CAPTAINの航海日記

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2022.06.03
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カテゴリ: decade(s)企画
前エントリで2020~2022年における各校の国公立大進学率を算出してみましたが、改めて2017~2019年の数値と比べると、明確な相違点が二つあります。
まず一つは、「その他」(浪人含む)の人数が減っていること。国公立大進学率上位10校に限定して「その他」の人数を比較してみると、

仙台二   482人⇒358人
仙台三   167人⇒142人
仙台一   433人⇒311人
仙台二華  184人⇒136人
泉館山   137人⇒85人
宮城一   202人⇒144人
仙台南   68人⇒38人
仙台向山  119人⇒75人
石巻    101人⇒56人
古川    86人⇒51人
10校合計  1,977人⇒1,396人

となり、10校平均で約3割も減少していることになります。恐らく、共通テスト導入に際し受験生の間で現役志向が強まったことが、背景にあるのではないかと思われます。
もう一つは、国公立大進学率が上昇している高校が多いこと。今度は上位20校(ただし、旧気仙沼西高校の数値が混じってしまう気仙沼高校を除いた19校)に登場いただくと、

仙台二   .806 ⇒ .781(△.025)
仙台三   .702 ⇒ .740(+.038)
仙台一   .706 ⇒ .706(±.000)
仙台二華  .518 ⇒ .539(+.021)
泉館山   .504 ⇒ .477(△.027)
宮城一   .450 ⇒ .472(+.022)
仙台南   .364 ⇒ .449(+.085)
仙台向山  .423 ⇒ .445(+.022)
石巻    .349 ⇒ .413(+.064)
古川    .320 ⇒ .372(+.052)
宮城野   .311 ⇒ .321(+.010)
泉     .316 ⇒ .260(△.056)
白石    .247 ⇒ .249(+.002)
多賀城   .168 ⇒ .229(+.061)
古川黎明  .172 ⇒ .203(+.031)
佐沼    .179 ⇒ .172(△.007)
岩ケ崎   .093 ⇒ .148(+.055)
仙台三桜  .158 ⇒ .140(△.014)
仙台東   .097 ⇒ .102(+.005)

19校のうち増加が13、減少が5、増減なしが1となります。少子化が漸減していく中で国公立大の定員は特段の減員を実施していない(ように見受けられる)ことや先述したような浪人回避の傾向もあるだけに至極真っ当な推移だと思う一方で、その中においても国公立大進学率を減らしている高校は、存在意義が問われるかもしれませんね。 こちら で書いたことの繰り返しになりますが、特に仙台都市圏北部の高校の減少幅の大きさは無視できないレベルで、

泉館山   .504 ⇒ .477(△.027)
泉     .316 ⇒ .260(△.056)
富谷    .076 ⇒ .084(+.008)
仙台    .073 ⇒ .067(△.006)

と4校中3校が減少しており、将来的には高校、ひいては街のダウンサイジングを計画的に行わなければならないようにも感じます。


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Last updated  2022.06.03 13:12:49
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