中国茶・台湾茶と旅行 あるきちのお茶・旅行日記(旧館)

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2007.06.20
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カテゴリ: お茶
ちょっと聞き慣れない名前の台湾茶を飲んでみた。

松柏長青茶パッケージ

松柏長青茶


名間郷というと、台湾の茶産地の中でも、もっとも機械化の進んだお茶の産地として有名で、年産約1万トンを生産するほどだとのこと。
標高200m~400m程度の赤土の丘陵地で、現在の主力品種は、四季春や翠玉、金萱などの新品種。

この辺りの茶葉の多くは機械摘み。
そして、そのあとの製茶の工程もかなり効率化されているそうで、製茶にかかる時間もかなり短縮されているらしい。
茶葉の生産効率が良い=機械・工場の稼働率が高い、なので当然製造コストは下がる。

一方で、品質はそれなりのところを保っているので、名間郷のお茶はコストパフォーマンスでは他を圧倒しているのだそうだ。


今日のお茶は、その名間郷で作られている松柏長青茶というお茶。

元々は、この地区の松柏坑というところの最高地点(埔中村)で採れたお茶が美味しいと評判で、埔中茶という名前だったらしい。
このお茶を、中華民国 (ここは敢えてそういう書き方をします) の総統だった蒋経国(蒋介石の息子)が、松柏長青茶と命名したのだとか。
それを機に、人気爆発で一気に茶園が広がったそうだ。


昔は青心烏龍や青心大有などの品種が使われていたものの、それよりも効率の良い生産ができる品種ということで、最近のお茶は、四季春がベースになっているとのこと。

どうも、この地域の人たちは合理的にモノを考える人たちのようだ。


今回のお茶は、そんな中でも品評会受賞茶(三等賞)。
多少は出来が良いはず(^^♪


・・・ということで、茶葉です。

松柏長青茶茶葉

茶葉は機械摘みらしく、かなり小さめの粒。
普通の四季春と見た目はあんまり変わりません(というか一緒)。

そして茶水。

松柏長青茶茶水

結構、淡い感じ。
香りはかなり立っています。四季春ですねぇ(^^)

飲んでみると、ちょっと青いけど、結構美味しい。
高山茶のような深い味わいは求めるべくもありませんが、軽快さと香りの良さは、なかなかイケます。
お値段を考えたら、普段飲みとして十分競争力のあるお茶だと思います。
#まあ、品評会受賞茶という視点で見ると、物足りないですけどね。

冬茶なので、落ち着いてしまっていますが、新茶の時だったらもっと香りも立って美味しかったかも。
何しろ、名間郷のお茶は茶摘みをしたら、夜通しで製茶して翌日には出荷するぐらいのスピードで茶を作るのだそうだ。生鮮食品みたいなものなんですねぇ。

松柏長青茶茶底


ちなみに種明かしをしますと、このお茶 ルピシア では 名間四季春 として販売されています。

日本では、松柏長青茶よりも、四季春の方が名前が売れてますからね(^^;)
#凍頂烏龍茶も製法がほぼ一緒ですが、凍頂烏龍茶の呼称がつけられるのは、鹿谷郷の近隣で作られたモノだけなので、凍頂の名前を冠しては売り出せないのです(まあ、心無い業者さんならやりかねませんが)。


今日のお茶:水出し阿里山烏龍茶、松柏長青茶 冬茶・三等賞(彩香)





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Last updated  2007.06.21 01:17:27
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