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孔雀?地真珠珊瑚雲龍文刺繍袍(くじゃくはねじしんじゅさんごうんりゅうもんししゅうほう)いや~、知りませんでした。故宮博物院展に行ってきました。故宮といえば、青銅やら玉やら陶磁器のコレクションと思い想像をめぐらしていたのですが、、、豈図らんやっ!刺繍に織物の凄いこと。写真ではいまひとつわかりませんが、刺繍の緻密で繊細なこと。青色をだすために孔雀の羽根やカワセミの羽を地に織り込んだうえでの刺繍です。刺繍やら織物をこのようにシゲシゲ、マジマジと観る視るのははじめてです。ほ~。刺繍三羊開泰図(ししゅうさにょうかいたいず)↑実際に観ますとね、羊の毛1本描き(刺繍)こまれている細密のうえ、色合いの芸術性の高さに、見惚れること間違いなしです。故宮、紫禁城の凄さです。やはり北京の故宮博物院にはいってみたいものです。注・画像は東京国立博物館にて2月19日まで開催されていた 北京故宮博物院200選の図録より転載したものです。
2012.02.20
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半世紀以上生きておってずっとずっと「トウロウノカマ」だと思っておった。恥今夜は大そう寒くて自転車をこぐ足のつま先がジンジンとした。帰宅してふるえながらビールを飲む。こ、こんな時こそ甘酒でしょっ!と思いたつやいなや、即作る。 posted by (C)pocoあ~、ポカポカする。それではおやすみなさい。ち、ちがうでしょっ。トウロウノオノはどうなったの?そうなの。蟷螂の斧なの。えっとね、えっとね、今、マム号は某IT企業とやらに斧をふりあげている、、、最中なのだ。このごろマムは画像にオサレな横文字をひっつけておる。「?2012 Poco All rights reserved.」である。ハ~、、、。気がつかなければよかった。実はね、「円照寺」の画像を検索していたら、マムの撮った写真とかが当然出てくるからクリックしてたら、ヒエ~。出てくる出てくる、無断転載のブログが!たった30分の間に4人みっけ。多分時間をかけたらもっとでてくると思うのだけど、一人1、2枚だから、悩んだけど「仕方ないね」と鷹揚に構えることにした。↓この写真は人気あり(笑)よく見かけます posted by (C)pocoでもやっぱり腑におちないのよねえ。翌日再度検索すると、なんと一人でマムの愚写真を14枚も載せているつわものがいとも簡単に釣れてしまいました。それもその人のブログ全体ではなくて、拝観日記の某お寺さんのみだけで14枚。は~。ドボヂヨ。それもトップに載せて堂々の加工。悩むマム。マムだって叩けば埃が出るわいな。チラシやらカタログやら雑誌やらポストカードやら載せてるものなあ。あと歌詞とか詩とかね。は~。悩むマム。「通りすがりの遠山金四郎ですけど、似たような画像を他で見たんですけど~」みたいなコメントでも書いちゃおかなあと思うた。けど、さすがつわものであるブログにはコメント欄なし。したらばメッセージはっ!と思うとメッセージはなんとそのブログ運営サイトの会員になって登録しないと利用できない!そんなのいやじゃ。悩むマム。1日2日と、ジリジリと怒りがおこって・・燃える闘魂、北斗のマム誕生! posted by (C)poco↑この写真はマムのものですが、つわもの氏のブログには大きくタイトルが書きこまれてしまっているのです。が、3人の人物が完全にうつりこんでおり・・・笑えます。つわもの氏の「マムの加工写真」をここに載せたいのですが、無断転載になるので出来ません。 笑自分が撮った写真は瞬時に「自分の」ってわかるものですねえ・・・。 気がむいたらつづきを書くかも 笑*マムはフォト蔵に画像を保存しています。 故にクリエイティブコモンズにのっとっての 画像転載に関しては当然許諾しています。
2012.02.19
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posted by (C)poco<揮毫 榊 莫山>あそこもここも申請している世界遺産。あそこにもここにも立っている世界遺産標。モンドセレクションみたいなことにならなければよいのだが。 posted by (C)pocoいっそ「世間遺産」としたらどうであろう。ついでにこれ↓は榊 莫山印 posted by (C)poco ・ * ・ * ・ * ・ お~い京都の人~~~<京都きっずフェスティバルin同志社>の、お知らせ2月19日(日)に同志社大学今出川校舎 講武館にて京都きっずフェスティバルin同志社が開催されます日時 2012年 2月19日(日) 10:30-15:00場所 同志社大学今出川校舎 講武館1階アクセス 地下鉄 今出川下車入江道場は、合気道の演武に加え、合気道体験ワークショップを開催します。子供達だけでなく、親子でできる体験会にしたいと思っておりますので、ぜひご参加下さい。*京都きっずフェスティバルHP*合気道多田塾入江道場HP
2012.02.16
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芥川賞受賞時の受賞作家のインタビューは面白かったですね。体をくねくねさせながらブー垂れる田中氏に「なんじゃ、コイツ」と思って画面に食いついた善男善女が多かったのでは。おかげで彼の受賞作は売れに売れる結果となり出版元の集英社は笑いがとまらないことでしょう。芥川賞や直木賞が発表されて作品が読みたいなあと思われたならば、単行本で購入せずに芥川賞なら 月刊誌の文藝春秋 、直木賞ならば、オール読物を買われることをお勧めします。受賞作が読めるうえに選評も読めますし、安いし他の読み物も読めちゃう!さて、スネーク田中(勝手によんでます)氏ですが、内容は意外や、古典的ノーマル誰でもわかる作品です。中上健次や初期の頃の宮本輝そして車谷長吉の系譜といっていいでしょう。去年の受賞者の 西村賢太(苦役列車 )とまさに同じ類です。ストーリーもよくわかります。難解な言葉もない。聞こえてくるのは、荒々しい息遣いです。画像にすれば間違いなくR指定でしょう。物語は父親とその子。性と血が織りなす緊張感みなぎる土着の悲劇なんですが、登場するどの女の人も非常に個性豊かで強くて原始の力をもっている。「もう立てんのやないかって思うとったけど、案外、立てるもんやね」これはね、つき合っている少年遠馬の父親にぼろくそに犯されて眼球を動かす力もなく固まっていた千種が、遠馬の手を握りながら、立ちあがるときにはいた言葉です。千種は生まれて初めて膝を伸ばすみたいに、関節の動きを恐る恐る確かめ、しっかりと立った。手は握り合ったままだった。「もう立てんのやないかって思うとったけど、案外、立てるもんやね」好き嫌いは別として受賞に値する作品です。が、かたや の 円城塔氏!インタビューの時とてもお行儀がよかった彼ね。この人の作品は煮ても焼いても食えません。読みはじめてすぐに、古川日出男氏のアラビアの夜の種族という一大叙事詩のような小説が浮かび上がってきました。 この円城さんは「アラビアの夜の種族」のような荒唐無稽なのに、読書を引きずり込み咥えこむような物語を展開したかったのだなあと想像しました。あるいは、村上春樹さんがお書きになるわけが全然わからないおとぎ話のような短編のパッチワーク状のような「物」を書きたかったんだろうなあと思うのですが、まったくもって体をなしていません。石原都知事閣下(田中氏がいったのよ~ 笑)が酷評したのは、あのインタビューを見ているかぎりスネーク田中のこととマムを含めだれもが思ったはずです。ところがどっこい、実はこの大人しくお行儀がよかった円城氏のことだったのです。小説は何をいわんとしているか、などはどうでもいいんです。その内容にどれだけ読む人間をひきずりこむか、なんです。ひきずられるほどそれは優れた作品だと思います。ところが円城さんの作品はまったく入れない。それは難解という以前に技が低すぎる。撰者の宮本輝さんが「作者は眼は高いが、手が低すぎる」とうまいことを仰っています。なんや知らんけど、一緒に地獄までいったろか・・・と思わせないんですねえ。円城氏は東北大学を出て、東京大学の博士課程修了という経歴の持ち主です。「物理学も文学も、実験精神は一緒」という彼の言葉には大賛成だけど、結果ちっとも面白くない・・・んじゃあ賞には値しないと思うなあ。石原都知事閣下の選評の最期を引用しましょう。「言葉の綾とりみたいなできの悪いゲームに付き合わされる読者は気の毒というよりない。こんな一人よがりの作品がどれほどの読者に小説なる読みものとしてまかり通るかははなはだ疑わしい。故にも老兵は消えていくのみ。さらば芥川賞。」奈良菩提山 正暦寺 posted by (C)poco ・ * ・ * ・ * ・ お~い京都の人~~~<京都きっずフェスティバルin同志社>の、お知らせ2月19日(日)に同志社大学今出川校舎 講武館にて京都きっずフェスティバルin同志社が開催されます日時 2012年 2月19日(日) 10:30-15:00場所 同志社大学今出川校舎 講武館1階アクセス 地下鉄 今出川下車入江道場は、合気道の演武に加え、合気道体験ワークショップを開催します。子供達だけでなく、親子でできる体験会にしたいと思っておりますので、ぜひご参加下さい。*京都きっずフェスティバルHP*合気道多田塾入江道場HP
2012.02.15
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それはね、いつからどもぢてひよこ饅頭が、、、、、東京銘菓になったのよ~?<羽田にて>東京駅やら羽田空港にて購入し東京土産として福岡にぶら下げてくる善男善女よ。福岡人の認識はひよ子饅頭は福岡銘菓なのであ~る。いただくと目が点になる福岡人。 ・ * ・ * ・ * ・ お~い京都の人~~~<京都きっずフェスティバルin同志社>の、お知らせ2月19日(日)に同志社大学今出川校舎 講武館にて京都きっずフェスティバルin同志社が開催されます日時 2012年 2月19日(日) 10:30-15:00場所 同志社大学今出川校舎 講武館1階アクセス 地下鉄 今出川下車入江道場は、合気道の演武に加え、合気道体験ワークショップを開催します。子供達だけでなく、親子でできる体験会にしたいと思っておりますので、ぜひご参加下さい。*京都きっずフェスティバルHP*合気道多田塾入江道場HP
2012.02.12
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おうちカフェが大好きなマムもたまには友人と連れ立ってお外で舌鼓をうつ。友人の秘密基地的バールはそこそこの値段で何を頼んでも美味しい。はじめて連れて行かれた時、なんだか狐につままれたような変な感覚。でも、おしゃべりと食べるのに夢中になってその変な感覚もどこかへ・・・。お会計が終わって店内の壁の隅にかかった古い看板をみて、そういうことだったのか・・・と納得。B**aこのお店はマムとイカちゃんが学生時代にいつも待ち合わせをしていたコーヒー喫茶だった。戸口の脇の出窓の席が私たちの場所だった。 ・ * ・ * ・ * ・ お~い京都の人~~~<京都きっずフェスティバルin同志社>の、お知らせ2月19日(日)に同志社大学今出川校舎 講武館にて京都きっずフェスティバルin同志社が開催されます日時 2012年 2月19日(日) 10:30-15:00場所 同志社大学今出川校舎 講武館1階アクセス 地下鉄 今出川下車入江道場は、合気道の演武に加え、合気道体験ワークショップを開催します。子供達だけでなく、親子でできる体験会にしたいと思っておりますので、ぜひご参加下さい。*京都きっずフェスティバルHP*合気道多田塾入江道場HP
2012.02.08
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白マムブログに「甘酒の季語は夏」をアップいたしました。ご覧ください。 ・ * ・ * ・ * ・ お~い京都の人~~~<京都きっずフェスティバルin同志社>の、お知らせ2月19日(日)に同志社大学今出川校舎 講武館にて京都きっずフェスティバルin同志社が開催されます日時 2012年 2月19日(日) 10:30-15:00場所 同志社大学今出川校舎 講武館1階アクセス 地下鉄 今出川下車入江道場は、合気道の演武に加え、合気道体験ワークショップを開催します。子供達だけでなく、親子でできる体験会にしたいと思っておりますので、ぜひご参加下さい。*京都きっずフェスティバルHP*合気道多田塾入江道場HP
2012.02.07
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うんと年下のお友達Yちゃんから「マムさ~ん、この前の鳩サブレおいしかったで~す。これお返しです」。と、手渡されたお菓子はマムにぴったりの黒マム白マムぴったしカンカン!期待にたがわぬように日々精進せねば。*掲載の画像および文章の転載は禁じます ・ * ・ * ・ * ・ お~い京都の人~~~<京都きっずフェスティバルin同志社>の、お知らせ2月19日(日)に同志社大学今出川校舎 講武館にて京都きっずフェスティバルin同志社が開催されます日時 2012年 2月19日(日) 10:30-15:00場所 同志社大学今出川校舎 講武館1階アクセス 地下鉄 今出川下車入江道場は、合気道の演武に加え、合気道体験ワークショップを開催します。子供達だけでなく、親子でできる体験会にしたいと思っておりますので、ぜひご参加下さい。*京都きっずフェスティバルHP*合気道多田塾入江道場HP
2012.02.06
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したって、まあ。身も蓋もないったらありゃしない。だから、しましたよ。豆まき。マムが鬼!これこれ、っなわけありゃあしません。ちぁんと声をだしました。イカちゃんは豆を拾い食いしながらビールを飲んどりました。<邪気(鬼)を寄せつけない結界あるいは勧請縄の役目>*白マムブログに「節分」のことをアップしましたのでよろしかったらご覧ください。*掲載の画像および文章の転載は禁じます ・ * ・ * ・ * ・ お~い京都の人~~~<京都きっずフェスティバルin同志社>の、お知らせ2月19日(日)に同志社大学今出川校舎 講武館にて京都きっずフェスティバルin同志社が開催されます日時 2012年 2月19日(日) 10:30-15:00場所 同志社大学今出川校舎 講武館1階アクセス 地下鉄 今出川下車入江道場は、合気道の演武に加え、合気道体験ワークショップを開催します。子供達だけでなく、親子でできる体験会にしたいと思っておりますので、ぜひご参加下さい。*京都きっずフェスティバルHP*合気道多田塾入江道場HP
2012.02.05
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今年お初のイカちゃんとマムですよ~♪あ~ どうしようかなあ~~~。舞姫がいなくなってイカちゃんとマムふたりだけでやるのもなあぁ。・・・・・・。準備は万端。物は揃った。あとは、、、、度胸。う~。声だすのっ、こっぱずかしい・・・。それは、豆まき。 ・ * ・ * ・ * ・ お~い京都の人~~~<京都きっずフェスティバルin同志社>の、お知らせ2月19日(日)に同志社大学今出川校舎 講武館にて京都きっずフェスティバルin同志社が開催されます日時 2012年 2月19日(日) 10:30-15:00場所 同志社大学今出川校舎 講武館1階アクセス 地下鉄 今出川下車入江道場は、合気道の演武に加え、合気道体験ワークショップを開催します。子供達だけでなく、親子でできる体験会にしたいと思っておりますので、ぜひご参加下さい。*京都きっずフェスティバルHP*合気道多田塾入江道場HP
2012.02.03
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1月7日夜行バス→1月8日京都タワー銭湯→神護寺→千本釈迦堂→銀閣寺道→銀閣寺→永観堂→松尾大社→奈良→1月9日山辺、長岳寺→高畑、不空院→東大寺ミュージアム・前編 南大門獅子・<東大寺ミュージアム>奈良市水門町100番地TEL(0742)20-5511入館料 中学生以上500円 小学生300円市内循環バス「大仏殿春日大社前」下車、徒歩5分昨年(23年)10月に開場した東大寺の美術館!やっと美術館の前に立つことができました。東大寺ミュージアムは平成の正倉院をテーマとし内装は創建当初の法華堂(三月堂)を模したものです。東大寺というと大仏さま。大仏殿は混んでいますが、法華堂となると多くて5人。マムひとりのみの拝観も何度も経験しています。戒壇堂などはふたり。と、淋しいかぎりです。殆どの拝観者が大仏殿どまりか、観音堂(二月堂)まで。そのようなことを思うと、このミュージアムは、文化財保護もさることながら、東大寺の寺仏(寺宝)をしらしめるには最善の策だといえます。お仏像さんにまみえることを楽しみにしているマムとしてはお仏像さんが本来おいでのお堂でお会いするのが、本筋だと思っています。が、人災や天災、を考えると仕方のないことだと・・・納得。すみずみまで拝観できるという長所もあるのですからね。今、現在法華堂は修復中で、平成25年3月末日まで拝観停止なので、なんにせよ、間近にておめもじできることは嬉しいものです。<法華堂ご本尊 不空羂索観音立像>大きい!お堂を出られて展示となると、まず、「大きい」と誰もがつぶやくのでは。展示の白眉は、現在修復中の法華堂(三月堂)からおいでのご本尊の「不空羂索(ふくうけんさく)観音立像」や、脇侍の「日光菩薩立像」および「月光(がっこう)菩薩立像」でしょう。<不空羂索観音立像 宝冠>不空羂索観音さんは宝冠や持ち物をはずされての展示ですが、いずれ2万個以上の宝玉で飾られた宝冠も展示されるそうです。本来の法華堂でのお姿↓。脇侍には日光月光菩薩。右が日光菩薩。<東大寺法華堂 不空羂索観音立像と日光月光菩薩>マムのお仏像好き原点の日光月光菩薩さんとも目の前で拝観できて、お仏像はお堂でお会いするものなんて考えは吹き飛んでウキウキのマムです。1月7日夜行バス→1月8日京都タワー銭湯→神護寺→千本釈迦堂→銀閣寺道→銀閣寺→永観堂→松尾大社→奈良→1月9日山辺、長岳寺→高畑、不空院→東大寺ミュージアムと、大満足、大収穫の老骨に鞭うちながらの見仏でした。皆さん楽しんでいただけたでしょうか!?笑 ・ * ・ * ・ * ・ <京都きっずフェスティバルin同志社>の、お知らせ2月19日(日)に同志社大学今出川校舎 講武館にて京都きっずフェスティバルin同志社が開催されます日時 2012年 2月19日(日) 10:30-15:00場所 同志社大学今出川校舎 講武館1階アクセス 地下鉄 今出川下車入江道場は、合気道の演武に加え、合気道体験ワークショップを開催します。子供達だけでなく、親子でできる体験会にしたいと思っておりますので、ぜひご参加下さい。*京都きっずフェスティバルHP*合気道多田塾入江道場HP
2012.02.02
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1月7日夜行バス→1月8日京都タワー銭湯→神護寺→千本釈迦堂→銀閣寺道→銀閣寺→永観堂→松尾大社→奈良→1月9日山辺、長岳寺→高畑、不空院→東大寺ミュージアム・前編 東大寺トレペ・<華厳宗大本山 東 大 寺>奈良市雑司町406-1TEL(0742)22-5511宗派 華厳宗山号 なし寺格 大本山拝観料各々500円市内循環バス「大仏殿春日大社前」下車、徒歩5分おしゃれである。800年以上前である。素敵なアクセサリー。東大寺南大門の獅子(向かって右 雌)。南大門というとどうしても金剛力士(仁王)さんに目がいってしまいます。が、その裏には向かって右、雌のお獅子、左には雄のお獅子がおいでです。両お獅子共に口は阿です。総門や鳥居に鎮座する狛犬お獅子といえば阿吽、あの口、んの口と思われがちですが、不空院の狸さんの項で述べましたように、絶対的な規則は元々ありませんでした。異国情緒あるこのお獅子は宋の石匠によって1196年に造られたものです。材料となる石自体もはるばる中国からやってきたものです。中国で建築様式を学んだ僧、重源によって南都の焼き打ちや災害で荒れ果てた東大寺は再建されました。中国で学んだ重源だからこそ、中国の獅子を披露したかったのではないでしょうか。仁王様のまえで立ち止まり写真を撮る人はたくさんいても、このお獅子の前で、目をこらしている人はいません。これは、安置されている箱が大きすぎて、見えない、小ぶりに見える、目立たない、ということが原因だろうとマムは思っています。そしてこれが「泣かせ」なんですけど、写真が非常に撮りにくいんです。網のせいでピントがあいずらい。箱にくらべて小ぶりなのは、元々この獅子は中門に安置されていたのをこの南大門に移動したためだと思います。重源さんは、このバランスの悪さにがっかりされていることでしょう。雌ということもあり、左の獅子(雄)に比べひとまわり小さく高さも160センチ。雄は180センチ。なぜ雌雄が判別するかといいますと、雄にはその象徴が刻まれています。ピントがかなりぼけていますが、基座にはめでたい兆しとして出現する、瑞雲が湧きいでるようにきざまれ、残念ながら写真に撮ることができなかった台座には天女が飛翔しています。どうぞ東大寺に行かれる方はこの獅子にも愛をあたえてくださいね。*雄の獅子はうまく撮れず掲載しませんでした。おしゃれな獅子を早く 皆様に披露したくアップしましたが、またの機会に挑戦してアップ したいと思っています。 慶派作 重源上人坐像(パンフレットより) 重源上人は俊乗坊重源といい東大寺中興の祖 お次は東大寺ミュージアム*掲載の画像および文章の転載は禁じます ・ * ・ * ・ * ・ <京都きっずフェスティバルin同志社>の、お知らせ2月19日(日)に同志社大学今出川校舎 講武館にて京都きっずフェスティバルin同志社が開催されます日時 2012年 2月19日(日) 10:30-15:00場所 同志社大学今出川校舎 講武館1階アクセス 地下鉄 今出川下車入江道場は、合気道の演武に加え、合気道体験ワークショップを開催します。子供達だけでなく、親子でできる体験会にしたいと思っておりますので、ぜひご参加下さい。*京都きっずフェスティバルHP*合気道多田塾入江道場HP
2012.02.01
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1月7日夜行バス→1月8日京都タワー銭湯→神護寺→千本釈迦堂→銀閣寺道→銀閣寺→永観堂→松尾大社→奈良→1月9日山辺、長岳寺→高畑、不空院→東大寺ミュージアム・前編 青空ギャラリー・<榊莫山氏揮毫 >市バスの一番前の一段高い席に座って首をおもいっきり伸ばしてるおばちゃんがいたら、それはマムです。 笑やっと辿りつきました車中含め2泊の見仏最後の地に。<華厳宗大本山 東 大 寺>奈良市雑司町406-1TEL(0742)22-5511宗派 華厳宗山号 なし寺格 大本山拝観料各々500円市内循環バス「大仏殿春日大社前」 下車、徒歩5分東大寺友の会会員のマム。勝手マイ寺にしているマム。いつもお財布に会員証を入れているマム。そんなマムですから、何回東大寺に参ったことやら。こんなマムですから、何回ブログに載せたことやら。答はっ、あまりにいっぱいでわかりません。ココをクリックするとズラズラ~と東大寺がでてきます。興味のある方はどうぞで、ここです。ここは、お手洗いでした。かえすがえすも東大寺ブランドのトイレットペーパーが廃止されたのがおしい。。。。。。。<今はなき東大寺ブランド トイレットペーパー>これ↑お土産物にしたら売れると思うのだけどなあ。マムは買います。かさばるけどね。トイレットペーパー持ち歩いての見仏もおつなもの・・・かなあ!? 以上、大型バス駐車場休憩所より。*掲載の画像および文章の転載は禁じます 次はコチラです つづく
2012.01.31
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1月7日夜行バス→1月8日京都タワー銭湯→神護寺→千本釈迦堂→銀閣寺道→銀閣寺→永観堂→松尾大社→奈良→1月9日山辺、長岳寺→高畑、不空院→東大寺ミュージアム・前編 不空院狸・てくてく高畑。てくてく・・・テク。むム???3年前にぶらぶら見仏で訪れた時もこんなんがあったような気がする。やっぱ展示のつもりかなあ。芸術かなあ。 高畑 新薬師寺近くにて 次回こそ東大寺さんへ ここがどこかすぐわかったらスゴイ 笑 つづく*掲載の画像および文章の転載は禁じます
2012.01.30
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某日のパン屋さん。常連の「物静かなお客さん」、ご来店。いつもの決まったパンを買われていつものように静かなる声で、天気のこととか、体のこととかをお話ししたあと、ちょっと沈黙。ちょっとお顔に影。「奥さま、ちょっとご相談したいことが・・・お忙しいのにごめんなさい」。ドッキン。マムほど、人生相談に似合わん女はいない。汗困汗困なんとか上手に答えなければと身構える。物静かに彼女は口を動かしました。「マーマレードの作り方ご存知ですか?」。脱力のち苦笑。答は簡単っ。「知らん」。以上某日、パン屋での問答。*今日、日曜日はこの季節恒例の合気道寒稽古最終日。 1週間通しのお稽古は楽しいけど家が散らかりっぱなしです。
2012.01.29
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不空院 本編はコチラ <左 阿の口の形> <右 吽の口の形>この狸さん、阿吽なんです。ただ、だいたいですが、阿が向かって右、吽が、左に配置されます。だいたいと書いたのは、元々はどちらでもよかったらしく、時代を経る、権威づけ的規則が出て来てうるさくなってきたようです。うるさいイコール権威(格)あるという構図です。で、またその規則がゆるむ、の繰り返しが文化。で、どちらかといえば右が阿形が多い。それでですね、マムはなんで狸かなあと検索してよそ様のブログの画像を見て面白いことに気がつきました。2010年4月までは、この鳥居の脇には狸さんは配置されていない!鳥居以外はなぁんにもない。もっと面白いのは2009年のブログの画像に、この狸さんが庭の茂みに別々置かれているのを発見。と、いうことで、マムつらつら思うに、この狸さんは先代ご住職とかの趣味で、境内の飾りとして元々置かれていた・・・とか。それが2010年の「平城遷都1300年祭」の一環として不空院さんも予約なしの一般公開(期間限定)となったための舞台演出として、茂みの狸さんを鳥居の横に置かれたじゃなかろうか。だからかなあ、「どうして鳥居の横に狸さんですか」という質問をしたとき、「狸も狐のように人を化かしますから」という的を射ていないお答え。意味がよくわからなかったのですが、本編にも書いたようにとってもいい若奥様だったので、つっこめず、そうかそうか狸は化かすもんねと無理やり自己説得のマムでした。な、わけで、阿吽だやら鳥居のかたわら配置の意味を問うたりは、深読みなのでは!?話題つくりとしてはお寺さんの意は200%当たったなあと思います。*掲載の画像および文章の転載は禁じます
2012.01.28
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1月7日夜行バス→1月8日京都タワー銭湯→神護寺→千本釈迦堂→銀閣寺道→銀閣寺→永観堂→松尾大社→奈良→1月9日山辺、長岳寺→高畑、不空院→東大寺ミュージアム・前編 長岳寺・<不空院 本堂><真言律宗不空院>奈良県奈良市高畑町1365TEL(074)26-2910宗派 真言律宗山号 南都春日山拝観料 300円市内循環バス「破石町(わりいしちょう)」下車、 徒歩10分*拝観は要予約拝観の予約は1時です。破石町をゆっくり歩きながら不空院に向かいます。近くには頭塔や志賀直哉旧居があり、奈良では高級住宅地といえるエリアです(但しマムの私見)。不空院は新薬師寺の向かいにあるのですが、殆ど知られていない。けれど、鑑真和上さんがお住みになった土地であり、弘法大師さんが八角円堂を建立された由緒ある古刹です。本堂左手に朱色鮮やかなる鳥居。近づくと、キツネ?タヌキ?笑<阿(あ)の口元><吽(ん)の口元>これでもちゃんと阿形吽形なんですよ。で、タヌキでした(確認済み)。このお社には「えんきりさん」として法竜大善神、「えんむすびさん」として黒竜大神と市岐島姫神が祀られています。この市岐島姫神は神社仏閣関連でよく耳にする神で、天照大神のお子なので覚えているといいですよ。なぜ、縁切りと縁結びが一緒かといいますと、「きちんと縁を切って、新たな縁を結びましょう」ってことだそうです。本堂裏手には「井上皇后の御霊塚」が祀られています。<井上皇后御霊塚>イノエともイガミとも読むようですが、お寺さんはイガミと仰っていました。井上皇后は夫である光仁天皇を呪詛した嫌疑がかけられて幽閉され非業の死をとげられた方です。塚の前、お賽銭箱の隣には小さくて細い、手弱女のような蛇の置物があり、それが井上皇后の無念さを象徴しているようです。やんごとなきお方・非業の死・御霊、となんだか東京テレビの大奥のようですが、転じて不幸な女性を護るということで、あんなこんなで、このお寺さんは駆け込み寺でもあったわけです。詳細は自分で検索しませう。いつものことで、マムは興味がなくって・・・笑。さあて、目的は不空院さんのご本尊である鎌倉時代の作の「不空羂索観音坐像」の拝観です。<不空院不空羂索観音坐像 鎌倉時代>この観音さまは鎌倉時代のとてもよいお仏像様です。慶派の熟練した優美で洗練された形がよくでていて、かつ高等な境地たたれいる様子、マムはこれを三昧と思っていますが、その三昧の境地がよくあらわれているお仏像さんです。不空羂索観音さんの前にはマム好みの鹿の木彫が祀られていました。また左脇には弁財天さんがおいでで、だいたいにおいて頭には宇賀神(蛇の神様)をのせておいでなのですが・・・。こちらは面白いことに「獅子」なんです。暗い本堂の外陣から必死に目をこらすのですが、獅子なんだなあ・・・。でも、熱弁をふるわれる若奥様(多分ね)は蛇、蛇と何度も仰る。う~、とてもいい方なので、当方つっこめず、そっかあ、蛇かあと自らを説得。でも、実は不空院さんの弁財天さんは頭に獅子を乗っけておられますから。本堂はストーブをつけてくださっていたのですが寒く体しびれだしてきました。そろそろおいとまを申し出なければ・・・。 最終目的地の東大寺にいきましょうか。↑何かわかられる方はものすご~く東大寺通 つづく *狸について 追記 しましたので 興味のある方はごらんください*掲載の画像および文章の転載は禁じます・ * ・ * ・ * ・京都で合気道をはじめるならば、合気道入江道場 を おすすめします。「マムさんにすすめられた」とお伝えくだされば・・・なんにも恩典つきません。が、きっとニコニコしてくれます。合気道入江道場 HP
2012.01.28
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川で洗濯したばあさまは木に干したんじゃろか?してこのじいさまはどこで洗濯したんじゃろうか? 日本昔ばなし 奈良駅前編 朗読 常田富士男
2012.01.27
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1月7日夜行バス→1月8日京都タワー銭湯→神護寺→千本釈迦堂→銀閣寺道→銀閣寺→永観堂→松尾大社→奈良→1月9日山辺、長岳寺→高畑、不空院→東大寺ミュージアム・前編 延命殿・<高野山真言宗長 岳 寺>奈良県天理市柳本町508TEL(0743)66-1051JRまほろば線「柳本駅」下車、徒歩20分古墳が点在する山の辺の地に長岳寺はあります。<本堂 天井>本堂には玉眼を用いた仏像としては日本最古の藤原時代の御本尊の三尊が安置されていることで有名です。<左脇侍 勢至菩薩><中尊 阿弥陀如来菩薩><右脇侍 観世音菩薩>脇侍の両菩薩さんが半伽椅座像(はんかいざぞう)というお姿は珍しいですし、保存状態がとてもいいことなど、鄙にはまれなるお仏像さんです。ふっくらたおやかなるお仏像さんたちです。のちに玉眼を盛んにもちいた運慶や快慶も多分この三尊を拝観に詣でたのではと思います。そのようなことを本堂で思うと、いつのまにか藤原時代や鎌倉時代にとんでしまうマムです。この本堂には色彩がよく残っている多聞天・増長天さんもおいでです。<本堂 浜縁の蛙股>また、10月23日~11月30日大極楽地獄絵図はこの本堂でご開帳になりご住職が説明をしてくださいます。この絵図は必見です。起伏の多い境内には緑の葉影のなかに鎌倉期から江戸時代の石仏が数多く点在しており目を楽しませます。愛らしいと言うと睨まれそうですが、絵本から抜け出たような不動明王。<鎌倉期の十三重石塔(現在八層)><弥勒菩薩大石棺仏>こういう静寂漆黒の山の中のお百度詣では覚悟のいることよなあ、それにもしてお願いせねばならぬことはどんなことだろうと考えてしまいます。境内を歩いている間、聞こえてくるのは小鳥のさえずりのみ。もっと早くおとずれるべきでした。近いうちにまた訪れたい長岳寺はそうマムに思わせるお寺さんです。<この境内の主>*掲載の本堂の写真は許可を得たものです。転載は禁じます。次回は不空院さんへ つづく
2012.01.26
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いきなりの雪だ。三好達治はうたった。 太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪ふりつむ。 次郎を眠らせ、次郎の屋根に雪ふりつむ。い~い詩だ。炬燵に丸まっている限りはっ。自転車で行き来するマムは、「帯状疱疹」、「白内障」ときたからにはお次は、「自転車で転んで骨折」というスケジュールにちがいないと見当をつけていた。クワバラクワバラその手には乗らんぞと唱えながらドバドバ降る雪の中の自転車走行。笑みなさ~ん、もう、おわかりでしょ。マムが転んで骨折って!笑違うんだなあ。1週間前にすでに怪我!150センチ位の高さから、板の束が足の甲に突き刺さるように落ちてきました。う"~~~こりゃあ粉砕骨折だわい。う"~う"~、痛くて唸るばかりのマム。そのうちサンダルの甲の部分が押し上げられるような奇妙な感覚を察知。???サンダルを脱ごうと試みるも脱げない!なんと突きあたったところが腫れてるみたい。無理すれば痛い、強くすれば死にそう。だけどどうなっているか見たい。この気持の方が勝つ!サンダルを脱ぐ、靴下を脱ぐ!ビエ~、もう1枚靴下をはいとりました。笑で、ようやっと足の甲がみえましたらららら、痛みより感動でっす。だって、突如富士山。こんなに腫れるものなんだっていうくらい大きなお山が1個できてるの。感動したぁ。<普段からこんなデカ足のアタチのお御足>で、もっと驚いたのはそれくらい腫れていたのが翌日局所的には1センチくらい腫れてお山が完全になくなっていたの。手品みたい。と、又も、感動。勿論、足が青黒くなっておるが。で、呆れて笑ったのが、合気道場で友人のどすこいオスミが、この青黒くなった足を見て「あ~ら、あなたったら、なに塗ってんのよ」だと。ハイ青色絵具。な、わけない。結論をいうと、骨折もひびも入っていない。ただのものすご~い打撲。で、どうしてこの程度ですんだかというと、マムは年寄りですから、靴下の上に1枚スキー用の分厚い靴下をはいて、サンダルを履いていました。そのサンダルがクロックス。ご存知だと思うけど、スポンジと発砲スチロールの親玉みたいだから衝撃を吸ったみたい。。。履いててよかったクッロックス♪でよ、雪がドバドバ降って自転車で・・・笑みごとに転んで無傷のマム号です。完
2012.01.25
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1月7日夜行バス→1月8日京都タワー銭湯→神護寺→千本釈迦堂→銀閣寺道→銀閣寺→永観堂→松尾大社→奈良→1月9日山辺、長岳寺→高畑、不空院→東大寺ミュージアム・前編入江泰吉好み・<高野山真言宗長 岳 寺>奈良県天理市柳本町508TEL(0743)66-1051JRまほろば線「柳本駅」下車、徒歩20分<日本最古 鐘楼門 平安時代>この鐘楼門、手前右手に旧地蔵院があります(現 庫裏)。室町時代の書院造ですが、このお寺がとても格がたかかったことをうかがわせる優美な建物です。<旧地蔵院><宝来>繊細優美な意匠の地蔵院内部です。宝来は高野山真言宗のお寺さんには必ずと言っていいほどかけてあります。さあ、奥の持仏堂、延命堂へまいりましょう。中においでになるのはあまたの白像と眷属(けんぞく 神の使い)に支えられた普賢菩薩様です。金泥の普賢延命菩薩さまとても保存状態がよくおきれいです。いかにも真言密教的神秘な様相、空気をおもちで、この感じは如意輪観音さんにも通じます。<折り上げ格天井(おりあげごうてんじょう)>1630年にたてられたこの持仏堂もこの普賢菩薩さんがおはいりになるにたる、優美で細やかな意匠です。<木鼻><<蛙股><延命殿>よかったでしょう。ハ~。ため息をつきつつ本堂へまいりましょう。 <お寺さんの飼い猫らしい・・・> つづく*これらの延命殿の写真は許可を得て掲載しています。転載禁止 ・ * ・ * ・ * ・ * ・白マムブログにお正月飾りのこと アップしました
2012.01.24
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1月7日夜行バス→1月8日京都タワー銭湯→神護寺→千本釈迦堂→銀閣寺道→銀閣寺→永観堂→松尾大社→奈良→1月9日山辺、長岳寺→高畑、不空院→東大寺ミュージアム・前編 神神神・高野山真言宗<長 岳 寺>奈良県天理市柳本町508TEL(0743)66-1051JRまほろば線「柳本駅」下車、徒歩20分<長岳寺 庫裏(旧地蔵院)>随分前から最古の玉眼の阿弥陀三尊がおられると聞きおよんでいたお寺さんです。また、入江泰吉さん好みの自然あふれる山の辺の地でもあるということも知っていたというのになぜか、足が向かなかったお寺さんです。結論をいいましょう。風景、建物、お仏像、すべてがそろった素晴らしいお寺さんです。 <JR柳本駅 無人>駅から徒歩20分というのは、平地の場合、きついものがあります。日差しを遮るものがないうえに風景の変化に乏しい。しかし、いつもの貧乏旅行です。タクシーは禁物です。うっ、困ったことが、、、、、。お手洗いです。20分我慢が、、、出来ん。ということで、無人の駅舎に戻るももも、お手洗いがないっ。20分我慢できるかなあ。 て く て く病院だあ!日曜日でお休みなのですが、こっそり職員出入り口から入って用をたさせていただきました。ありがとうございました。高宮病院さま。更にテクテク飽きちゃうかなあ。ところがどっこい。民家の意匠が楽しく、飽きない。そのうえ、国道にでると、いきなりこんもりとした杜。あらま、古墳。って、ことで、前からやって来た、自転車をフラフラとこぐお爺さんに、「古墳ですかあ?」と聞くと、ちょっと怒った感じで、「ご陵さん!」と返され、それがまた嬉しくもあってテクテク歩きます。みなさん、ご陵さん っていいましょうね。日本最古の道、山の辺はとても野趣に富んでいます。このあたりはもう、参道らしいです。まるで入江さんの世界です。野良着姿のお百姓さんがでてきそうです。あ~、勧請縄です。勧請縄は奈良や滋賀の山里によくみられるもので、集落の入り口に魔よけとしてはられていたものです。現在は神社の入り口の木と木のあいだに張られています。<勧請縄>春は五月がとてもきれいだそうです。中門がみえてみました。駅から飽きることがない20分でした。15分もかからなかったのでは。鼻歌もでるピクニック気分です。これは、お寺さんが楽しみです。次回はすばらしいお仏像さんをご紹介します。 つづく*掲載の画像および文章の転載は禁じます・ * ・ * ・ * ・ * ・白マムブログにお正月飾りのこと アップしました
2012.01.23
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1月7日夜行バス→1月8日京都タワー銭湯→神護寺→千本釈迦堂→銀閣寺道→銀閣寺→永観堂→松尾大社→奈良→1月9日山辺、長岳寺→高畑、不空院→東大寺ミュージアム・前編 重森三玲・松尾大社の三神像はとても有名です。平安初期のもので保存状態もとてもよく、ご神像界のスターといっていいかも。去年の5月にはテクテク大分の奈多海岸までご神像をもとめる旅にでましたが、今回はここ、松尾さん。 <大分県 八幡奈多宮の元宮、市杵島>お仏像さんは誰でも知っていますが、ご神像を知っている人はなかなかいません。「神様ってかたちないんでしょ」とか、「神様って自然にいらっしゃるんでしょ」とか、「大木でしょ」とか、「鏡でしょ」とか、トントン。すべて正解です。本来、日本の神様は自然界においででした。そこへ仏教がはいってきたわけです。この二つを共存させるために、神と仏を同体と見て一緒に祀る、神仏習合という信仰のかたちを作りだしました。「本当は私は仏教の仏です(本地)が、日本では神道の神としてやってます(垂迹)」。これが「本地垂迹説(ほんじすいじゃくせつ)」です。多分にご都合主義的ですが、仏教自体がヒンズー教の神様をとりいれて土着の宗教と共存共栄をはかって流布されたわけですからこのことに目くじらをたてることはなかれ。このおかげで、いろんなお仏像やご神像ができたわけですから。ああだ、こうだで、仏像があるんだから神像があってもいいじゃないか!って考えがでるのは当然のなりゆきです。と、かなりかなり端折りましたが、神様は日本の徳の高い方々に降りてこられて人の形になられたのです。そういうわけで、実はご神像はお宮さんやら、お寺さんの守護社に安置されています。東大寺には僧形八幡神さんがおいでですし、薬師寺には三神像が休ケ岡八幡様に、八幡奈多宮にもたくさんの神様がおいでです。 <應神天皇におりてこられた神様 奈多宮所蔵>さてこの松尾大社の宝物館には十八体のご神像が一挙に安置されて公開されています。秘仏(秘神?)扱いが多い中、常時一般公開がされているということは珍しく、ありがたいことです。三玲の庭を左右に見ながら神像館へとすすみます。入るとすぐにガラス越しですが、有名な三神像鎮座されていました。もったいない、というのがまず脳裏にうかびました。それから、あられもないのですが、「大きい」。思わず呟いてしまいました。<男神像老年 大山咋神オオヤマクイ><女神像 市杵島姫神イチキシマ ><男神 壮年>この三神は非常に威厳があり戸惑いあるいは畏怖さえかんじます。特に、老年の大山咋神はお仏像にみられる慈しみはなく、「自然界をつかさどる厳父」にたるご様相です。女神の市杵島姫神はお仏像の特徴であるふくよかさ(おおらかさ)をしめす首に三道があり、なぜかしら体は正面をお向きですが、お顔は右をむいておいでです。ご神像については、まだまだお仏像ほど研究がすすんでおらず、説が百花繚乱です。この市杵島姫神は弁財天さんでもあるという説もあり、この松尾さんの姫神さんの頭頂は弁財天をあらわす蛇、蛇が口をあけている様子という説明もあります。神神神。とにもかくにも十八体一挙におでましは、壮観の一語につきます。 残像というか余韻というか、なんともいえぬ思いを背負い神像館の裏手の登拝口にまわります。巨岩が地より湧きでているかのような神、磐座への入り口は、日は少しも陰っていないというのに薄暗くて湿り気をおびており、さすがのマム号も一人では無理だとみてとりました。結界をしめす勧請縄です。残念ながら入り口からのぞめるのはここまでです。いつかの日か、境内で誰かをひっかけて登拝してやる・・・っと誓うマム号です。テクテク歩いていくと松尾山から流れる霊亀(れいき)の滝と御手洗川、滝御前社。下って行くと、霊泉の亀の井。お口に濾過紙をぶらさげられた亀さん。ということで、松尾さんをぐるりと一周。ご神像は圧巻でした。う~ん。。。よかったぁ。時間は4時30分。さて、奈良に行きますかっ。ゆっくり休んで明日は、山の辺の長岳寺、不空院、東大寺ミュージアムをまわります。 つづく*掲載の画像および文章の転載を禁じます・ * ・ * ・ * ・京都で合気道をはじめるならば、合気道入江道場 を おすすめします。「マムさんにすすめられた」とお伝えくだされば・・・なんにも恩典つきません。が、きっとニコニコしてくれます。合気道入江道場 HP
2012.01.22
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1月7日夜行バス→1月8日京都タワー銭湯→神護寺→千本釈迦堂→銀閣寺道→銀閣寺→永観堂→松尾大社→奈良→1月9日山辺、長岳寺→高畑、不空院→東大寺ミュージアム・前編 脇勧請・ このお庭に見覚えのある方が多いと思います。重森三玲作の東福寺方丈の庭です。三玲は日本画を学び、茶の湯に遊び生け花においては勅使河原蒼風らとともに「新興いけばな宣言」に名をつらね生け花の革新を唱え、のちには前衛いけばなの創作研究グループ「白東社」を主宰します。日本画、茶の湯、生け花。三玲の作庭の鍵でしょうね。松尾大社には三玲の庭が三庭あるといわれていますが、即興で造られた「即興の庭」をいれると四庭園となります。これらは三玲の絶作です。<曲水の庭>奈良・平安期に造られた曲水式庭園を範とした構成。縦横に走る石畳にヤマタノオロチをみるのはわたしだけでしょうか。*刈り込みはサツキ<即興の庭>この庭は曲水の庭背後の宝物館脇に即興で造られたものです。枯山水形式。<上古の庭>松尾大社背後のご神体の磐座に因んで造られたもの。神々を巨石によって象徴。神々の孤独と強い意志を感じたのですが・・・。<蓬莱の庭>長男の完途との合作。蓬莱神仙の世界を池中の神仙島で表した精神性の高い池泉庭園。島に亀がいるのおわかりになりますか?↑下線部分をクリックしていただくとわかります。実はこれは置物です。松尾大社さんが置かれたものだそうです。・・・・・・。抽象的な構築で「なにかを」表現する作家は、こういう具体的な物を作品に置かれるってすごく嫌だと思うのです。鋭敏なる三玲は泉下で出来るものなら生き返って取り除きたいと思っているはずです。お寺さんまわりをしていると、由緒ある庭やお仏像さんの足もとに、民芸調の置物や狸の置物をおいてあるのをみかけます。悲しいかな、一緒だなあと、、、気を落とすマム号です。さ、気を取り直して神像館へ、そして登拝口へレッツラゴ~~~♪↑何十年も前に流行ったこの言葉。 このところ気にいってます。 笑 つづく・ * ・ * ・ * ・京都で合気道をはじめるならば、合気道入江道場 を おすすめします。「マムさんにすすめられた」とお伝えくだされば・・・なんにも恩典つきません。が、きっとニコニコしてくれます。合気道入江道場 HP
2012.01.21
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1月7日夜行バス→1月8日京都タワー銭湯→神護寺→千本釈迦堂→銀閣寺道→銀閣寺→永観堂→松尾大社→奈良→1月9日山辺、長岳寺→高畑、不空院→東大寺ミュージアム・前編 永観堂・ まつのおたいしゃ<松尾大社>京都市西京区嵐山宮町3075-871-5016市バス「松尾大社前」」下車、徒歩3分*まつおさんではなくて「まつのお」さん ですからね。かくいうマムもまつおさん って、つい言っちゃいます。桂川の向うに本日の最後の地点、赤い鳥居が見えます。時間は午後3時30分です。鳥居の背後に見える山はご神体の松尾山。別名を別雷山(わけいかづちやま)。京都で一番古いお宮さんで、お酒の神様だそうです。が、京都をグルリとまわってこの松尾さんにやってきた目的は3つ。・磐座(いわくら)登拝。・ご神像拝観。・重森三玲作の庭を見る。う~ん、勇気リンリン鈴がなる♪ <松尾大社二の鳥居>お~~~~、あなうれしや。二の鳥居のうえに脇勧請が!ズームアップ。 <脇勧請(わきかんじょう) 詳細は画像クリック> 鳥居の上部にぶら下がる葉は榊です。13束あります。今年閏年は13束。榊の葉の枯れ方で作物の出来を占ったといわれています。上部に榊を吊った形状は非常に珍しくよくみかけるのは鳥居の左右の柱に榊の枝を飾るものです。これは↓マム家の氏神様の杵築さんの鳥居です。右の柱をごらんください。榊がみえます。この形状はお正月などにここかしこでみることができます。子どものころはキョロキョロする性癖をとがめられたものですが、これはマムの特性。ぶらり見仏にはとても役立ちますワイ。さいさきよいスタートに心の振り子がぶんぶん揺れます。 <手水舎>立派な随神門です。 <随神門>が、なんとしたことでしょう。寺院でいえば仁王様にあたる随神さんが金網に貼り付けられた祈願のしゃもじで見られない、撮られない。盛り下がるマム号。くやしいので群馬県榛名神社の随神さんを載せちゃいますっ。 <榛名神社 随神像矢大臣 詳細は画像クリック>もりさがったけれど、門帳発見! <フタバアオイ>このご神紋は賀茂神社と同じのフタバアオイです。去年の9月に訪れた善光寺さんはタチアオイでした。 <善光寺 寺紋>ムフフ楽しくなってきたぞ。そそくさと参拝をおえるとマム号は境内奥の社務所へ。目的指さし点呼!ひと~つ 磐座(いわくら)登拝。ふた~つ ご神像拝観。み~っつ 重森三玲作の庭を見る。高まってきましたっ。マムは巫女さんに聞きました。マム:「磐座にはひとりでいけないと聞きましたがほんとうですか?」巫女さん:「本当です。危険ですから」またも奈落の底。境内をみまわして、「へぇい、彼女。あちしと神さんに会いにいきひんか?」と、ひっかけるか・・・と思うも、巫女さん:「磐座登拝は3時までです」あぢ~。追い打ちをかけるように巫女さん:「面白くもなんともないですよ」この罰あたりめ。成敗してくれようぞ、なんて思ったりしながら平常心平常心。結果わかった事実は↓。・登拝はひとりではダメ・3時過ぎたらダメ・カメラ持ち込みダメそうですかあ。と、気をとりなおして「登拝口を見に行ってもいいですか」と問う。巫女さん:「いいですけど、なんにもないですよ」またですか!もう、これ以上盛り下げんでください。いけないいけない平常心。と、500円でチケットを買うマムでした。巫女さん:「矢印どおりに進むとお庭も神像館も登拝口にも自然といけますから」そっかそっか、気分は完全に上向いてレッツラゴ~~~~笑 つづく・ * ・ * ・ * ・京都で合気道をはじめるならば、合気道入江道場 を おすすめします。「マムさんにすすめられた」とお伝えくだされば・・・なんにも恩典つきません。が、きっとニコニコしてくれます。合気道入江道場 HP
2012.01.20
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1月7日夜行バス→1月8日京都タワー銭湯→神護寺→千本釈迦堂→銀閣寺道→銀閣寺→永観堂→松尾大社→奈良→1月9日山辺、長岳寺→高畑、不空院→東大寺ミュージアム・前編 銀閣寺2 ・<永観堂 禅林寺>京都市左京区永観堂町48TEL(075)761-0007市バス「南禅寺永観堂道」下車、徒歩3分 <永観堂 総門>銀閣寺から市バス5番で5、6分でみかえり阿弥陀さんのセリフ、「永観おそし」で名高い永観堂です。この総門は新しいですね。総門をくぐり右手の智福院の正月飾りは関東ではみられない華奢でシンプルな飾りです。関西の飾りはだいたいにおいて装飾が少なく理知的な美しさが漂っています。中門の両脇にはインドっぽいお獅子がおいでです。その筋肉質なことや台座の飾り、首の飾り、、、インドだわっ。寺務所で靴を脱ぎビニール袋にいれてててて・・・何、、、コレ!? <仏手柑 インド産>寺務所のお姉さんに聞く。「これ本物ですか?」勿論本物の蜜柑っ。だ、そうな。納得してクネクネあっちゃこっちゃ靴のはいったビニール袋をぶら下げて廊下をめぐり有名な阿弥陀堂へ。 <阿弥陀堂>お~、金色にかがやく見返り阿弥陀さんだあ。近くに寄られるのでよくお顔も拝めます。小顔。言い伝えをてっとり早くいうならば、先を歩いていた阿弥陀様がふりむいて「永観、おそいよ」と仰ったわけです。詳細は自分で検索しましょう。前にもいいましたが、この手の事にはマムは冷とうございます 笑。この阿弥陀堂には永観律師のお像も安置されています。が、せっかくだったら、ふりかえられた阿弥陀様の目線の先にこの永観さんを安置されればよいのになあと演出効果を考えたりもする罰当たりなマムです。で、その見返り・・・・さんはそ、んなわけありません。見返り阿弥陀さんは右ではなくて左をお向きです。いやはや、コチラをクリックしてくだされば阿弥陀如来像(みかえり阿弥陀)に拝顔できますよ。この永観堂 禅林寺で、マムが一番気にいった場所は開山堂にいたる臥龍廊(がりゅうろう)です。そうだ! 多宝塔好きのマムは多宝塔にも行かなければと・・・。ところがどうやっていけばよいのやら!仕方なく境内にでて、おっちらえっちら石段をあがりのぼり・・・やっと着いたら至近すぎてまったくなにも見えない。徒労。で、永観堂はエイカンドウだけど、永観さんはヨウカンさんですからね。かくいうマムはずっとエイカンさんと言っていました。「ヨウカンおそし」。ちょっとしまらないですね。笑って、ことで永観堂をあとにするマムですが、、、、ちょっと待った~~~~。こ、ここはみうらじゅん氏母校の東山学園ではっ。よいものを見させていただきました。体操着がもっとも似合わない有名人だなあ。時間は午後2時40分。これならば嵐山の松尾大社にいけるわ~。とりあえず市バス5番に乗って四条烏丸に出ましょう! つづく・ * ・ * ・ * ・京都で合気道をはじめるならば、合気道入江道場 を おすすめします。「マムさんにすすめられた」とお伝えくだされば・・・なんにも恩典つきません。が、きっとニコニコしてくれます。合気道入江道場 HP
2012.01.19
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1月7日夜行バス→1月8日京都タワー銭湯→神護寺→千本釈迦堂→銀閣寺道→銀閣寺→永観堂→松尾大社→奈良→1月9日山辺、長岳寺→高畑、不空院→東大寺ミュージアム <銀沙灘 ぎんしゃだん>銀閣寺の作庭は金閣寺や西苔寺に理想をもとめたといわれます。が、このような銀沙灘が造営されたのはもっと後で江戸時代といわれています。が、いつ、誰が造ったかなどは関係ありません。見事な隙のない造形美。ほぼ四角の砂盛りです。高さ約60センチ。上面にはご覧のとおり美しい線状の筋が描かれています。波の寄せる様子、あるいは、波紋。灘(だん)とは海のこと。荒海をあらわします。説としては中国の西湖を模しています。銀沙灘の向うには向月台とともに銀閣がみえます。なんともいえない不思議な感覚がわきおこります。スピルバーグではありませんが、未知との遭遇。なにかがおこりそうです。「誰が造ったかなどは関係ありません」と言い切りましたが好奇心ではなく尊敬の念をもってこの庭の造営にかかわった人とお話をしてみたいものです。感性にふれてみたい。 <銀閣 観音殿>白い砂は白川砂で、雪と同等の反射率をもっているといいます。本殿や銀閣の明りとりの役をも担っています。観音殿を護る東を向いた鳳凰。観音殿の脇には小さいですが銀閣寺を護る八幡さまが奉られています。いかがでしたか?このお庭。龍安寺や天龍寺のお庭を讃える人にはよくであうのですが、「銀沙灘、すてき」というひとには未だかつてあったことがありません。仕方がないからひとり二役のマム号。「銀閣寺のお庭はいいよ~」。「そうなのよ~、絶対いいよね」。銀閣寺は人人人です。男の子の素っ頓狂な声が聞こえてきます。「ショッボー」。どつきたくなるマム号です。お名残りおしいのだけど市バス5番に乗って10分弱。見返り阿弥陀さんがおいでの永観堂へ行きましょう。 つづく・ * ・ * ・ * ・京都で合気道をはじめるならば、合気道入江道場 を おすすめします。「マムさんにすすめられた」とお伝えくだされば・・・なんにも恩典つきません。が、きっとニコニコしてくれます。合気道入江道場 HP
2012.01.19
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1月7日夜行バス→1月8日京都タワー銭湯→神護寺→千本釈迦堂→銀閣寺道→銀閣寺→永観堂→松尾大社→奈良→1月9日山辺、長岳寺→高畑、不空院→東大寺ミュージアム・前編 銀閣寺道・<臨済宗相国寺派 慈照寺銀閣寺>京都市左京区銀閣寺町2 TEL(075)771-5725市バス「銀閣寺道」下車、徒歩約7分 <唐門の火(花)頭窓より観る銀沙灘>やっとこさ銀閣寺です。マムさんが銀閣寺?と、疑問に思われる方もおられるや・・・。あ、いない。失礼をば。実は銀閣寺のお庭が大好きなんです。意外でしょ。さっ、はいりましょ。 <銀閣寺総門> <銀閣寺垣>総門をくぐると、この緑の垣です。狭い空間に高く伸びる青葉の壁。うまいですねえ。思わず唸ります。生垣には薮椿、樫、クチナシ、山茶花が使われています。 <庫裏前庭>日本庭園によくみられる敷石の配置ですが、美しいうえに楽しい。ケンケンパ・・・なんてやったら大目玉をくらっちゃう。 <本堂扁額 東山水上行>画像をクリックすると扁額の意味がでます <本堂 引き戸> <本堂 引き戸>↓本堂と国宝東求堂(とうぐどう)との 間の坪庭。ムム!?近づいてみましょう。 <銀閣寺形手水鉢>なんと手水。銀閣寺形手水鉢とな。画像ではわかりませんが、上部水溜めは円形です。側面は1面1面意匠が違います。千利休が写し造ったといわれています。この手水を原型にしたものが茶室によく造られているらしい・・・。残念ながら茶室まではまだマムの足は及んでません汗 <国宝 東求堂 足利義政の持仏堂 室町時代建立>で、で、で、なにが好きかといいますと、これからご案内する、銀沙灘と向月台! つづく
2012.01.18
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・竜巻・つらつら思うに、何度も京都を訪れているというに漬けものひとつ買ったことがない。もとい、可愛い小物なども手にとったこともない。もとい、そんな店をウロウロしたこともない。それは女として正しい姿なのだろうか。なんて思うわけもなく、銀閣寺道をいそぐマム号です。いざ、銀閣寺へ つづく
2012.01.17
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・カバユイ・ずっと前にコレを見かけ時、売ってるおばちゃんに「こおてくれたら、撮っていいよ」と、撮る前にいわれた。今回、立ち止まって見ていたら「撮って宣伝してな」って、言われた。ポテトルネード 250円楽天で製造機が売ってました♪ 早く 銀閣寺に いきたいのだけど・・・。 つづく
2012.01.16
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・ドボヂタノ・お食事ところ はしもと(白沙村荘 橋本関雪記念館)の入り口の石像2基は、カバユイ。いつものことで、羊と山羊の区別が咄嗟につかないマム号です。汗
2012.01.16
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・不機嫌・ つづく・ * ・ * ・ * ・京都で合気道をはじめるならば、合気道入江道場 を おすすめします。「マムさんにすすめられた」とお伝えくだされば・・・なんにも恩典つきません。が、きっとニコニコしてくれます。合気道入江道場 HP
2012.01.15
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・前編・銀閣寺道で見かけた神経質そうなあるいは偉そうな眉毛のあるカッパ さん。それとも楊枝を落とした木枯らし紋次郎さんか!?*京料理 白水園玄関にて つづく
2012.01.15
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1月7日夜行バス→1月8日京都タワー銭湯→神護寺→千本釈迦堂→銀閣寺→永観堂→松尾大社→奈良→1月9日山辺、長岳寺→高畑、不空院→東大寺ミュージアム・前編・<千本釈迦堂 大報恩寺>千本釈迦堂といえば、妻の鑑のおかめの物語と師走の大根炊き(必ずニュースにでる 笑)しか頭に浮かばないっ、、、あなた!それはイカンでしょう。ホントよ。そう広くないこのお寺さんは、応仁の乱の槍やら弓矢やらの傷もあらわな京都市内(市内限定というのが 笑)では最古の仏堂建築物ってこと。よりもっ、お仏像の宝庫です。またか!と顔をしかめることなかれ。ほ~れほれ、市内最古の建物ですよ。本堂です。 <国宝 本堂 1227年創建>薄暗い本堂は目がなれてくると柱などがオレンジ色に彩色されて美しいことに気がつきます。柱は戦いの痕だらけです。ボコボコ穴があいています。応仁の乱の戦火を逃れた本堂は優美です。ということより、境内奥の霊宝館には快慶作の十大弟子や藤原時代の秀逸な六観音菩薩像や千手観音立像というきら星のごときお仏像さんがおいでなんです。こうやって文字を打ち込むだけでもため息のマム号。でもひとまずは、こちらを見ますかね。 <おかめさん像> <おかめさんコレクション>おかめさんの物語をお知りになりたい方はご自分で検索してくださいな。ハイ、マムはこのてのことには冷たいです。ささっ、500円を払って霊宝館にはいりましょ。 <千手観音立像 藤原時代初期>童女のようなお顔です。麗子ちゃんに似ているなんて言わないようにね。仏師の腕は時代を経るほどに向上し美しいお仏像さんが作造されていきます。が、藤原時代の初期の頃の作の、このお仏像は技術に裏打ちされた形ではなく、仏師のうぶな気持が形にあらわれています。このお像は、滋賀の盛安寺の十一面観音さんを彷彿させます。 <滋賀 盛安寺 十一面観音立像>当然、霊宝館は撮影禁止です。が、一団体がバシャバシャ写真を撮っている。撮影ライトはお仏像のお顔ギリギリに当っている・・・。あっ!その中央に今時、そんな毛皮は着らんでしょってつっこみたくなるような殺生スタイルの有名仏像レディーがいましたぁ。彼女はテレビの仏像特集の時もゴージャス毛皮姿だったので、「お仏像専門家」にしては無神経だなあと思ったものです。 * マムは唐招提寺奥院のご住職にコートのフードについている毛皮を注意されたことがありました。「えらい、恐ろしいもんがついた上着やね。こんな殺生なものをつけてお寺さんにきたらいかんよ」誰か彼女に進言してあげないと。 * ね、その彼女がいたの。お約束のように毛皮をはおって。察するに「仏像ツアー」。アチャ~と思ったのだけど、そのおかげでその最中は館内写真撮影OKという特典がついていたという、、、夢のようなお話。黒マム降臨です。笑黒マムは平然とこの一団についてまわり霊宝館のお仏像さんすべてをカメラにおさめるという幸せをさすがりました。ありがとう。仏像レディさん。六観音さんが保存状態がよくすべて揃っているのはおそらくこの大報恩寺さんだけです。応仁の乱やら廃仏毀釈をくぐりぬけるということは素晴らしいことです。その証がこの寺宝でしょうね。 <六観音 如意輪観音(天道)>六観音さんはそれぞれ、持ち場がおありです。いわゆる六道です。地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天。 <六観音 千手観音(餓鬼道)> <六観音 馬頭観音(畜生道)> <六観音准胝観音(人間道)>この観音さまたちは、非常に技術の向上を感じます。もっといえば、技術が勝っている。うまくなりすぎているのね。まっ、それでも最上級の観音さまたちに間違いなく眼福です。この六観音さんに向き合って快慶作の十大弟子は、お並びです。壮観。 <十大弟子 快慶作> <目?連(もっけんれん)>夜になると動きだして説法をしそうです。さすが、快慶です。もう、千本釈迦堂と言えば大根おかめなんて言わないでくださいね。千本釈迦堂といえばお仏像です。は~、息抜きしましょうか。なんだか福がやってきそうな布袋さんです。これで〆ようかなあとおもいきや、、、きゃっ。なんとお千度石。お百度石は何度も見ましたが、お千度ははじめてです。お千度詣・・・。感心するよりも執着を感じて怖いデス。はよ、次へまいりましょう。市営バス203番に乗って銀閣寺道でバス下車。 つづく・ * ・ * ・ * ・京都で合気道をはじめるならば、合気道入江道場 を おすすめします。「マムさんにすすめられた」とお伝えくだされば・・・なんにも恩典つきません。が、きっとニコニコしてくれます。合気道入江道場 HP
2012.01.14
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1月7日夜行バス→1月8日京都タワー銭湯→神護寺→千本釈迦堂→銀閣寺→永観堂→松尾大社→奈良→1月9日山辺、長岳寺→高畑、不空院→東大寺ミュージアム・前編はコチラ・本堂の後方に多宝塔の相輪が見えます。近づいてみましょう。この多宝塔の中には、現存最古の国宝 五大虚空蔵菩薩坐像が安置されていますが、公開は5月10日~10月。ハガキにての予約のみ拝観可能です。 <多宝塔>残念ながらどの場所からも塔の全体像がつかめない。それでも、いいんです。マムは空気を知りたかっただけ。ここに安置されている五大虚空蔵菩薩さんのうちの2体は空海展におでましだったので、つぶさにお顔をあおぐことができました。その空海展のときに思ったのです。そうだ、、、神護寺に行こう!と。 <右より蓮華菩薩、法界菩薩、業界菩薩、金剛菩薩> <右より宝光菩薩、蓮華菩薩>わかりにくいですが、肌のお色が皆さんちがいます。緑、赤、白、黒、黄。この方々が朱塗りの多宝塔においでなわけです。 <毘沙門堂>もう、マムはお腹いっぱいです。神護寺さんは「かわらけ」でも有名なのですが、お皿を投げに山奥に進んでいく気力はマムにはまったく残っていません・・・。さあ、JRバスで御室仁和寺に出て、市バス10番に乗り換え、上七軒でおりて千本釈迦堂に行きましょう。<千本釈迦堂 准胝観音> つづく・ * ・ * ・ * ・京都で合気道をはじめるならば、合気道入江道場 を おすすめします。「マムさんにすすめられた」とお伝えくだされば・・・なんにも恩典つきません。が、きっとニコニコしてくれます。合気道入江道場 HP
2012.01.13
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1月7日夜行バス→1月8日京都タワー銭湯→神護寺→千本釈迦堂→銀閣寺→永観堂→松尾大社→奈良→1月9日山辺、長岳寺→高畑、不空院→東大寺ミュージアム・前編はコチラ・ <神護寺本堂>本堂は暗くて厨子は遠くてお姿が見えない。マムとしたことが、双眼鏡を京都駅のロッカーに入れてきてしまいました。こんなこともあろうと思って持ってきたというのに。粗忽者です。しかし図鑑を舐めるように観ていると頭には入っているんですね。見えないけど見えているように思えてしまう。笑この本堂にはたくさんのお仏像様がおいでです。 <日光菩薩立像 平安時代前期作>この日光菩薩のお召し物をごらんください。流れるような衣です。いいでしょ。外陣には間近にてしっかりと観賞することができる、肖像画(似せ絵)が展示されています。これは、皆さんがよ~くご存知の肖像画! <伝 源頼朝像>教科書には必ず載っている頼朝図はこの神護寺所蔵です。でも、残念ながら展示されているのは模写です。真筆は5月の虫干しのときのみ拝観可能です。さて、この神護寺でマムが一番目にしたかった寺宝は、こちらです。 <神護寺所蔵 僧形八幡神坐像>皆さんにとっては「なんじゃいな、このむさ苦しいお坊さんは」でしょ。とんでもありません。こちらは神さんにおわします。頭が高い!水戸黄門におわします、、、よりずっとずっとお偉い、僧形八幡神坐像です。このお像が見本となって各地に八幡神像が作造されたんですよ。例えば、東大寺八幡殿においでの僧形八幡神。↓ <東大寺僧形八幡神坐像 快慶作>残念ながら神護寺の僧形八幡坐像図は公開されていませんでした。ふ~このお山はお宝だらけです。 <和気清麻呂公廟> つづく ↓マムの友人、天野珠美著
2012.01.11
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1月7日夜行バス→1月8日京都タワー銭湯→神護寺→千本釈迦堂→銀閣寺→永観堂→松尾大社→奈良→1月9日山辺、長岳寺→高畑、不空院→東大寺ミュージアム・前編はコチラ・ <神護寺本堂>石段をのぼりつめると本堂。こういう場面展開が好きなマムはワクワクしながらも、もったいぶってゆっくりと上っていきます。もっと近づきましょう。優美です。蛙股は? <神護寺 本堂蛙股>この朱色鮮やかなる本堂は昭和初期に京都の豪商に寄進されたものです。この堂内に唇が赤くておっかないお顔の薬師さんやら手が長く異様に脚の短い日光月光菩薩さんやらおいでです。ドキドキ第一印象、くら~!暗いです。お厨子まで、遠い。見えん。目がなれるまで待とう。と、かなりの間、凝視。拝観という謙虚な気持ちはどこへやら。しかし、この暗さと遠さは岩をも通すマムの気持も跳ね返す。でも薬師さん怖い表情はわからずとも唇の朱色が浮かび上がってきました。みなさんもご覧になりたいでしょ。どうだっ! <神護寺 薬師如来立像>カヤの一木造り(いちぼくつくり)で、彩色は頭部と唇のみので、彩色や金箔は当初よりほどこされていません。肉感的でどっしりとした体つき。なんとも言い難い「畏れおおさ」をかもしだす薬師さんです。優美な薬師さんが多い中、厳しい生命力を放っておいでです。8世紀末、このお山に辿りつくのは大変だったと思います。道なき道を進んで辿りつく。命からがら、お会いするこの薬師さんに当時の人々は何を思い、何を祈ったのでしょうか。 つづく
2012.01.11
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1月7日夜行バス→1月8日京都タワー銭湯→神護寺→千本釈迦堂→銀閣寺→永観堂→松尾大社→奈良→1月9日山辺、長岳寺→高畑、不空院→東大寺ミュージアム<高雄山 神護寺>神護寺は前々からとても気になっていたお寺さんです。弓削道鏡(ゆげのどうきょう)やら和気 清麻呂(わけ の きよまろ)やら弘法大師と役者ぞろいの由緒あるお寺。そのうえ唇の赤い国宝の薬師如来さんやらと寺宝もマム好み。そして階段だらけの山の中。そりゃあ、行かねばなりますまい。でも遠い・・・。京都駅発JRバス山城京北行き山城高雄下車、山門まで徒歩15分・・・合計1時間強でしょうか。覚悟していったのですが、意外と近かった。。。バスが山中に入っていくと車窓から谷底に屋根が見えるます。去年の豪雨で、家々が流された惨事が頭をよぎり大丈夫なのかなあ、なんて思っていたら、バスを下車してなんとその谷底をくだるはめに。高野山真言宗神護寺は谷をくだりまたのぼる石段だらけのお寺さんですが、冬といえど緑鮮やかで、小鳥がさえずる中の登拝は楽しいものです。琵琶湖の長命寺808段の石段一気のぼりにくらべればちょろいものですし、炎天下の都祁村では道にはりついたカピカピの輪ゴムのようになりそうになったことを思うとなんのなんの、ピクニック気分です <神護寺山門>神護寺の山門は仁王様ではなくて、左は増長天。右は持国天です。珍しいのですが、保護のための網が邪魔で写真を撮ることができませんでした。拝観にいかれたらご覧になってください。門から境内をみやると、あ~かなたに緑の木々が見えるだけ。清々しい。きれいに掃ききよめられ塵ひとつ落ち葉1枚みあたりません。森閑とした空間です。これはマムの個人的な意見ですが、高野山真言系のお寺さんは非常に端正できれいです。このお山に怪僧道鏡とたたかった清麻呂がお寺さんを建立し最澄が籠山修行をしたのもここなら、弘法大師が比叡山に去った最澄に風信帖といわれる有名な手紙をしたためたのも、このお山です。 <空海と密教美術展に展示されて空海筆 最澄にあてた風信帖>まさにあっぱれな由緒ただしきお山です。 つづく
2012.01.10
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1月7日夜行バス→1月8日京都タワー銭湯→神護寺→千本釈迦堂→銀閣寺→永観堂→松尾大社→奈良→1月9日山辺、長岳寺→高畑、不空院→東大寺ミュージアム2012年01月08日京都駅1年前の同じ日は滋賀県へ。さて、今回は!3列独立シート夜行バスで行ってきました、見仏に。23時40分新宿出発。翌京都駅。さあて、高雄山の神護寺にJRバスにて出発ですが、その前にひと風呂あびましょうかねえ。<京都タワー地下3階銭湯>耳栓、ホットアイマスク、首枕、背中クッションと、完璧な装備なのになかなか寝つけずぐったりのマムにはありがたいことです。朝7時からやってます。正直いって普通の銭湯。でも懐かしいなあ。湯船が丸くて銭湯内のまん中にあるんですよ。西日本はそうなんだよなあ。関東は四角い湯船が隅にあるの。入場料は750円で、タオル付。ちょっと高いけど、150円割引券が京都駅の観光案内所にありますよ。といっても早朝は観光所はあいてませんからね。100円足すと、バスタオルが借りられる。あ~、気持いい。あっつーいお湯につかりその上マッサージ機でモミモミして夜行バスの疲れが吹き飛びました。さあて、山城高雄の神護寺へまいりますよ~。注・銭湯は1月10日より改装工事がはじまります。
2012.01.09
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今年も三輪途道先生からカレンダーが届きました。今回はポスター状になっています。カレンダーとしてではなくて作品として壁にかけたらとってもよさそう。と、パネル貼りを考え近所のDIYセンター。本当はイカちゃんに車で連れて行って欲しかったんだけど、イカちゃんったら、朝から小原庄助さん状態で真っ赤なお顔で床にゴロンと寝ちゃっています。北風がとても強い日だったんだけど、北風小僧の寒太郎なんかをマジで(笑)歌いながらグォングォン自転車を漕ぐマム号!結局、畳1枚分くらいの発泡スチロール板を購入。さすがに自転車でこれは大変なのでお店の人に半分にカットしてもらって持ち帰ることに。それでもかなり大きい・・・!店の外にでると、北風はさらに強く冬の台風みたい。ヒエ~まるで、タコが舞い上がるように発砲スチロールが踊る踊る、まわってまわってまわって~♪いえいえ、そんな悠長なもんじゃありません。叩きつけられそうになったり、発砲スチロールがメキメキと音をたてて折れそうになったり自転車がひっくりかえりそうになったり、風で止まろうにも止まれないどころかスピードがいやおうなく出たり、人にぶつかりそうになったり、こけそうになったり、北風小僧の寒太郎と 風の又三郎が一緒になってマムを翻弄しているような感じになっちゃって、度肝を抜かれて、道は間違えちゃうし、帽子は飛んでいっちゃうしで、事故を起こすかと思うほどの散々な目にあいましたっ。証拠の品↓苦労した甲斐がありました。いいでしょ!? *関連記事、白マムコーナーはコチラです
2012.01.06
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杵築神社舞台新年早々、不穏当なタイトルで物議をかもしませんようにとマム家の氏神様を、先ずアップ。さて、本題。馬鹿力とは日常茶飯事に聞かれる言葉だけど、貧乏力ってきいたことない。だからマムが言います。いえ、Mさんが言ってました。「貧乏力」。馬鹿力と貧乏力が相撲を取ったら、そりゃあ、貧乏関がつおい!!!笑それではその実例をあげましょう。松の内だというのに貧乏なMさんはなんとか、遊行の旅費を浮かそうとDIYセンターへ自転車にのって行って・・・買ってきましたっ。そして不退転の気持、途中で投げれんぞと意を決して、、、。刷毛をひとぬりふたぬり、3枚、4枚、あなおそろしや~。そりゃあ、番町皿屋敷のお菊だわい。シツレイシマシタ無謀にも生業の店の壁を塗ったのでした。午前11時からはじめて作業終了は午後8時30分。あまりにクタクタになったMさんは家路の途中でフラフラと蕎麦屋ののれんをくぐり熱燗に蕎麦を食べながら思ったそうです。貧乏って強いよなあ。なんだってやっちゃう。なんだって出来るようになっちゃう~。馬鹿力より貧乏力ねえ。と。マムはその話を聞き、貧乏力の方に軍配をあげるのでした。ここかしこで、聞かれるようになればMさんは幸いなり。「あのヒトさあ、すんごい貧乏力よっ」。逃 ペタシペタシ
2012.01.04
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雑煮 黒豆 栗きんとん 数の子 牛タンの味噌漬け 鶏肉巻き サーモンマリネ ホタテのオリーブ和え ペンネ元旦は舞姫は婿君のご実家。だけど、プリンスがプリンセスを連れてきてくれることに。朝早くから起きてお節の準備にかからねば!っなことはなくて、3日間がかりで作ったお節はお皿にもればいいだけで、今日はペンネをゆでるだけです。お節にしては品数が少ないですが、すべて出汁からマムの手によるものです。毎回、同じものを作っていますが、今回はジェノベーゼペンネを加えました。松の実のかわりに、ローストしたアーモンドを使用しました。食べる直前にパルミジャーノ レッジャーノを削ってふりかける。フフおいしかったです。どれもお屠蘇にとってもよくあって、ついつい飲んだくれます。おいしいものを目の前にすると話がはずみます。あ~、今年もしょっぱなからお節自慢なマムです。笑*2011年のお節自慢コチラです(殆ど同じ品)。笑初詣はイカちゃんと近所のY字路にある小さな小さな神社、大鷲神社にいってまいりました。
2012.01.02
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高野山遍照光院山門の龍あけましておめでとうございます1年前のブログを覗いてみたらあぁらビックリ。なんとお願いは、「可愛いお嫁ちゃんとか凛々しいお婿どんが来ないかな」だったのですが、見事にかなえられて嬉しいかぎりです。それでは、今年は「どうぞ宝くじがあたりますように」と図々しくもお願いしようと思って意気込んでいたのですが、やはり手を合わせた途端、人々の平安をつぶやいていました。この中途半端さがマムの弱さ、、、かなあ。さあて宝くじで、奈良に別荘をもつことができるか!?今年は、お仏像中心、自己中心、お笑い中心、で走ってみようと思っておるのですが、白マムと黒マムがいつも体のなかでせめぎあっております故にいつも灰色半端なブログ。それでもよろしければ、皆さま、仲良くしてくださいね。笑
2012.01.01
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少しでも節電をと、ずっと便座の電源を切っていたマム。便座に自分の手を置いてその上に座るというせこい技をくりだす。しかし、年末そろそろいいかなあと意味もなく27日に解禁。あ~、あったかいなあ。夜中に目覚めての使用もせこい技を使わずあったか。大満足。29日夜中。年寄りマムは当然目が覚めてお手洗いへ。目がしっかり覚めちゃうと二度寝困難。だから電気はつけない暗闇仕様なお手洗い。あったか便座によっこらしょ っと。ブッヒ~~~~べ、便座がちめたい!びったしお目ざ。に、二度寝は無理。誰が切った!?イカちゃんしかおらんわいな。ケンケンガクガクどぼぢてくれよ!と、とっちめたら・・・。急にいなくなり、プチ家出かなあと思うと、ニコニコしながら、戻ってきた。「便座カバーが安かったから買ったよ」と。イカちゃん、うちの便座はO型だよ。それってU型用、、、でしょうがっ。と、またもケンケンガクガクどぼぢてくれよ!こうやって2011年も暮れて行く。↓これがいいなあフリース素材のやわらかな貼る便座シート(便座カバー/便座シート/洗濯可)貼っぴぃ プレーン...価格:525円(税込、送料込)って、いっても今一番欲しい物、誕生日のプレゼントに「貼る便座シート」っていうのも淋しすぎる・・・。口が裂けても言いたくない。やっぱ、ケンケンガクガクどぼぢてくれよ!こうやって2011年も暮れて行く。笑
2011.12.30
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お節料理の材料仕入れは超早いマム号。12月の上旬にはにはかまぼこやら買っちゃう。なぜならば、クリスマスすぎると、いきなりお高いかまぼこだらけになっちゃっうから。マムにとって1本1000円のかまぼこなんて狂気の沙汰。で、寒い毎日。熱燗のおいしいこと。あ~、板わさなんかいいやねえ。って、気がついたら、お節用に買った日常お値段の蒲鉾、白もピンクもすべてマムのお腹の中。しまったあ。あっちのスーパーこっちのスーパー、東奔西走。どこへいっても破天荒な値段の蒲鉾だらけ。なぜだーーー!?
2011.12.28
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マムが普段嵌めている指環である。合気道のお稽古以外は常に身につけている。時々、この指環は指をくるりとまわって↓こうなる。さて、マムはブログネタに困らぬ女である。ブログに身をていする女とでも言おうか。妹子は常々言う。「マムちゃん、やらせでしょう」と。違う!2日前のことである。顔を洗っていた。ごしごし無邪気に上下する手。ぅわ~っ。鼻の穴に思いっきり指環の先端がひっかかったではないかっ。鼻のふちが裂けたかと思うた。痛いのなんのって。フ~。身をていしてブログをアップする女。マムである。今もとても痛い。。。痛くて鼻がいぢれんワイナ。。。
2011.12.27
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長いこと、ガビガビお鼻のマム号。やっと復活。う~ん 深呼吸。!?くさい!?なんだか、グレズキッチンが匂います。こ、これはいったいどうしたもんか。と、ヒクヒク。ギャ思い出しました。3日前、カチンコに凍ったマグロを冷蔵庫の上に置いて解凍していたんだっ。可哀想なトロ。但し書き・イカちゃんもずっとお鼻ガピガピです。
2011.12.26
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1981年12月 プリンス1才のクリスマス31年間、我が家にやってきていたサンタクロースさんですが、今年は(今年からは)休業です。子どもたちがサンタさん用にジュースやお菓子を用意していたのもついこの前のこと。明け方の寒い中、冷えたジュースをマムサンタは飲んだものです。イカちゃんと二人暮らしになったことはちっとも淋しくないけれど、サンタさんの休業にはグッとくるマムです。なんだかリストラにあったような気分です。
2011.12.25
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2011年12月18日浜離宮より汐留のビルを眺める23日は天皇誕生日でお休みです。京都に行く予定中止。忘年会も悪いけど欠席。その他のお誘いすべてをことわり。目が覚めたのは昼近くの11時。これにはマムびっくり。久し振りにゆったりのんびりとグレズキッチンにてテレビをつらつらと見ています。予定がない休みはマムにとってなんと贅沢なものか。テレビの画面には93才現役日本画家の堀文子さん。頭脳明晰で、動きも顔も美しい。あやかろうにもまず無理で、羨ましいという気持が先行。日本人女性の平均寿命86才というのはよく知られていることだけど・・・。みなさん、ご存知かな。この86才という数字は0才児を起点に算出されているということを。って、ことはですよ、今80才の人はもっと長生きというわけです。80才の女性は多分90くらいまでは生きちゃうってことです。浜離宮 鴨を覗く、小覗(このぞき)お元気な堀文子さんから、こんな現実の話を紡いでいくマムは辛気臭いっ。はぁでもね、目の前でこわれていく同年輩の女性を知っているのね。可哀想なんだわあ。そのお店に行くようになって10年以上経ちます。マムのところと同じで、ご夫婦で商売をなさっています。仮にアキモトさんとしましょう。3年ほど前からのこと。店に行くとおばあさんが、お店の商品にハタキをかけているところに出あうようになりました。マムはどちらかのお母さんだなあ、よく働かれるなあ、と感心していつも見ていました。が、そのうち、彼女がアキモトさんの奥さんの母親であるこや、痴呆であることを知りました。おばあさんは、奥さんの妹さんが見ていたのですが、妹さんは心身ともに疲れ果ててしまい入院。結果商売をしているアキモトさんが面倒をみることになったのです。店に行くと、おばあさんが店の前に立って空をずっと見上げています。奥さんは見るからに憔悴して私の顔をみるなりに昨夜の出来事を話します。家を抜け出して徘徊。もどるということがなくひたすらまっすぐ歩くので隣の市まで行ってしまう。見た目が健全だから、誰も不思議に思わないために、ずっとずっと歩いて行く。徘徊の話はもう何度聞いたことでしょう。押し入れの布団の中に腐った食べ物が隠されていた。ひどい時は粗相をした汚物が入っていた。奥さんは私の顔をみるとえんえんと自分のお母さんの行動を訴えます。多分私にだけじゃなくて、親しい知り合いにはついついしゃべって理解を求めるのだと思います。マムもそれですむならそれでいいと思っています。けれど、この頃、彼女のお母さんを叱りつける様子がひどくなり、人前(客の前)でも怒鳴る。取り繕う余裕がなくなったのですね。彼女のお母さんを叱る言葉がすごく汚い言葉にかわっていくのをマムは気がついてます。限界なんだなあと思っていました。樹齢300年の松 横にだ~っと長く生い茂っていますある日、お店に行くと、おばあさんは店内を歩いています。アキモトさんの奥さんはご主人にクドクド商品の説明をしています。聞いているとそれはとても簡単なことです。その説明がはためにもしつこくおかしい。疲れ果てているんだなあとわかりました。商品をレジに持ちこみ立っていると、彼女が後ろから声をかけてきました。「奥さん、話があるのよ」。どきりとするマム。お話っておかあさんのこと?ここでいいの?と矢継ぎ早にきく私。すると、彼女は、「いいのいいの。お正月あけたら話すから」と言ってケラケラ笑いだすのです。そして、毎日眠れないから睡眠薬を飲んでいてまだそれが体に残っているから私って変でしょ。と、聞きもしないのにいっきにしゃべりだします。彼女が少しづつ壊れていくのがわかります。随分痩せています。お母さんのほうははじめて見た時と同じで健全な顔だちと健康そうな体つきです。心配になったマムはこっそりとご主人に電話して大丈夫なのかと問うと、ご主人は笑ってご心配かけてすみませんというばかりです。多分、どうすることも出来ないのだろうと思います。こういう例は多分いっぱいあるのだと思います。高齢者社会だというのに、器がない。上に立つ為政者のほとんどが恵まれている環境に育った人々であるために切迫感、悲壮感がないのでしょうね。そうだとしても想像力くらいはもってほしいものです。毅然としている堀さんをみていると、老いの形は様々だと思いしらされます。「群れない・慣れない・頼らない」この言葉は堀さんのモットーです。マムもこの言葉に賛成です。しかし言えてもまっとうできるのは難しい。誰もがそう思っていると思います。いっそ、「群れる・慣れる・頼る」の方が、楽ちんのような気がします。友人3人。マムも含めて4人で日曜日に築地界隈を散歩したことはアップしましたが、実はマムを含めて全員、自分の両親のことで悩んでいます。話すことの殆どが我両親のことでした。【送料無料】 写仏 自分自身と向き合う時間 / 天野珠美 【単行本】価格:1,890円(税込、送料込)
2011.12.23
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呼吸困難で時々ブヒ~とかパッフとかって鳴声がでちゃいます。笑 お鼻からお水したたるクリスマス
2011.12.21
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