2023/12/03
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カテゴリ: 我が家のペット



家の前の道路に軽ワゴン車が止まって
運転していた若い女性がさっきから車体の下に向かって
『ニャーニャー出ておいで~』なんて呼びかけている。

私が気が付いてから10分ほど経つのだが
困ったという様子で今度はボンネットを開けて覗き込みながら
『どこにいるの~?』なんて
誰かに呼びかけているので、外に出て女性に声をかけてみた。

その女性の説明によると
運転中に子猫の鳴き声がどこからか聞こえてきたので
車を止めて声の主を探しているというのだ。

私も耳を澄ませてボンネットの中に目を凝らしてみた
すると、『ミャーミャー』という
小さな猫の鳴き声が聞こえてくるのだが
姿はまったく見えない。

家に戻り、子猫の好きそうな煮干しを持ってきて
食べ物で釣って外に出そうと車体の下とボンネットに置いて
『ニャンコちゃん出ておいで~』と呼びかけても
鳴き声ばかりでどこにも姿が見えない。

そのうち近所の人たちが集まってきて
子猫をどうやって救おうかという話の中で
誰かが『こういう時って消防署に頼めないのかな』
と言いだした。

テレビのニュースで、
犬や猫が狭い場所にはまったりしたのを
消防車が駆けつけて助けるのを見たことあったなあと
思い出した。

そこに集まっているみんなも
『消防車を呼ぼう』となったので私が119番に電話をした。
こちらの事情を話すと、すぐに駆けつけてくれるという返事。
我が家の住所と電話番号を教えて
電話を切り消防車の到着を待った。

5分ほどで消防車到着
懐中電灯で車の中を調べても、なかなか姿を現さず
相変わらず鳴き声が聞こえるだけ。
車体の下に潜ったり
ボンネットの中を目を凝らして探しても見つからず
集まった人たちのため息が大きくなってきた。

その時、いたぞ~という声
なんと運転席のシートの下にいたのだ
連れ出された猫ちゃんは
生後1ヶ月くらいの黒猫でした。

運転していた女性もこんな小さな猫ちゃんが
どうして自分の車に忍び込んだのかと
首をかしげていたのですが
これも何かの縁なので自宅に連れて帰るというので
みんなから拍手が沸きました。

私は急いで家に戻り
段ボールを持ってきて猫ちゃんを入れ
車の助手席に乗せて、一件落着。
1時間以上かかった子猫救出作戦は大成功。
あの子猫も優しい飼い主に出会えて幸運でしたね♪




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Last updated  2023/12/03 09:50:13 PM
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