I have a dream

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2010.02.06
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カテゴリ: クラシック全般

 寒いですね。ふくらはぎの肉離れが治りつつあるほうとうです。 

 昨日、ザ・シンフォニーホールで行われた、大阪センチュリー交響楽団創立20周年

記念特別演奏会2、オネゲルの劇的オラトリオ「火刑台上のジャンヌ・ダルク」を聴いて

来ました。

 生ではなかなか聴けない演目ですし、指揮がびわ湖ホール監督でかつこのオケの

首席客演指揮者の沼尻竜典さんなので、うまくまとめてくれるのではないかと期待して

行ったのです。

 この作品は、パリに住んでいたロシア人女優ルビンシュタインが、ジャンヌ・ダルクを

演じたいと思ってオネゲルと劇作家クローデルに依頼して作られたものです。

 ジャンヌ・ダルクと修道士ドミニクを演じる俳優が必要ですし、少年合唱のほか、

オケの中にもオンド・マルトノ、ピアノ、チェレスタやサキソフォンが必要な(代わりに

ホルンは降り番ですが)大掛かりな演目です。

 さて、聴いてみて、良かったのは特に演出

 舞台後ろのブロックを全て使って、白いピラミッドのような俳優用の舞台を造り、

スクリーンとしてもうまく使っていました(映像・照明さんご苦労様)。また合唱団・少年

合唱団ともシンプルな黒い衣装(実は長袖Tシャツですが)でシリアスないい雰囲気を

醸し出していました。

 演奏側では、岸和田市少年少女合唱団がよく頑張っていたと思いました。特にソロを

担当した子は良かったですね。将来楽しみです。オケもまずいところは無かった。

 セミステージ形式というスタイルで上演されたのですが、シンプルな舞台セットのオペラ

と同じくらいで、非常に分かりやすく良かったと感じました。






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Last updated  2010.02.06 15:16:07
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