音楽日記 ~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

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2023年04月30日
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冴える円熟のヴォーカル


 ビクトル・マヌエル(Víctor Manuel)こと本名ビクトル・マヌエル・サン・ホセ・サンチェス(Víctor Manuel San José Sánchez)は、1947年、スペイン北部のアストゥリアス出身のシンガーソングライター。本ブログでは何回も記事にしていて、筆者のお気に入りのヴォーカリストである。

 そんな中でも特に筆者は、1990年代~2000年代にかけての頃、言い換えれば、40歳代~50歳代頃の円熟期の彼の作品がとりわけ筆者は気に入っている。この時期にドンピシャの作品の一つが、本盤『カダ・ウノ・エス・コモ・エス(Cada uno es como es)』である。本作の前の 『シン・メモリア』 (1996年)も、後に出た 『エル・イホ・デル・フェロビアリオ』 (2001年)もよかったが、1999年リリースの本作もまた、この時期の彼の円熟のヴォーカルが冴えわたっている。

 個人的に気に入っている曲をいくつか挙げてみたい。1.「ムヘール・デ・ウモ(煙の女)」は、叙情的な曲調と彼のヴォーカルの特性がぴったりとマッチしている。2.「ビエネン・デル・スール」はサビのメロディが筆者的にはツボにはまっている。表題曲の3.「カダ・ウノ・エス・コモ・エス」は、やや肩の力の抜けた歌唱がいい。8.「シ・エジャ・ノ・メ・キシエラ」はラテン調な演奏がいいアクセントになっている。10.「メ・グスタ・サベール・デ・ティ」もラテン調な演奏を含むが、ヴォーカルと声のよさが際立った1曲となっている。

 他の過去記事にも書いているように、筆者はビクトル・マヌエルの“声”に魅了されてしまっている。そして、この盤もまた、その声のよさに惚れ惚れしてしまう作品であったりする。


[収録曲]
1. Mujer de humo
2. Vienen del sur
3. Cada uno es como es
4. Boca que busca boca
5. Al cabo del tiempo
6. Algunos pasan de todo
7. Pájaros negros
8. Si ella no me quisiera
9. Donde caben dos
10. Me gusta saber de ti
11. Tierra mía
12. Nuestros nombres

1999年リリース。




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Last updated  2023年04月30日 07時45分02秒
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