そのアルバムの表題は『ヒムズ・オブ・クリスマス(Hymns of Christmas)』、つまりは“クリスマス聖歌集”とでも言えるもの。この盤のジャケットには、“Leon Russel Piano & Orchestra”と記されていて、要するに彼は歌うのでもなく、オーケストラをバックにピアノを演奏しているというもの。変な期待をして聴き始めたら、見事に裏切られてしまいそうな内容なわけである。でもって、その“オーケストラ”はと言うと、どうもシンセ・サウンドのようである。情報がなくてよく分からないのだけれど、この演奏は結局のところ、全部彼の独演ということなのではないだろうか。
1. Oh, Holy Night 2. We Three Kings 3. Away In A Manger 4. Hark The Herald Angels Sing 5. Joy To The World 6. It Came Upon A Midnight Clear 7. The First Noel 8. Oh, Little Town of Bethlehem 9. Oh, Come All Ye Faithful 10. Silent Night