1970年代末に結成され、80年代前半まで活動したアイアン・シティ・ハウスロッカーズ(Iron City Houserockers)は、文字通り“鉄鋼の町”ピッツバーグを拠点とするバンドであった。80年代半ばには鉄鋼業が衰退し新たな産業へ移行したためというわけ(?)ではないだろうが、80年代後半になってこのバンドは中心人物のジョー・グリュスキの名前をフロントに出し、メンバー変更を経て、ジョー・グリュスキー&ザ・ハウスロッカーズ(Joe Grushecky and the Hourockers)に衣替えする。この新生バンドとしての第1弾アルバムが1989年の本作『ロック・アンド・リアル(Rock And Real)』だった。
1. Rock and Real 2. Memphis Queen 3. Unsafe at any Speed 4. The Biddle Mine 5. How Long 6. Freedom’s Hall 7. Out of My Head 8. Little Marie 9. Ain’t Goin’ Down 10. Rebel Music 11. Daddy’s Little Angel