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華剛茶業の新オフィスです。
こちら、オフィス兼ショールーム&出荷センターといった趣です。
なんでも、お客さんを接待する場合、市街地にあるお店では若干手狭ということで、こちらを作ったようです。
こちらには販売用のお茶はあんまり置いてないようなので、アポを取ってくる感じですね。
お茶を買うなら、後で出てくる豊原市街にある本店の方が良いです。
華剛茶業についてご説明しておきますと、ここの母体は豊原にある泉芳茶荘という老舗の茶荘です。
豊原のある旧台中県の茶業界では重鎮でして、現在でも、地元・台中市の茶業組合の理事長をやっていたりもします。
何よりもポイントは、大禹嶺茶区の開発なども手がけ、梨山茶区にある華崗地区(標高2500m)に自社工場を持っているという点。
この工場、1日に2000kgの茶葉が持ち込まれ、1200斤のお茶を作る生産力があるそうです。梨山茶の生産においては、大手と言えます。
色々な茶荘に卸売りもしているので、梨山茶の出元をたどると、割とここにたどり着くことも多いかと。
で、そこの後継者である5代目が、こちらのジョニー。
日本で茶酔いさんからプレゼントされた有田焼の器で梨山茶を淹れております。
彼が携わるようになってから、卸売りだけでは無く、消費者に支持されるブランドにならないと!ということで「華剛茶業」という看板で積極的に小売りにも乗り出しています。
空港などでも、ここのお茶が結構良い値段で販売されています。
現在では、中国大陸にも代理店を通じて進出しており、中国各地の展示会などでプロモーション活動を行っているそうです。
・・・というわけで、梨山Lover的には外せない会社なんですね。
まずは、今年の出来はどう?という話を。
実は春茶の製茶シーズン、 茶旅
の須賀さんが華剛茶業の工場を訪問しており、えらい雨で崖崩れが起こって大変だった、という話は聞いておりました。
#このへんの話は、今年のエコ茶会の 須賀さんのセミナー
で写真とともに聞けると思います。
やはり、その情報は正しかったようで、シーズンのほとんどが雨で、晴天はごくわずかだった、と。
基本的に雨の場合は、お茶を摘まないのです。
が、そうは言っても、あまりに雨が続くので、晴天を待つ間にも茶葉はどんどん老化してしまいます。
そこで、やむなく雨でも摘まざるを得なかったそうです。
うーん、今年は非常に過酷なシーズンだったようです。
まあ、実際に飲んでみようと、ということで、生産日ごとのお茶をテイスティング。
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