"二度あることは三度ある"というが、スプリングスティーンには四度目もあった。その四度目が今年(2009年)初頭にリリースされた『ワーキング・オン・ア・ドリーム(Working On A Dream)』である。前作『マジック』が2007年10月発売だから、わずか1年ちょっとで出たアルバムで、これまでの数年おきというスプリングスティーンのペースからすれば異例である。前作で堂々の復活を果たしたものの、ファンはたった1年余りで次の新作が出るとは期待していなかったに違いない。本アルバムは大きなセールスを上げ、英米のみならず、カナダ、オーストラリア、ドイツ、スイス、ノルウェー、スウェーデンなど数多くの国でチャート1位に輝いた。
[収録曲] 1. Outlaw Pete 2. My Lucky Day 3. Working on a Dream 4. Queen of the Supermarket 5. What Love Can Do 6. This Life 7. Good Eye 8. Tomorrow Never Knows 9. Life Itself 10. Kingdom of Days 11. Surprise, Surprise 12. The Last Carnival 13. The Wrestler(ボーナス・トラック)