高校化学の教材;分子と結晶模型の「ベンゼン屋」
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準備室にほこりをかぶっていた6年以上前の電池式マグネチックスターラー(キット)を発見しました。2017年8月に埼玉県で行われた「全国化学研究大会」に埼玉県の自習助手研究会から出品、販売されていたものです。私も参加しており、1つ購入しましたので、懐かしい。しかも、実験室や教室で気楽に使えるので、欠かせない機具となっています。直径約12㎝、高さ5㎝とコンパクトながら、1Lビーカーを攪拌できるパワーがあります。原案は、渡辺智久先生で2016年の理科実験実習講習会(埼玉県)で発表したものです。時間が経って、忘れられてしまうのはとてももったいない傑作ですので、勝手ながら紹介します。●スターラー下部単三乾電池4本です。右にモーターがあり、速度コントロールは手前の電圧コントロール基板で行います。●スターラー上部モーター先端にブーリー小、プーリー大にはネオジム磁石をゴムプッシュでつけます。●速度コントロール基板回路図です。キットにはプリント基板が入っていて部品を並べてはんだ付けするようになっています。しかし、もうプリント基板は手に入らないでしょうから、ユニバーサル基板の図もありましたので載せます。はんだ付けとねじ締めで完成するとても作りやすいキットでした。●部品配置と構造●部品表2016年版です。入手困難なものがあると思います。●私の作ったスターラー私も小型のスターラーを多数作って、生徒の滴定実験で使っていました。過去作ったスターラーのリンクを貼っておきますのでご覧ください。①極小スターラー初号機できましたギア付きの小型モーターで作りました→2017/10/5ブログ②電池式速度可変スターラーPWMコントロール基盤を使い速度可変にしました→2017/10ブログ
2023.12.02
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