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2005年02月07日
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カテゴリ: 本の話
今日はお気に入りの本について書こうかな。私はノンフィクション、歴史小説、またはテーマの重い本を読むことが大好きだ。もちろん、宮部みゆきや乃南アサなど、おもしろいミステリーも大好きだけど。
中2の頃、NHK大河ドラマ、「山河燃ゆ」が大好きだった。第二次世界大戦中の日系アメリカ人を描いたドラマで、松本幸四郎が主演していた。大学生の頃にこのドラマの原作、山崎豊子の「二つの祖国」を読んだ。上、中、下巻とどれも厚くて、読み応えありだったし、かなりおもしろかった。このドラマと原作本を読んで、日系移民だけではなく、西側欧米諸国に移住する人たちについてとても興味を持った。実際、外国人の友人たちも、ポーランド系カナダ人だとか、フィンランド系アメリカ人だとか、ベトナム系、日系などがわりと多い。自分のアイデンティティーを生まれた、もしくは育った国に持っている人もいれば、自分のルーツにとてもこだわる人など、様々だ。日本人の両親を持ち、日本で普通に育ってきた私にはとても理解ができないが、数カ国にルーツを持ち、自分はノー・ボーダーだ(カップヌードルか?)という友人と話すとうらやましくもある。
「二つの祖国」の中の登場人物も様々で、大戦中という最も苛酷な環境の中で、アメリカ人だけど日本人であることを捨て切れなかったり、アメリカ人だと割り切っていたり、選択も様々だった。主人公は日本人の心を捨てきれず米軍に所属し、戦後の極東軍事裁判で通訳を務め、自分の口で刑を告げることになる。彼は苦悩し、最後は自ら死を選ぶことになる。
ロサンゼルスの日系人博物館を訪れたとき、この物語を思い出せずに入られなかった。
ちなみに、ドラマにはブレイク直前の渡辺謙が出演していた。特攻隊員として命を失う役だった。











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最終更新日  2005年02月08日 00時03分50秒
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