自転車操業日記
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基本的に雨の日は自転車に乗らないと決めているワタクシですが、前日雨の朝など、水溜りを通らざるを得ない状況がたまにあります。当然速度を落として走りますが、どの程度の速度にすれば背中に泥をかぶらないですむのか計算できないか?というのが今日の趣旨。はるか昔の物理の授業の記憶を引き出して描いた図がこれ。水滴がタイヤから離れようとする瞬間、遠心力と、重力のタイヤ中心への分解成分はつりあうはず。厳密には、水滴の大きさや表面張力や粘性や、タイヤとの摩擦だとかを考慮しなければならないはずですが、そんなものは無視しますwタイヤ上部の水滴が重力に打ち勝つにはrω^2=gとなるときのはず。(r:タイヤ半径、ω:角速度、g:重力加速度)このとき速度は約6.6km/h (700x28cの場合)。早歩きの速度ですねwこの速度以下ならほぼ問題なしということでしょうか。これじゃあまりに遅いので、速度別に水滴の飛跡を計算して、R3の写真に重ねてみました。これも空気抵抗は無視できない要素のはずですが、これもあえて無視しますw意外にも時速10km/hでは背中や尻は汚れなさそうです。時速12km/hと14km/hの差は思ったより大きく、ここが尻や背中が汚れない境界点になるようです。サドル高も当然重要ですが。結論:水溜りは時速12km/h以下で走れば背中は汚れない(はず)素直にドロヨケつければいいじゃん、ていうツッコミはなしですwPS エクセルで無理やり描きましたが、どこかに昔のBASICのように、チープだけど簡単な描画環境ないかしらん・・・
2007.11.06
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