高校化学の教材;分子と結晶模型の「ベンゼン屋」

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湯口 秀敏@ Re:明けましておめでとうございます…2022年記事ランキング(01/01) 素晴らしい、継続は力なり、ですね。
2024.08.12
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カテゴリ: ベンゼン屋日常

長野原町は八ッ場ダム建設工事にともなって、1994年から2019年の26年間、
ダム湖底に沈む八ッ場の村々の発掘調査を行いました。
「やんば天明泥流ミュージアム」では、それらをまとめ、八ッ場村の歴史を展示・解説しました。
となりには、「長野原町立第一小学校旧校舎」が移設してあり、明治期の小学校の様子と郷土資料を展示してありました。
①天明泥流
このミュージアムのテーマは「天明泥流」です。
天明3年(1783年)浅間山の大噴火で軽井沢をはじめとする周辺地域が溶岩と火山灰によって大きな被害を受けました。
火砕流・岩屑なだれが2日渡り発生、北麓に流下、下流では泥流に変化して吾妻川を塞ぎ、次いで決壊、
多量の水が我妻川に出て流域の村落を流失した。

幸手宿(埼玉県幸手市)における利根川大洪水の様子 (浅間山焼昇之記)

この泥流が「八ッ場天明泥流」です。
八ッ場村ではじわじわと泥流に飲み込まれたために、生活のありようそのままに発掘されています。
農村であっても、かなり豊かな生活がうかがえる日用品、家屋のたたずまいが発掘されています。
泥の中に埋まっているので木材など腐って失われず、当時の状態がしっかり残っています。
ポンペイのようです。

発掘の様子



「天明泥流体感シアター」もあり
やんば天明泥流ミュージアム「天明泥流体感シアター」ダイジェスト映像
で一部見ることができます。また、
学芸員が語る!「やんば天明泥流ミュージアム」の魅力
でより詳しく解説があります。

②縄文土器
八ッ場ダム建設にともなう発掘調査では、縄文時代草創期(約12.000年前)の土器・石器も出土し、その展示もありました。
発掘された縄文土器は大きく、装飾も豊かで、この地域に縄文文化が花開いていたのを感じさせます。
しかし、弥生式土器は出土が少なくなり、農耕が盛んになるとより平坦な地域に人々が移動していったと考えられているそうです。

この地域は、人の訪れで生活が成り立っています。
それゆえ、道の駅へ行っても、旅館へ行っても、展示館やミュージアムでも、係の方が親切で一生懸命解説してくれます。いい見学ができました。





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最終更新日  2024.08.13 16:05:43
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