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このブログを書いていて、
あと少しでアップできるところまできた らっ!
突然、別画面に移動。作成途中のブログが
見事に消えました
力尽き、寒さが身にしみ出だしたので、今日は前置きなくサクッと
今回(11/17)飲んだのは
日本で販売されるようになってまだ2年あまりの
比較的珍しい部類の赤。
「マリオッコ」
というイタリアの土着品種を使ったワイン。
(マリオッコは古代ギリシャ由来の黒ブドウで、カンブリア州土着品種。
タンニンが多く、色の濃いワインができる)
MAGLIOCCO 2009
(マリオッコ)
イタリアのつま先、カラブリア州の赤ワイン。
カラブリア州はココ
このカラブリア州(とバジリカータ州にまたがる)にある
ポッリーノ山脈の麓、コセンツァ県の カステロヴィッラリ
に
ワイナリーと畑はあります。
ポッリーノ山脈の麓、標高250 ~ 450mの畑は昼夜の寒暖が大きく、降雨量も北イタリアのピエモンテ並み。
さらに平均気温はトスカーナと同じ、ということで
ワイン産地としては無名ながらも、
ワイナリーは
醸造家の マルコ・モンキエロ(※1)
をコンサルタントに迎え
上質なワイン造りへの挑戦が始まったそう。
生産者は フェッロチント
。
酪農や果物の栽培を行なう数件の農家からなる
カンポヴェルデ社が手がけるワイナリーで、
2007年に設立された新しいワイナリー
日本に輸入されたのは2010年からと、ほんの2年前。
まだ珍しい部類のワイン
以下詳細
● MAGLIOCCO
(マリオッコ)
収穫年:
2009年
生産国:
イタリア
格 付:
IGP カラブリア
生産者:
テヌテ・フェッロチント
(TENUTE FERROCINTO)
輸入元:
アルトリヴェッロ
購入店:
ワインショップ・フジイ
購入価格:
1700円
アルコール:
12.5%
ブドウ品種:
マリオッコ
色:
輝きや濃縮感の感じられる中心部にやや黒みがかったルージュ。
粘性~上
香り:
紫色のしおれた花、プラム、プルーンのコンポート、チェリー。生ハムやチーズなどの乳酸発酵系の香り。
醤油、湿った黒い土、ミネラル、タバコ、カカオ、 パンデビス(※2)
っぽいスパイスの混じったもの(シナモンや丁子、ナツメグ、ジンジャーなど甘苦系)、うっすらバニラ。
抜栓2時間であんこの香りも。
凝縮感のある黒系果実の甘やかな香りと醤油、ミネラルなどが混じる、落ち着き始めた複雑な香り。
味わい:
厚みのある口あたり。辛口でフルボディに近いミディアム。
黒ブドウやプルーンの皮の内側を搾り取ったような、完熟黒系果実の素直な風味。
タンニンは豊富で口の中を乾かし気味に、茶色の茎風味が混じる味わい。
一瞬舌にピリリとくるほどシッカリした酸は、
飲んだそばから拡声器のごとく、奥から手前へと一気に広がるように
果実味サッと洗い流す、タップリしたもの。
酸とミネラルがしっかりしているので、濃縮感がありながらも爽やかさのある味。途中に香るスパイスが個性的な味わい。
今回合わせたものでよかったのは、 エビチリ
。
エビチリのピリ辛に負けない中身の詰まった、
スパイス香る酒質。
さらにチリソースの甘さの加減が
ワインの果実味の甘さとちょうどいい塩梅。
イタリアの熟成生ハム
(ガローニ社の18ヵ月熟成)には
どちらの風味も膨らんで、文句なくピッタリ!
意外だったのは マグロのヅケ
とも相性の良いこと。
醤油の風味がワインとピッタリ合って、マグロが生臭くならない。
今飲んでも美味しいけれど、あと少し寝かせても面白そう!
※1マルコ・モンキエロ ~イタリアの北、ピエモンテ州(ロエロ地区)にあるワイナリー 「モンキエロ・カルボーネ」 のオーナー。自身のワイナリー設立前からイタリア各地の著名ワイナリーのコンサルタント醸造家として活躍。
ちなみに自分のワイナリーで造るワインは、ネッビオーロ種からの赤ワイン 「ロエロ・ロッソ」
、土着品種の白ブドウ・アルネイスから作られる 「ロエロ・アルネイス」
など。
フランスのブルゴーニュスタイルの上品で繊細なワイン造りをしています。
※2パンデビス ~フランス・ブルゴーニュ地方にある町、ディジョンの伝統菓子で、クリスマスの時期に登場するハチミツ入りスパイスいっぱいのパンとケーキの中間のようなお菓子。
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