に当たらずに弾き飛ばされたが、悪鬼の動きが止まった。奇狼丸だった。「あちらへ」悪鬼と逆方向に逃げる。全員火だるまにされるかと思ったが追いついてこなかった。脇道に隠れる。悪鬼が追いついて来たようだ。「もうだめだ、身動きも取れず切り札だったサイコ・バスターも失った。これまでだ」と言う覚に、決めつけるのはまだ早いかもしれないと奇狼丸は言った。手の打ちようがないように思えるが、野狐丸のほうも一気に決着をつけることができずにいる。「話し合いをしましょう...」野狐丸の声が聞えてくる。こちらの位置を確認するつもりのよう。無視して、いよいよ攻撃を待つだけとなった。早季はサイコ・バスターを燃やしてしまったことを詫びた。悪鬼と刺し違えるチャンスをドブに捨ててしまった。「我々の社会には、繰り言は墓穴に入ってから蛆に聞かせろということわざがあります。皆さんは諦めが早すぎる。我々の種族は心臓が鼓動を止める、まさにその瞬間まで逆転する方法を探し求めます。それが無駄な努力に終わったところで失うものはありません」奇狼丸は言った。早季は奇狼丸に昔、東京に来たことについてたずねる。大量破壊兵器を探しに来たことを奇狼丸は話した。勝つ見込みがあれば人類を滅ぼそうとしたかもしれないが、何も発見できなかったと話す。そして、「我々はいたずらに人類を敵視しているわけでも、征服欲に取りつかれているわけでもないのです。願いはコロニーの存続と繁栄なのです」早季に瞬の声が聞えてきた。『おもしろい。奇狼丸だよ。切り札になるかもしれない。あれは悪鬼じゃない、そのことを考えれば......』悪鬼が近づいてきた。そして通り過ぎて行った。野狐丸と合流するつもりか。罠でも逃げるべきだと覚。早季はようやく瞬の言おうとしていたことがわかった。 「待って、あれは悪鬼じゃない。わたしたちの目は節穴だった。今まで絶好の機会は何度も訪れていたのに、ただ手をこまねいて見送ってきたんだわ。だけどまだチャンスはあるかもしれない......あったの、たおせる方法が」【感想】・奇狼丸カッコイイ。素晴らしいですね。早季を見ていると、バケネズミに神様と呼ばれる人間がいかに愚かだったか、そして偽りの神であるのがわかるw 野狐丸も悪いやつとはいえ優秀ですね。しかしながら最終的にみんなを救うのは早季なのでしょうが。いよいよ最終回、かわいそうな気もしますが、どうやってあの子を倒すのか見届けないとですね。
2013.03.17
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巨人が支配する世界。人類は餌。高い壁の内側は、人類のかりそめの平和な世界。外の世界に憧れた少年は......第1話 二千年後の君へ 845年。シガンシナ区。50メートルを超える高い壁に囲まれた街。人々は巨人から身を守るために壁を作った。壁の内側では、平和な暮らしが営まれていた。 エレンは、外の世界に憧れる少年。父は医者。幼い頃から一緒に暮らすミカサと薪を拾った帰り道。門兵の仕事をする駐屯兵団のハンネスたちは飲んだくれている。いざという時、戦えるのかとエレンは言うが、やつらが壁を壊すことがあれば、しっかりやるが、そんなこと100年間で一度もないからと答える。エレンは言った、「一生、壁の中から出られなくても、めし食って寝てりゃ生きていけるよ。でも、それじゃまるで、まるで家畜じゃないか」 唯一外に出る機会がある、調査兵団にエレンは入りたいと思っていた。ミカサはやめたほうがいいと言う。その時、街に鐘が鳴り響いた。壁の外に行っていた調査兵団の帰還だ。正面の門が開く。英雄の凱旋を見ようとエレンはミカサと駆け出す。 戻って来た調査兵団の姿は、英雄の凱旋とは程遠いものだった。「わざわざ壁の外に出るからこうなるんだよ」見物人が呟く。姿が見えない息子モーゼスを探す母親。渡されたのは腕1本だった。それだけしか取り返せなかったという言葉に母親は、「でも息子は役に立ったんですよね。息子の死は人類の反撃の糧になったんですよね」と言う。「もちろん」と言いかけて隊長は、「いや、今回の調査で我々は、いや今回も、何の成果も得られませんでした。私が無能なばかりに、ただいたずらに兵を死なせ、やつらの正体をつきとめることができませんでした」「これじゃあ俺らの税でやつらに餌をやって太らせているようなもんだ」と言う人をエレンは棒で殴る。ミカサがエレンをその場から引きずり投げ飛ばす(ミカサの力はかなり強い)そして調査兵団に入りたいという気持ちが変わったかと聞く。★壁について 人類は三重の壁に囲まれて生活している。一番外の壁がウォール・マリア、二番目がウォール・ローゼ、中央の壁がウォール・シーナ。壁と壁の間の面積はほぼ等しく、マリアとローゼの間が約100km、ローゼとシーナの間が約130km、シーナから中央までが約250km。★エレンの家があるシガンシナ区は、ウォール・マリアの南端から突出した地区。 エレンの父と母。父は内地へ診療に出かけるところだった。ミカサがエレンが調査兵団に入りたいと考えていることを両親に話す。母は、何を考えているのだと反対する。父はどうしてかとたずねる。エレンは父に答える、「知りたいんだ。外の世界がどうなっているのか。何も知らずに一生壁の中で過ごすなんていやだ。それに、ここで誰も続く人がいなかったら、今までに死んだ人たちの命が無駄になる」 人間の探究心は誰かに言われて抑えられるものではないと母に言った父は、帰ったら、ずっと秘密にしていた地下室を見せてやると言って出かけた。 街でエレンの親友のアルミンが殴られていた。エレンは助けに走る。アルミンを殴っていた連中は、ミカサの姿を見ると逃げ出す。アルミンは「人類はいずれ外の世界に行くべきだ」と言ったら、異端だと殴られた。壁の中にいるだけで100年平和だったから、政府の方針で外の世界に興味を持つこと自体をタブーにしたのだとアルミン。自分の命をかけるんだから勝手だろうとエレン。ミカサは「絶対ダメ」と言う。アルミンが言った、「確かに、この壁の中は未来永劫、安全だと信じきってる人はどうかと思うよ。100年、壁が壊されなかったからといって、今日、壊されない保障なんかどこにもないのに」 突然、稲光のようなものが起き、地面が揺れた。爆発? 「あっちだ」という方向に走ると、みんな壁を見上げていた。 壁の高さ、50メートルを超える巨人が現れた。壁に穴が開き、超大型の巨人に続き、小型の?巨人たちも街に入ってくる。壊される建物、逃げまどい飛ばされる人々、アルミンは、「もうダメなんだ、この街は無数の巨人たちに占領される」と言って座り込む。エレンは母がいる家に走る。ミカサも後を追う。 家が倒れ母は下敷きになって動けずにいた。エレンとミカサは助け出そうとするが、巨人が近づいてきた。母は足が瓦礫に潰されていて出られたとしても走れないから、ふたりで逃げるようにと言う。 ハンネスが駆けつける。恩返しをと考えていたハンネスは3人全員を助けようとするが、巨人の姿を見て、エレンの母にたのまれた通り、エレンとミカサを連れて逃げる。 「ありがとう......エレン、ミカサ、生き延びるのよ......」母は巨人に喰われた。 その日、人類は思い出した。やつらに支配されていた恐怖を。鳥かごの中に囚われていた屈辱を【感想】原作を知りません。人気のほども。ものすごい作品が始まったなという印象です。冒頭部分を見て、コレ、見たい、と思いました。一話にして、ラストで絶望感に打ちひしがれた感も。ストーリーの感想がないのですが、記事、続けてみようかと思っています。予備知識ゼロですので、おかしいところご容赦くださいませ。
2013.04.10
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新生アインクラッド、24層の小島に現れる「絶剣」はオリジナル・ソードスキルを賭けたデュエルで対戦相手全員を打ち負かした。キリトも敗北。デュエル以外に何か目的があるのではと気になったアスナは戦いを挑む。★前のお話は→ 第1話~第22話 あらすじまとめ ★I期はこちら→ 「ソードアート・オンライン 第1話~第25話あらすじまとめ」ソードアート・オンライン II #23 夢の始まり ユウキは学校へ行きたいと言った。キリト(和人)はユイのために作った装置を使って、その夢をかなえることにする。アスナの肩に装置を着け、ユウキはレンズ越しに学校生活を体験することに。 次の授業の現国の先生に挨拶をしに職員室に行く。先生はユウキにこれからも授業を受けに来なさいと笑顔で言った。教室ではみんながユウキによろしくと挨拶してくれた。先生が来て授業が始まる。今日は芥川龍之介の「トロッコ」指名されてユウキが朗読した(いい先生だなw) 授業が終わるとみんなユウキの周りに集まってきた。朗読上手だね、学校を案内しようか...ユウキは、みんな、ありがとうと言った。そしてアスナに、すごく楽しかった、今日のこと絶対わすれないと言った。他に見たいものはないかとアスナがたずねると、一か所だけ行ってみたいところがあると言った。その町は空が広いきれいな町だった(相鉄線の星川のようですね) ユウキが見たかったのは今は空家になっている昔住んでいた家だった。もう一度見られるとは思ってなかったよとユウキ。ありがとうアスナ、僕をここに連れて来てくれて。中に入ってみるかと言うと、これで十分と答えた。この家で暮らしたのは1年足らずだったが、あのころの一日一日はすごくよく覚えているとユウキは話す。庭でいつも姉ちゃんと走り回って遊んでいた。バーベキューしたり、パパと本棚を作ったりもした。楽しかった。でもこの家は取り壊されることになったらしい。だからその前にもう一度見たいと思ってたんだとユウキは言った。ユウキに16歳になったら好きな人と結婚すれば、その人がずっとこの家を守ってくれるよとアスナが言うと、すごいこと考えるねとユウキは笑った。でも相手がいないかな。アスナにはもう大事な人いるもんねとユウキ。そして気をつけたほうがいいよと言った。あの人も僕とは違う意味で現実じゃないところで生きている感じがするから。 この家に住んでいたころ、ママはよくお祈りのあとに、僕と姉ちゃんにこう言ってくれた。「神様は私たちに耐えることのできない苦しみはお与えにならない」でも僕は少しだけ不満だった。ホントは聖書じゃなくて、ママ自身の言葉で話してほしいとずっと思っていた。でもこの家をもう一度見てわかった。言葉じゃない、ママは気持ちで包んでくれてたって。僕が最後までまっすぐに前を向いて歩いていけるように、ずっと祈ってくれてた。ようやくそれがわかったよとユウキは言った。アスナは私ももうずっと母さんの声が聞こえないと言った。向かい合って話しても心が聞こえない。言葉も伝わらない。ユウキはぶつからなければ伝わらないことがあると言ったけど、どうしたらユウキみたいに強くなれるのとアスナが聞くと、僕は全然、強くなんかないよとユウキは言った。現実世界にいたころは、いつも自分じゃない自分を演じていた気がするとユウキ。パパとママを悲しませないように、いつも元気でいなきゃって思っていた。でも、演技でもいいやって思う。それで笑顔でいられる時間が増えるなら。僕はもうあまり時間がないから、遠慮する時間がもったいないって思う。最初からドカーンとぶつかって相手に嫌われてもいい。その人の心のすぐ近くまで行けたことに変わりはないから。ユウキがそうやってくれたから、私たち、たった何日かでこんなに仲良くなれたんだよね。アスナが言うと、ユウキはそれは僕じゃないよと言った。僕が逃げてもアスナが一生懸命、追いかけてくれたからだよ。だからお母さんともあの時みたいに話してみたらどうかな、気持ちって伝えようとすれば、ちゃんと伝わると思うよ。大丈夫、アスナは僕よりずっと強いから。 ユウキの言葉にアスナは母に気持ちを伝えようと思った。部屋をたずねると編入申請書の期限は明日だと言われた。そのことで話があるが、ここでは説明しにくからバーチャルワールドに来てほしいとアミュスフィアを渡した。嫌だと母は言ったが見せたいものがあるから、5分だけでいいからとお願いして、母は渋々ログインする。バーチャルワールドのアスナの家。知らない顔が自分の思い通りに動くなんて妙な感じねと母。見せたいものって何なのと言われアスナは窓を開けた。外は雪。似てるとおもわない?というアスナに、ただのつまらない杉林と答えてハッとする母。ねえ思い出すでしょ、おじいちゃんとおばあちゃんの家。そこは母の実家に似ていた。 宮城のおじいちゃんとおばあちゃんの家が大好きだったとアスナは話す。母たちがお盆に京都の本家に行ったのにアスナだけ勝手にひとりで宮城に行ったことがあった。お母さんがお墓参りに来れなくてごめんなさいとアスナが謝ると祖父は母のことを、自分たちの大切な宝物なんだと言った。村から大学にすすんで学者になって雑誌にたくさん寄稿してどんどん立派になるのがすごくうれしいと。でも、いつかは疲れて立ち止まりたくなる時が来るかもしれない。もし支えが欲しくなった時に、帰って来られる場所があるんだよって言ってやるために、ずっと家と山を守り続けていくんだ。アスナは最近になってようやく、おじいちゃんの言葉の意味がわかってきた気がすると言った。 自分のために走り続けるだけが人生じゃない。誰かの幸せを自分の幸せだと思えるような、そういう生き方だってあるんだ。まわりの人たちみんなを笑顔にできるような生き方をしたい。今はあの学校で勉強やいろんなことを頑張りたい。雪の中をウサギが駆けていた。母の目から涙があふれた。翌朝、母は、人を支えるにはまず自分が強くなければダメなのよと言った。大学にはきちんと行きなさい。そのためにも3学期と来年度はこれまで以上の成績をとること。じゃ転校しなくていいのかとアスナが言うと、成績次第よ、頑張るのねと母は言った。ありがとう母さん。ありがとうユウキ。☆次回 「マザーズ・ロザリオ」★ユウキが学校に行けて、住んでいた家も見れてよかったですね。アスナは母に気持ちを伝えることができたようだし。(お母さん、意外とチョロかったなw) 次回いよいよ最終回か、きれいにまとまるといいな。ページビューランキング
2014.12.14
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亜人 #06 君もブチ殺してやる ★前のお話は→ 第1話~第5話 あらすじまとめこの仕上がりは失敗だなと思った佐藤。行こうか、長居は禁物だよと圭に言った。 佐藤の後ろを歩く圭。研究所の廊下には佐藤に殺されたたくさんの警備員の死体が転がっていた。気になるかいと佐藤。圭は、別にと答えた。ここを守るのがこの人たちの仕事でしょうし、もう死んじゃってますしね。そうだねと佐藤が言うと、そんなことより、こんなところ絶対に脱出したいので、よろしくお願いしますと言った。じゃ急ごうと言った佐藤は、圭と初めて話したときに抱いた違和感を思い出した。妹の心配を口にはしているが、どこか嘘くさい感じ。亜人という以前にもっと根本的にこの子はおかしい。仕上がりは失敗だと思ったが、もう少し様子を見るか。 3人の研究員がいた。我々は警備員じゃない、撃つなと手をあげた。先を急ぎましょうと圭。佐藤はひとりを撃ち殺した。あのう、殺すんですかと圭が聞くと万全を期すと佐藤。圭は佐藤の銃を掴むと、助けていただいている身分でたいへん言いにくいんですが、無抵抗ですし殺さなくてもいいんじゃと言った。 麻酔銃を隠しているかもと言う佐藤に、じゃあ、目をつぶすとか腕を折るとかはどうですと圭。永井君、君はやはり失敗だったよ。圭が掴んでいる銃を放し別の銃で研究員を撃とうとした佐藤の胸を圭が撃ち、ごめんなさい、つい咄嗟にと言った。永井、君もブチ殺してやると佐藤は言って倒れた。 別室ではオグラ博士のお勉強タイム。IMBは物質だと言ったが、じゃあなぜ見えないと聞かれ説明をしていた。なぜガラスは透明なのか、それはガラスが光を透過する性質の物質で構成されているから。一般的なガラスの透過率は80から90%。IBMは全身が透過率100%の未知の物質でできているんだよ。岸先生が陸佐に、突拍子もない理論ばかりで誰にも相手にされなかった男だから真に受けるなと言うと、日本ではねとオグラ博士。雑な国に認められたのがそんなにうれしいかと言う岸先生に、そんな石頭だからネクストステージに行けんのですよと言った。 カメラの映像を見ていた下村が、出てきませんねと戸崎に言った。備品室はカメラの圏外、これでは様子がと言い、私が戦ったりしなくていいんですかと聞いた。いいに決まっている、ここに攻め込まれでもしたら誰が私を守るんだ。君はここにいろ、絶対どこへも行くなよと戸崎は言った。 再生した佐藤は立ち上がると、どこに隠れたと圭を探す。ふたりの研究員と隠れる圭は、武器もないしルートもわからない。どう脱出すればいいのか考えていた。まさか亜人と隠れることになるとはなと研究員の近藤。よせ、かばってくれたんだぞと言う野村に、そもそもこいつがやつを呼び寄せたんだ。こいつのせいで何人死んだと思っているんだと言った。僕が殺したわけじゃないですよ。第一それを言うなら、あんたらが僕にしたことを忘れたわけじゃないからなと圭。解剖台に戻してやると言われ、死んでも戻りたくない、僕は絶対にここから脱出する。あんたらも外へ避難したいんだろう、目的は一緒、ギブアンドテイクだと言った。僕が囮になってあんたらをここから出す。あんたらは僕に安全に外まで行けるルートを示す。いいのか囮なんてと言う野村に死なないですしと圭。それは違うと言いかけると、よせよやる気になってんだからと近藤が止めた。永井君、聞いてるかなと佐藤の声がした。死なない安心感があらゆる判断を安易にさせているのだろうが私が殺すと言ったのは比喩ではない。亜人は死ぬんだと佐藤。余計なことをと近藤。死をどう定義するかにもよるが、亜人は大きな肉片を核に散らばった肉片を集めて再生する。だが遠くに行き過ぎた肉片は回収されずに新しく作られる。もしそれが頭だったら。 約束しよう。私は今から必ず君を断頭する。そしてその頭を拾い上げ、新しい頭が作られてしまうさまを絶命するまで観察させる。新しくできた頭は脳は心は、今の君なのか。否だ。君はこっち、ここでおしまい。私を殺したことを死ぬほど後悔させてやると佐藤は言った。やめてもかまわないよと言う野村に圭はやめないと言った。あんたらを外に出す。そうするべきだ、多分。 圭が脱いで床に置いた靴に佐藤が近づくところを上から襲う。狙いは首の後ろ、脊髄。うまくいけば殺さず全神経を断てる。しかし気づいていた佐藤が圭を襲う。腹を刺された。逃げる研究員。野村は約束しただろうとマジックで壁に線を引いた。 腹を刺された圭はやめとけばよかったと思った。佐藤が切りつける。くそ、何でこんな目に。圭のIBMが現れた。黒い霧を見て何だそれは、何なんだその量はと佐藤は言った。これが永井君の、形状はプレーン。人型になったIBMは、そのときは殺してやる、腕を折るとかはどうですと話すと佐藤を倒して雄叫びをあげた。倒された佐藤は思った。確かに黒い幽霊は命令せずとも言葉を反復したり少しうろついたりはするが、こいつはちょっと勝手すぎだよ。IBMは、お手数おかけしてすみませんと言った。 再び、オグラ博士のお勉強タイム。未知の物質でできた透明人間と亜人の不死と何の関係があるのかと聞いた岸先生にオグラ博士は、人はなぜミカンを食べるのかと言った。人はビタミンCを自ら生成できないから摂取する必要がある。栄養失調で死んだ亜人は再生時にそれすら作り出すことができる。未知の物質を作り出すことと無関係のはずがない。あれのおかげで助かったと圭。黒い幽霊、亜人はあれが出せるんだ。ていうか、不死身と関係ないだろうと思いながら目印をたどって進む。 近藤は人殺しまで目印をたどってついてくるかもしれないからと途中の部屋に隠れた。部屋の前を圭が通過して行った。部屋の前に佐藤が来た。通り過ぎたがIBMが入って来て近藤にも見えた。見えるかいと佐藤。強い感情を向けたときに人間にもこれが見えることがある、殺意とかね。助けてくれと近藤は言うが、すまない無理だ、私は殺すのがけっこう好きなんだよと殺された。 圭が屋上に出ると野村がこっちだと呼んだ。何でまだいるんですかと聞くと火災用脱出シュートの使い方を教えないとと野村。いらないですよ僕にはと言うと、あっそうかと言ったが、それだけで待っていたわけじゃないんだと言った。下におりたら俺の車でどこかまで送ってもいいよと言われ驚く圭。仕事だと割り切っていたが本当に酷いことをしたからと野村は言った。あとひとつ、安心してほしいことが。君は君のままってことと野村。実験中に一度も断頭は行っていないし、トラック事故現場にも脳細胞は残されていなかった。それだけ伝えたかったんだ。なんで他人を気遣えるんですかと聞く圭。人の痛みなんてわかりますか。僕はうわべ以外で人の心配なんてしたことがない。 慧理子を埼玉県警の荒木が訪ね、二人組の男に何を聞かれたかと聞いた。慧理子は兄さんはどんな人間かと聞かれてクズと答えたと言った。そんなと言う荒木にクズよと慧理子。兄さんの本質は合理的でどこまでも冷たい。あの人はそういう人間なの。佐藤が来た。野村が撃たれた。死んだら助けようがないなと圭は最短距離の場所から飛び降りようと走るが腕を撃たれた。残念、弾切れかと佐藤の声。最終ステージだと言うと刃物を出して向かってきた。死んだと思った野村を見るとまだ生きていた。 野村を運びながら、黒い幽霊にもう一度出てくれと言うと、また現れた。雨の中だけどまあいいかと佐藤も出し、黒い幽霊同士の戦いが始まる。佐藤のIBMは頭を狙っていた。お前も頭を狙ってみろと圭が言うと、なんで皮肉を言われなきゃとか言って命令を無視、ひとりでかわいそうだから、かまってやってたなどと話した。そんな昔のことを言わないでくれよと圭。永井君、いい、逃げろと野村。圭は嫌だと言って野村を運ぶ。僕は誰とも関わってこなかったし、そんな必要なかったし、他人なんてどうでもよかった。でもあんたは助けたい。 だからここから落とす。それしかないと圭。植え込みに落ちれば生存率は確実に上がると圭は言った。テレビでは永井圭らしき人物が人質の研究員を屋上から落とそうとしていると報道されていた。 戸崎がコウマ陸佐に対亜(対亜人特選群)は何分で呼べますかと聞いた。別種対策が悪化したときのために急きょ発足させられた仮の部隊だ。対抗策も見つけられない現状で部下を戦闘させる気かと陸佐。戸崎は、今日なぜ帽子はIBMを使わなかったのか。使うことができなかったと考えるべきではと言った。理由はわからないが可能性は高い。田中奪還時とは何かが違う。こんなチャンスは二度とないかもしれない。 野村を落とそうと膝をくの字にしてと圭が言うと、待て、あれが見えるかと野村が言った。IBMの頭がぶつかって倒れた。お互いの記憶の一部が流れ込んできた。頭同士だとこんなことが起きるのか。 永井君、行け。圭は野村を落とした。戸崎にわかったと言った陸佐はどうなんだとオグラ博士に聞く。オグラ博士はIBMは君たちが思っているほど万能じゃない。つけいる隙はいくつもあってと言ったがそこで話を止められ情報を漏らすようなことは避けてくれと言われ、ということでノーコメントだと言った。 走る圭。見えるかと言った野村は、あの川は放水路だと言った。大雨の時は海まで水門が開く。賭けだがあれなら逃げられるかもしれない。佐藤がナイフを投げた。圭は川に飛び込んだ。 永井圭は研究員らしき人物を屋上から落としたあと自らも川に飛び込んだと報道されていた。慧理子がお兄ちゃんと見つめていた。☆次回 そして必ず隠蔽する。【感想】研究員の野村さん、いい人だったね。上手く植え込みに落ちたから助かっているといいんだけど。オグラ博士は胡散臭い感じの人だと思ったけど、意外と優秀なのかな。いきなり唐突な例え話とかするけど、わかりやすい説明するよね。それにしても圭の性格はほんとに興味深いね。死んじゃった人にはすごくドライだけど、生きていたら本気で助けようとしたり。そんなにクズでもないかなとも思える。最初の頃にも言ったけど、亜人やIBMについても興味深いけど、何より珍しいタイプの主人公がおもしろいと思う。怖い佐藤を怒らせちゃってどうなるのか、次も楽しみです。 ★記事に全く関係ないコメントは拍手のコメント欄にお願いします。ページビューランキング
2016.03.02
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夏目友人帳 伍 第5話 「結んではいけない」 ☆前のお話は→ 第1話「変わらぬ姿」 第2話「悪戯な雨」 第3話「祓い屋からの手紙」 第4話「連鎖の陰」 地学教室の黒板に落書きを見つけた夏目。西村に消しておいたほうがいいんじゃないかと言ったが、西村には落書きは見えていなかった。 「たすけて...つれて...」落書きを読んでいるとチョークが転がって教室の外に気配を感じた。夏目は教室の外に出たが誰もいなかった。 そこにタキ(多軌)が通りがかった。 タキに地学教室の落書きの話をする。誰にも気づかれないものを見てしまうのは、やっぱり大変よねとタキ。実は家にも最近、妖怪が現れたのと言った。タキは妖怪が見えないんだろうと夏目が言うとタキは話した。 一週間ぐらい前、家の中で気配を感じ始めた。何かが駆け回るような音や、転んだような音がしたり。そのうち夢で声がしはじめた。 ちゃんと聞き取れなかったが、誰かを呼ぶような探すような悲痛な声だった気がして、迂闊なことをしたくはなかったけれど、もしかしたら妖怪がまた祖父のことで困っているんじゃないかと思った。 思い切って祖父が残した妖怪が見える陣を使ってみた。 誰かいますかと呼びかけると妖怪が現れた。私が見えるのかと言う妖怪は大きくて怖かったが、落ち着かなきゃと思った。妖怪は、もし私の声が聞こえるなら助けてほしいと言った。 「すまん、人の子。脅かす気はない」とモサモサした妖怪(以下、モサ妖怪)近道をしようとしたのだが、この屋敷から出られなくなってしまったと言った。 祖父が生前、お札とかいろいろ貼っちゃったから。タキはお札や術のことを調べて地図を書いた。 うまく出られるといいけどと地図を渡すと、ちゃんと出ることができたならば、証として門の前に花の枝を置いてしらせようとモサ妖怪は言った。 玄関に梅の花が置いてあった。 タキ:「私、うれしくて。あの陣で誰かを助けることもあるんだって」夏目:「よかったな」 夏目:『ああ、タキはまだ信じているんだ。異形との交流が恐ろしいものばかりではないということを。それは確かにそうなんだ。けれど...』 カニ缶を持ったニャンコ先生が来て、この缶詰を開けてくれと夏目に言う。つるふか先生が大好きなタキに抱きつかれた。 カニ缶を食べて大満足のニャンコ先生。そういえば、あの小娘から妖者の匂いがしたぞと夏目に言った。タキは陣で妖者を助けてやったから、その時の匂いじゃないかなと夏目はニャンコ先生に話す。どうだかな~とニャンコ先生。 先生:「あれはまだ新しい匂いだった。そいつはまだ出て行ってないんじゃないのか」タキの家に行こうと夏目。あの陣が禁術かもしれないということも伝えておかなきゃ。 夏目はタキの家を訪ねる。 突然ごめんな。少し気になることがあってと夏目は言うと、夏目くんのお知り合い? 綺麗な人ねとタキ。 先生:「わからんか小娘。ニャンコ先生だ」 先生:「男ひとりでおしかけるのも周りの目があればお前に悪いとこいつが気にするものだからな。しかもこれなら、お前も抱きつくまい」タキ:「先生のいじわる」おじいさんの陣のことで話がと夏目が言いかけるとニャンコ先生が言った。 先生:「おい、タキ。汁粉の礼に忠告してやる。お前のじいさんの陣、どうやら禁術と呼ばれているものらしい。と言っても祓い屋という連中の中での話だが、やつらに知られたらいろいろ面倒だ。そんなものはサッサと手放すか捨ててしまったほうが後腐れがないぞ」タキ:「祖父の陣が禁術...」天井に気配を感じる夏目。出て行った妖怪ってどんなだったかと聞くと、大きくて、ちょっとモサモサしててとタキ。やっぱり学校のあいつがそれかと夏目は思った。再び気配がして、上だなとニャンコ先生。夏目はタキに、この家の中にまだ妖怪の気配があるんだと言った。3人で家の中を探す。 ニャンコ先生が見つけて斑になって捕まえた。小さいネズミのような妖怪だった。学校のと違う。夏目はタキに下がっていたほうがいいと言った。 小さい妖怪は放せと斑に噛みついた。怒って追いかけまわす斑。小さい妖怪は夏目の肩に逃げた。夏目が、やめろ先生とパンチ。 斑はニャンコ先生に戻った。 家の怪しい気配というのは、今そこにいる妖だったのかしらと言うタキだが、やっぱり妖怪は見えない。 夏目が小さい妖怪に、ここで何をしているんだと聞いた。 小妖怪:「私はご覧の通り旅兎。友人とふたりで食っては寝、食っては寝の旅をしていたのだ」 夏目:「えっ、ウサギなのか。ネズミに見えるぞ」 小妖怪:「アホめ、無知め。ネズミがウサギかは尻尾を見ればわかるだろう」 夏目:「ああ、かわいい」 タキ:「えっ、なになに、何がかわいいの?」 夏目:「ああ、えっと、この妖はネズミみたいだけど本当はウサギで...」*小さいネズミみたいな妖怪は旅兎で、名前はアワユキ。捜している友だちはタケミツ。以下、旅兎と表記します。 集中して聞かぬか人の子と言うと旅兎は話した。友人とこのあたりを通ったときに、でかいモサモサの妖がこの家に入って行くのが見えた。旅兎も入ってみると、見えぬ壁や曲がれぬ廊下などで友人とはぐれてしまった。それからずっと友を捜し続けている。タキが夢で聞いた誰かを捜すような声はこの妖のほうかと思った夏目が、友だちはどんな妖なんだとたずねると、私と同じ旅兎だと言った。つまり、この家にモサ妖とウサギ一組が入って迷子になったということか。 夏目:「じゃあ、その友人ウサギを見つけたら、ここから出て行くんだな」旅兎:「もちろんだ。誰が好き好んで人間などのそばにいたがるものか。ましてや人間のくせに術を使うなど、ろくなやつではない」タキ:「夏目くん、大丈夫? 妖は何て?」夏目:「友だちを見つけたら出て行くって言ってるよ」タキ:「ウサギさん、妙な家でごめんなさい。お友だちはきっと捜すから、もう少しだけ我慢しててね」 先生も力を貸してね。お礼は必ずしますとタキ。お前は話が早いなとニャンコ先生は喜んだ。それにしても学校にいたあいつは何を? そのモサ妖はどうしたか知らないかと夏目が旅兎にたずねると、そういえば、ときどき戻ってきては窓から中を見ていると旅兎は言った。 ちょうどその窓だと旅兎は指差す。 夏目:「梅の花?こんな季節に?」タキ:「それが妖が置いて行ってくれた花の枝なの。きれいでしょう」夏目:「うん」タキ:「長く持ってるほうだと思うんだけど、もうすぐ散ってしまいそうで。せっかく妖が出会えた証を残してくれたのに。ちょっと寂しい」 窓の外に妖怪がいることに気づいた夏目は、タキに窓から離れるように言うと外に出た。 モサ妖怪が窓から中を覗いていた。お前はタキに家から出してもらえた妖だろうと言うと妖は去ろうとした。 夏目は妖を捕まえて、待て、なぜまだタキのまわりをうろついているんだと言った。黒板の文字もお前だろう。迷ったとか連れてとか、あれはどういう意味だと夏目が言うと、お前、あれを読んだのかと夏目に向かってきた。小僧、お前あれを読んだのかと夏目に手を伸ばすモサ妖怪。 モサ:「あれを人の子に読まれてしまったのか。情けない、情けない」 夏目:「あれは何なんですか」モサ:「おまえも、真っ直ぐ私の目を覗くのだな」 こうして話を聞いてくれる者が現れたのも何かの縁かとモサ妖怪。これから話すことは内緒だぞ小僧と言い、夏目がそれはまだ約束できないと言いかけたが話し始めた。 (モサ妖怪)「ずっと北にある古木に住んでいたが人に伐られてしまった。どんなに恨み言を叫んでも誰ひとり気づかない。住んでいた古木の対となる木が南の山にあり、そこならまだ住めるかもしれんと向かったのだが、途中、横切ろうとしたこの家から出られなくなった」 「腹立たしく私の心は荒れたが、誰かいますかという声がした。不思議な術を使う不思議な小娘だった。震えていたのに助けてほしいと言ったら...初めて人の目を見た。それは、とても、とても...」 先生:「いつまでそんなのと話している。サッサとウサ公を見つけて帰るぞ」モサ:「ん?なんだあの毛糸玉のような生き物は。ウサ公とは?」あなたに付いてこの家に2匹妖が迷い込んで、タキが心配するから出してやりたいんですと夏目が言うと、ちょうどよい手伝おうとモサ妖怪。出してもらった礼ができないかと娘の様子をうかがっていたのだと言った。 夏目くん大丈夫とタキが中から呼ぶ。もう大丈夫だと夏目は言い、ここにいる妖はと話そうとするとモサ妖怪が夏目の口を塞いで、小僧、黙ってろ。余計なことを言うならこの首へし折るぞと言った。モサ妖怪は、行けるところは限られるが幸い小娘にもらった地図があると言うと歩き出した。 夏目:『あの妖、まるで...』 妖が迷い込んでいそうなところを捜せばいいのねとタキ。夏目がタキは見えないしと言ったが、元はと言えばこの家に掛かっている術のせいだから手伝うと言った。 屋敷の中をみんなで捜すがなかなか見つからない。それにしても広い。缶の縁に引っかけて指をケガしたタキ。大丈夫よと言ったが、 夏目:「ダメだ、洗って消毒して来い」旅兎:「そうだぞ、人は驚くほど弱いと聞く。さっさと傷を清めて来い」先生:「アホ、騒いでもお前の声はこいつには聞こえんぞ」夏目:「ウサギ1号も傷を洗ってこいってさ」タキ:「うん、ありがとう。すぐ戻るね」 タキのやつめ、禁術のことやじいさんのことで責任を感じているようだなとニャンコ先生が言った。 この先は行けなかったのにお前と一緒なら行けるのだなと夏目の肩に乗った旅兎。お前らが客として入っているからくっ付いていれば移動可能な場所が増えるようだと言った。夏目:「そんなことが作用するのか。すごいなタキのおじいさん」旅兎:「迷惑な。しかしそれだけこの術の主は守りたいという気持ちが強かったのかもしれんな」旅兎:「術とは本来、自分のありのままでは補えないところに手を届かせてしまう。一方では薬になっても一方には毒になることもあるのだ」 モサ妖怪が夏目を呼ぶ声がした。行ってみるとさっきまでなかったところに戸があった。術で隠れていたのだろう。壁を探っていたら出てきたとモサ妖怪は言った。 みんなで戸を開ける。扉が動いた。タケミツはいるかと旅兎が呼びかけると、アワユキか?の声。タキ、いたぞと夏目が叫ぶ。 兎2:「アワユキ無事か。よかった」兎1:「タケミツすまんかった。私が、人の家とはどういうものか知りもしないのに近づいてしまった。すまんタケミツ」兎1:「この者たちがお前を捜すのを手伝ってくれたのだ。この家の娘も」兎2:「なんと人の子が」兎1:「もう人のことは嫌いではない。でももう二度と近づかぬ。友に危険が及ぶぐらいなら」 モサ妖怪が旅兎二匹をつまむと、これらは私が連れて出ようと言った。タキがまだ来ていないから待ってくれと夏目が言うと、あの娘が来たところでどうせ我らは見えまいと言った。 夏目:「見えてなくても別れ際ぐらい」モサ:「見えぬ相手にはいないも同然。もともと結ぶだけ無意味な縁なのだ。そういうことは見えるお前が一番よくわかっているだろう」それはと俯く夏目にモサ妖怪は、先ほどチラリと話していた禁術とはあの陣のことかと言った。 (モサ妖怪)「禁じたやつは正しいな。禁じたやつは優しいのだな」 「だって私は、あの陣に入り、初めて人の目を見てしまってから、あの子の目を見てしまったからは、なぜか無性にこの地を離れがたく...」 「しかし、この地に残っても妙な寂しさはつのるばかりで...」夏目くん、見つかったのとタキの声。去ろうとするモサ妖怪に、せめて伝言はと夏目が言うと、お前に頼みがあると言った。モサ:「伝える気は毛頭なかったが、あまりに気持ちが溢れるので書きなぐってしまった。もしお前があれを読めてしまうことがあっても、どうかあれだけは、どうか内緒にしてくれ」 風が吹いて妖たちは去った。倒れた夏目に駆け寄るタキ。去り際の妖気に当てられただけだから心配ないとニャンコ先生が言った。夏目:『ああ、タキ。小さいけれどまだ聞こえるんだ。ウサギたちが、あの妖が、さようならって言ってるんだ。ありがとうって言ったんだ。タキにも聞かせてやりたいのに、俺にばっかり聞こえるんだ』 タキ:「そうか、よかった。じゃあウサギさんたちはちゃんと出られたのね」夏目:「ああ」タキ:「陣に現れたあの妖も手伝ってくれたなんて」タキ:「ありがとう夏目くん。危険なものであるとしても、やっぱりおじいちゃんの陣は私の宝物だわ」夏目:「ああ、そうだな」 地学教室の黒板を見る夏目。 『迷った私を助けてくれた。連れて行きたい、叶うならば。美しき山を、美しき谷を、共に見たいと思ってしまった』『この気持ちを人は何と呼ぶのだろうか』 夏目:『それは...それは、まるで...』☆次回 「音無しの谷」【感想】恋だね( *´艸`)多軌は優しくてカワイイね。モサモサした妖怪も旅兎たちもいい妖怪だった。優しくて切なくて、でも心があったかくなる、いいお話でした。茜さす/everlasting snow (初回限定盤A CD+DVD) [ Aimer ]夏目友人帳 21 [ 緑川ゆき ]
2016.11.06
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☆アニメ「新世界より」16話の前に気になる台詞のお話です。★15話までのあらすじはこちらにあります→ 1話~15話あらすじまとめ☆15話では、姿を消した真理亜と守を、早季と覚が捜しますが、手がかりはなく、真理亜からの手紙を受け取る場面で終了。16話は手紙の内容からといった感じでしょうか。15話の感想にも書きましたが、手紙の内容もですが、もっと気になることがあって、それが、タイトルの台詞です。今日はそのお話です。☆私は原作を前に読んで知っています。アニメが始まってから読み返しもしました。が、完全なネタバレの話はしません。省略されてわかりにくい場面などを補足的に記事にしています。しかしながら、今後の展開のヒントにはなるかもしれません。まったくの予備知識ナシでアニメをご覧になりたい方は、どうぞスルーなさってくださいませ。★「もし、真理亜がこの世に生れてこなかったら...」この台詞が出てきたのは、ずっと前、第2話のラスト、大人になった早季のナレーション部分でした。 ☆夏季キャンプへ向かう場面では、ボートの前が真理亜、後ろが早季。そこにナレーション。「真理亜は早季の二週間後に同じ産院で生まれた。もし、真理亜がこの世に生れて来なかったら、結果的に、あれほど大勢の人が命を落とすこともなかったのに」☆補足です。早季は、210年12月10日、神栖66町の町長、渡辺敬と、図書館司書、瑞穂の間に生まれた。生まれた時、運悪くへその緒が首に絡んでいたため、顔は紫色で泣き声も上げられなかったらしい。出産助手は、これが初仕事という若い人で、あやうくパニックに陥りかけたが、幸い、へその緒は簡単に外れ、元気な産声を上げた。☆それから二週間後、同じ産院兼託児所で、秋月真理亜が生まれた。真理亜は未熟児で逆子だった上に、早季同様、へその緒が首に巻き付いていて、早季よりずっと深刻な状況で、ほぼ仮死状態だったという。出産助手は、早季の時の経験から、落ちついて対処ができたらしい。少しでも手際が悪く、へその緒を外すのが遅れていたら、間違いなく死んでいたということだった。 ☆(早季の台詞) 「初めてこの話を聞いたときには、私は、自分が間接的に親友の命を救ったことに、大きな喜びを覚えたものだったが、今は、このことを思い出すたびに複雑な思いにかられる。もし、真理亜がこの世に生れてこなかったとしたら、結果的にあれほど大勢の人が命をおとすこともなかったはずだから......」☆第2話の終わりで唐突に語られた言葉。結論は避けますが、可愛い真理亜が、悪鬼や業魔になって、直接たくさんの人を死なせたのではないことだけ話しておきます。「結果的に」という言葉が重要な意味を持つかもしれません。 ☆真理亜と一緒の守についても補足しておきます。みんなが同性に興味を持っている時期にも、守は一途に真理亜のことだけを思い続けていましたね。守は幼い頃に腸チフスの流行で母をなくしているため、その面影を真理亜に重ねているようでした。☆守のお母さんは、真理亜と同じく、町にはめずらしい赤毛の持ち主だったそうです。覚によると、赤毛の遺伝子は、もともとアジアには存在しなかったそうで、ふたりは、何代か遡れば、遠い国からやってきた共通の先祖に行きあたるのかもしれないと早季は考えていました。★さて、物語はどんな展開になるでしょうか。ちょっと背景を知っていると、また違った楽しみ方ができるかもしれません。長編小説です。アニメはもしかしたら、今度は早季がいきなり大人になっているかもしれませんw 私の記事のほうも、引き続きおつきあいくださいませ。
2013.01.16
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小野田坂道は千葉県の総北高校の1年生。毎週ママチャリで秋葉原に通うアニメが大好きな気弱な少年が仲間と出会い自転車競技部に入部。試練を乗り越え才能を開花させていく......原作、渡辺航の自転車ロードレース漫画。 弱虫ペダル あらすじ・感想・各話タイトルクリックで、あらすじ・感想記事にリンクしています第1クール【OP】リクライム 【ED】 風を呼べ ☆第1話「アキバにタダでいけるから」 ☆第2話「部員をふやすため」☆第3話「僕は友達いないから」 ☆第4話「鳴子章吉」☆第5話「総北高校自転車競技部」☆第6話「ウェルカムレース」☆第7話「追いつきたい」☆第8話「スプリントクライム!!」☆第9話「全力VS全力」☆第10話「ピークスパイダー」☆第11話「肉弾列車!!」☆第12話「合宿初日!」 第2クール 【OP】弱虫な炎 【ED】I'm Ready ☆第13話「今泉と鳴子の1000km」☆第14話「朝霧の再会」☆第15話「策略」☆第16話「一点突破」☆第17話「最後尾の小野田」☆第18話「全力の勝負」☆第19話「新たなるスタート」☆第20話「真波山岳」☆第21話「石道の蛇」☆第22話「インターハイ開幕」☆第23話「トップスプリンター!!」☆第24話「震える泉田」☆第25話「負け」 第3クール【OP】Be As One 【ED】Glory Road ☆ 第26話「空が見える」☆第27話「山神東堂」☆第28話「100人の関所」☆第29話「山頂」☆第30話「荒北と今泉」☆第31話「強者3人」☆第32話「希望の夜」☆第33話「ヒメなのだ」☆第34話「新開隼人」☆第35話「勝利する男」☆第36話「最強最速」☆第37話「王者交代」☆第38話「総北の魂」 ページビューランキング
2014.07.03
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仮想世界で銃で撃たれたプレイヤーが現実世界でも死亡。SAO事件から1年。死銃(デス・ガン)事件の捜査を依頼されたキリトはガンゲイル・オンライン(GGO)にログイン。そこで出会ったのは、スナイパーの少女、シノンだった。★前のお話は→ 第1話~第7話 あらすじまとめ★I期はこちら→ 「ソードアート・オンライン 第1話~第25話あらすじまとめ」ソードアート・オンライン II #08「バレット・オブ・バレッツ」 デス・ガンが活動を始めたのは第2回バレット・オブ・バレッツのあと。犯行は2回とも衆人環視の中で行っている。おそらくそれまでは目立たないようキャラの強化に専念していた可能性が高い。デス・ガンでの登録はなかったが、BOBは最高の舞台、必ず出場してくるはず。 本戦出場者も集まり会場は賑やかに。キリトとシノンも注目されていた。キリトは「応援してね」と大サービスw シノン引くwww本戦は参加者30人による同一マップでの遭遇戦。開始位置はランダムだが、どのプレイヤーとも最低1000m離れている。マップは直径10kmの円形で山あり森あり砂漠ありの複合ステージ。時間帯は午後の設定で始まるから装備やステイタスタイプでの一方的な有利不利はなし。 参加者にはサテライト・スキャン端末というアイテムが自動配布される。15分に1回、上空を監視衛星が通過するという設定で、そのとき全員の端末にマップ内の全プレイヤーの位置情報が送信される。つまり1か所に潜伏し続けられるのは15分が上限ということになる。シノンにレクチャーを受けたあと、キリトはここからが本番なんだよと言ってBOB初参加の中でシノンが知らない名前はいくつあるかたずねた。初めてなのは、どっかのムカつく光剣使い(キリト)を除くと3人だけだとシノン。銃士X、Pale Rider、Sterben。名前を聞いた理由を言わないキリトに昨日、様子がおかしくなったことと関係あるのかとシノン。そうだとキリトは答えた。 昨日、昔おなじバーチャルMMOをやっていたやつにいきなり声をかけられた。3人のどれかがおそらくヤツだろう。相手は敵で本気で殺し合ったことがあるやつ。だが名前を思い出せない。彼らは許されないことをしたから自分のしたことに後悔はしていないが負うべき責任から目をそらし続けてきた。もう逃げることは許されない。正面から向き合わなければいけないとキリトは言った。それでも君は引き金を引けるか。シノンは言った。開始時間が近づき待機ドームへと移動するふたり。シノンはあなたにもあなたの事情があることは理解したが私との約束は別の話。昨日の決勝戦の借りは必ず返すから、私以外のやつに撃たれたら許さないからと言った。君と出会う時まで必ず生き残るとキリトは答えた。 バレット・オブ・バレッツ、スタート。プレイヤーがフィールドに転送され戦いが始まる。シノンもひとりを倒し順調なスタート。追われて橋の上に来たDyne(ダイン)を狙うシノンの前にキリトが現れる。あの橋で起きる戦闘を最後まで見たいから撃つのは待ってくれとシノンに言う。見たらここから離れる。君を攻撃はしないからと。 ダインに近づくのはPale Riderか。橋の上に現れた。アクロバットスキルがかなり高く攻撃をかわして進む。至近距離から撃ってダイン死亡。キリトと見ていたシノンが残った男を撃つと言う。が次の瞬間、男は倒れた。銃声が聞こえなかった。撃たれた男はまだ死亡していないはずだが動かない。周囲1kmには誰もいなかったようだが、どこから撃たれたのか。そういえばキリトはどこから近づいてきたのかと聞くシノン。キリトはスキャンされた頃には川を泳いでいたと言った。装備を外して川に潜っていたのでスキャンされなかったのかもと言った。 倒れたアバターに妙なライトエフェクト。と、いつからいたのか橋の上にマントの男がいた。倒れた男に近づく。サイレント・アサシンとシノンが言った。マントの男が持っているのはサイレンサー標準装備の高性能狙撃銃で噂を聞いていただけで初めて見たと言う。あんな銃を扱えるなんて何者なのとシノン。 マントの男は倒れた男のそばに行くとハンドガンを取り出した。十字を切る。キリトがシノンにマントの男を撃ってくれと叫ぶ。頼む、早く、あいつが撃つ前に。☆次回 「デス・ガン」★BOB本戦、始まりました。デス・ガン探しは難しいかと思っていたら候補は3人? そして早くも姿を現したようで話が早いw 高性能な銃を持っているようでスキルも必要だしお金も必要かな。で、わさわざ動けなくしておいて至近距離でハンドガン? リアルで殺す? シノンの狙撃は間に合うでしょうか。 ページビューランキング
2014.08.31
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【マザーズ・ロザリオ編】第5話★前のお話は→ 第1話~第21話 あらすじまとめ ★I期はこちら→ 「ソードアート・オンライン 第1話~第25話あらすじまとめ」ソードアート・オンライン II #22 旅路の果て・字数オーバーのため画像と感想はこちらで→ 旅路の果て 画像あり突然ログアウトしてから姿を見せないユウキ。もう3日もログインしていない(3日も、ってw)アスナがシウネにユウキのことをとたずねると、私たちもあれから連絡が取れない、あなたのために再会を望んでいないと思うと言った。アスナはみんなが必要以上に近づかないようにしていることに気づいていた。迷惑ならもう追いかけないが、私のためと言われても納得できないと言った。迷惑だなんて、私たちはあなたと出会えたことを本当に嬉しく思っていますとシウネ。この世界で最後に素敵な思い出が作れたのはアスナさんのおかげ。ユウキもきっとそう思っている。でもお願いだから私たちのことはこれで忘れてほしい。ごめんなさいとシウネは消えた。元気がないアスナ。学校でリズとシリカがギルドのことを聞いてきたがごまかす。キリトからメールが来てアスナは(パパが機械の中の娘と待つw)屋上へ行く。キリトはアスナに、どうしても絶剣に会いたいかと聞いた。どうしてももう一度ユウキと会って話したい。そうしなきゃいけないのとアスナ。キリトはメモを渡した。ここに行けば会えるかもしれないとキリト。どうして知っているのかとアスナが聞くと、キリトは、そこが日本で唯一メディキュボイドの臨床試験をしている場所なんだと言った。アスナはキリトのメモの病院に向かう。病院の受付で、15歳前後の女の子で名前がユウキかもしれないとしかわからないと言うと、それだけではわからないと言われた。ここで試験中のメディキュボイドを使っている方だと思うと言い、結城明日奈と名乗るとお待ちくださいと言われ医師がやって来た。医師は倉橋と名乗り、紺野木綿季(こんのゆうき)さんの主治医だと言った。よくここがわかりましたねと倉橋。ユウキがもしかしたらアスナさんという人が面会に来るかもしれないと言っていたが病院のことは教えていないと聞いていた。受付から連絡が来て驚いたと言った。ユウキはアスナの話ばかりしていたが、アスナの話をした後は泣いていたと倉橋。自分のことでは決して弱音を吐かない子だが、アスナに会いたい、でももう会えないと泣いた。なぜ会えないんですかと言うアスナに倉橋は、それではまずメディキュボイドの話から始めましょうと言った。メディキュボイドとは国レベルで開発が急がれている世界初の医療用フルダイブ機のコードネーム。例えば視覚や聴覚に障害を持つ人たちにとっては脳に映像や音を送り込めるアミュスフィアは福音。また体感覚キャンセル機能により一時的に神経を麻痺させる全身麻酔と同じ効果がある。アミュスフィアの感覚レベルは低いがメディキュボイドは電磁パルスの出力を強化し脳から脊髄全体をカバーできるようベッドと一体化した。だが病気そのものを治せるわけではない。メディキュボイドが最も期待されている分野はターミナルケア(終末期医療)なのだと倉橋は言った。ユウキはアスナが望めば自分に関するすべてを伝えてほしいと倉橋に言っていた。アスナは話を続けてくださいと言った。私はそのためにここに来たのですから。ユウキ(木綿季)は2011年5月生まれ。難産で帝王切開が行われ緊急輸血が施された際にウイルスに感染。9月に母親が受けた輸血後感染症検査でウイルス感染が判明した。その時点ではもう家族全員が後天性免疫不全症候群(AIDS)に感染していた。倉橋はアスナを部屋に案内する。ガラスの先は無菌室なので入ることはできないと言った。そこにはやせ細って機械に繋がれた少女が横たわっていた。AIDSと聞いて驚くアスナに倉橋は世間で思われているほど恐ろしいものではないと言った。早期に治療を始めることができれば、長いスパンで発症を抑えることが可能だと。だがユウキが感染したウイルスは薬が効きにくい薬剤耐性型だった。ユウキの母は病気と闘う道を選び生後すぐにユウキには多剤併合療法が開始された。副作用もあるたくさんの薬を飲み続け偏見によるつらい思いもした。ユウキと家族は病気が治ると信じて頑張ったが、小学校4年生の時に免疫力が急激に低下、AIDSを発症して入院した。それでもユウキはいつも笑顔を絶やさなかった。世間がナーヴギアの事件で揺れていた頃、メディキュボイドの試作1号機が完成。試験をしようにもナーヴギアの数倍の電磁パルスがどんな影響を与えるか推測できずリスクを承知で協力する患者は見つからなかった。倉橋はユウキと家族に被験者になればメディキュボイドが設置されている無菌室に入り日和見感染のリスクを大幅に低下させることができると提案した。ユウキも両親も悩んだが、バーチャルワールドへの憧れが背中を押し被験者になることを承諾してこの部屋に入った。以来ずっとメディキュボイドの中で暮らしている。今は苦痛の緩和のため体感覚キャンセル機能を使用しているため現実世界に戻ってくることはほとんどなかった。24時間ダイブしたままの状態で3年が過ぎていた。アスナはキリトがユウキのことをフルダイブ環境そのものの申し子のような気がしたと言っていたことを思い出した。倉橋にユウキに会わせてくれてありがとうございますと言い、ユウキはここにいれば大丈夫なんですよねと聞くと、無菌室に入っていても体に内在する細菌を排除することはできない。ユウキの病状は末期だと倉橋は言った。ユウキにお姉ちゃんと言われたことを思い出したアスナ。倉橋に聞くと双子だったと答えた。姉は藍子(あいこ)という名前だった。雰囲気がアスナに似ていたかもしれないと倉橋は言った。ユウキの両親は2年前、姉は1年前に亡くなった。ユウキのことを思い泣くアスナ。すると、泣かないでアスナとユウキの声がした。レンズ越しだけど見えてるよ、向こう側とほんとにソックリだねとユウキ。来てくれてありがとうと言うとアスナにアミュスフィアがある隣の部屋を使わせてあげてくださいと倉橋に言った。ログインしたら僕たちが初めて会った場所に来てね。ログインしてユウキと再会。ユウキはアスナが現実世界の僕を見つけてくれるような予感がしたと言った。抱きしめると姉ちゃんと同じお日さまの匂いだと言った。藍子はスリーピング・ナイツの初代リーダーで僕よりずっと強かったと話した。シウネたちとはバーチャル・ホスピスで知り合った。最初は9人いたが3人がいなくなった。みんなで次のひとりの時にはギルドを解散しようと決めた。本当のことを言えなくてごめんねとユウキ。春に解散する理由は長くてもあと3か月と告知されているメンバーがふたりいるからだと言った。だから僕たちはどうしてもこの素敵な世界で最後の思い出を作りたかった。あの大きなモニュメントに僕たちがここにいたよっていうあかしを残したかった。姉ちゃんたちに胸を張っておみやげにできるようなすごい冒険をしたかった。迷惑かけちゃって今からでも僕たちのことは忘れてとユウキ。できないよとアスナは言った。ユウキたちと出会えて手伝いができてすごく嬉しい。これでもう何もかも満足だよと言うユウキにアスナは、まだしてないこといっぱいあるでしょと言った。冒険の最後の1ページはアスナと一緒に作った思い出にしたいというユウキにまたしたいことあるでしょと言うと、学校に行ってみたいなと言った。無理言ってごめんねとユウキ。アスナは言った。行けるかもしれないよ、学校。☆次回 「夢の始まり」
2014.12.08
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