音楽日記 ~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

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2024年08月23日
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テーマ: 洋楽(3407)
快進撃真っただ中のライヴ盤 


 ブライアン・アダムス(Bryan Adams)は、1959年、カナダはオンタリオ州生まれのロック・ミュージシャン。1980年代に大人気を博した彼の絶頂期のライヴ・パフォーマンスを収めたのが、この『LIVE! LIVE! LIVE!(Live! Live! Live!)』というライヴ盤で、彼にとっての最初のライヴ・アルバムである。ちょうど、 「ヘヴン」 などの大ヒットに続く時期で、「アイ・ドゥ・イット・フォー・ユー」(映画『ロビン・フッド』のテーマ曲)よりは前にあたる1980年代後半、ベルギーでのライヴを収録したものである。

 本盤をひとことで表すとすれば、快進撃が続く絶頂期をうまく捉えたライヴ盤という形容がぴったりであろう。選曲もベスト盤的な内容で、この時点での彼の歩みを示すナンバーが並んでいる。

 アルバムの序盤では、初期のナンバーである2.「イッツ・オンリー・ラヴ」、3.「カッツ・ライク・ア・ナイフ」がいい。ヒット作『レックレス』所収のストレートなロック・ナンバー、4.「キッズ・ワナ・ロック」で盛り上がり、続いて『ヒート・オブ・ファイアー』所収の5.「ハーツ・オン・ファイヤー」という渋めの曲を配する当たりも心憎い。

 雰囲気が最も盛り上がるのは有名ヒット曲の8.「ヘヴン」、さらには13. 「想い出のサマー」 で、いずれもアルバム『レックレス』の収録曲。さらに、個人的な好みを挙げると、9. 「ヒート・オブ・ザ・ナイト」 、10.「ラン・トゥ・ユー」、11.「ワン・ナイト・ラヴ・アフェアー」という、異なるアルバムからの好曲が並ぶところ。

 本ライヴ盤の最後も注目の内容で、ザ・クラッシュのヴァージョンで広く知られる16. 「アイ・フォート・ザ・ロウ」 から、17.「イントゥ・ザ・ファイヤー」で渋い閉め方をするという選曲はなかなかいいと思う。なお、上に述べたように、本ライヴ盤の主たる音源はベルギーでのライヴだが、実は、ラスト・ナンバーとして収録されている17.「イントゥ・ザ・ファイヤー」は、東京でのライヴ・テイクだったりする。


[収録曲]

1. She's Only Happy When She's Dancin'
2. It's Only Love
3. Cuts Like A Knife
4. Kids Wanna Rock
5. Hearts on Fire
6. Take Me Back
7. The Best Was Yet to Come
8. Heaven
9. Heat of the Night
10. Run to You
11. One Night Love Affair
12. Long Gone
13. Summer of '69
14. Somebody
15. Walkin' After Midnight
16. I Fought the Law
17. Into the Fire

1988年リリース。




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Last updated  2024年08月23日 14時33分49秒
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