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南九州出張を兼ねて夜神楽へ振舞いを頂き暖を取ります5年ぶりの夜神楽我々日本人の原風景を感じます
2018.12.03
なかなか味があるでしょうビュートは最近ですが(笑)
2017.11.07
画像はそのように見えますが・・・・・毎月、乗馬クラブで行われるキャンプです ^^;かっぽ酒を煽り、音楽三昧スタートは午後5時終了は翌日午前7時テントか馬小屋で就寝最近行けてなく申し訳ないです ^^;
2017.10.31
犯罪者はその現場へ帰巣本能があると言う。18年前、この場所のこのテーブルで間違いを犯してしまった。いや間違ってはいなかったのだが、彼女の人生を狂わせちまった一言だった。未だ、わたしの胸に刺さっているトゲである。人生は様々な分岐点(ポイント)を経て現在に至っている。反省できるだけ成長したか。いや最近も同じことあったような。。。(笑)幸せになってたらいいけどな。オンナは強いから、きっと大丈夫だろう。コーヒーこぼしちまったぜ(爆!)
2011.12.26
※)音声が出ます。リンク先で大学の同窓生の「しょうちゃん。2007さん」の紹介で、福岡県豊前市の清原(せいばる)神社の夜神楽に行ってきました♪高千穂の夜神楽と違い、華麗より勇壮な神楽です。北部九州の祭りでよく使われる「じゃんがら」の音色が、太鼓と笛のリズムを更に盛り立てます。小倉祇園太鼓も、この「じゃんがら」でリズムを取っていきます。村人のDNAを、子供たちへ受け渡す儀式とも取れました。日本の原風景を感じた五穀豊穣のお祭りでした。JAPANESE DOMESTIC FESTIVAL IN KYUSYU FUKUOKA PREF
2011.11.23
「並一人前と瓶ビール」終電40分前に、わたしは駅近くのバラックのような寿司屋で遅い晩飯を摂った。「今日も遅いんだね」「あぁ、チョンガーの俺にはここは便利でね」「京急の立体工事が始まっちゃうと立ち退きなんでさぁ」俯き加減に寿司を握りながらオヤジはわたしに呟いた。駅舎の一部は解体工事に入っている。176cmのわたしでも、頭が天井に当たりそうな低い屋根、黄ばんだ蛍光灯が2つだけの暗いカウンター当然、テーブル席を置くほど広くない。カウンターも5席だけである。その上その1つには、いつもクシャクシャになった新聞が無造作に置いてある。アルマイトのヤニのついた曲がった灰皿が、鈍い光を放つ。2トン車が通るだけでも、震え出す入口。AMラジオから寄席の年老いた笑いが聞こえる。場末と言わずに、どう表現すればいいのだろう。似たような建物を見た記憶があった。炭鉱跡のホルモン屋である。猥雑な黄色の看板がこことの相違点であるが、場末は変わりない。「お待ちどう」地元の寿司屋の1/3しか乗ってないネタ。新鮮さなど売りにはしてない。ただ腹を壊さないのは、オヤジの見立てなのだろう。ビールを半分飲んだ頃に、萎びた寿司が現れる。大きく立派な会社と見られてはいる。そう見せるためにも、わたしはなけなしの給料でブランドスーツに身を固めている。しかし極度の安月給である。残業が立て込むと、こんな小汚い寿司屋でも自分に戻ることが出来るささやかな時間となる。「お愛想」「1050円ね」わたしは狭い歩道に足を取られながら駅に向かった。ヨレヨレの人生であった。それから18年久しぶりにその街に立ってみた。街は変わろうともがいていた。どこにでもある居酒屋チェーンが軒を連ね、パチンコ屋に併設されたサウナのネオン、漫画喫茶など目に付いた。しかしあの小汚い寿司屋の残骸はどこにもないのだが、虚ろな空気は変わってない。灰色の20後半だった。二度と来ることはないだろう。過ぎ去った日々の確認作業だったようだ。
2011.09.24
昨晩、会社に残ってオークションの準備をしていたところ、本棚に置いてある一枚の写真に目が行きました。日産純正?(笑)のフォトフレームです♪もう20年ほど前に乗っていたR31型スカイラインです。フル型式はKHR31・・・なんだっけ。。。(笑)通称GTパサージュでしたね。2000ccのSOHCエンジンでしたが、タナベダウンサス、リミット(タナベ製)マフラー、そして5速マニュアルでしたのでそこそこ速かったです。箱根のワインディングロードで写した一枚です。【短編ハードボイルド】午前4時、霜の降りたフロントガラスに近づく凍ってはいないようだドアを徐にあけ、座りなれたシートに身をゆだねる室内灯がゆっくりと消えていく特別に誂え手になじんだキーを時計回りに捻る重低音が、静まり返った住宅地に響き渡るウィンドウスクリーンを数回拭い、窓を少し開けたライターに手を伸ばし、一瞬車内が燈色に包まれたバイザーから一滴落ちてきた回転が少し落ちたところでクラッチを繋ぐ2速に上げたところで、一度アクセルを煽ったまだ闇は深い西湘バイパスを抜ける頃、俺たちは赤く染まるだろう久しぶりのハードボイルドでしたが、少々筆が鈍ったようです♪今日も、良い一日を!
2011.08.02
北方謙三著 「ブラディードール」シリーズ全10巻のファンサイトがありました!もう20年近く前の、古いハードボイルド小説ですが、全10巻を20回以上読んでます。(笑)小説家の先生は、好奇心旺盛で、読者の知らないこと、例えば仕事でも遊びでも博学でわたしら読者の上の知識で魅了するものだと思いました。例えば、クルマであってもマセラッティーやポルシェなど現実にわたしは乗ったことがありません。そりゃ、北方先生より車種はわたしの方がたくさん乗ってますが、プレミアムカーはね。。。お時間があれば、覗いてみてくださ~い♪
2011.04.24
明後日の午前中から手術になりますので、今週はムリしないように努めてます。事務仕事や引取り、そして軽作業くらいですかね。それでも時間が余ってしまいます。これまで、したためてきた【短編ハードボイルド】をあるサイトに投稿し続けてます。かなり溜まってきましたし、書きかけもありますので、本日のそのサイトは【短編ハードボイルド】ばかりになりそうです。(笑)
2011.02.03
県下各地で積雪による通行止めの福岡県です。こんな日は、雪道を走りたくなる天邪鬼です。(笑)今回はアルトバン:5MT(HA23S)で出かけました。白い雪のベールに閉ざされた、山深い風景が好きなんです。水墨画のような、見事なコントラストを記録しようと会社から20分ほどの「峠」に向かいました。魁皇の出身地直方から福岡へ通じる「犬鳴峠」は、調べた通り「通行止め」です。途中から、左折し九十九(つづら)折の「猫峠」に向かいます。山麓から尾根沿いに登り、頂点に行きましたが。。。こりゃ、2WDじゃムリ!!(笑)エスティマが脱輪してました。(汗)尾根を越えたら別世界だったんです。(滝汗)ローギアに入れて、半クラッチでトラクションを与えながら、ゆっくり降りました。。。はぁ~普通のドライバーじゃ、絶対ムリだわ。。。こんな時は、「轍」を走らず、新雪の部分にタイヤを載せてトラクションを稼ぎます。途中から安全を考えて、降りることにしました。4WDであっても、スタッドレスじゃないと危険だったからです。なお更、下り坂で2WDじゃ、クラッシュが目に見えてました。ノーマルタイヤだしね。ヘタレて、途中で撮影したショットです。とても、ハードボイルドなんて言えない状況でした。(笑)次回は装備を着実にして、「枯山水」を撮影致します!疲れた。。。
2011.01.30
携帯からの、今日一回目の日記を書き直して、久々にハードボイルドにしてみました。(笑)短い文章を着色しただけなんですけどね。すべてフィクション(ウソ話)ですから、誤解なく!(爆!) ただいま、事故車両のお客様待ちです。 1/16 18:48現在>とうとう雪による通行止めが、各所で始まりました。>携帯から福岡県内の4箇所の道路状況が、リアルタイムで確認できます。>それを見ると前職で夜中走り廻ってた頃を思い出します。【短編ハードボイルド】徐々に初冬の陽が落ちてきた。葉の抜けた木々が、痩せた老人のように立ち尽くしている。日本海側のこの街で、太陽を見ることは滅多にない。薄紫に染まった情景。わたしの生き様みたいなものだ。そこには空虚が広がっている。今日も日付が変わり、一日が終わるだろう。ここ数日、客先でのプログラム変更作業が早朝まで続いていた。久しぶりにマンションに帰る日だった。水銀灯の眩しいガソリンスタンドに入った。夏場は「虫」が寄り付いて閉口する。特に白いクルマはそうだ。「いらっしゃい」見慣れた店員が駆け寄ってくる。高速を飛ばして移動するこのクルマも、一緒に戦う同志であった。年間6万キロ。積算計は20万キロに迫ろうとしている。タイミングベルトの交換は7万キロごとだ。3回目は再来月に予定している。それだけ酷使しているからだ。時速170キロに達する時もあれば、車内で睡眠を貪ることもある。わたしと違い、よく働くタフな相棒だ。「軽油満タン、洗車は換算しといてくれ」3日に一度はここに立ち寄る。言われなくても、1.800円のワックス洗車である。すべて会社のカードである。構わずエンジンオイルも、ガソリン換算で交換する。壊すよりマシだ。多分、上得意の部類なんだろう。給油中、世間話をしてくる間柄だった。20分後、ハンバーガーショップにカローラバンを滑り込ませた。スピーカー越しに、注文を聞いてくる。間欠ワイパーが一定のリズムで細雪を拭っている。助手席にバーガーとポテト、エアコンの噴出しにLサイズのコーラ。週に4日は同じものを、とりあえず胃に押込む。食ったあと、いつも後悔していた。身体が悲鳴を上げている。いつまでこんなもの食わせるんだ。。。少しネクタイを緩めた。高速の入り口に鼻先を向ける。交通情報と7時の時報。いつものオンナの声。過ぎ去っていく街路灯。低く単調なエンジン音。暑めのヒーターブロア。染み付いた煙草の香り。無残にも変わらない日常の情景。胸に冷たい風が吹いていた。いつの間にか薄紫から闇に変わっていた。自分の存在を確認するため、夜毎街で飲んでいた。深夜に仕事が終わっても、必ず一軒立ち寄った。夜の蝶が仕事終わりに集まる「メシ屋」にも顔を出していた。いつもの本屋で落ち合った。わたしを確認すると、小走りにドアを開けた。「雪ね」メグミは呟いた。「ふふ、またマックのセット?」「ああ」「このクルマの匂いだわ」「一度帰ったのか?」「んんん、お腹すいたわ」大きくもない胸を反らしながらわたしを見た。市街地へハンドルを切った。「また店員さん見てるわよ」「ん?」「わたしと貴方じゃ援交に見えるみたい」ビールグラスを片手に微笑んだ。爪の綺麗なオンナだ。「この前もそうだったよな」そう思われても可笑しくない間柄だった。14才の年齢差である。「あたし同い年苦手だもんね」「おっさん好きだよな」「そう、あなたみたいなね」少量の酒で赤くなるオンナだった。法的には1年、飲酒できるまでには早かった。取引先の娘である。通っている短大のバス停で見かけたのが始まりだった。「また横の大学生たちが合コンしようって、ったくいやらしいんだから」「興味ねぇのか?」「今はね、このままがいい」スーツ姿の会社員に、タイトスカートの短大生。恋人関係には微妙であるし、親子にはまだ早い。愛人関係。そのように見えるのが自然だろう。「この前もそうよね」「鰻屋だったよな」「可笑しい」「何が」「わたしたち普通なのにね、不倫でもないし」父親は5つの携帯電話に、家族には内緒で3つのマンションを持っている。地場の不動産会社の専務である。「ファザコンかもな」「父親か」「家庭サービスしてるか」「先週は阿蘇にドライブ連れてってくれたよ」「楽しかったか」「全然。。。」一瞬、メグミの目が彷徨った。初めて感じたオンナの仕草だった。緩んだネクタイを解く。冷たい布団に潜り込む。ささやかな温もりが次第に窓の結露となっていく。酒が抜けた頃、明日のプログラムの変更をはじめる。フロッピーが出来上がるのは、いつも午前1時過ぎである。気がつくと、微かにオンナの匂いが残っていた。3年後、わたしは地元に戻った。新聞を広げると、メグミの父親の会社が倒れていた。ふと、あの頃の刹那さが蘇った。元気でいてくれよな。晴れた窓の景色が霞んで見えた。モノクロでソリッドな30代前半。。。雪が降るたび、熊本のささくれた日々が甦る。黄色の街路灯に照らされた白い小経。。。白い横顔。。。わたしは40代半ばになっていた。以上、フィクションです。(笑)久々にハードボイルドなマイスター(爆!)
2011.01.16
本日、1月車検満了のお客様が見積もり入庫しました。愛車はスズキ:ジムニーです。ちょうど、リアマフラーと中間パイプが腐食していて、修理が効かないかもしれないと、ご案内しました。だったら、社外品の大口径を装着したいらしく、現在このジムニーにフィットするマフラーをリサーチしてます。事務所で、お話ししてると、この季節の雪道走行や、山岳路の走行での出来事、自宅の書斎のことなど、いくつになっても、オトコは冒険ごっこが好きだよねって盛り上がってしまいました。(笑)特にこの季節になると、チェーン規制だの通行止めだの情報を収集したくなります。お互い、インターネットの交通情報を見てニヤリとしてしまいました。(笑)明日、忘年会がなければ高千穂に行っていたでしょう。以前は、ジープだのランクルだの乗ってらっしゃった方ですので、数々の武勇伝があると思います。(笑)一部はお聞きしましたが。(爆!)これからの展開が楽しみです!
2010.12.17
PM10:30陽が沈むと、まだ涼しい季節である3度切り返し、ガレージからZZRを出した以前のFZRなら1度で済んだ乗り換えたこと強く感じる儀式のようなものだイグニッションを右に捻るかすかな脈動が伝わってきたフューエルインジケーターの点滅が消えたあと150キロは走れそうだセルボタンに触れた眠そうに長めのクランキングで愛馬が目覚めたもうチョークは使わないヒートゲージが若干上がるまで、時間がかからない季節になったわたしは、バイパスへ変針した湿度が高いのだろう病院の駐車場を照らす、水銀灯の灯りが滲んで見える大きく右へバンクし、すぐに切り返すマーカーを左にしてバイパスに合流したPM10:40緩やかにスロットルを開けたのびやかな加速感が身を包む3速、4速、5速、6速・・・対向車が流星のように消えていく150キロでスロットルを軽く戻したわたしは暗闇の中に溶け込んでいった「もう一週間終わるのね」長い髪を左右に振り分けながら久美は歩き出したタンデムの時は、ブーツにジーンズ心地良いリズムで長い脚がアプローチを叩いていく何度言っても、ヘルメットはハーフを譲らなかった「風を感じるのがいいわ」わたしたちはここで、一息つくのが習慣だったいつもの場所入るなりマスターに目でオーダーするブルマンとグランキームン応接用であろう皮の椅子に座り、門限までここで過ごした月曜の2人そう呼ばれていたようだPM11:2620年の時がたったあの時とかわらず、カーテン越しに残酷にもマスターがグラスを磨いていたなにも変わらないしかし。。。GPZの幻は見えなかったわたしはマーカーを出して帰路についた久しぶりの、短編ハードボイルド、いかがでしたでしょうか?(笑)最近、めっきり洒落た喫茶店を見ませんね。この喫茶店、実は近所にあるのですが、どうもわたしの感性と合わないから行ってません。あくまで、フィクションですから、気に入ったように書いてますけど。(笑)むかし、あったんですよね。学校の近くにね。窓越しに、わたしの愛馬であったFXやGPZが見えて、ファンキーな仲間が集まる喫茶店がね。そこは、いまパチンコ屋に変わってしまいました。もう一軒、中古車会社の店長が、会社に黙って経営してた喫茶店もありました。絶品のビーフカレーを出すお店でした。サガリ牛肉を炭火で焼いて、その上にルウを流す。ライスはあらがじめ、カレーで炒めているオトナのカレーでした♪どこかに、ライダーが似合う喫茶店、ありませんかねぇ?Cafe Racerでカッ飛んで参りまっす!!
2010.07.02
約2年ぶりに、長編を執筆?してます。(笑)完全に独身に戻りましたから、心置きなく続けられます。深夜の静かな時間には、もってこいの趣味ですね。(笑)しかし、2年も放置していると、文体や情感が変わってますので、先を進めながら修正も入れてます。まだ途中ですが、お時間がありましたら、お楽しみください。長編ハードボイルド<セミフィクション>山を動かす↑こちらも修正予定<ノンフィクション>
2009.12.30
感覚・・・そして直感・・・この二つのファクターで、オトコとオンナのストーリーが始まるオトコとオンナの違う生物の間において、最初のインプレッションは容姿から始まる許容範囲であるかどうか、ギリギリの選択のときもあるいわゆる一目ぼれのときもあるアウト オブ 眼中はご愁傷様ここから始まるわけだが、絶えずここは磨かなきゃいけないファクターだと思う諦めちゃダメだしかしコンプレックスは誰しも持っているものわたしも身長の割には足が短い(笑)それを補う努力は必要だと思う見た目じゃない光るものをね決して物質的な豊かさや見た目じゃないそれで誤魔化しちゃだめさまだまだわたしも修行中である(笑)そして己にアジャストできるオンナなのか考え始める歳を食ってくると、ここが難しい(笑)経験と言う「垢」いや「鎧」が付着してるからねこの「鎧」を破るのは自分自身それから冒険の始まりである告白して、キズつくかもしれないそれはとても怖いことである一生引きずるかもしれない18年間引きずったオトコがここにいる(笑)もう大丈夫だがねしかし、そこを乗り越えなければ先はない2人の歴史は始まらないのだなんで、こんなこと書いてるかって言うと・・・わたしの友人が、数百万分の1の確率で、素敵なオンナと再開できたのだわたしより年上なので先が短いなんて考えないでもらいたい恋愛は、テクニックじゃなく、どれだけ愛してるか恥ずかしがらずにしっかり伝えてもらいたい本当に愛しているなら、なんの抵抗もなく素直に言えるシャイなK氏にエールを送る!!恋愛じゃ先輩なマイスター(笑)
2009.12.22
右に紺碧を感じながら、ステアリングを止めた街から30分ほど走ったもう喧騒は感じられない潮風で朽ちかけた小さなパーキングエリア水銀灯が微かに灯った知多半島の剣先付近であるひび割れた停止線が、わたしの心と交錯したネクタイを緩めながら、W126を後にしたエンジンは切らなかった少し遅れて鈍いドアの音がした見渡す限り水平線である最後の暖かさを与えてくれた夕陽とともに、周辺の海域が琥珀色に輝いているその中に漂っている白髪の自分を見た一瞬、悪くないかと揺らいだposted by (C)マイスターわたしもついて行くわ真由美が呟いたわたしは答えずにポケットに手を入れたこの琥珀色、いいな大事にしろよ風の音を聞いていた琥珀から漆黒へ変わった北からの風が強くなった左のカーテシランプが揺れたもう来ることはないだろうサイドグラスが結露していたあれから16年の時が過ぎたいま考えると、わたしの判断は間違ってはなかったわたしは未だ20年前の面影を追っていたその幻が消え去るまで、愛する権利はないわからず、何度も繰り返してきたそしていま幻と琥珀色が追憶のページから消えようとしているオンザロックは、、、もうつらくない注釈1)カーテシランプ=ドアの下部についている 足元灯注釈2)なぜオンザロックなのか? オンザロック=琥珀色注釈3)W126=メルセデスベンツSクラス久しぶりの短編ハードボイルドでした。
2009.12.14
2007_11190028 posted by (C)マイスターふふふ。。。ハードボイルドな季節になってきたね2007_12020013 posted by (C)マイスター先週もお伝えしたように、高千穂の夜神楽、延岡の「あゆやな」、晩秋の鄙びた温泉街・・・2008_03040016 posted by (C)マイスターいいよなぁ~一人で楽しむか、違いのわかるオンナと行くかって、相手いないよなぁ~(爆!)今年は、誰もいない山奥のペンションで読書三昧なんてのもいいかな?と2008_11010016 posted by (C)マイスター「柵=しがらみ」から一瞬逃避すること2008_12240017 posted by (C)マイスターマイスターの11月の目標だな(笑)
2009.11.01
すぐそこに、11月が迫ってきました♪そうです!昨年数回に亘ってお伝えしました、「ハードボイルドな休暇」シリーズをそろそろ再開致します!(笑)晩秋以降でなきゃ、ハードボイルドたり得ませんよね?前回は、アルトのマニュアルミッション車で、積雪と凍結の九州山地を縦断し、高千穂の夜神楽を堪能しました。ノーチェーンで怖かった・・・2009_01110007 posted by (C)マイスターハードボイルドな休暇ハードボイルドな休暇2ハードボイルドな休暇3ハードボイルドな休暇4ハードボイルドな休暇5ハードボイルドな休暇6ハードボイルドな休暇7ハードボイルドな休暇8ハードボイルドな休暇9ハードボイルドな休暇10今年は、探検車輌?(爆!)もバージョンアップし、ターボ付きのマニュアル車でブラックボディーの「KEI」か、オートマ車ですが、4WDのこれまた「KEI」で探検しようと思ってます♪2009_10250001 posted by (C)マイスターナビゲーション、ETCも装着済みです。当然、レーダー探知機もね♪本州方面にも時間を気にすることなく、出かけられます!2009_10250003 posted by (C)マイスター紅葉そして落葉深く苔むした小径山深く雲海に覆われた集落一人のオトコがトレンチに身を包み旅をする神が舞う2009_01110058 posted by (C)マイスター深山の息遣いに、圧倒され立ち尽くす2009_01110099 posted by (C)マイスター神話に包まれた歴史絵巻2009_01110078 posted by (C)マイスター身を焦がしたあの時代が蘇る2009_01110174 posted by (C)マイスター《オトコたちよ!立ち上がれ!》
2009.10.25
オトコの身を滅ぼす、3つのアイテムだこの3つのうちのどれか、いやだいたい3点セットでダメになるオヤジが多いだらしない3つのアイテムだってこと、気が付くべきなんだよなでも、この3つは快楽を伴うもので、四六時中酔っているわけだ1)スナックで酒を飲み快楽を味わう2)そこのオネエチャンに乗りたくなる3)自分を過大評価させるために高級車に乗るオヤジ世代では多いんだよなクルマは、酒とオンナを絶ち、自分の収入に見合っただけ趣味で乗る分には支障はないけどねただ、これも酔いすぎると危ない面はある若い世代で、この3点セットの傾向は減ってきたオヤジ世代の負の遺産を引き継がなかったわけだただね、オンナを口説くコミュニケーション能力は衰退し出会い系なる、仮想恋愛に陥り、ストーカー被害が絶えないどっちが良いとは言えないがねなんか病んでるよなもうひとつ、身を滅ぼすものにバクチと言うのもある国家が胴元やってるから、こりゃ国にも責任があるが、しなけりゃいい若いのに伝えたい携帯、パソコン、ゲームに嵌るな!旅に出ろ!そこで素晴らしい出会いがあるかもしれないおっさんの経験則だがね・・・(笑)
2009.07.21
久しぶりに、長編ハードボイルドを書いてます。(笑)現在、下書き中です♪どうして?昨晩、夢に出てきたんですよね。「山を動かす」に近い長編になりそうな予感。。。楽しみにしといてくださいね!
2009.07.15
徹夜明け、そして休日のスケジュールをこなし、事務所のドアを開けたすでに陽は西に傾きかけ、わたしの終業時間を知らせてくれているようだいくつか軒を連ねている工業団地どこも灯を落とし、静寂に包まれている2009_04190039 posted by (C)マイスター事務処理と格闘している時だった対物事故の振込み通知を探していると、引き出しの奥から青いカセットテープが無造作な姿で出てきた手に取ってみた2009_04190040 posted by (C)マイスターアラベスク・・・・・・30年ほど前に流行した、英国だったか女性グループだ夕陽が山の稜線を浮かび上がらせている市街地を抜け、わたしはクルマの窓を開けた明日から代車に使う、4ナンバーのバンだ2009_04190045 posted by (C)マイスターおもむろに、机の中に仕舞っておいたあのテープをデッキに入れたこの感触はCDやMDにはない、メカニカルな感触だいつ壊れてもおかしくない指で回転部分を廻し、テープの緩みを絞めた懐かしい、手巻きのウィンドウレギュレーター、カセットデッキそしてビートの効いた30年前のミュージック蒼く、そして無謀な少年時代DDサウンド、ボニーM、ルースターズ、モッズガソリンの匂いに混じった車内の香水なぜか切ない思いが込みあがり、目尻を指先で拭った中学のガキの頃・・・・・フェアレディーZ(S30)、コロナ2000GT、そしてカワサキのZ2によく従兄弟から乗せてもらっていた少しずつ色気が出てきた頃だ中2の夏スターレットのツインキャブを運転したあのソレックスサウンド、ノンパワーアシストなステアリングハンドルを握る手の汗を今でも覚えている肩に力が入りすぎだったのだろうシフトチェンジに何度も失敗した原付いわゆるカブでどこまで出るか試したどこまでも続く直線の農道だったその横を従兄弟のZ2モリワキ改が、3速ウィリーで抜かしていった足元の熱いエンジンの感触何度も、その直線を往復した60キロメーターを超えたとき、全身が震えたはるか彼方に陽炎が揺れていた中学のガキが、クルマや単車に目覚めた夏わたしの稼業の原点だったのだろう駆け出しの星野一義がわたしの憧れだったその頃の初秋好きなオンナ・・・いや少女がいた別の中学の同級生だった今でも忘れられない存在であるはじめて見た時の伸びやかな肢体を鮮明に覚えている京都で暮らしていると風のウワサで聞いた一児の母になったらしい新幹線で停車すると、いまでも心が揺れ動く夕暮れの海18才の頃、kawasakiでここに来た同じ風景をともに見たそして将来を夢見て語り合った琥珀色に染まった横顔そして、闇に包まれていった二つの影2009_04190049 posted by (C)マイスターわたしはタバコに火をつけた懐かしい潮騒、そして海風甘酸っぱい追憶・・・アラベスクありがとうなヒリヒリするぜ・・・・・2009_04190054 posted by (C)マイスターPS フィクションです。 無免許運転はダメよ~ん!(爆!)
2009.04.21
先週、オークションで落札したアルトバン。某銀行で使用していたクルマです。2009_04130004 posted by (C)マイスターわたしらが整備していると、車歴がほんのりと見えてきます。外装1)バンパーやハッチバックにキズや凹み2)ツヤなし内装1)運転席タバコ穴多数2)インパネ、ツヤなし3)タバコの灰で汚い4)タバコ臭い5)シフトレバー、各種スウィッチにポマード痕6)ラジオが聞こえないとにかく、愛情なんて感じられない使われ方です。外装の1)については、タッチペン跡があります。ぶつけると、社内の「目」が厳しいんだろうなぁ~内装については、とにかく客先に行ったあとで、とにかく一服してたのでしょう。それに慌てて火を消したのでしょうか?ヘビー又はチェーンスモーカーだったと思います。さて、このクルマを生き返らせるために・・・・・・外装は、今週末自社板金します。内装は1)FM/AMカセット、フロントスピーカー取付け2)インパネ、ガラス、スウィッチ類、天井、ラゲッジ、 そしてトリムの清掃及びクリーニング3)エアコンフィルター交換以上を本日中に終わらせました。2009_04130007 posted by (C)マイスター次に、中古のフロントシートに交換し、助手席サンバイザーの取付け、そして車内の臭い消しを行って、代車デビューです。おっと、その前にポリッシャーでピカピカに仕上げないとね!なんとなく、このクルマを見ていると、「オヤジの悲哀」を感じてしまいました。 オトコは、いつもの海峡の見渡せる駐車場にクルマを止めた 灰色の空に、灰色の街 疲れた身体をシートに深く預けた オレの人生ってなんなんだ 叫びたい気分になる 取引先と決裂した交渉 会社に帰っての上司への報告 長男の進学問題 ルームミラーに映る、乱れた前髪と増えた白髪 不景気だが、年々増えるノルマ 雑音を伴うラジオからの歌謡曲 一本のつもりが二本になり、そして・・・・・ 間欠ワイパーが霧雨を切った 遠くから霧笛が聞こえる そろそろ帰社しなければ・・・・・ 一筋の雨だれが、オトコの頬を濡らした・・・・・な~んて、ハードボイルドなタッチの「オヤジの悲しみ」を抱えてきたアルトバンに見えてます!(笑)これから、素敵な女性も乗ることでしょう。綺麗に化粧直ししなきゃね!!
2009.04.13
本日も一日、ピットはおおわらわでした。わたしは・・・・・確定申告の準備、並びにお客様対応、車検時の納税証明の取得、故障車の現地確認・・・・・などで動きました。毎日、最低一台は車検のご予約をいただき、各種修理なども着実にご入庫いただき嬉しい限りです!ありがとうございます!!さて、午前中の日記で書きました、中編ハードボイルドですが、触りの部分だけ公開します!楽しいなぁ~(笑)【ハードボイルド週間】秋雨の中、ネオンに濡れた歩道橋を渡り駅へ向かった不景気な街とともに、わたしも落葉を思わせる風貌になったようだ皺(しわ)と白髪、夜の帳(とばり)に溶け込む色の服装が、現実のわたしであると言ってよいジャンバーの襟を寄せ、歩を進めた「chain drinker」そう形容するほど飲んだしかし、いつもの夜の流儀であるまだ連中は、二次会で昔話しに花を咲かせているであろう打上げの前に店を出たわたしには苦痛なだけだ明らかに違う世界に背を向けた客引きが傘をさして、何かを配っている中年のオヤジが狙いのようである如何わしいサービスの類(たぐい)であろう睨みつけると、客引きは一歩下がり俯いた鈍く黄ばんだ街を振り返り、歩を進めた暖冬とはいえ、今年はことさら寒い晩秋になったあのとき、嫌悪感の日々を過ごしてきた横並びの電車のシートに身を任せ、記憶の糸を手繰った左手が悴んで(かじかんで)いた座席に掌(てのひら)を置き暖めた友人関係が煩わしかったのであろうかわたしは生まれながら孤独癖があるそして自己主張が強い、生意気なガキであった今日はここまで!(笑)下書きして出来上がったら公開します!
2009.03.04
いつも「短編ハードボイルド」を見ていただき、ありがとうございます。まだまだ、文章としては幼稚な部類ですが、最近忘れられている、権力に対しての反抗、そしてオトコとしての誇り(オンナはもっと強いものを持っているから)、など、少しでも描写できればと書き続けています。今回は、高校生~社会人~現在に至る、一昨年の同窓会で感じた少し甘酸っぱいハードボイルドにします。短編ではなく中編?くらいの量になりそうですので、少しお待ちくださいね♪
2009.03.04
----- ----- ----- ----- --- ひさしぶりに短編ハードボイルド----- ----- ----- ----- --- KAISYA 会社KATEI 家庭KANOJYO 彼女 (KAMISAN かみさん?)オトコの3Kかもないやになることもあるよな窮屈な世間に押しつぶされてないか?自我を殺してないか?隠した牙を忘れてないか?「俺」って最近言ったか?オトコの時間忘れてないか?いいもんだぜ・・・「俺の時間」大切にしたいねPS 40を過ぎて、再び跨った鉄の馬 ご同輩の諸兄 いいもんですよ 厳しい時代だけど、お互い頑張ろうよな
2009.02.13
いたる所に、「オブジェ」が置いてある2009_01110140 posted by (C)マイスターセクシィーヒップだなサラリーマンも買えるクルマとして一世を風靡した、スバル360である2009_01110141 posted by (C)マイスター初代ホンダ:ライフだ60才になる従姉妹の愛車だったな2009_01110143 posted by (C)マイスターこれはインパクトがあった逸品2009_01110177 posted by (C)マイスターバーハンドル(単車のような棒ハンドル)の三輪車は初めて見たシフトとメーターはノンオリジナルのようである2009_01110181 posted by (C)マイスターなるほど・・・・・・エンジンは空冷から水冷に積み替えたようであるしかし貴重なクルマの一種だな2009_01110179 posted by (C)マイスターこのサスペンション?にも味があるどのような乗り味なのだろう・・・2009_01110180 posted by (C)マイスターここもいいね味がある2009_01110183 posted by (C)マイスター合計460キロの行程費用は7.000円そして18時間の、「オトナの冒険」でした全10巻、お付き合い頂きありがとうございましたまた連休の際に、ハードボイルドな休暇シリーズを続けていきますので、よろしく御願い致します
2009.01.12
いたるところに昭和の香りが・・・2009_01110157 posted by (C)マイスター心の隙間を埋めていく2009_01110156 posted by (C)マイスター上手く撮れなかったが、昭和30年代半ばと見た新幹線のブリキの玩具である現物が出てくる前だろう先日引退した0系とは似ても似つかない2009_01110165 posted by (C)マイスター東京~大阪:夢の超特急3時間哀愁を感じるフレーズだ台車がエアでなく、当時の「国電」と同じバネだそれに車体下のカバーがなく、下回りが丸見えである空想の新幹線車両だったんだな2009_01110164 posted by (C)マイスター西鉄バスの写真であるこのカラーリングは小型観光用であろうむかしの車両は表情がある現代の無機質で空気抵抗や安全性重視だと、没個性は免れない一考の余地があるのではないだろうか2009_01110172 posted by (C)マイスター微笑ましいね足こぎだろうな2009_01110201 posted by (C)マイスターミゼットかなわたしには、あまり記憶にない車検ステッカーが実動車を表す2009_01110191 posted by (C)マイスターオート三輪車今でも現役のオート三輪があると聞くわたしら小学生の頃は、近所の氷屋が使っていた2009_01110174 posted by (C)マイスター日産のボンネットトラックであるUDマークがない民生デイゼル(日産ディーゼル)時代のものなのかそれとも民生デイゼル出資前の日産オリジナルなのであろうか不明2009_01110186 posted by (C)マイスターわたしより上の先輩諸兄には、興味津々だろうな記憶が薄い・・・左はスバルで右は・・・確かマツダだったか?2009_01110194 posted by (C)マイスターこのあたりから、わたしの記憶は鮮明になる人間の記憶は、小学校あたりくらいからなのか・・・2009_01110199 posted by (C)マイスター
2009.01.12
観光客が増えてきた少々休息をとることにしたここの喫茶店では、エレキギターの弾き語りで繁盛していた2009_01110148 posted by (C)マイスター石原裕次郎、小林旭、そして童謡・・・・・・いいね裕次郎は好きではないが・・・・・・昭和30~40年代前半は、この人がキムタクのような人気だったのだろうか2009_01110168 posted by (C)マイスター小さな頃、買った覚えがあるなキャンディーだったか、吉備団子だったか思い出せない今でも子供は好きなんだな2009_01110173 posted by (C)マイスター上手く再現された、お茶の間巨人:大砲:玉子焼きだな2009_01110160 posted by (C)マイスター再び、入り口に立つ気になるものがあった2009_01110202 posted by (C)マイスター宇佐参宮鉄道かディーゼルかガソリンカーなのだろう現存すれば、いいアイテムだっただろうにね2009_01110203 posted by (C)マイスター
2009.01.12
次の移動を考え、太鼓と笛を背にして「神楽宿」をあとにした2009_01110108 posted by (C)マイスター高千穂から大分県竹田市へ、県道8号線を北上した途中、これまでの行程で最悪の路面状況であった2速急勾配の上、祖母山系沿いのルートは凍結対向車がまったくない、クルマ一台の道幅ガケはすぐ側だ画像を撮る精神的余裕と、気を抜けば滑り出す路面状況で画像はまったくないいま振り返ると、よく格闘したものだ別府で一息入れることにした鉄輪(かんなわ)温泉の比較的新しい温浴施設だ2009_01110112 posted by (C)マイスター方々で湯煙が上がっている世界最大の温泉地の光景が山頂から見て取れる側溝からも湯気と硫黄臭が上がる2009_01110114 posted by (C)マイスター疲れを取り、次の目的地「豊後高田市」へ途中ソニックに抜かれた2009_01110115 posted by (C)マイスターここが街の中心部の入り口になる昭和の街がそのまま残っているわけだ2009_01110128 posted by (C)マイスター寂れた商店街を、尚のことならそれを追求して観光地にした試みが成功した、国東半島の小さな街である2009_01110120 posted by (C)マイスター各所に懐かしい光景が散りばめられている2009_01110204 posted by (C)マイスターフフフ・・・・・・こんなの見て懐かしいと思えば、ご同輩だな2009_01110137 posted by (C)マイスターおっさんも年代モノだな2009_01110131 posted by (C)マイスター舞台セットではない、現実に残る昭和の足跡2009_01110145 posted by (C)マイスター古いものも、見直せば生まれ変わる2009_01110139 posted by (C)マイスター午前中から盛況な通り2009_01110135 posted by (C)マイスターガキの頃、栓抜きと紙コップを持って、失敬したもんだ2009_01110205 posted by (C)マイスター
2009.01.12
イザナミの尊に魂が入る2009_01110078 posted by (C)マイスター厳かに舞は始まった2009_01110083 posted by (C)マイスター子供の時分から、伝承されていく夜神楽である2009_01110067 posted by (C)マイスター気温の下がった「神楽宿」「神」は舞続ける2009_01110087 posted by (C)マイスター更に激しく・・・・・・2009_01110099 posted by (C)マイスター
2009.01.12
「御神体の舞」が終わり、休憩になる左に刺してある竹の中に「酒」=この地域ではそば焼酎が入ってある「かっぽ酒」である2009_01110031 posted by (C)マイスター竹のぐい飲みで頂く2009_01110033 posted by (C)マイスター煮しめなどが振舞われる素朴な味に、懐かしさを憶えた2009_01110060 posted by (C)マイスター凍えた身体にうどんが身にしみる地域の方々との交流も、楽しみのひとつだ2009_01110062 posted by (C)マイスター「振舞い」が終わり、終盤の舞が始まる2009_01110072 posted by (C)マイスター
2009.01.12
ゆっくりと時が流れ、宴もたけなわであるいよいよ、どの参加者も楽しみにしている「御神体の舞」が始まる2009_01110053 posted by (C)マイスターイザナギ・イザナミの二神が酒を作るお互いに仲良く飲んで抱擁し合い、夫婦円満を象徴している舞である動きがユーモラスで、子供は見ないほうがいいかもしれない2009_01110051 posted by (C)マイスター神楽宿の方々に、「ほしゃどん」=舞手が降りてくるのは、この「御神体の舞」だけである2009_01110037 posted by (C)マイスターちょうど「中弛み」の時間に行われ、目を覚まさせる効果もあるそうである2009_01110041 posted by (C)マイスターもちやお菓子がこの舞の間にばら撒かれ、たくさん取ることで福を招くと言われている2009_01110039 posted by (C)マイスター静から動へイザナギの尊の舞が激しくなる2009_01110054 posted by (C)マイスター更に激しく、最高潮に達していく2009_01110058 posted by (C)マイスター
2009.01.12
夜神楽の動画数百年と脈々と続く、日本書紀に通ずる神楽舞神々が里に降りてきた大切にしたいね2009_01110082by マイスター
2009.01.11
福岡:大分の県境を越え、日田市街をバイパス経由で通過し、大分:熊本県境へ峠に差し掛かる前に、「木の花ガルデン」のイルミが綺麗で立ち寄ってみた2009_01110010 posted by (C)マイスターここは、産直の農産品を販売する「直売所」であるが、年収(年商ではない)数千万円の農家が多数いると以前テレビ番組で取り上げられていた本気に勝るものはないな2009_01110020 posted by (C)マイスター季節外れと思うかもしれないが、真っ暗な街道に、ホッとする場所になることは請け合いであるただし、コストが問題になるであろうが疲れた身体を休めるために、杖立温泉で一風呂浴びることにするが、すでに午後10時を越えているいつもの、地元民が利用する風呂に入ることにしたが前回入浴時はとてもぬるく、悲惨な思いをした2009_01110025 posted by (C)マイスターやはりぬるかった・・・・・・200円で欲情・・・いや浴場を独占できるのはいいのだが、やはり、しっかり営業している風呂に入るべきだった熊本:宮崎県境を越えるときには、すでに日付が変わっていた路面状況が良ければ、福岡から高千穂まで2時間を切ることもあったのだが、年のせい?とこの悪路ではムリだ今回の「神楽宿」は、新築の大きな民家であった珍しく、夜店も敷地内に出店していた新年初めての夜神楽なのであろうか2009_01110032 posted by (C)マイスター33番の舞のうち、半分以上は終了している早々に「御神前」の焼酎2本を献上し、撮影に入った2009_01110028 posted by (C)マイスター
2009.01.11
昨晩は、みなさんの多数のコメント、ありがとうございました雪の降る、九州山地をアルトのサマータイヤで、強行突破するという(いつもやってますが)、無謀極まりない計画に、深夜までお付き合い頂き感謝の念に堪えません重ね重ね、ありがとうございましたさて、この行程について画像とともに、まとめます会社をPM7:30に出発しましたどうも、困難な路面状況を走るのが好きなんですが、積雪路面では、大きなクルマは自殺行為なので、数ある軽自動車の中から、燃費が良くコントローラブルなスズキ:アルト:5速マニュアルを選択しました2009_01110007 posted by (C)マイスターわたしの選択が正解だったと思われるでしょう(笑)こんな状況で、福岡と大分の県境を延々と走りました会社の出発前に、チェーンを探したのですが、見当たらずまあ、ハードボイルドな夜にはいいかと勝手な解釈でそのまま出発としました
2009.01.11
本日も、たくさんのご来店いただきました。車検、整備、点検・・・・・とありがとうございます。さて、ここからはプライベートタイム。相方と愛猫を残し、宮崎県:高千穂に数百年も農閑期にひっそりと続く、夜神楽へ行ってきます。福岡県宗像市から、飯塚市→大分県日田市→熊本県阿蘇市→高森町→宮崎県高千穂町と、九州山地を縦貫するルートを取ります。あいにく、いや楽しみな雪道の行程になります。今回の相棒は、スズキアルト、5速マニュアル車です。確かチェーンの在庫があったので、それに牽引ロープ、工具、スコップなど積み込んで出発します。街灯も何もない、暗闇の道を進んでいきます。途中の困難を克服しながら、現地へ着いたときの充実感と幽玄な、夜神楽・・・・・・ハードボイルドナイトが始まる!!PS 途中メール更新しながら、ゆっくり進みます。
2009.01.10
わたしには、時間調整、そして気分転換のために立ち寄る喫茶店が数ヶ所あるどこも清潔で、静かにそこのカフェを啜る雰囲気には脱帽である山の中腹の住宅街にあるレモンイエローの店学生街の少し奥まったところにある古風な店大きな通りに面した、見事な欧風庭園の店そして、古びた物件をそのままに、イタリアの小島のカフェを思わせる店・・・「いらっしゃい」「降りそうだね」傾きかけたドアを押しながら、いつものココアを注文した「お仕事中よね」「あぁ、今から出張さ」「いいわね、天気が良ければ旅行気分ね」絵描きが被るような帽子が似合う、30半ばのオンナスレンダーな肢体に良く似合う雲間からの日差しを浴び、窓際の席で小説を読んでいた木陰がゆっくりと影を刻んでいるクラシックが、わたしの気分を緩ませてくれる大切なオンナたちが、いつも幻のように消えていく小説その最後のオンナが紅茶を入れる場面だった「また同じような小説ね」わたしの傍に来て微笑んだ「悲しい小説が好きな暗いオトコさ」「そうなの」大きな瞳に、わたしは弱い「グランキームンのフラワリーオレンジペコって知ってるか」「それって紅茶よね」「ここに出てるのさ」わたしは、小説のページを見せた「キームンは中国の高地、確か雲南だったかしら」「入れてもらいたいな」わたしは、そう言いかけたしかし言えなかった主人公は、フラワリーオレンジペコを数回飲んだだけで、その大切なオンナを失ったからだわたしには悲し過ぎたフラワリーオレンジペコその優しい語句を、ここの店主が言ったとき・・・・・・過去の優しすぎるオンナに重なったここの店も、わたしには悲し過ぎる店になってしまった3度目の冬わたしは、行かなくなった店を通るたびにあのフレーズを口ずさむフラワリーオレンジペコドアの隙間から、あの帽子が動いていた
2009.01.09
東京から高速で3時間架空のN市を舞台に、オトコたちの熱い友情、そして別れを描くハードボイルド全10巻2008_11010012 posted by (C)マイスターN市唯一の高級クラブ:ブラディードールを中心にコングロマリットを形成したオトコ、川中良一いつの間にか、川中はN市で起こるトラブルに巻き込まれ、その度に、無残な記憶を刻んで生きていく架空のキャスティングを考えてみた一度読んだことのある諸兄には、どう映るだろう川中社長 川中 宇梶剛士 〃愛人 明子 専務 藤木 石橋凌バーテンダー 坂井 坂口憲二バーテンダー 下村 吉川晃司弁護士 宇野 佐野史郎 殺し屋 叶 堤真一 ホテル経営 秋山 佐藤浩市ピアニスト 沢村 寺尾聡画家 遠山 北方謙三 〃愛人 玲子 内山理名秋山の妻 菜摘 YOU秋山の娘 安見 井上真央艇長 土崎 中尾彬医者 桜内 阿部寛ヤワなテレビドラマに見飽きてないか?オンナのケツばかり追いかけるような内容が軽いやつばかりなんだよなたまには、オトコの哀愁を見せるストーリーもいいと思うがね・・・・・・寺尾聡のリズムにあわせてね再放送でやってもらいたい番組ってあるかい?自分は・・・・・・刑事スタスキー&ハッチ横溝正史シリーズ(古谷一行主演)ソウルトレインたかじんのバーカレイドスコープ(ニュース)ウィークエンダー懐かしいね
2008.11.02
ハードボイルドの大家、北方謙三氏著作、全10巻「ブラディードール」シリーズ「血塗られた人形」=「ブラディードール」と言う、高級クラブを経営する、主人公:川中良一の廻りで巻き起こる、様々な血生臭い事件を通して、「オトコ」の在りかたを問う、ハードボイルド作品開店前に、死んでいった友人へシェイクしたドライマティーニ、いわゆるボンドマティーニを飲む川中川中を殺すために雇われ、今は川中のためだけにボンドマティーニのシェイカーを振る坂井2008_10280018 posted by (C)マイスターボンドマティーニ左が6オンスグラス右が4オンスグラス2.5→3→4→6オンスと様々な大きさがある川中は2口か3口で空ける多分3オンスか4オンスであろう6オンスだと決まらなかったな・・・・・・このシリーズ、すでに数十回と読み返している心の空白を感じたら・・・・・・読んでみな
2008.10.31
タバコの煙淡いダウンライトそろそろ終電車の時間だ遠くにランディング体勢に入った黒い鳥が下りて行くディスプレイを落とし、セキュリティーをオンにしたわたしは黒い空間に背を向けた眠らない、いや眠れない街最終便であろうか頭上を黒い鳥が飛び立っている識別灯が悲しく見える酒臭い電車で鳥小屋へ帰るか、それとも彷徨うかやりきれない時は、琥珀の液体を流し込む乾いた寒さを紛らわせるためなのか「いらっしゃいませ」アンティチャンバーにコートを掛けた「いつもの」言い終わる前に、バーテンダーがショットグラスにアイスを放り込んだワイルドターキー、オンザロック喉から胸に容赦なく熱い液体が流れ、わたしの記憶を呼び覚ます切ない記憶だ角の取れたアイスに再び悲しみが注がれた「こんばんは」「やあ」となりにオンナが座ったわたしより長い常連客だ「あなた、羽田の近くで見かけたわよ」「会社が近いんだ」「わたしもそう」「羽田か・・・・・・」黒い鳥に乗れば、悲しみは深くなる「最終便のフライトが終わるとホッとするわ」バーテンダーは僅かに頷いたわたしは、テーブルに「いつもの」金額を置き立ち去るだけだ「いつものか・・・」暗い夜道で囁いてみた人生で無くした大切な代償は果てしない大きさだ胸のうちにある大切ななにかわたしも「いつもの」疼きを感じながら生きていくアイツもそうなのかご同輩にもあるだろうなオトコの切なさかね・・・
2008.08.03
柔らかく潮風に包まれる海岸線わたしはレガシィーを風の吹く方向へハンドルを切った南に傾き朽ちた松を一瞬照らす黄ばんだ灯に僅かに浮かぶロビーを目指した落日のあと、北風が強くなったようだ。「お帰りなさいませ」わたしは、少し手を上げた意味深に微笑むフロントレディーからキーを受け取ったこの季節になると、暖炉の薪も本格的にくべてあるなにしろここは岬の先にある、古びたコテージだからだ風が吹くと鉄枠でできた窓の隙間から笛のような、いや老人の呟きにも似た風音がロビーに響き渡る古いコテージであるしかし景色の良さがあるそして家族経営の暖かさがあるここに居を構える「お客」も多いなにしろわたしもその一人である昨年450万で権利を買った管理費は毎月3万円食事はその日の昼までに予約する一食が800円だ朝食は数度しか食べたことがないさながら、変わり者の集まるアパートである部屋の広さは独り者に丁度いい12畳くらいか照明と同じく、暗い色調の内装品が設えてある何度もニスで塗り替えられたドアが「歴」を感じさせる客室は15しかない「早いんですね、油木島さん」先ほどのフロントレディーが傍に立っていた新聞を読んでいたわたしの横にお茶を置いたロビーとダイニングは兼用である「ああ、メグちゃん晩飯はなに?」「アラカブの煮付けでしょう、そんな香りだね」微笑みながらフロントに戻る姿を目で追った暖炉に一瞥しデスクに潜った姿を眺めていた20代後半のいいオンナの部類に入るのであろうここのオーナー、すなわちめぐみの父親がチーフであり、管理人といったところだ父一人娘一人で長年暮らし、海との会話もできるのであろうか食材も見らずに、外れたことは一度もない年に一度は親子で外壁の塗装も器用にこなすリタイヤした「お客」の数人も、楽しげに手伝っているようだフロントに5つ、通路にも5つ、そして小さなダイニングにも5つ二等辺の三角に配した20Wくらいの暗い白熱灯そして秋から春先は暖炉の明かりだけ「コテージ ストロベリー」気にはなっていたが、まったく似つかわしくない名前であるダイニングには先客がいた202号室の作家の永田だったわたしのふたつ隣の住人である主に日本の先住民族史を、年に二度出稿しているらしい住みはじめて13年になる変わり者の一人である「一杯のワインと葉巻があればそれでいい」夜はそれだけで席を後にする五年前に煩った喉頭ガンの手術で、今はまったく喋れない軽く会釈すると、永田は立ち上がって部屋に戻っていったチェックのパンツと無地のシャツそれに茶色のつっかけ年中この格好である窓を打ち付ける海風とスタンディングライトそしてゆったりとしたアームチェアーこれが永田のベッドである夜はずっとこの姿勢で過ごすとめぐみから聞いたたまにドアが開いたまま寝ているらしい夜回りの時にそっと閉めるそうだ「よう」不意に背後から声をかけられた再びわたしは軽く会釈したオーナーの副島である「めぐちゃん、さすがだなアラカブだったよ」「ちょっと座っていいか」わたしは、軽く海側のイスに目を向けたお構いなしに副島は紙巻に火をつけたライターは使わないマッチをつける横顔が一瞬照らされるわたしも構わず、アラカブに箸をつけた暖炉の温もりと微妙に入る隙間風最新のホテルにはない味があるわたしより少し大柄で筋肉質180センチくらいであろうか額にいつも二本の皺がある副島とこのコテージ疲れた調和になっているめぐみの親父としての風格なのだろうか。「油木島和明」わたしは箸を止めた何食わぬ顔で、また箸を動かした「世話になったんだ」「なんで親父の名前を」「中にいてね」沈黙「めぐみの母親を看取ってくれたんだ」わたしの親父は検察官だった学生の頃、そんな話を聞いたような記憶がある不憫だとどうしたかは知らない副島がどのような経緯で、ここを経営しているかはわからない中古のオーナーチェンジであることは、古さから解るわたしにはどうでもいいことであるきれいに骨を皿の右側に寄せ、わたしも紙巻に火をつけた。「ストロベリーか」「めぐみが15のとき、アイツは逝った。一に五、イチゴって訳さ。お互いアイツを忘れないってことだ」「フフフ・・・、照明も15って訳か。合ってないぜ、この建物とアンタにはね」「いいじゃないか、これからアンタとめぐみで甘い夢を見たらな」副島がウィンクして席を立ったここで晩飯を食うときは、めぐみがわたしの部屋にくる日である。ここの出来事はすべてお見通しってことか・・・親父の説得はいらなそうだ。
2008.01.04
小さな山間の駅に降りた南へ10数キロ進むと、切り立った山の麓に一軒宿の温泉が点在する最寄の駅であるローカル線ではあるが、この先に若い女性の憧れる湯布院があるため、都会から観光特急が数時間おきに走っているしかし、この小さく木造の古びた駅舎で降りる客はほとんどいない手書きの観光案内で、ビジネスホテルを確認し、シャッターの閉まった商店街の裏手を歩いた晩秋の夕方もう陽は沈んでいたが、ところどころにある水銀灯が、葉を落とした老人のような木々を哀れに見せる川面は深く、そして冷たく曖昧に流れを写しているただ、仄かに鼻腔を刺激する硫黄臭と流れの音が、この川の性格をわたしに教えてくれるのだ「お待ちしておりました」ホテルのフロントマンが、目礼しながら宿帳を出してきた「一泊でよろしゅうございますね」「ああ」わたしは、偽名と偽の住所を書いたなんとなく嘘を書くと、訳知りな気分になってくるどうせチェックすることもないであろう「確か昨年の今頃もお越しくださいましたよね」愛想のいいフロントマンが聞いた「どうして?」「ここからタクシーを呼ばれましたよね。あそこの集落に行く方って始めてでしたから」「なるほどね」晩秋わたしの好きな季節である一昨年、友人が一人寂しく逝ってしまった急性心不全である山奥の一軒家に友人の実家があるここの紅葉はちょっとした見ものである年に一度、この季節に仏壇に手を合わせるのを勝手に決めていた燃えるような木々の頃も、深い山から吹き寄せてくる涼風で悪くないだろうただ余りにも騒がしい蝉の声と蚊の攻撃で、何も言わなくなった友人と静かに語らえる雰囲気ではない友人の実家には明日の起抜けに行くことにしたこの時間になると、麓のこの街のタクシーでも嫌がるほどの外灯ひとつない山奥にあるからだどうせなら、紅葉も楽しみながら行くと実家へ電話を入れたホテルの一階の入り口横に居酒屋が入っている多角経営の一環なのか利用者以外の客も狙っているのだろう近所にはそれらしい店が見当たらない「一杯飲みたいのだがね」「裏口から左手に出ると数件ありますよ」フロントマンの通りに外に出た盆地のこの街の夜は底冷えする客のクルマであろうかフロントガラスに白いものが降りかかっている駐車場を横切ると数件の飲み屋街が見えてきた昨年は深夜近くに投宿したので、裏街を歩くのは初めてである居酒屋、焼肉、うどん屋など一通り揃っているようである地元の社交場という感じでもない華やかさがないのだひとつひとつが気だるさを醸し出しているからだろうスナックもいかにもやり手婆さんが経営してそうな感じである品定めよろしく、10軒ほどの店の前を歩いた「しょうがねえや」独り言を言いながら、そのうちの少し照明の明るい店に入った「いらっしゃい」店内を見回したまだ時間が早かったのか最初の客である予想通り、どこにでもある安直な造りの店であるただオンナの数が多いようだ「なんにするね」「バーボン、ターキーをな」そんなのあるわきゃねえだろといった表情でオンナは後ろを向いた「ママァ~、バーボンってよ」「2番棚の右上」小さそうな給仕室の方から少し皺がれた声がしたオンナはカウンターへ廻って探しはじめた下半身がいかにも使い込まれた形状である生活感が漂ってくる「こんばんは」少しソバージュの細いオンナが、座ってきた「お兄さん、ここの人じゃないみたいね」「なぜ」「だって洒落たクツだもん。土もついてないし」可笑しそうに笑っている確かにこの周辺は、畑や田圃が広がっている「博多?」「似たようなところさ」「やっぱり・・・」少し悲しげな表情で俯いた先程のオンナが、ターキーとアイス、そしてロックグラスを二つ黙って置いた。「わたしにも飲ませてよ」「ああ、俺が作ってやる。見てろよ」グラスにロックアイスを数個入れ、マドラーでしばらくかき混ぜる「こうすると、ほらグラスの熱を奪ってアイスが溶け出しただろ」黙ってオンナはグラスを見つめている「二つ分のアイスが入るよな。ここでバーボンを入れるんだ」「詳しいね」「いや、これが俺の流儀さ」ロックであるボトルの減り、そして身体に染込むピッチは早い横顔が、いや横から見る唇が印象的なオンナである触りたい衝動に駆られる厚く柔らかく、そして濡れたようなルージュが、わたしを誘っているかのようだ「博多に来ることは」「もう数年ないわ」「そうか、たまには都会もいいぜ」「でも3年前まで15才上の彼氏がいたところなの」「苦い思い出か。何年付き合ってたんだ」「2年半ってとこかな」もう少し飲ませて誘ってみるかワイルドターキー度数は50度であるケンタッキーバーボンの独特な香り、いや好きでなかったら匂いで、ブランデーより酔いが廻りやすいましてロックである「おれ、お前のこと気に入ったぜ」「わたしも、あなたの飲み方にオトナを感じるの」「フフフ、来週博多に来いよ」「そうね部活が終わって・・・」わたしはアタマの中で算盤を弾いた最低でも、18才-3年前=15才・・・中学生が15才上の・・・悲しいよな・・・「そうだな来年来いよ、お愛想」若いオンナは好きだが、わたしには少女趣味はなかった店を出ると吐く息が白かった博多より星が近くに見えた明日は朝が早い
2007.11.01
本日、【ハードボイルド再び】というテーマを新しく投稿しました。これまでの「戯言」はこちらから!20くらいの短編集です。書きかけたのですが、今日はイマイチ乗れません・・・・・・月末だからかな?(笑)今夜は旨い酒でも煽って、気分よく書いてみます!
2007.10.31
前回の「ハードボイルド週間」から半年が経ちました。わたしのマス○ーベーションみたいなものですが、オトコの悲哀を感じていただけたらと思います。オトコとオンナ解りあえないものです思い込みと誤解が昇華していき、別れが訪れます一方的ですがオトコの習性を解ってもらえれば・・・いえ、決して解らない部分もありますが・・・素敵なわたしの女性読者に捧げたいと思いますこれまでの「戯言」はこちらから!
2007.10.30
閑静な街であるそう言えば聞こえはいい新興住宅地と言われるようだが、既にその響きは風化している古い巨木に成長した、いや最後の役目に近い桜並木桜を散らす暖かな風だが、風そのものが余計なものだろうそっとしておいてくれとこの街には、風さえも平穏を乱すものなのか整った古い家並苔むした石垣息の詰まるような新緑の香りどの家にも歴史を感じさせ、来るものに威厳を発しているいや生命を謳歌することすら否定している木々の切れ間から木漏れ日に漂う軒を見る強面の老人が今にも顔を覗かせる錯覚に陥るこのまま桜の古木とともに朽ち果てるのだろうこの街の発展は、わたしが生まれた昭和の時代40年前である高度成長期と呼ばれた頃だこの街を取り巻くように、更に新しい街ができた40年後新しい街も、同じように枯れていくのかそして、このあたりはどうなっているのだろう枯れ草の中に立つ、枯樹と倒木わたしもこの枯れ草で静かに眠るのであろうか無数の老いた視線に押され、わたしは立ち去った
2007.04.04
医者が相手の仕事慣れるまで5年かかった例年、わたしの営業所にも10人前後の新しいメンバーが入ってくるが、1年後に残っているのは、せいぜい2人であるそれだけ、ルーティンで疲れるのである医療機器の取引は、一度で数億のカネが動く小さな取引でも100万は下らない相手に対しての贈り物は勿論であるが、中には、嘱託医へのリベートで受注することもある会社としては、使途不明金として処理する一度の失敗が、リカバリーできないこともある塀の上を歩く毎日である毎年恒例の学会に同行する今回はK市だった昼と夜の活動医師には学閥がある同窓の研究発表には、応援で律儀に出席する面識が殆どなくてもだ先輩医師からの要請なのだろう学会では、すばらしい先生方であるその時間、わたしたちは夜の会合のセッティングに走る食事は地域の特色を生かした会席これは総務で3カ月前から押さえているそこで一流と言われるクラブやラウンジはK市営業所長の名前で貸切ってあるこれで、かなり他社よりアドバンテージが取れるまた、タクシーの確保も地方都市での開催では困難を極める時間貸しでの契約が欠かせないわたしたちの重要なセッティング夜のオンナたちの確保だつまり提灯持ちである医者の中には、その地域の方言を使うオンナだの法令で反しない限り若いオンナだの、貧乳がいいだの、様々なリクエストが事前に舞い込んでくるだから毎年、医者ごとのリストを作っている社内のシステムに、顧客コードごとにデータとして保存してある実名は伏せてある、よくできたシステムだ数年続けていくと、あまり外れることはない学会とは羽目を外す、年に一度のいい口実にもなってるK市も、この夜だけはオンナが不足するのは目に見えていたわたしはM市に飛んでいたK市へ電車で2時間弱である少しの期待を秘めながら・・・・・こちらへ・・・・・・わたしは、街で中堅規模のプロモーターの事務所に案内された契約は20名ですが、一応お気に召さないときのことを考えて多めに派遣しておきます・・・・・無事に交渉も終わりあとは戻るだけである8時までには、K市へ戻らなくてはいけないしかしわたしは、駅とは正反対の方向へ歩いたM市には、以前婚約しているオンナがいた理由は優しさが重荷になってきたからだった別れ際の顔が、どこか胸に痞えていたアイツは生きているだろうか彼女の家は、開発から取り残されそのままだった南国特有の赤みがかった太陽が傾いているわたしの影も斜めに横たわっている電柱の影に隠れ、煙草に火をつけたネクタイを緩めた3本目を吸い終えたとき・・・・・車庫が開いた以前と変わらないなゆっくりとクルマは車道に出た国産のミニバンである後部座席には・・・・・三つ編みの小さなオンナの娘が座っていたどうやら、わたしの罪は消えていたようである幸せに・・・・・・二つの仕事を終え、足取りは軽かった・・・・・・
2007.04.03
300人もの見知らぬ顔を前に、わたしは壇上に上がった訳知り顔の600個の目が、わたしに集中しているまるで全校集会だなマイスター株式会社、係長で大学時代の親友であります・・・・・・濃い目だが、スレンダーな司会に釘付けになりそうだったわたしの嗜好をくすぐるBカップであろう足首も上々であるマイク合わせは流石だわたしの隠れたマイクとも相性がいいだろうこのたびは高田家、吉村家、御両家のみなさんまことにおめでとうございます真一君、綺麗な奥さんを射止め、よかったなそもそも、真一君との・・・・・・わたしはネクタイを解いたよくもまあペラペラとわたしもウソが言えるものだ真夏の炎天下に黒服は勘弁してもらいたいが猿芝居はどうにかならないものかなんで、わたしが係長なんだ?まだ入社半年だぜ真一よぉ、一緒に留年したよなぁ成績優秀で卒業だってよ覚えてるか腹が痛えって、お前がのたうち回ったことあれはな、お前のカレーに下剤10個砕いて混ぜてたんだよ雄介と面白がってな楽しい学生時代だったぜお前のカミサン、馬子にも衣装だぜなにが綺麗だこっちまで疑われちまうぜ美人は3日で飽きるって言うからな先を見越した選択だなそう言えば下っ腹がでかいよな装着ミスか短いのになご愁傷さま良子って言ったよな下宿の辻向かいの飲み屋のオンナお前、200万騙されたよなぁわたしが捨てたオンナとも知らずようやく順番が廻ってきた駅までルームミラー越しに運転手が頷いたおめでたいよなお前ってやつは・・・・・・タバコの煙が目に沁みたPS 半分実話です!(笑)
2007.04.02
ふと思うことがオトコにはある残してきたものが大きくなかったか取り戻せないのか無常にも時は流れてそして諦めになるオトナになるいや、その言葉で自分を誤魔化してないか放たれた野獣になるしかし、過去は取り戻せない満たされぬ日々このまま老いていくのか妻の顔を見て思うそして違う自分を求めるしかし満たされない頂きは掴めないハナタレ小僧よ!初恋は大事にしろ!きっと君の親父も同じ想いさどこか暗く、重い気持ちでオヤジたちは生きているのさ!GOOD LUCK!
2007.04.01
落葉樹の柔らかい香り・・・しかし、落日の頃には微かに感じるだけであろうこれからわたしの全身を静かに、ゆっくりと白い冬の証しが包んでいく・・・・・晩秋から冬に変わり、今年のセーターを気にする時期になった小高い山の中腹に、ひっそりと佇むログハウス建物はすべて周囲に溶け込むように、深い木々の色に似せてある一見すると、作業小屋にも見える我が家である冬の温もりは、すべて暖炉で過ごそうと例年より多めに納屋に古木をストックした町道の傍の平坦な畑を買い取った地上げして3台分の駐車場を知り合いの業者に造成してもらった。もう使われてない畑だったので、50坪で2万円だったそこの脇道には、小川にかかる木造の「渡し」があり、遠回りしなくても、我が家に向かう小径に出ることができるただ苔が生え、これからの季節は滑り易い麓から直線では60Mくらいであるが、途中何度も折り返す、さながら獣道であるドアを開けるときには大きく息をついてしまう我が家に帰ってきたといった、意味のない充実感は味わえるただ本当の理由は、わたしの嗜好性、つまり合法的でないもののためであった。13年前・・・・・・アメリカからの帰りに寄ってなければ・・・・・・それからわたしは始めて趣味を持ったと言ってよいあの鈍く、そして怪しくランプの炎を映すあいつに出会ってなければ・・・・・・22口径わたしの身体に侵入してきたあいつの分身間違えないだろう右の肺が焼けるように熱い至近距離ではないあの芳しさを感じない侵入角は右前のようである大した腕であるわたしなら腹射であっても掠ることも無理だろうなぜならコレクターだからだありがとうよもう起き上がることのないであろうわたしに向かい深く青い革靴のオトコが言ったもう一度、せめてもう一度暖かい暖炉へ・・・・・・静かに冬の白い証しが振り被ってきたPS いかがでしたでしょうか?(笑)約一年ぶりのハードボイルドです。作成時間30分でした。
2007.03.31
ここ一年ばかりご無沙汰いたしておりました。【ハードボイルド週間】昨年は、一週間のつもりが二週間になってしまって・・・フフフ・・・・・・ブログはマスターベーションですので、好きにやらせていただきます。中年オトコのせつない心情と、幻を追いかけた文章をお楽しみください。ただ、いたる所に卑猥な表現が入ることもあります。ご了承ください。ちなみに昨年のシリーズは、トップページ左側の「カテゴリー」の中に、ございます。また、長編作りかけは、右側「フリーページ」の中に、「Hボイルド小説」の欄がございますので、お時間がありましたら、お越しください。では・・・・・・
2007.03.31
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