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読レポ第830号
ぶり返す「怒り」「さびしさ」
「悲しみ」は捨てられる!
著:心理学博士 古宮 昇
発行:㈱すばる舎
第3部つらい感情を洗い流す!
「5つのセラピー+α」
♡4、喪失の悲しみを手放す
(どのように別離にも有効なセラピー)
出会いの数と同じだけの別れがあります。わたしはこれまで、親との別れ、恋人との別れ、ペットとの別れ、友だちとの別れ、学校との別れ、大切な所属集団との別れ、多くの別れを経験してきました。これからも数多くの別れを繰り返して生きていきます。もちろん、あなたも同じですよね。
大切な人と別れた悲しみが癒されることなく、こころの奥でフツフツし続けてると、感情が不安定になり、イライラ、悲しみ、罪悪感、どんよりとしたうつ感情などがぶり返して止まらなくなります。あなたにも心当たりはありませんか。
さてこれから、喪失の悲しみと対処についてお伝えします。ここでは、大切な人との死別をもとにした喪失についてお伝えしますが、このセラピーは、離婚や恋愛の破局、引っ越しなどの別れによる喪失や、ペットとの離別についてもあてはまります。また、信仰、希望、若さ、青春時代、子ども時代など、抽象的なものの喪失体験についても当てはまります。
たとえば、子どもを流産や事故などで失った夫婦の場合だと、子どもを失うことに加えて、一緒にしたかった楽しいこと(絵本を読み聞かせる、一緒に遊ぶ、など)の期待と将来への希望を失うことにもなります。また、がんの治療で乳房を失った女性の場合、それは「女らしい自分」を失ってことを意味するかもしれません。
そのような喪失の悲しみを癒して、乗り越えるためにも、これからお伝えすることを参考にしてください。これから、つぎの流れで説明を進めていきます。
①喪失の悲しみから立ち直る「五つの段階」
②乗り越え方についいての「誤った考え」
③喪失の悲しみからンお「立ち直りを助ける方法」
では、一緒に読み進めていきましょう。
と著者は述べています。
確かに人は、いくつもの出会いの数だけの別れがありますが、その中でもなかなか別れるコトや別れたコト、失ったコトを手放せない思いがつのり、喪失感がつのり感情が不安になることが確かにあります。
私も、若い時は、手放せないコトがいっぱいありました。自分の中で手放すコトを受け入れられなくてうつ状態になったこともあります。
過去のコトは取り戻せないとしっかり受け止めることができて、見方や捉え方を変えるコトで、しだいに手放すようになりました。執着を捨てて、手放すコトが大切です。
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