音楽日記 ~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

音楽日記 ~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

2013年11月12日
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テーマ: Jazz(1978)
カテゴリ: ジャズ




 多人数編成(10人編成)のミニ・オーケストラの中で、“泣き”のアルトが歌う、そんなナンバーを今回は取り上げてみようと思います。ソニー・クリス(Sonny Criss)の1968年の作品 『ソニーズ・ドリーム~新クールの誕生(Sonny’s Dream (Birth of the New Cool))』 所収の、同盤いちばんの聴きどころとなっている楽曲です。





 ソニー・クリス(1927-77年)は、パーカーの影響を強く受けたサックス奏者の一人ですが、この流れるようでありながら揺れのある、“泣き”の入ったサックスは個人的にお気に入りです。

 残念なのは、時にこの盤がソニー・クリスの代表作の一つなどという風に数えられてしまうことでしょうか。ホレス・タプスコットのアレンジによるちょっと変わった編成で、ある種、普段とは趣向を変えたというか、受けを狙ってみたというか…(大編成の割にはソニー・クリスの演奏が大きくメインでクローズアップされてはいます)。

 ともかく、ソニー・クリスの典型盤とは言いにくい部分があるのですが、サックス演奏そのものは彼本来の硬派な演奏で、個人的には結構好きなのです。余談ながら、途中のピアノ・ソロは地味ながら、“名演奏の陰にこの人あり”とよく言われるトミー・フラナガンだったりします。





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Last updated  2013年11月12日 06時36分19秒
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